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【企業分野】第4回キャリコン1級 論述試験 選択問題解答例②

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

 

今日は以前公開した「【需給調整機関分野】第7回キャリコン1級

論述試験 選択問題解答例①に続きまして、

www.careerlife.jp

 

【【企業分野】第4回キャリコン1級 論述試験 選択問題解答例②

を掲載して行きます。

 

4回の選択問題の解答例は2回目です。

 

徐々に解答の型も身に付いてきましたので、

一つ一つの課題点を丁寧に振り返って成長したいと思います。

 

 

私自身も皆さんと一緒に学びながら、ブログの試験対策と合わせて

情報提供していきますので参考にして頂ければ幸いです。

 

1級キャリコン体験記 カテゴリーの記事一覧 - キャリア・ライフの自己研鑽カレッジ

 

1級キャリアコンサルティング技能検定 論述解答例 カテゴリーの記事一覧 - キャリア・ライフ

 

論述を勉強されている方はよくご存知だと思いますが、

回数を重ねるごとに内容も精査されていきます。 

根気は要りますが、成長する為には大切なルーティンです。 

 

ちなみに2級試験を受検される方の参考にもなると思いますので、

ご自身のキャリアコンサルティングについてスーパービジョンを受ける気持ちで

客観的に振り返っても新しい気付き、学びになり面白いかもしれません。 

2級の延長線上にある1級を是非、体感して見て下さい。

 

第4回1級キャリコン論述試験/事例2:【選択問題(企業分野)】

次の文章は、

事例相談者(キャリア・コンサルタント:男性40歳、相談歴2年)が

事例指導を受けるためにまとめた事例である。

この事例を読み、以下の問いに答えなさい。

解答は指定された解答用紙(必須問題)に記述すること。

解答用紙(選択問題)の選択した分野は

「企業分野」を〇で囲むこと(〇がついていない場合、採点されません)。

リンク先:キャリアコンサルティング技能検定HP

過去問題|国家検定キャリアコンサルティング技能検定

問題用紙:https://www.career-kntei.org/download/2014_4th_grade1jitsugi.pdf

解答用紙:https://www.career-kentei.org/download/2017_7th_grade1jitsugi_kaitou.pdf

問1 

この事例相談者が抱えている問題は何か。

あなたの考えを記述せよ(10点)

 

 

問1解答例

表面的な状況確認ばかりで傾聴が浅く、相談者の思いを受けとめず

関係構築が不十分で相談者の真の問題が把握できていない。

主観的な判断で一方的な提案と意見を提示するなど

事例相談者視点での問題把握不足である。

相談者の自己理解・仕事理解・キャリアプランの支援に偏りがある。

相談者と目標共有せずに指示的な助言をしており、

相談者の主体的な意思決定支援になっていない。

 

【前回の解答】

所感から気持ちに寄り添えたと書いてあるが、相談者が

「自信をなくして辞めようか」という思いなどに感情への応答がなく

傾聴不足により問題の核心を掴めていないと思われる。

相談者の中長期的なキャリアプランニングの提案や適切なアドバイスが

出来ていないのであるが、原因として問題評価から

目標共有のキャリアコンサルティングプロセスの問題が考えられる。

所感にある「自分自身で~仕方がない」は自己変容を促す

キャリコンとしての行動規範にも問題があると思われる。 

 

【気付いた点や改善点】

事例ケース(逐語録)の内容を是正するというよりは、

事例相談者バイアスのかかった所感も含め傾向やクセを掴んでから、

指導者としての一般論で客観的に是正するイメージで書きました。

もっと事例に即して書けるわけですが、この事例の解決以上に、

この事例相談者の面談技法を第三者的に評価する視点が大切だと思います。

 

 

 

問2

この事例相談者が抱えている問題に対して、

優先して取り組むべき目標は何か。

またその目標を達成するために効果的な支援を行う方法や

内容について具体的に記述せよ(20点) 

 

問2解答例

目標:

傾聴力を磨き相談者の真の問題を正確に把握し、面談の目標について共有すること。

方法:

システマティックアプローチで面談プロセスを先確認し、傾聴の重要性を再考した上で、信頼関係が深まると相談者の真の問題が把握できることに気付いて頂く。

今回のケースを用いて相談者視点とキャリアコンサルタント視点の問題把握方法と、面談の目標設定の共有化について合意する練習を行う。

 

【前回の解答】

【目標】

キャリアコンサルティングの役割は、相談者の気付きを促して自己変容を導き、

自身で自立・自律したキャリア・マネジメントができるように

支援することを理解して頂く一方で、

キャリアコンサルティングプロセスに沿った相談支援をして頂く。

【方策】

キャリアコンサルタントの行動規範として、

相談者の主体的な意思決定を尊重することを理解して頂く。

傾聴技法・キャリアガイダンス6分野・

システマティックアプローチをレクチャーし、

キャリアコンサルティングプロセスを再確認、

一方でリレーションからの問題評価、

目標共有のステップをロールプレイで実践し

コミットメントの成功体験をして頂く。

行動特性の向上として、個人&グループスーパービジョン、

事例指導などの機会を活用するように働きかける。

相談者を思い気持ちに寄り添って提案したことを労い、

今後の自己研鑽の勇気づけを行う。

 

【気付いた点や改善点】

問2も4行しかないので目標と方法をかなりまとめて要約して

書かないといけないんですよね・・・。

ということは、解答も事例相談者の改善点(クセや傾向)に即して、

優先して取り組む(プライオリティー重視)目標と方法を記述します。

前回の解答のように何が何でも全部改善しようとして

網羅的に広すぎる指導では何からすれば良く分からなくなってしまうので、

事例相談者にとって効果的な支援を行う方法からでいいのだと思います。

傾聴⇒問題把握⇒目標設定くらいまでですね。

今回の事例相談者は傾聴の中でも「気持ちの応答」や

「問題把握のための質問」が全くと言っていいほど出来ていないので、

その辺りをもう少し細かく記述しても評価される気がします。

 

 

 

問3

この事例相談者が相談者を支援するために必要なネットワークや

環境への働きかけは何か。

またなぜそれが必要であるか根拠を記述せよ。(20点)

 

問3解答例

【必要なネットワークや環境への働きかけ】

事例相談者は

①外部の研修期間やセミナー、先輩等から

傾聴スキルの研修やスーパービジョンを受ける。

➁所属企業の人事部と幹部に中堅職員のキャリア形成と

モチベーションアップに向けたセミナーや研修を働きかける。

相談者には

➂人事部、上司、家族とのコミュニケーション、他部署との交流、

独立開業について情報収集を促す。

【根拠】

➀相談者の話を傾聴することで相談者の訴えた問題を適切に把握できるよう

事例相談者の面談のクセや傾向、偏りに気付き改善して頂く為。

➁中堅職員の自己理解・仕事理解が深まり、キャリア形成に必要なプラン等

共通の状況にある参加者との交流から解決の糸口を見つけて頂く為。

➂相談者が人事部や上司、家族と相談することで、キャリア形成・

業務上の問題発見や家族からのサポートを得て安定した職業生活設計、

マネープラン等の中長期的な視点に役立てる為。

 

【前回の解答】

【ネットワークや環境への働きかけ】

相談者の上司、同僚、家族、人事部からのサポート・情報収集の活用について

どうすれば得られるかを事例相談者から再度確認の上、

活用できるよう働きかけを行う。

事例相談者の上司、同僚などと情報共有しアドバイスをもらう一方で

専門職同士のネットワーク活用なども提案し、

技能士会の交流会や勉強会への参加を促し、

幅広い視点で情報提供をするための働きかけを行う。

資質向上のため、面接スキルアップなど外部の研修期間の活用も働きかける。

【根拠】

企業分野においては、キャリアコンサルタントの多様性、

外部の知見やノウハウ不足など視野が狭くなりがちであるため、

組織の垣根を超えた相互理解や情報共有が出来ていないことが伺える。

一方で、企業のキャリアルートも明確でないことから、

キャリアコンサルティングの強化とキャリア教育の推進を

組織全体の問題ととらえた働きかけが必要である。

また、キャリアコンサルタントは企業分野であっても、

専門性を高め幅広い知識を深める自己研鑽が求められていることから、

仲間との情報共有、専門職同士のネットワーク、

スーパービジョンやCC協議会での継続学習への参加も働きかける。

 

【気付いた点や改善点】

特に根拠について前回の解答は具体性に欠けていますね。

「キャリアコンサルティングの強化とキャリア教育の推進を

組織全体の問題ととらえた働きかけ必要である。」

⇒根拠っぽいけど根拠になっていない(笑)

言っていることが大局的で広すぎますよね、これに尽きると思います。

これは私の癖です、大局を見る方が得意なので、細かい指示までは拘らず

自分に厳しく他人に寛容な性格が具体性に欠けるアドバイスになっています。

 

 

おわりに 

「【企業分野】第4回キャリコン1級 論述試験 選択問題解答例②

は如何でしたか?

 

今回の解答タイムは「46分」でした!

 

自分の作ったメソッドを見ながら解いたのでこんなもんでしょう、

文字数も1行40文字くらいなので、見た目もスッキリしています。

 

この後に自分でもう一度添削して注意点をまとめてみたのですが、

解答のアウトプットがまだ鮮明では無いですね、今日は11月28日なので

試験1週間前までには100%の自信が持てるくらいまでに

解答の質を高めておきたいところです!

 

問題からポイントをスムーズに読み取り、

解答スピードも上がってきているので精度を意識して繰り返し、

贅肉をそぎ落として筋肉質な美しい解答を目指したいと思います。 

 

そう言えばキャリアコンサルティング技能検定ホームページの過去問は、

第4回分がもう消されていましたので、

練習する方はこちらから問題用紙にたどり着けますのでご活用ください。

リンク先:キャリアコンサルティング技能検定HP

過去問題|国家検定キャリアコンサルティング技能検定

https://www.career-kentei.org/download/2014_4th_grade1jitsugi.pdf

 

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございました。

 

2級の勉強方法はこちらを参考にして下さい(*´ω`*)

www.careerlife.jp

 

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