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【第19回キャリコン2級実技面接/仮想ロールプレイケース3】前編

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。

 

現在開講中の第19回キャリアコンサルティング技能検定2級試験対策講座。

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この講座の中で、実技面接試験出題の仮想ロールプレイを実施し、

逐語録を分析してカウンセリング技法などの確認を行っています。  

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さて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います。

 

でも、皆さんは自分のロールプレイを録音して聞いたり、

試験対策講座の先生に指導を受けたりはしていても、

文章に起こして添削されたことはあまりないのではありませんか?

 

案外、同じことを何回も言っていたり、

マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのカウンセリングプロセス

きちんと踏んでいるかなどは、その場の相談支援や指導の会話だけで

確認しきれていないのではないかと思っています。

 

そんな皆様に、今回も仮想ではなく現実、

キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂いて、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。

 

添削を確認しながらロールプレイが見れる仕様となっております。

 

※ロープレ内容につきましては、試験と全く同条件の表示はできませんので、

基本情報等は変更しておりますが、キャリアコンサルティングスキルの

確認という視点であれば、それほど違和感はないかと思います。 

 

CL役はシミズさん、

CC役はスズキさん(仮名)

指導・添削は私でお送りします。  

 

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。

では、行ってみましょ~う!!

 

相談事例

◆ケース3 シミズさん 46歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KAと表記

 

CL1 

こんにちは。 

CC1

本日担当するキャリアコンサルタントのスズキです。

 

CL2 

あ、シミズです。 

CC2

シミズさん、まず最初にお話をさせて頂くのですが、

我々キャリアコンサルタントは法律で規定されている

守秘義務があります。

ここでお話されたこと外に漏れることはありませんので、

安心してお話ください。

時間は20分ですが、出来る限りご相談を伺いますので、

リラックスしてお話して下さい。

では、今日のご相談はどんなお話ですか。

 

ラポール形成(心の架け橋)は「冒頭」から

KA 

このCC役の方は活舌も良く、声の質・量も安定していますが、

少し早口なんですね。

特に緊張したりすると早くなる傾向があります。

普段は教育機関分野の領域で相談業務をされている方ですので、

若い学生を相手にしているという背景要因もあるのかもしれません。

性格傾向も含めて、ご本人には伝えましたが、

同じように相談業務をされている方は、

属する分野や企業などの環境において、

独自の行動特性が出る可能性があるということを

頭の片隅に入れておくと、今よりも深く広く内省が出来ますし、

さらに客観的な自己評価が出来ると思います。

言葉のキャッチボール、スピードを合わせるようなペーシング技法、

ミラーリングを行う際などに、技法だけでなく自らのパーソナリティも理解する。

このような意識があると上手く行きやすいはずです。

 

コーヒーカップモデルのリレーションも同様に大切です。

【リレーション(関係構築)の基本「言語的スキル」】

  1. 受容
  2. 繰り返し
  3. 明確化(感情・意味の意識化)
  4. 支持
  5. 質問(閉ざされた質問・開かれた質問)

以上の5点をチェック!

※意味の分からない方は自分で調べた方が身に付きますし、

 咀嚼できるようになるまで練習すると自分への素晴らしいGIFTになります。

 

CL3 

はい、産業保健師をやってまして6年目になります。今年から上司になった産業医と、意見が対立することがあって、うまくいってないんですよね。最近は事務作業もちょっと増えてきて、体力的にも精神的にもちょっと辛いと感じてまして、いっそ仕事も辞めようかなとも思ったんですけど、経済的にまだ教育費もまだ必要なので仕事をしないわけにもいかないですし、どうしたらいいかちょっと相談に来たんですけど。

CC3 

そうだったんですね、産業保健師として6年目でいらっしゃって、今の上司の方と上手くいっていないということもあり、事務作業も増えてしまって体力的にも精神的にも辛いご状況であると、いっそ辞めたいと思いつつも経済的にも仕事を続けないといけないのでどうすればいいのかなと思ってらっしゃるというご相談で宜しいでしょうか。

 

「対決インパクト尺度」

KA

言葉遣いも全般的に丁寧で、

非言語的スキルも問題なく良かったと思います。

 

そして、先日の試験対策講座で受講生に指導させて頂いた中で、

「対決インパクト尺度」「発達レベル」というお話をさせて頂きました。

 

これは実技面接試験で、どうして相談者役に抵抗されるのかを、

私なりにアレン・アイビィ博士やキュブラ・ロス氏の理論を用いた上で、

論理的に解釈して頂くためにまとめたものです。

 

相談者役に抵抗される「4つのエレメント」

今のところ、相談者役に抵抗される大きな要因は、

  1. キャリアコンサルタントの熟練レベル(4評価区分レベル)
  2. クライエント役の設定上の発達レベル(レベル1~4)
  3. クライエント役を演じる方のパーソナリティ
  4. 対決インパクト尺度(レベル1~5)

これら4つの要素で構成されているのではと仮定しています。

 

これには私自身が相談者役を務める時も、漠然と演じるのではなく、

こういった基準や概念をもとに演じることで、

より精度や質の高いロールプレイになり、早期の試験合格や、

面談スキルアップに繋がるメリットもあると思っています。

 

「3つの配慮」

例えば、3番の要素を満たすには「尊重・労い・承認」という

3つの配慮(言語表現)がとても重要で、単なる繰り返し技法ではなく、

3つの配慮を散りばめることによって、

相談者役のパーソナリティに潜む抵抗度を下げられると仮定してみました。

もちろん抵抗度が下がれば、問題の深堀が出来ますから、

問題の核心に迫りやすくなりますし、展開もスムーズになります。

詳細は個別指導や集団講座で話して行こうと思いますが、

もう少し分析して形にしてからテキスト化しようと考えています。

 

「具体的なクライエント対策」

少し話が逸脱しましたが、ケース3のシミズさんであれば、

弊社テキストのキャリコン義塾Ⅲに書かれてある性格傾向と

パーソナリティを考慮した上で抵抗度を下げる要素として

「尊重・労い・承認」を丁寧にしていく必要があると思われます。

3つの配慮をシミズさんの価値観に照合して

活用していくと更に有効だと思います。

 

産業保健師というのは看護師の上位資格ですから、

おそらく学生時代から志す必要がありますし、

有資格者としての誇り(価値観)や社会的地位(外的キャリア)、

頑張ってスキルアップを重ねてきた背景があるわけです。

 

産業保健師の背景

細かく産業保健師になるための説明をしますと、

看護師としての仕事をしながら保健師学校に行くことはできませんから、

いったん休職をして勉強をしなければいけないため、

その分お金をためておくことが必要になってきますし、

しかも学費が非常に高いというデメリットがあります。

また、4年制大学では上位30%以上に入らなければ

保健師の受験資格が取得することができないなど、

もしも受験資格がもらえなければ、

また保健師専門学校に行かなければいけません。

だから、保健師になるための門はとても狭いわけです。

試験そのものが難関なのではなく、

試験を受験出来するまでの過程が厳しく大変な資格なのです。

 

まずはその経緯を確認して寄り添うために3つの配慮を行うと、

パーソナリティ的な抵抗度を弱くすることが出来ると考えます。

抵抗度を弱めれば信頼関係を強く結びやすいわけですから

関係構築もスムーズです・・・まだ分かりにくいですよね(笑)

 

「3つの配慮の具体的な使い方」

例えば、

CC3で「そうだったんですね」ではなく、

悩まれてお辛いところ、ご相談に来て下さいましてありがとうございます。や、

CC4で「上司の方と合わないっていうのはどんなことなのか」の前に

産業保健師さんて資格を取るまでのプロセスが本当に大変なのですよね。

などの、「労いや尊重」を一言添えてから、要約いいかえを行って

質問技法で応答していくと関係構築しやすいということです。 

 

自分が頑張ってきたプロセスや資格を正確に承認されたら、

みなさんはどう思いますか?

私は、我々キャリアコンサルタントだからこそ出来る

素晴らしい技術だと思います。 

 

CL4 

そうなんですよ、大変なんですよね。 

CC4

上司の方と合わないっていうのはどんなことなのか、

もう少し詳しい状況を教えて頂いても宜しいですか。

 

「主訴の要約」

KA
CC3が主訴の部分になります。

論述試験でもそうですが、悩み抜いて相談に来るわけですから、

普通は最初に表面的な大事な言葉を言ってくると思うのです。

そういうわけで、冒頭の主訴は出来る限り正確に、感情の反射も含めて 

「繰り返し」技法を推奨していますが、これには3つのメリットがあります。

主訴要約の3つのメリット
  1. CLにそのまま伝え返すことにより、自分はどうして相談に来たのかという自己理解を促し、聴いてもらえるという安心感を深めてもらうため。
  2. CCが言葉に出すことにより、CLの主訴を共感的に理解していることを言語と非言語でも伝えてラポール形成、自分自身も覚えておくため。
  3. 口頭試問で相談者の問題点は?と聞かれる可能性が高いので、少しでも質問にスムーズに答えられるように口に出して覚えて慣れておくため。

この3つのメリットを使っていない伝え返しですと、

「このCCは自分の話をちゃんと聞いてくれているのだろうか」と、

思われるでしょうし、不信感を持たれる可能性もあります。

なんか都合よく聞かれている印象を持たれる方もいるのではないでしょうか。

それと、繰り返し≠オウム返しです。 

※キャリコン義塾テキスト第2版14ページCC2の要約文を覚えると楽です。

 

CL5 

はい、最近変わったんですけど、

もともと私は本当にハッキリ意見を言う方なので、

色々な人と意見が合わなかったりするんですけど、

今回の上司は特にその辺が合わなくてですね。

お互い言い合いになっちゃったりだとか、

色々口を出してきますしね。

非常に面倒くさい奴でして、どうしたもんかなと。

CC5

そうでしたか、以前の上司の方とはどうだったんでしょうか。

 

「感情への応答」

KA

ここはかなり強くCLの不満が出ているところですから、

受容・共感して感情への応答をしなくてはいけませんね。

「尊重・労い・承認」という3つの配慮(言語表現)で、

相談者へアプローチすることも重要だと思います。

 

おわりに 

さて、

【第19回キャリコン2級実技面接/仮想ロールプレイケース3】前編

はいかがでしたでしょうか。

 

今回からケース3の方を随時ご紹介して行きますが、

時間が無くてなかなかまとめられず、掲載が遅くなり申し訳ございません。 

 

 

直前期ですが、個別指導もお待ちしております(*´ω`*) 

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次回は、

【第19回キャリコン2級実技面接/仮想ロールプレイケース3】中  

へ続きます。 

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると大変ありがたいです。  

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