はじめに
名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
今年も確定申告の時期がやってまいりました!
去年の会社の業績はどうなのか、売上は?経常利益は?
個人的に分析業務が好きなので楽しみな時期でございます!
昨年の記事を参考に青色申告書を作成しましたが、
2回目になると慣れましたし比較的スムーズに終わりました。
去年きちんと処理した分、簡単にできるようになったのだと思います、
まだ確定申告がお済みでない方は参考にして下さい。
個人事業主(フリーランス)の確定申告 カテゴリーの記事一覧 - 勇気が出る!『キャリア・ライフ』の自己研鑽カレッジ
では、今回も引き続き青色申告書が無事に完成しましたので、
決算処理を兼ねて財務分析を早速したところ・・・
お蔭様で平成30年度決算では、フリーランスの年収(事業収入)が
なんとなんと!4倍になりました!
私の様な平々凡々な人間が、
0から100まで全て自分で作り上げた
ビジネスモデルで独立・起業しても何とかなるものです。
規模など関係なく、全て自分でコントロールできるビジネスモデルを持つような
実業家を事業体というそうですが、一般的にはレベルの高い人が多いそうなので
少しは世の中にも認められてきたのかもしれません・・・。
とはいえ昨年の売上が大したことないですし、
物凄く儲かっているわけでもなく、驕り高ぶり一切無いのですが・・・(笑)
ひとまず安心くらいですね(`・ω・´)ゞ
まあ色々とありましたが結構頑張ったのではないでしょうか!
売上(年収)増の要因と売上の内訳について ※図解グラフあり
まずは年収が増加した要因と内訳について少し分析したいと思います。
これは円グラフの方が分析しやすいので前年比で分析します。
少し見づらいですが、昨年と比べ大きく変わったのは
昨年の年明けから販売開始しましたテキストの売上です。
キャリコン1級&2級テキスト販売中 カテゴリーの記事一覧 - 勇気が出る!『キャリア・ライフ』の自己研鑽カレッジ
私のブログを見て購入して頂いた方や、個別指導でも理論的で分かりやすいと、
大変好評を頂きましたし、特にテキスト購入のみで合格された方の声は
とても嬉しかったですね~、本当に作って良かったと思えました!
お蔭様で試験対策講座は引き続き主力事業として成長している一方で、
テキスト販売も飛躍的に伸びており、第2の基幹事業へなりつつあります。
事業の柱が増えることはありがたいことなので
今後も伸ばしていきたいところですが、個人事業主としてやっていく上で
大きな柱は3つくらいが適切だとも考えています。
一人だと様々な限界がありますし、
今のところ任せられる人も居ませんからね・・・、
ただ数年後に母親を青色専従者として会社に入ってもらうことを
親孝行の観点や事業の安定という面で最近考え始めました。
まあそれは少し先のことですし、一人でやっている間に関しては
大きな柱が育ってきたら、量よりも質を高めていくイメージですね、
実はもう一つの柱は既に構想が出来ているので、
1級検定に合格したら具体的にブログで告知&始動したいと考えてます。
その他の収入はブログやアフィリエイト収入で前年比2.5倍の増収、
個別相談は金額は少ないですが前年比11倍の増収となりました!
これも継続しているからこその成果と実績だと思いますし、
弊社をご利用いただいた皆様に改めて御礼申し上げますm(_ _)m
ちなみに2017年の雑収入は創業支援助成金でしたから、
創業2年目の2018年度に計上はありません。
支出(経費)は? ※図解グラフあり
売上だけ順調でも個人事業主はやっていけません、大切なのは収支差額、
いわゆる「売上-経費」、会社や事業の経常利益だと思います。
ちなみにフリーランスはかなり節税対策が可能ですから、
私も簿記知識や経営知識をフル稼働させて仕訳や経費の算出を行いました。
グラフで比較するとこんな感じですね。
大まかに分析すると広告宣伝費が無くなり、旅費交通費は支出増です。
また、車両費は車の車検がありましたし、お客様と会うことも増えたので
接待交際費や会議費、1級検定の勉強で研修採用費も増加しました。
グラフを見るとバランス良く経費を使えているように見えますが、
まだまだ改善の余地はあるはずなので今後も頑張りたいと思います!
ちなみに確定申告ソフトは個人的にMFクラウドが一番使いやすいので、
おススメしますよ!私がMFクラウドを選定した理由は下の記事で!
【フリーランスの教科書】キャリアコンサルタント独立開業方法18条まとめ - 勇気が出る!『キャリア・ライフ』の自己研鑽カレッジ
収支差額(可処分所得)は?
2018年度の収支差額、可処分所得と言われる自分で自由に使えるお金ですが、
フリーランス2年目で具体的な数値が算出することが出来ました。
明確な数字は、さすがにここで挙げられないのですが、
私の事業形態でいうと原価率(売り上げの原価÷売上高×100)が、
実質15%程度になりますので、一般的な原価率の目安を約25%〜30%と
考えれば、かなり無駄のない効率的な経営状態と言えそうです。
起業した当初に描いていた経営方針の一つとして、
リスクは最小に、リターンはローリターンでも堅実に!という経営が
継続して出来ていることが分かりました。
ロス率は?
また、ロス率という指標が原価率と並び大切な数字なのですが、
弊社は備品や設備投資など、ほぼ無駄な経費は出ないので問題なさそうです。
普段使用している消耗品なども安いところを探して購入していますし、
売上の回収漏れや値引き後の損などの発生も
ほぼありませんのでロス率も悪くないと思われます。
この辺りは稲盛和夫氏のビジネス本を昔から読んでいますので、
無駄な在庫は置かないなど徹底していることも良いのかもしれません。
終わりに
「フリーランス青色確定申告!お蔭様でキャリコン2年目の年収が4倍!」
は如何でしたか?
皆様のお蔭で今年も無事に確定申告の作成を終えることが出来ました。
それにしても必死だった1年目と比べると、
見えないところも見えてきますね~!
改めて確定申告書を見て、売上や経費以外で気付いたことは、
個人事業主は節税の為にも、自分の人生の後半に備えるためにも、
様々な控除や積み立てがいくらでも自分で自由に設定できるという事です。
これはある程度の売上(収入)と利益があればこそ可能ですが、
資産形成を自分で考えることはプランニング力も付きますし、
人生の自己責任を積極的に進めているような感じがして、
やりがいや楽しさ、継続している充実感を得ることもできました。
来年度の確定申告、すなわち今年度はもう始まっているわけですが、
次回は個人型確定拠出年金の運用、例えば小規模企業共済だけでなく、
小規模企業共済等掛金控除ではiDeCoへの加入、
生命保険料控除の新個人年金保険料なども加入出来たらいいですね。
これで老後も安心ですし、更に働けなくなった時の保険加入まで
検討出来れば家族ももっと安心するはずです。
こういったことを考えサポートするファイナンシャルプランナーも
面白い国家資格なのかもしれませんね・・・勉強してみようかな(笑)
この記事が少しでも、確定申告や起業で悩む方のお役に立てば幸いです。
確定申告をされている皆様、改めましてお疲れ様ですm(_ _)m
来年はもう少し早く確定申告に着手して、
次のスタートが切れるような準備をしなくてはいけませんね!
本日もお忙しいところ、
お読みいただきありがとうございました。
これから確定申告に取り掛かる方はこちらの記事を参考にして下さい。
起業した経緯やフリーランスで働いていくことに興味のある方は
こちらの記事を参考にして下さい。