キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

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【自己効力感の低い大学3年生の漠然とした就活】2級キャリコン検定第11回論述試験解答例

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はじめに

国家資格キャリアコンサルティング技能士2級検定 論述試験の模範解答シリーズ第11弾です!! 

平成25年度後期12月実施の第11回試験版になります 

ここでは一般的な解答例ではなく、キャリア理論を駆使したキャリアコンサルティングの現場で実践できるスキル習得と、合格基準の60点ではなく、70点を超える解答が書けるようになることをモットーに情報提供していきたいと考えています。 

どのように書けばいいのか分からない初受験の方を含め、何回か受けてみたものの、あと3点足りない・・・という方などにおすすめの合格メソッドをご紹介していければと思います。 

前回分の第10回は下の過去記事をご覧ください。  

www.careerlife.jp

是非、参考にして下さい。 

問題「逐語録」を読み、以下の問の答えなさい。

リンク先:キャリアコンサルティング技能検定HP
     第11回キャリアコンサルティング技能検定2級論述試験

https://www.career-kentei.org/download/2013_12grade2jitsugi.pdf#search=%27%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%91%E5%9B%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%8A%80%E8%83%BD%E6%A4%9C%E5%AE%9A+%E8%AB%96%E8%BF%B0%E8%A9%A6%E9%A8%93%27

解答用紙の設問ごとに記述すること。 

 

【解答例】

問1

相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。(20点)

ここでは問題文の中からCLの相談したい内容をどのように抜粋していくかがポイントになります。 

※下の過去記事が参考になります。 

www.careerlife.jp

解答例

CLは就職活動がきっかけで、どのような仕事が向いているのか、就活をどう始めればいいのか漠然としていて困っている。

「結婚しても働きたい」という思いや「子供のために家にいたい」と考えたり、教えるの好きだが体力がもたないと言っていたり、どうしていいのか分からず悩んでいる。

 

問2

キャリアコンサルタントとしてあなたが考える、相談者の「問題」は何かを記述せよ。(20点) 

ここではCCとしてクライエントの「問題」を見立てなくてはなりません。 

見立てるということはCLの主訴(問1の答え)から推測した裏の主訴(問2の答え)を

いかに導き出すかがポイントであり、我々プロのCCは学科で鍛えたキャリア理論を活用して答えを出す必要があります。 

※下の過去記事が参考になります。

www.careerlife.jp

解答例

CLは予測していた就活がトランジションとなり、「自分から人と話すのが苦手」「ストレスがたまる」という思いが先行し、自分の好きな教える仕事への自己肯定感が低く、興味適正やリソースが整理出来ていないため自己理解不足である。

一方で、具体的なキャリアビジョンもなく、心理的支援を得るためのコミュニケーション不足に気付いていないことも問題である。

 

問3

あなたは、上記2つの「問題」を合わせ、相談者を援助するために、 

①どこに目標をおいて、 

②どういうことを実施したいか、 

あなたの具体的な方策を記述せよ。(60点)

 

(1) 目標

無理がなく、行動可能な設定をしましょう。

高すぎる目標は現実的でなくなってしまいます。

CLが主体的な意思決定ができるように、気づきを与える状況を一緒に作っていくことがポイントです。 

※下の過去記事が参考になります。 

www.careerlife.jp

解答例

興味適正・内面・個性を確認し、認知の歪みを点検して自己肯定感を高める。

一方で、教える仕事の業界情報を提供し職業理解を深め、キャリアセンター等の内部資源や心理的支援のきっかけになるようコミュニケーション不足に気付きを促し、仕事の適性を冷静に判断し、就活を主体的に始められる状態を作り出すサポートをしていく。

 

 

(2) 実施(方策・戦略)

※(2)の実施では、問題文の言葉を引用し、事例に即して記述することでCLに迫った内容にします。

上の過去記事が参考になります。www.careerlife.jp

解答例
  1. 就職活動を不安に思う気持ちを受容・共感しラポール形成。
  2. 塾の個別指導を工夫して頑張ってきたことを褒めて自己肯定感を高める。
  3. 教えること以外の好きなこと、強み、やりがいを感じることなどを書き出して可視化する。
  4. VPI職業興味検査等のアセスメントツールを用いて客観的な評価、自己分析をして気付きを促す。
  5. 「体力がもたない」「ストレスがたまる」という否定的な認知の歪みを確認。
  6. 学校の友達以外の相談窓口や塾の先輩からの情報収集ができないか確認。
  7. どうしてキャリアセンターに入りづらいのか確認し、サポートを受ける必要性に気付くきっかけを作る。
  8. インターンシップやボランティア活動などを提案し、啓発的経験を得ることに気付きを促す。
  9. 両親に相談したのか、していないならどうしてしないのか、コミュニケーションの必要性を確認して気付きを促す。
  10. 個別指導の経験が生かせる職業を幅広い視点で見れるように客観的な資料、職業情報を提供する。
  11. 就職活動のスケジュールを確認し、時間軸を意識してやるべきことを一緒に書き出してみる。

 

 

第11回論述試験の解答例まとめ

論述試験の解答はいかがでしたか? 

今回は大学3年生の支援という設定で、就職活動に関して漠然としたイメージしかない状態ですので、自己理解・職業理解を中心に、コミュニケーション不足にも着目して、周りからの援助を受けるために気付きを促すアプローチをしてみました。  

私は学生支援の経験は無いのですが、3年生の12月にしては危機感が無い・・・持ちたくない?のんびりしている印象を持ちました。 

それと、論述試験の添削をしていて思うことですが、例えば、バンデューラ氏の理論「自己効力感」「自己肯定感」というのはニュアンスも意味も違ってきますので、CLのシチュエーション(状況)や感情が出ている逐語録の表現を意識して使いこなして頂ければと思います。 

今回のCLは個別指導は前向きに捉えていて自己肯定感は〇、一方で、教える仕事に関しては自己効力感✖という感じです。 

ですから、もう少し自分を認めポジティブシンキングして後押しすること、自己効力感を高めるのは、自己理解の促進と、いくつかの認知の歪みと環境要因を解消した後の方策かなと考えて自己肯定感を優先しました。 

方策の3番目と10番目などは自己理解を深めるとともに、自己効力感を高める視点で展開しても良いと思いますね。 

こんな感じで理論や逐語録に基づいた根拠があると、解答の質は高まるのではないでしょうか。   

しつこいようですが、キャリアの専門家、プロとして、キャリア理論アピールします。 

論述試験は誤字脱字という基本的な部分も見直してください、ケース記録を書くつもりで内容だけでなく見栄えも意識しましょう。

※普通に減点されると思ってください、59点とかの方は要注意です。 

方策は端的に箇条書きで数書いて勝負しましょう。 

自分が答案の記入欄に何文字書けるのか試して、どのようにすれば10個くらい書けるのかイメージすることも大切です。 

実際に、私は第17回試験で10個以上方策を書いています。 

※下の記事で試験結果の振り返りをしています。 

www.careerlife.jp

実際のキャリアコンサルティングでも、代金を頂いて60分という時間があれば、一つでも多くの方策を提案しなければいけないのではないでしょうか。 

論述試験であろうとキャリアコンサルティングです、CLのために尽くす気持ちで、アクションプランを起こせるように、たくさんの方策を提案しましょう。 

以上でまとめを終わります。 

これはあくまで私のノウハウに基づいた主観的な解答です。 

更に良い答案が書けるように、この解答を疑ってかかって、今よりも、もっともっと素晴らしいキャリアコンサルティング技能士になって頂ければ幸いです。   

本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

興味を持った方は試験対策講座でお待ちしております。 

www.careerlife.jp

 

エリクソン氏のキャリア理論(自我同一性)の過去記事はこちら 

www.careerlife.jp

 

エリクソン氏のキャリア理論(世話・ケアの獲得)の過去記事はこちらです。

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エリクソン氏のキャリア理論(世代性)の過去記事はこちらです。 

www.careerlife.jp

 

バンデューラ氏のキャリア理論(自己効力感・モデリング)の過去記事はこちら 

www.careerlife.jp

 

 

私が知識を習得した参考書籍です。

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こちらの過去記事で試験対策と、結果の振り返りを行っています。 

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受験資格は実務経験だけの私がどのように合格したのかという方法論と、 

総勉強時間使った参考書などの勉強方法をまとめて紹介していますし、問題集を何回転勉強したのかまで詳細に分析していますので、リアルな生の声というか、面白く読み応えのある内容になっており、参考になるかもしれません。 

宜しければ読んで役立てて下さい。

 

 

 

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