はじめに
名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。
普段はとても真面目な試験対策の合理的思考な記事が多いので、たまには好きな本を紹介しながら直感的思考を意識してみたいと思います。
「偶然の一致」「共時性」「シンクロニシティ」と呼ばれるものについてです。
今日が 残りの人生 最初の日
著者 須藤元気氏
私は須藤元気氏の本を12冊所有しているのですが、心が元気になるような楽しい内容と、優しいリズムで心に語りかけてくれるようなフレーズがキラキラ輝いていて、読んでいるとスーッと、明るい気分になります。
簡単に要点をご紹介していきますので、興味のある方は読んで行って下さい。
少し癒されるかもしれませんし、何かのヒントやきっかけになれば幸いです。
今日が人生最後の日
今日が人生最後の日だと思って生きる。
私は会社員を辞める2か月前から、この思考と行動に完全シフトしました。
スピリチュアルでもなんでもない、生き方の選択肢の一つとして。
スティーブ・ジョブズが言ってましたね。
If today were the last day of my life,
would I want to do what I am about to do today
「もし、今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは、 本当に自分のやりたいことだろうか」
嘘をつかないインディアンも言っていました。
「困ったときは、右肩の上にいる死という名の友人に聞け」と。
だから、
自分が心から好きなこと、やりたいことは何かと、心に問いかけて生きています。
もし、今日が人生最後だとしたらあなたは何をしたいですか?
人に振り回される人生なんていますぐやめて、心の声に耳を傾けましょう。
「今日が人生最後の日」だと意識すると、石ころのように思えた「残りの人生」が、ダイヤモンドよりも美しく輝き出すことでしょう。
毎分毎秒を楽しく生きよう。
結果、未来も楽しい。
自然界を意識する
宇宙や地球のリズムに調和すると、
シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が起きやすくなります。
ユング氏が提唱した「偶然の一致」「シンクロニシティ」です。
私は会社員時代にシンクロの波に乗っていた時、野球部を辞める時に泣きながら電話をかけてくれた同級生のことを、ふと、思い出して、手帳に感謝の言葉を何気なく書いたことがありました。
20年以上、一度も会っていない方です。
でも、なんとなく会って御礼を言いたくなったんですね。
そしたら、どうなったと思います?
なんと、翌週に出張先で偶然出会えたんです。
しかもその日は7月7日、「七夕」です。
出来過ぎた作り話のようですが、本当に驚きました。
そして、直接、「ありがとう」と伝えることが出来ました。
たまたまと考えるか、奇跡と感じるかは自由です。
こういった奇跡は、体感する自然のサイクルを大切にすることで発生し、そして、自然界と調和している安心感が、悩みや不安も遠ざけてくれます。
月は28日周期で満ち欠けするし、女性の月経周期も約28日。
私たちが使っているグレゴリオ暦のカレンダーは人工的な暦であり、自然のリズムと一致しているわけではありません。
全く別の視点から物事を認識すると、全く新しい世界が広がるものです。
「ありがとう」
「ありがとう」には、
心のデトックス効果があると思います。
嫌なことがあったら試しに100回唱えてみて下さい、スッキリします。
ありがとうはthank youではなく、有ることが難しい、イッツミラクルに近いそうです。
ありがとうは奇跡に感謝する言葉で、小林正観氏(心学研究科)も年齢×10,000回ありがとうを唱えると奇跡が起こると提言しています。
私は小林正観氏の著書も好きで10冊くらい所有しています。
ちなみに、私自身の実践は60,000回が最高です。
残念ながら年齢×10,000回はいまだ未達成(笑)
一方で、釈迦の教えを繋いだ玄奘(三蔵法師)が、翻訳した般若心経は暗記していて、思い出した時すぐに唱えることができます。
京都へ旅行に行ったときにたまたま手に取ったお経の本が般若心経でシンクロだと思ってそのまま購入しました。
後に小林正観氏の本を読んで、般若心経は三蔵法師(玄奘)が天竺から持ち帰った経典の中で、釈迦が残した最重要なお経であることを知ってからは事あるごとに唱えています。
2週間ほど毎日何回か唱えていたら自然と覚えたので、誰でも覚えられるし、そういう性質のお経なのかもしれません。
確か262文字です。
あと墓参りをするように心掛けています。
墓参りは先祖の格を上げ、現世でも運がよくなるそうですよ。
実は私、キャリアコンサルティング技能士2級合格の前に、しっかりと墓参りをしていました。
墓参りしなかった初受験は実技試験が不合格でしたので。
墓参りの直後、仕事が舞い込んだことも多々あります。
私はこういった自分が良いと思ったことはすぐに実行に移せるのが長所で短所です。
しかし、不思議と今までの人生を振り返ると、すぐに行動した時の後悔の方が少なく、やらなかった後悔の方が大きく感じます。
偶然か奇跡かは信じる者次第ですが、信じる者は救われると言いますから(笑)
あなたが死んだあと、妻、子供、親戚、友人の誰かが墓参りしてくれたらどう思いますか?
助けてあげたい、力になってあげたいとは思いませんか?
本で読んだことを教える
どんなに時間がなくとも本を読む時間は惜しまない方が良いですね。
本は人生への投資、人生の視野を広くすることが出来ます。
そして、本を読んで大切なのは、「これはいい」と思ったことを、すぐ実践してみることです。
ダイエットの本を読んだだけでやせた人は居ない。
と言っています。
全く同感です。
私は良いと思った言葉は手帳に書き込み、すぐに実践したり教えるように努めます。
誰かに教える時の「分かりやすく伝えよう」という行為が、知識の定着を促進するんだと思います。
逆に、誰かに教えられないのであれば、その知識が身についていないのかもしれません。
教えることこそ、最大の学びなのだ。
ただ、教えることだけに集中してしまうと、実践を忘れがちになるので注意が必要です。
経済学者に大金持ちがいないのは、彼らに実践が足りないからと言われています。
本から学んだことの実践と、得た知識を人に教えることが出来れば、本は素晴らしい教師になると思います。
このブログを読んでキャリアコンサルティング技能士の勉強をしたい人がいたら、私にアウトプットする機会をお与え下さい(笑)
キャリア相談支援という実践もやっています、お待ちしています。
終わりに
さて、【偶然の一致/シンクロニシティ】今日が残りの人生最初の日by須藤元気氏は、いかがでしたか?
私は本の最後に読んだ日付を書くのですが、初めて読んでから4年と8か月経っていました。
こうして個人事業主になり、ブログを書いているなんて、4年前の自分が知ったら、とても驚くと思います。
通算6回の日付が書いてありましたが、何度読んでも面白くて得るものがありますね。
そういえば、巻末のあとがきに須藤氏の亡くなった友人の話があるのですが、簡潔にまとめられていてとっても泣けるいい話です。
葬式後の飲み屋での席で須藤氏が、「人は死んでしまうと、あの世には楽しいお思い出しかもっていけないらしいんだ。だから今日は彼との楽しい思い出を話そう、彼のおかげでこうやってみんな集まれて顔が見られたんだし、彼にありがとうと言って乾杯しないか」と、愛に包まれた雰囲気を彼のお蔭様とありがとうで表現してくれたのが素晴らしかったです。
誰もが必ず愛に満ちあふれる人生を歩むことができる。
と、気付かせてくれます。
小林正観氏の本にありましたが、人は死んだときに「人生のまとめ」について聞かれるそうです。
あなたは、
人生をどれだけ楽しみましたか?
と。
どうせ死ぬなら、
言葉にできないくらい
楽しんでから死んでやりましょう♪
少し照れくさいがあえて言おう。
今日はあなたの誕生日だ。
おめでとう。
と、締めくくられている素敵な本でした。
本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
シンクロっぽい過去記事です、良かったら読んで下さい。