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【第17回キャリコン2級試験/仮想ロールプレイ口頭試問ケース2】まとめ

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。

 

現在開講中の

第19回キャリアコンサルティング技能検定2級試験対策講座。

www.careerlife.jp

この講座の中で、

前回、第18回実技試験のロールプレイを実施し、

逐語録からカウンセリング技法などの確認を行っているのですが、

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さて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います。

 

でも、皆さんは自分のロールプレイを録音して聞いたり、

試験対策講座の先生に指導を受けたりはしていても、

文章に起こして添削されたことはあまりないのではありませんか?

 

案外、同じことを何回も言って、質問がループしたり、

何度やっても問題把握や方策の実行にたどり着けない・・・、

相談者役によって苦手意識があり、毎回ロールプレイの出来が不安定、

カウンセリングステップが安定しないなどありませんか?

 

それにマイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのカウンセリングプロセス

きちんと踏んでいるかなどは、その場の相談支援や指導の会話だけで

確認しきれていないのではないかと実体験から感じています。

 

そんな皆様に、今回も仮想ではなく現実、

キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂いて、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。

 

今回は、問題把握や具体的展開力、方策の実行まで繋げられないケース、

そういった時に、私がシステマティックに軌道修正をしながら

方策までの成功体験をするロールプレイという

新しい指導編となっております。

 

なかなか最後まで辿り着けない方、

必見の内容ですので、是非ご覧ください。

 

※ロープレ内容につきましては、試験と全く同条件の表示はできませんので、

基本情報等は変更しておりますが、キャリアコンサルティングスキルの

確認という視点であれば、それほど違和感はないかと思います。

 

 

CL役はナカジマさん、

CC役は・・・鈴木さん(仮名)

指導・軌道修正は私添削も私でお送りします。  

 

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。

 

では、行ってみましょ~う!! 

 

相談事例

◆ケース2 ナカジマさん 35歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント鈴木さん(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KAと表記)

指導ポイント(以下SIDと表記)

 

CL1 

こんにちは。 

CC1

本日担当するキャリアコンサルタントの鈴木と申します。 

 

CL2 

ナカジマと申します、よろしくお願いします。  

CC2

ナカジマさんですね。

今日は20分のお時間を頂いてお話しを伺っていきたいと思います。 

少し短いんですけれども一生懸命お話を聞いて

一緒に考えていきたいと思います。

ここでお話しして頂いたことは、我々キャリアコンサルタントは

外部に漏らすことはありませんので安心してお話しください。

まず、椅子の位置はいかがですか。

あと、時計の方はこちら見やすい位置に移動させて頂きますが宜しいですか。

では今〇時なので〇時までお話を伺っていきます。

では、ナカジマさん今日はどうされましたか。 

 

「非言語的スキル」

KA 

「ここでお話しして頂いたことは、我々キャリアコンサルタントは

外部に漏らすことはありませんので安心してお話しください。」

よりも、

我々キャリアコンサルタントには守秘義務がありますので、

ここでお話しした内容は外に漏れることはありませんのでご安心下さい。

の方が宜しいですかね。

細かいところですが、非言語的スキルに言葉遣いが含まれていますので、

主語が先に来た文法の方が、CLにとってもニュアンスが伝わりやすいです。

論述試験の書き出しも主語(CLは、相談者は、等)に気を付けるのは一緒です。

 

CL3 

私は4年制大学卒業後に住宅建材を扱う商社なんですけど、

営業職として10年ほど勤務しまして、

1年ほど前に不動産会社に転職したんですけれども、

この仕事が自分には合ってないではないかなと思いまして、

ただ入社して1年ですし、すぐに転職するのもどうかなと。

一方でやり直すなら早い方がいいのかもしれないなとも思っていて、

どうしたらいいのか悩んで相談に伺いました。 

CC3 

そうなんですね。

ナカジマさんは大学を卒業した後に、建築の商社の方に勤められて

10年ほどでしたっけ、その後、今の会社に一年転職されて、

お仕事が合わないのかなっておっしゃられてましたけど、

転職も考えているけどまだ早いのかどうか、

それともやり直した方がいいのか、やり直すなら早い方がいいのかと

迷われてご相談に来られたということで宜しいですか。

 

ラポール形成「最初の要約」

KA

高校卒業後、10年以上仕事を頑張ってきたことを労ったり、寄り添い、

褒めるような言葉を最初に入れると、ラポール形成しやすく

相手も承認される事によって気分よく話すことが出来るはずです。 

「10年以上、頑張ってこられたのですね」とか、

「仕事が合っていないと思う一年を過ごされてきたのですね」など。

CLの背景要因に寄り添いながら共感的理解を交えて、

対等な雰囲気で褒めるわけです。

特に冒頭の主訴の要約は大切ですから

出来る限り正確に繰り返しましょう。

 

共感的理解とは

ロジャーズ氏の来談者中心療法にある概念ですが、

大切なことなので改めて説明します。

我々CCはCLと違う人間である(貴方と私の独自性)ことを認識し、

相手の思いをあるがままに理解して受けとめます。

相手の立場を想像し、異なる状況や価値観・境遇における

相手の気持ちを理解出来るように取り組むこと。

上記を共に感じることであるとロジャーズ氏は言っています。

15冊以上あるロジャーズ氏の書籍や論文を読むのはちょっと・・・

という方はこのような感じで理解されるといいかもしれません。

 

また、価値判断することなく中立できであることを

無条件の肯定的関心(配慮)である、

とロジャーズ氏は位置づけています。 

 

グッドポイント「主訴の要約」

KA

最初の主訴の要約はポイントを押さえて出来ています。 

 

CL4 

はい、その辺をちょっと悩んでますね。 

CC4

その悩んでいるところをもう少し具体的にお話し頂けませんか。

 

チャンクダウン

具体的に」で思考をほぐす良い質問ですね。

CLは悩み抜いてリソースを整理出来ていませんから、

初めは悩みという大きな塊をほぐすような質問、

開かれた質問がCLにとって大切ですし、

我々CCが問題把握するためにも有効ですね。

 

CL5 

はい、仕事が自分に合っていないと思うのは、

以前住宅建材の営業職だった頃は、売り方というか

一つ一つの商品を短期間にたくさんさばいたりですとか、

結構忙しい仕事で、メリハリがあるというか、

そういうやりがいを仕事に感じていたんですよね。

今の不動産販売会社というのはですね、どちらかと言うと大手企業なので、

売る物の金額が大きいというか、建物もそうなんですけど金額も大きいですし、

その分、数をこなすというよりは一つ一つの売り方に気を付けながら、

お客様の立場に立った売り方をしていかないと

なかなか大きい物件だから売れませんし、

金額も高額だからなかなか売りづらいというところもありまして、

そういった意味では業績やノルマ的なものもうまく達成出来ないんですよね。

売り方がうまく出来ないんで、成果は上がらないし、

自分には合っていないのではと思うんですよね。

CC5

今のお仕事が業績とかノルマ実績に繋がっていないなと感じられているんですか。

 

要約のポイント

KA

感情に焦点を当てた良い応答が出来ています。

一方で、転機の前後である仕事のやりがいと合わないと感じる部分、

「メリハリがあるというか、そういうやりがいを仕事に感じていた」

「売り方がうまく出来ないんで、成果は上がらないし、自分には合っていない」

この辺りの言語表現を拾ってあげると、

より感情に焦点を当てた応答が出来るはずです。

短い要約で、オウム返しではなく、「繰り返し」です。

 

CL6 

う~ん、頑張ってはいるんですけどね。

なかなか売り方も違いますし、今までやってきたこととコツも違うので、

上手く成果が上がっていない状況ですね。 

CC6 

そうなんですね転職して一年間、

頑張ってこられたのは凄いことだと思いますよ。

 

「はげまし、支持」

KA

「そうなんですね」は、マイクロ技法でいう最小限度のはげましです。

CLの応答に対するもっとも単純な応答は、「ふんふん」「なるほど」

「そうですか」などの相づちを伴ううなずきであることを覚えておきましょう。

「転職して一年間、頑張ってこられたのは凄いことだと思います」は、

國分先生のコーヒーカップモデルでいうリレーションの支持です。

簡単に言えば、同調したい気持ちのことですが、

支持はCLの自己受容の原動力になりますし、自身の体験を振り返ることも

一つの方法になりますので、その辺りに注意しながら活用しましょう。

いずれも面接初期のリレーションには欠かせませんね。

この後のロープレでは、ほとんど「そうなんですね」で応答していますので、

「ふんふん」「なるほど」「そうですか」もCLの言語・非言語表現への対応で

使い分けるとメリハリが出ると思いますね。

個人的には「ええ」とか「おお~」とかも好きです(笑)

 

CL7

でも一年未満とかで、辞めてしまうのもまずいですし、

妻もいますから出来る限りやってはいたんですけど。

やっぱり自分には合っていないのかな~て一年経って改めて思ったので・・・

CC7 

そうなんですね、合ってないと思っているのは売り方

それともノルマとか実績ですか。 

 

「先読み」

KA

感情に焦点を当てた応答をCCはしてくれているのですが、

「売り方」と「実績」に絞ってしまうような質問形式にも見えますね。

まだ始まって5分程度なので、例えば、

「どうしてそこまで合っていないと思うのですか」

「合っていないと思われる重要な要素は何ですか」

などと、もう少しCLに考えさせる質問・深堀をしてもいいでしょう。

同じような質問でも常に感情の変化や思考の変容が起きているからです。

「売り方」と「実績」に絞った応答でも

気持ちは引き出せますから悪いわけではありません。

一方で、CLの「一番の気持ち」を引出すには出来るかぎりCC視点の

深読み・思い込みは控えた方がCLを最大限尊重することに繋がります。

無条件の肯定的関心、CCの価値観で判断しないことが大切です。

  

CL8 

はい、やっぱり売り方に関しては、

以前の営業の売り方とは違いますよね。

住宅建材ですと法人相手だったりですとか、

今は個人の富裕層という方向けの売り方なので、

売る客層とかも違いますし、売る物も違いますので、

そういった意味では対応できていなくて・・・

ノルマなんかも大手なんでちょっと厳しいですよね。

そういうところも自分としては辛い、難しいなって思いますね。

そんなに売らなくてはいけないのかって思います。

CC8 

そんなに売らなくてはいけないのかなって言われたんですけれども

上からのそういう売ってくれというようなものは強いんですか。 

 

「言葉遣い」

KA

細かいんですが、下線のところは「言われましたが」もしくは

「仰いましたが」の方が適切ですかね。

「言われた」というのはそもそも敬語表現ではなく、

お客様や目上の方に対する言葉遣いではありません。

しかも、「言われた」だと「被害」のように聞こえるので

カウンセリングとしても適正な言葉遣いではないような気がします。

初めて会って5分位しか経っていない設定ですから、

試験で緊張して多少の言葉の誤りはしょうがないとしても、

敬語表現は意識して使えるようにしておきましょう。

 

CL9 

そうですね、業績にも影響しますし、

営業所単位で売上を出してますので・・・

また上司が厳しいんですよね、すごく。

叩き上げみたいな人なんで、入社して一年なんだから

もっとガンガン売れみたいなことを言うわけですよ。

課長なんですけど凄く色々言ってくるんで、

それも自分としては嫌ですよね。

CC9

そうですよね。  

 

CL10 

売りづらいって言っているのに

そういう対応されるとこちらも嫌になります。 

CC10 

そうですよね、ナカジマさんだって頑張っているのに、

そんな色々言われても。

ちょっと辛いというか、プレッシャーを感じてらっしゃいますかね。

 

CL11 

ええ、ノルマってだけでプレッシャーに感じている中で、

ああいう上司が上にいて、今月まだこのくらいかよとか、

今日の売上は上がったのかとか言われると嫌になりますよね。 

CC11 

そうですよね。

 

「傾聴しながら見立てる」

KA

ここまで見て頂いて感じてほしいのですが、

このCLは仕事がかなり合っていないと感じていて、

その理由として売り方や客層という仕事内容の違いや、

ノルマや上司という環境要因や人間関係の可能性が出てきました。 

この辺りを問題評価しながら「見立て」を少しずつ進めていきます。

また、ちょっと上司に批判的な面も見受けられますので、

状況により、立場の置き換えなどを使って自己理解への気付きも促せますね。

あなたが入社1年の部下を持つ上司の立場ならどう思いますか」等

※展開の仕方はキャリコン義塾テキストⅠのp.15(2)

 

CL12  

売り方もそうですし、ノルマを気にしてやる・・・、

上司とか人間関係含めて結構ギスギスしてますからね。

競争がありますし、自分の評価にも反映されるわけですし。

そういったところも自分には向いていないと思います。

CC12 

そうねんですね。今お話を聞いているとちょっとまとめさせて頂くと、

転職をしてナカジマさんにとってはノルマ実績・売上げが

とてもプレッシャーに感じているのでそうしたらいいのかなというところで

どうしたらいいのかなと悩まれている、

それ以外で色々と行ってくる上司の方、

先ほど人間関係にもどうしたらいいのかと、その辺、今言われた中で、

どれがナカジマさんにとって一番強く感じているのでしょうか 

 

CL13 

そうですね・・・、今のところ言われて感じたのは

上司に自分としてちょっと不満に思ってるんだなというのはあったので、

SID「環境・阻害要因への配慮」

例えば、「上司の方が何も言わなかったらどう思いますか」、

という質問をすると上司が居なかったらこうだなとか考えます。

まだ、CLが問題の具体化が出来ていないので、

上司や人間関係のことを少し掘り下げてもいいですね。

CC13 

今、上司のことや人間関係のお話が出たので、

その辺をもう少し詳しくお話し頂けますか。

 

 

CL14

前職で商社の営業をやってた時は、

みんなで協力してチームワークとかもありましたし、

上司も凄く良い人だったんですよね、話も凄く聞いてくれて。

評価もしてくれたし、成績もそんなに悪くなかったので。

今の職場っていうのは大手な分ギスギスしたり

一人の営業の力が強いので競合しちゃうというか。

みんなが教え合ったり、助け合ったりというのもないので、

そういうところは嫌ではありますよね。

そういった面でも辞めたいのかもしれません。 

CC14 

そうなんですね。

じゃ、今の職場の雰囲気やチームワークが良くて上司もうるさく言わなくて、

ナカジマさんの主体性を持ってフォローしてくれるような上司だったらどうですか。

 

「明確化」

KA

ここでは環境要因を消して進めてくれています。

一方で、「そういうところは嫌ではありますよね」

という感情が嫌悪感として出てますので、

「以前はチームワークも良く、上司にも恵まれていた、

今の職場は互いが競い合ってチームワークもないところが嫌で

辞めたい気がするのですね」のように感情への応答をしながら、

「感情の反射」と「いいかえ」で「要約」してあげる

CLの辞めたい気持ちが明確化されていきます。

この後の流れとしては、辞めた場合のメリットデメリットを確認したり、

辞める方向で問題評価を進めるとスムーズに目標設定に移行できるはずです。

 

CL15  

良い上司だったとしたら、人間関係的にはいいんですけど、

それで業績が上がるわけでもないじゃないですか、

やっぱり自分としては売り方や仕事のやりがいっていうのが

今の仕事だとあまり感じていないんですよね。

売りづらいし、そこを考慮しても自分としては合ってないと思いますね。 

CC15 

そうなんですね。売り方が自分には合っていないと。

 

CL16  

だからそういう面で仕事をやりたくないのかなって、

辞めたいのかなって思っているのかもしれないです。

CC16 

一方で、売り方が、ナカジマさんにとって

実績が上がる売り方が分かったらどうですか。

 

CL17

売り方がもし今の会社で分かったとしても人間関係が変わらないわけなんで、

そうするとやっぱり上司にノルマのことは言われ続けるし嫌ですよね。

売り方という面で適応してもそういう環境で続けていくのは嫌かもしれません。

そうすると今の会社のやり方は合わないな。

CC17

う~ん・・・、 (ロープレ行き詰まる)

SID「メリット・デメリット」

ここで、例えば「転職された時のメリットデメリットは?」を入れます。

そうするとCLの気持ちも収束されていくし、

時間的にも15分くらい経過しているので、

この辺りで要約、整理しながら弊社テキストの

マジックワードを使って展開します。

思いの部分を傾聴して、環境要因を消してくれて話がまとまりつつあった、

「どっちも嫌だな」と、否定的葛藤なわけですから、

そうすると転職が理想の展開になる、そこを引出していきます。

 

CC18

では、ここまで色々聞かせて頂いて確認のためまとめさせて頂くと、

今の職場だと上司、売り上げや実績をクリアーされたとしても

人間関係のことを考えたらナカジマさんにとっては合わないのかな

というお話が出たんですけれども、例えば、転職をした場合の

メリットデメリットと、今、人間関係が変わる前提で、

会社に残るメリットデメリットを比較検討してみたら

いかがなお気持ちになりますか。

 

CL18

まあ転職であれば、今34歳なのでまだ仕事はあると思うんですよね、

住宅建材の営業職でも良いと思いますし、

売り方とか自分に合っていないなと思うので、

ノルマとか中井会社とかの方がいいのかなと思うんです。

転職した時のメリットはそういう思いをしなくていい会社を探せるとか、

デメリットはまだ1年足らずなんで経歴的に傷が付きますけど、

あとは妻がなんていうかわかんないんで、

そういうところがデメリットですかね。

収入とかは転職先に聞いてみないと分からないですし・・・、

収入的には今より下がる可能性があるのはデメリットですね。

ただ、メリットで働きがいや適性のあるところを探せるのはいいですね。

あと、転職しなかった場合ですよね、

収入に関してはとりあえず一定値もらえていますし、

経歴にも傷はつかない、ただ、ノルマに追われたり

同僚との関係が嫌だなという気持ちを引きずったまま

仕事をしていかなくてはいけないので、それがデメリットですよね。

 

CC19

そうですよね、ありがとうございます。

転職したのと残るメリットデメリットを比較して頂いたんですけど、

転職した場合に賃金は下がってしまうかもしれないけど、

今のやり方は自分にはちょっと合わないから、

合った仕事が見つけられれば、転職で賃金が下がったとしても、

自分にとってはやりがいをもってやれるんじゃないかと

感じたんですけどどうですか。 

CL19

そうですね、自分としてもその方がいいかもしれない・・・、

今の状態で気持ち的にも辛いってなると、

業績とか仕事にも影響が出るでしょうし、

そういうデメリットが大きいような感じがしますよね。

やはり自分自身がやりがいを持ってやれないとなると、

余計暗くなっちゃうじゃないですか。

だから、より人間関係がうまく行かないような気もしますんで。 

 

 

ピピピピピ・・・。

 

SID「20分経過」

20分経過しましたが、

成功体験を得て頂くためロープレを継続します。

 

CC20

そうしましたらこれからお話を進めていく流れで、

転職へのお気持ちは強いようなので・・・(行き詰まる) 

SID「マジックワード」

「強いようなので」とCCが主導するのではなく、

CLの一番強い気持ちを確認して主体的に意思決定できるよう、

目標合意を言わせる(引き出す)ことでコミットメントします。

例えば、ここまで比較して頂けましたけども・・・の後に、

この「マジックワード」を使ってみて下さい。

CC20(やり直し)

転職した時と残る場合のメリットデメリットを比較して頂いて

思いをお話頂いたんですけれども「マジックワード」

CL20

さっきお話しした通り、やりがいを、やり方を個人より法人相手とか、

そういう仕事の方が自分は向いていると思うのでやっていきたいなと、

出来れば収入とかも安定した会社の方が良いので、

私の年齢でも可能な職場で働きがいがある仕事で、

出来れば人間関係もギスギスしていない職場へ

転職できるのが一番ベストなのかなって思いますよね。

 

CC21

では、今一番ナカジマさんが強く思っていることは転職・・・?(行き詰まる)

SID「目標確立」

「では、そうするためにどうしたらいいか、

一緒に考えて行きましょう」でいいです。

そのためにまず、目標とするのは〇〇という風に目標合意形成します。

例えば、

転職するためには情報が必要ですから、

「まずは一緒に集めてみませんか」とか、

「そこを目標に設定しませんか」という具合でOKです。

そうすると、CLが希望していたやり方、職種を考えるのであれば、

まずは情報収集してみることを目標設定にする形でいいのです。

そして目標設定したら、

「まずは情報収集しますので、ナカジマさん自身も

住宅建材の企業の情報など調べてみてはいかがですか」

という風に提案すると自分で考えて動こうとするわけです。

で、どうやって調べればいいんですか」と聞いてくるはずなので、

そうしたら、こういう労働市場の情報が厚生労働省の資料からあります、とか、

ハローワークにはこういう資料があります、インターネット登録しなくても

ハローワークインターネットサービスは見れますので、

今度一緒に見ましょうかという展開で行動契約して行きます。

では、次回来ていただいたときに検索できるように準備しておきますので、

何時何時にお待ちしていますという形で行動契約、

アクションプランに繋げて行けば良いわけです。

この流れを出来れば20分で完結してほしいわけなんですね。

イメージは付きましたか。

 

CC21(ロールプレイ感想)

はい、付きました!やっぱり先読みしてましたね(笑)

傾聴を意識しすぎて全体の時間配分というか、

CLに引きずられて展開しきれなかった点がありました。

SID

この後、私から総評を行いましてロールプレイを終了しました。 

 

おわりに

さて、

【第17回キャリコン2級試験/仮想ロールプレイ口頭試問ケース2】まとめ

は如何でしたか。

 

指導が入ったところの表現がロールプレイと重なりますから、

どうしても少し読みづらい表記になっています(笑)

  

今回は、問題把握や具体的展開力、方策の実行まで繋げられない、

そういった時に、私がシステマティックアプローチの軌道修正をしながら

方策までの成功体験をするロールプレイという新しい指導編となりました。 

 

このCC役の方は細かい修正点はあるものの、

試験対策講座の度に着実に力を付けていますので、

普段から努力されていることがロールプレイを通して分かります。

 

引き続きお役に立てるように一生懸命、

一緒に頑張らせて頂こうと思います。

 

今後もロールプレイの中で気付いた点を

その場で確認して学んで頂こうと考えています。 

 

問題の本質に迫るスキル
  1. 「他には?」と思考の拡大を図る質問
  2. 「重要なのは?」と思考の収斂(引き締め)を図る質問
  3. 「具体的には?」と塊をほぐす(チャンクダウン)質問

今回も傾向で言えば2の思考の収斂を図る質問を要所で出来ると

問題が絞れて評価しやすかったのではと思います。 

この辺りが問題評価・把握に課題が残るところです。 

 

キャリアコンサルティング・カウンセリング方法は無限にあるので、

正しいか正しくないかではありませんが、

少なくとも私はこういった点に注意しながら、

カウンセリングステップを進めて合格しました。

 

文章に起こして逐語録としてまとめるとやはり気付きが多いですね。

CC役の方のどこがどのように出来ていないのか、

物凄く分かりやすくて私自身も教え方の勉強になります。  

 

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本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると大変嬉しいです。  

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