キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

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このような練習とフィードバックで受容と共感スキルがアップしました

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はじめに

被災された皆様にお悔やみ申し上げますm(_ _)m

というかラグビー日本代表が盛り上がってますね~!

いや~熱い!!このラグビー熱もあり、先日はサッカー少年団の息子もラグビー初体験入部をしてきました(笑) 

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小学校の同級生間でもラグビーが結構流行っているらしく、息子の友達のご両親から是非、見学に来てほしいとスカウトされたので行ってきました。

保護者として一通り見てきましたが、 昔に比べるとラグビーもメジャースポーツになってきたな~と実感します。

息子は体格も運動神経も良いので、コーチからは絶賛されてましたが・・・やっぱり「サッカーをやる」そうです。

まあ、色々とやってみて好きな道に進んでもらえればと思います。 

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ただ同級生の人柄はラグビーの方が良かったもしれませんね、女の子も多くて和気あいあいとしてラグビーを楽しんでいました。

ワンフォーオール、オールフォーワンというやつでしょうか(*´ω`*)

さて、今回の記事はキャリアコンサルティング技能検定2級 試験対策講座の個別レッスンで実施しているロールプレイの逐語録になります。 

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個別レッスンでは、実技面接試験出題のロールプレイを実施し、逐語録を分析してキャリアコンサルティングスキルやカウンセリング技法などの確認を行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

第23回検定に向けて、文字に起こされた逐語録を見て分析して勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、指導者としての力を蓄えるチャンスとして役立てております。 

さて、キャリコン2級を受験される方は、こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います! 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

実際、逐語録に起こしてみると同じことを何回も言っていたり、ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

また、マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェックシステマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるかなど、その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、確認・改善が難しいのではないでしょうか。 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

そして、そんな細かなスキルまでフォローして受講生の合格と成長に貢献していくのが弊社の試験対策講座です!

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※上記を実現可能にした試験対策講座、個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はオオタさん、CC役はスズキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時やコミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。 

では、行ってみましょ~う!!  

相談事例

◆ケース5 オオタさん 49歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

KA(確認ポイント)

 

CL1

太田です。

CC 1

こんにちは、キャリアコンサルタントの鈴木と申します。太田さんですね、今日はお越しいただきましてありがとうございます。 

 

CL 2

よろしくお願いします。 

CC 2

では本日のご相談内容をお聞かせ願いますか?

 

CL 3

私は今パートとして近所の書店で働いているんですが、仕事ぶりが認められて店長から社員にならないかと打診されたんです。 それでやりがいも感じてまして、受けたいと思っていたんですけど。

CC 3

太田さんは今書店に勤められていて仕事にやりがいも感じられているということで社員にならないかというお話をいただいたと。

 

CL 4

はい、同じ頃に夫が会社を辞めて蕎麦屋を始めたいので手伝ってほしいと言われたんです。 書店の仕事は続けて行きたいんですけども、妻として夫のサポートもしたいと思っておりまして・・どうしたらいいか迷っているんで相談したいんです。

CC4

そのタイミングでご主人からお蕎麦屋さんをやりたいというお話があって、書店の方の仕事もやりたいし主人のサポートもしたいということで迷われているということなんですかね。

 

CL 5

はい、迷ってますね。

CC5

そうなんですね、お仕事にすごくやりがいを感じてらっしゃったということなんですが、今の書店の仕事ってやりがいをどんなところに感じていました?

 

KA「受容・共感」

相談者が迷っている気持ちを受け止めて、不安や心配になっている気持ちに共感することが面談初期のアプローチでは大切です。

やりがいという自己イメージにおける肯定的な資質について相談者から引き出すことは良いことだと思いますが、まずはお互いの関係構築を深めることに意識をおいて傾聴を行うと、ラポール形成と信頼関係が深まり相談者の本音が出やすくなりますので、その上で開かれた質問などを行った方が順序として効果的ではないでしょうか。

また、「はい、迷ってますね」という、迷って不安な気持ちで来談した直後にやりがいを聞かれたら、皆さんはキャリアコンサルタントに対してどんな感情を抱きますか?

それと・・やりがいについて聞くという行為は誰の意思で発声したものでしょうか?

クライエントファーストについてもう一度考えてみる必要もありそうですね。

「まずはどこから伺いましょうか?」と、質問を置き換えれば相談者を尊重しながら選択権を委ねることになりますし、例えばここでは、

「お仕事にやりがいを感じつつも正社員への打診やご主人様のサポート方法などに迷って来談されたのですね。本日は太田さんの迷いやご不安な気持ちについて、一つ一つ整理しながら一緒に解決や方向性を検討するためのお手伝いをさせて頂きますので、何なりとお申し付けください。」

などで、相談者の不安な気持ちに寄り添い、キャリアコンサルタントというキャリア形成の支援者として励ますようなアプローチをしてみるとというのはいかがでしょうか。

この人なら話しても大丈夫、分かってくれるかもしれない!

そう思える人になれば相談者も話しやすいですよね。

「太田さんは書店の仕事の継続とご主人の蕎麦屋のサポートをどうするか迷われていらっしゃったのですね。今日は太田さんの不安なお気持ちを少しでも解消できるように、一つ一つお気持ちや状況を整理しながらサポートしていきたいと思いますので 、まずはいろいろなお悩みがあるとは思いますが率直なお気持ちをお聞かせ願えますか」

こんな感じでも良いと思います。

まずは太田さんのお気持ちを受け止め、支援者として励ましや寄り添う姿勢でこれから一緒に問題に向き合っていきますよ!と、サポートしていくので安心して相談してくださいね!と そういった意思表明を相談者に伝えて、今ここで抱えている相談者のお気持ちから聞くと少しずつ心を開いてくれるのではないでしょうか。

皆さんが思い悩み自分だけではどうにも解決できない問題にぶち当たった時、誰かに相談しなければならない状況で、相談をしている気持ちや立場に立って、どのように話を聞けばいいのか突き詰めて考えていくと・・支援者として相談者をサポートしていく姿勢が構築されていくと思います。

 

CL 6

そうですね、私は以前、出版企画編集部という所にいたんですよ。もう結構前ですけど。 

CC 6

はい。

 

CL 7

そこは編集部だったものですから、インタビューや執筆とかをして記事を書いたり色々していたんですよ。 

CC 7

はい。

 

CL 8

その頃から本とかは好きだったので、本を読むことも好きだったんですね。

CC 8

ええ、ええ、ええ。

 

CL 9

そうやって本を読むことが今の書店でも生かせているので、そういったところはやりがいを感じますかね、なんか繋がってるような気がしますし。 

CC 9

以前の仕事と何か繋がってるように感じられるということなんですね。

 

CL 10

うん、そうですね。やってきたことを生かせているような気がします。

CC10

どういったところを生かせていると感じられますか。

 

CL 11

う~ん・・・、業務で言うのであれば売り場作りとか。本を読むのが好きなので、例えばお客さんに聞かれるじゃないですか、この本が買いたいんですけど・・どうですかねとか聞かれることがあるんですよ。 

CC 11

うんうん。

 

KA「あいづち」

相槌などの聞く姿勢、マイクロ技法で言う関わり行動は概ねできています。「うんうん、はい」など相談者の話を遮ることなく使えてますので良いですね。声の調子やペーシングも悪くないです。

 

CL 12

面白そうなので興味があるんですけどという話もたまにあるので、そういう時は自分も新しい本を読んだりもしてるんでアドバイスというか話もできるので、何か頼られているような感じがして楽しいですよね。

CC 12

頼られているという風に感じられて凄く楽しく感じられるのですね。 

 

KA「繰り返し(いいかえ)」

全体を通して見ると「凄く」とか「しっかり」という副詞を使うクセがあるようです。繰り返しやいいかえ技法を使う時にも口癖や自分の話し方の傾向は客観的に分析しておきましょう。

 

CL 13

そうですね。 

CC 13

本を読むのが好きというお話でしたけれどもどういったジャンルが好きなんですか。

 

KA「キャリア上の問題に焦点を当てるために」

ラポールやアイスブレイクのような意味で趣味を聞くのは良いと思うのですが、それでもキャリアコンサルタントの一言には意味を持たせる必要がありますので、本のジャンルを聴くことがこの時点で適切かどうか面談の流れやアプローチとして内省する必要はあると思います。

例えば、「その他に楽しいとか頼られていると実感できるお仕事はありますか?」などと言えば、職務上の肯定的な要素や仕事に対する自己イメージを聞くことが出来ますので、キャリア上の問題把握へと繋がりやすい質問だと考えます。 

 

CL 14

ま~、ジャンル的には結構幅広いですかね。小説みたいなのも読みますしビジネス本などももちろん読むので・・啓発書なんかも読みますかね。 

CC14

結構色々なジャンルを読まれるんですね。 

 

CL 15

はい、ジャンルを問わず図書館で借りたりしても読みますから。 

CC 15

そうするとお客様から聞かれた時にも色々なコメントと言うか総評を伝えたりできるんですかね。

 

CL 16

あ~、たまには役立ちますかね、そういう知識というか情報を知っていると。

CC 16

読んでいる事が仕事でも行かせるということなんですかね。

 

CL 17

本に詳しくはなるので面白い本とか売れている本とかを読んでみると本当に面白いんだなぁとか思うんで、そういうのは本屋として役立つ感じですね。

CC 17

そうするとご自身が読むのが好きということでしたけど、それが人の役に立っていると感じる、後は仕事のやりがいとして感じるということなんですかね。

 

CL 18

うん、パートとして働きだして・・専業主婦が長かったので今5年目なんですけど、初めは仕事が慣れてなくて大変なこともあったんですけど・・徐々に慣れてきて仕事の時間も増えて仕事を任されるじゃないですか。

CC 18

そうなんですね。

 

CL 19

そうすると自分も頑張ってきたなとか仕事覚えてきたなという気にもなりますし、お客様で顔見知りの方も増えるじゃないですか。 

CC 19

はい。

 

KA「共感」

もしも、皆さん自身が専業主婦で20年以上ブランクがあったとして、パートで働きだしてから正社員登用の話をされるまで5年間頑張ってきたとしたら・・・どのようにキャリアコンサルタントに受け止めて、聴いてもらいたいですか?

どう共感し理解してもらいたいでしょうか?太田さんになって想像してみて下さい。

 

CL 20

近所の書店なので、色々な人に本のおススメなんかも聞かれて頼られている感じがしてやりがいは感じますよね。 

CC 20

あ~、働いている時間も増えてきて仕事に対する思いも変わってきているということなんですかね。

 

KA「要約」

この辺りの要約は相談者を理解しようと努めている感じがして良いですね。

 

CL 21

今フルタイムに近い7時間くらい働いているので働く時間も増えてきましたね。

CC 21

その中で人に接するというところはやりがいという風に感じられるんですかね。

 

KA「受容・共感」

質問よりも、まず受容・共感をしましょう。

質問をして行くことも深掘りするには大切ですが、一方で勤務時間が増えて大変ではなかったか、 専業主婦というブランクを抱えながら働き始めて、働く時間を増やしてきたことなど、もっと頑張ってきた相談者に関心を寄せて共感してもいいのではないでしょうか。

相談者はどうすれば自分のことを自発的に語り出してくれるのか、そういった傾聴に対して客観的に意識するともっと共感力が高まると思います。

 

CL22

あ~、それは確かに一つのやりがいだと思いますね、接するのは。

CC 22

うんうん、その社員になるにあたってその辺で変わってくるのかなというところは何かありますか。

 

CL23

社員になるとですか・・・

CC23

ええ。

 

CL 24

店長から言われたのは・・業務内容は私がやっていることというのは社員と責任は違いますけど、仕事的には近いこともやっているので、業務的に大幅に変わるのはシフトの変更ですとか、あとは実際にお金の管理とかもするようになるじゃないですか。店舗の開け閉めとか・・そういう増える業務はあると思いますね。

CC 24

それに関して太田さんはどんな風に感じてらっしゃいます。

 

CL 25

そうですね・・・う~ん。

CC 25

時間が変わってくるとかシフトになるということに関してはいかがですか?

 

KA「間、沈黙」

CL25は相談者が考えている状態ですので、沈黙して待ちましょう。

沈黙には①懇願的➁逃避的➂構成的の3つがあると言われますが、CLが思考状態の➂の時は、せっかく質問内容について考えているので邪魔せず待ちましょう。

 

CL 26

あ~・・夫に蕎麦屋を手伝ってほしいと言われたので、シフトが変わるというのは結構大変かなと思うんですよ。

CC 26

大変かなと。

 

CL 27

決まった時間に働けないので、こう変動するじゃないですか。 

CC 27

はい。

 

CL 28

そうすると自分も結構手一杯になりそうだなとか・・まだ正社員になってないので分からないし・・そういうところはちょっと大変そうだなとか、夫をサポートできるのかなという不安は感じますけど。

CC 28

その辺が不安を感じてらっしゃるところなんですね。あと変わっていくところでお金の管理というところでしたけどそういったことはいかがですか。

 

KA「受容・共感」

CC28「不安を感じてらっしゃるところ」という表層的な言語表現で伝え返すだけでなく、相談者の内的理解を共に感じる意識を持って伝え返し技法を使ってみてはいかがでしょうか。

簡単に言うともっと親身になって話を聞くことです。 

例えば「正社員になってみないと分からないところもあるし旦那さんのサポートを考えるとシフト変更などはご不安を感じますよね」などと、受容・共感を意図した伝え返しが出来れば、相談者との関係構築を深めることや相談者の本音の部分に迫る糸口になりますし、問題の核心にたどり着くためのきっかけにもなります。

そのような流れができると相談者が自発的に自分自身の抱えている問題と向き合い、いわゆる相談者視点の問題が把握できますし、相談者視点の問題が把握できた後にはキャリアコンサルタントとして捉えた問題を相談者と共有し、問題解決へ向かって問題の共有や目標の合意が形成できるようになります。

また、その課題点を解決するための目標を設定することで、相談者の主体的な意思決定で進めていけるように維持決定支援プロセスなどで方向性や計画を立ててアクションプランに落とし込んでいくというシステマティックアプローチの意識を持つようにしましょう。

 

CL 29

お金の管理ですか・・・責任が増すというのがありますけど、レジ締めとかああいう感じの仕事なので仕事的にはそんなに抵抗はないですけどね。

CC 29

そうなんですね。

 

CL 30

責任が増すのかなとか管理だから・・そういう責任については感じますけどね。 

CC 30

その責任もひっくるめて社員になるということは、今までのパートのお仕事よりはやりがいも増えていくのかなというところなんですかね。

 

CL 31

そうですね・・・、やりがいか・・・。社員になって求められる仕事なので、パートで長くやってきましたからね・・・スキルアップできることとか社員になれる話というのは良い話なんじゃないかなと思ってますけどね。歳も歳なので。

CC 31

あ~、年齢を重ねるごとにスキルアップしたいなという思いはご自身はお持ちだったということですかね。

 

CL 32

まぁ最近ですかね・・仕事に慣れてきて年齢も今49歳なんですけど、社員になると給料も上がるでしょうし、せっかく働き始めたのでスキルアップしていけるんであれば・・自分の興味ある仕事でやっていけるならいいのかなと思いましたけど。

CC 32

お仕事には慣れてきてスキルアップもできて慣れた仕事でやりがい持ってやれればなというところだったんですかね。 

 

CL 33

そうですね。 

CC 33

はい、今まで太田さんのお話を伺ってきましたけど、ご主人をサポートしたいという先ほどの話もあったかと思うんですけど、そちらに関してはご主人とお話は何かされていますか。

 

 

CL 34

サポートの方ですね、夫の方からは蕎麦屋を始めたいとこの歳で言われると・・まず大丈夫かな~と思ってしまいまして。 

CC 34

大丈夫かなと。 

 

CL 35

だってね、夫は普通の会社員なんで、ちょっと驚いたっていうのが一番ですかね。具体的にサポートしてって言われてもちょっとピンと来ないと言うか・・・ 

CC 35

そういう話が今までにあったわけでもなくて急にお蕎麦屋さんをやりたいという話だったんですか。

 

KA「受容・共感」

面談後期でも不安や悩みを訴えた場合は受容・共感をしましょう。

例えば「普通の会社員だった夫がいきなり蕎麦屋をやりたいと言ってきたらそれは驚かれますよね」と受容しましょう。

評価区分の解説でも行いましたが、技能検定HPの関係構築力の区分とその内容に「相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度を維持しつつ・・・」と記載がある通り、常にラポール形成を意識して受容・共感とセットでアプローチしましょう。

それと・・・ここまでのロールプレイを見る限り、「現在」や「過去」の状況確認が多く、感情への応答いわゆる「感情」や「思い」に焦点を当てたり、感情の背景にある内的世界を深掘りして明確化するようなアプローチが少ないことも・・改善していくと良いと思います。

感情に焦点を当て過ぎるのも良くないですが、その逆も良くないと思います。

※一般的なカウンセリングでは1時間に2~3回ほど、感情に焦点を当てて傾聴するのが一般的と言われています。

youtu.be

 

CL 36

そうなんですよ、なんかもともとそのように思ってたらしいんですけど・・本当にやりたいということで言ってまして。 

CC 36

今回は何か本気なのかなという感じを受けられたということですかね。

 

CL37

うん、なんかね・・夫は蕎麦を打つわけじゃないですか、お店の・・店舗の運営とかってなると人件費とかがパートさんだと掛かってしまうので、そういう意味ではレジや接客とかそういったところは手伝ってほしいという感じだったんですよね。

CC37

接客とかレジをひっくるめてということですね。

 

CL 38

店舗運営全般を手伝ってほしいという感じなんですよね。

CC 38

家族経営というような感じでということなんですかね。

 

CL 39

そうですね、そういうイメージで進めているんだと思うんですけど。

CC 39

それに関して太田さんはこんなふうに思っているよとご主人に伝えられたりはしました?

 

CL 40

いや、社員にならないかと打診されたことも話しましたし、仕事で蕎麦屋を始めるという見通しについてもどう考えているのっていうことは聞きましたね、いきなり言われたので。

CC 40

そうしたらどうでした?

 

CL 41

ちょっと見立てが甘いというか、資金面とかそういったところはちょっと不安ですよね。・・なんかしっかり考えてなさそうな感じでしたんで。

CC 41

そうだったんですね・・・将来に向けてのプランというか、どうやっていこうというところがもうちょっと明確でないと不安な部分があるということなんですかね。

CL 42

そうですよねもう50歳で退職金を使って もしお店を始めて負債なんか抱えたら目も当てられないじゃないですか。

CC 42

そうですよね。

 

CL 43

この先どうするのよっていう感じで路頭に迷ってしまうので・・・ 

CC43

ここまで太田さんのお話を伺って少し整理させて頂きたいと思うんですけど、太田さんとしては書店での正社員でのお話、そちらにも魅力は感じているし、お給料の面だったりスキルアップの面だったり、やってみたいなと思う気持ちがある一方で、ご主人のおそば屋さんをサポートしてほしいというところで、将来に関して不安材料があると感じているし、その辺がご主人とうまく話ができていないという感じなんでしょうか?

 

KA「意思決定支援」

今回は傾聴、特に序盤の受容・共感を意識してロールプレイ練習をしてますので、ここではそれほど詳しく触れませんが、ここまでのアプローチにおいて相談者の願望や今後どうしていきたいという話、未来であるキャリアプランや計画についての話など・・・相談者の意思や前向きな姿勢を引き出せていないと思います。

また、「路頭に迷ってしまう」のではないかという相談者に対して、キャリアコンサルタントはどのように励ましてサポートしていく基本姿勢が必要なのでしょうか。

今一度、相談者の立場に立ってどのように励ましてくれれば前向きになれるのか、どのような方向性を一緒に考えてくれたら・・路頭に迷わず計画的なキャリアプランを遂行していけるのか改めて考えてみると、支援者としての心構えや対応について内省を深めることができると思います。 

 

CL 44

そうですねそういったところかなと思いますね・・・・ 

 

ここで15分経過、傾聴の練習は終了しました。  

 

 

おわりに

「このように22回ケース⑤で受容と共感のスキルアップ練習をしましたは如何でしたか。  

皆様なら、このロープレの課題点についてどのように分析し、フィードバックやアドバイスを行いますでしょうか?

今回のロールプレイ練習では面談初期の関わり方から、関係構築を深めるためにどのような傾聴技法やアプローチが出来ているのかに重点を置いて逐語録で確認しました。

この後にこの逐語録を用いて受講生と個別レッスンを行い、ポイントや注意点を説明して改めてロールプレイを行ったのですが・・・次は大成功でしたね。

この受講生にとっては、とても腑に落ちたようでアプローチがかなり変化して、受容・共感が見違えるように良くなりました!

次のロールプレイ練習の逐語録も添削して掲載していく予定ですので、どこがどのように変化してスキルアップしたのかも是非ご確認頂き、皆様の勉強やこれからの試験対策に役立てて欲しいと思います。

受容・共感が苦手な方は必見です!!

このように相談実施に必要なスキルやアプローチが身に付いてくれば、中高年のキャリアコンサルティングで求められていることは何か?職業生活設計を支援する上で大切なことは何か・・・更にセカンドライフも含めて、プロのキャリアコンサルタントとして色々考えられるように成長して行きますので、まずは基本から学び、着実にレベルアップして頂きたいと思います。

今回の個別レッスンでもこのように必要に応じて逐語録を作成し、個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。   

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キャリアコンサルティングの折衷的なアプローチは無限に視点があるので難しいですが、2級検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけですから、押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは必ず一定値存在するはずです。 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろん、一発勝負である本番の実技面接で相談者役相手に実践するスキルも必要です。 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、とある日の、ある一定のキャリコンスキルを点で見ているに過ぎませんが、 その一方で、少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?目標設定は?方策の実行は?

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して相談者が気付いていない問題点をCCとしての見地から見立てていきましょう。

本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

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