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第20回キャリコン2級検定 仮想ロールプレイケース⑤パート7総集編

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

 

さて、今回の記事は第20回キャリアコンサルティング技能検定2級

試験対策講座の個別指導で実施したロールプレイの逐語録になります。 

www.careerlife.jp

 

個別指導では、実技面接試験出題の仮想ロールプレイを実施し、

逐語録を分析してキャリアコンサルティングスキルや

カウンセリング技法などの確認を行っています。 

www.careerlife.jp 

第21回検定に向けて、文字に起こした逐語録を見ながら

勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、

私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返って

個別指導の更なる質の向上に役立てたいと思います。

 

さてさて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います。 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞く、

試験対策講座の先生に指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振返った経験は少ないのではありませんか?

 

逐語録に起こすのがまず大変ですよね(笑)

 

ただ、逐語録に起こしてみると同じことを何回も言っていたり、

ご自身の喋り方の癖はもちろんのこと、

マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるかなど、

その場の相談支援や指導の会話だけで確認しきれていないと思っています。

 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

※ロープレ内容につきましては、試験と全く同条件の表示はできませんので、

基本情報等は変更しておりますが、

キャリアコンサルティングスキルの確認という視点であれば、

それほど違和感はないかと思います。 

 

CL役はササキさん、CC役はスズキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。

 

では、行ってみましょ~う!! 

 

相談事例

◆ケース5 佐々木さん 52歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

 

CL1 

佐々木です。

CC 1

鈴木です、よろしくお願いします。

 

CL 2

よろしくお願いします。

CC 2

佐々木さん今日は寒い中、迷わず来られましたか。

 

CL 3

はい、大丈夫です。

CC 3

椅子は話しやすい位置になっていますか。

 

CL 4

はい大丈夫です。

CC4

ありがとうございます、今日の相談時間は20分です。

ここでお話ししていただいたことは外に漏れることはありません。

なぜなら我々キャリアコンサルタントには守秘義務というのがあります。

ただ生命の危機や第三者に危害を与える場合には

守秘義務についてご相談をさせて頂きますので

その時はよろしくお願いします。

時計の位置はこちらに向けさせて頂きますがよろしいでしょうか。

 

CL 5

あ、結構です。

CC5

それでは佐々木さん今日はどのようなご相談で来られましたか。

 

CL 6

私は健康食品の卸会社の方に勤務してまして

営業部の課長をやっております。

もう15年ぐらいですね、営業として働いていまして

顧客があれば車での営業がほとんどで、最近体の負担というのを

感じていまして、週末休んでも疲れが取れなかったりとか

営業成績なんかは悪くないので

出来れば続けていきたいと思っているんですけど。

体のことを考えると負担の少ない仕事への転職とかを

考えた方がいいのかなと思い始めたんですよね。

これからどうすればいいのかなと思って相談に伺ってみたんですけど。

CC 6

そうなんですね、佐々木さんは営業を15年ぐらいやられていて

営業成績はご本人様が言うにはそんなに悪くないとおっしゃっていて

ということはやりがいも感じてらっしゃるですかね。

 

CL 7

やりがいはまあ仕事をしないとですからね。

CC 7

営業成績も悪くないし、仕事もやっていかなきゃという思いもある中で、

体の疲れが取れないと感じていて、これからどうしたらいいのか

相談に来られたということでよろしいでしょうか。


CL 8

そうですね、はい。

CC 8

どうしたらいいかということでも相談に来ていただいたということなので

もう少しその辺りを詳しく一緒に考えておきたいのでお話しいただけますか。

 

CL 9

52になりまして顧客回りも車移動が多いというのもあって

目も疲れるし、肩も疲れるし運転も長距離まで行ったりするんですよ。

遠いところも行ったりして腰なんかも疲れますし

化粧品の卸会社なので物によっては重かったりもしますのでね。

お客さんにサンプルを運んだりとか

徐々にきつくなってきたなと感じまして。

CC 9

車の運転も長くやられるし、化粧品の積み下ろしとかも。

 

CL 10

多少重いものもあるので。

CC10

そういうのもあるので腰もちょっと負担を感じていると。

 

CL 11

そうですね体力的なと言うかそういう感じですね。


CC 11

ご自身が体力的に感じているのは車の運転ですか、

それとも営業というお仕事についてですか。

 

~約5分経過~

 

CL 12

体力的にも感じているし営業という仕事にも

少し疲れた感じがしますかね。

色々な所を回るとか1日結構回りますからね。

CC 12

営業についても疲れを感じている。

一日中車を運転する。


CL 13

まあそうですね、1日中運転しますね。

CC 13

どのくらい運転して1日どのくらいお客さんを回るんですか。

 

CL 14

多い時は30件くらい回る時はありますし。

CC 14

30件ですか。


CL 15

近いところとかもありますんで平均すると20件くらいかな。

結構距離なんかも100キロくらい走ったりしますね。

CC 15

1日100キロですか・・・それは相当走られますよね。


CL 16

健康食品ですからスーパーとかドラッグストアも行きますので、

結構回りますね。

CC 16

今、佐々木さんがやっているお仕事は車で運転をして

1日20件ぐらいのお客様を回って商品を運んだりするお仕事を

されているということですね。

それ以外で佐々木さんがやっているお仕事ってありますか。

 

CL 17

はい、顧客、元々のお客さんというのも多いですけど

合間に新規開拓もやりますから、最近は飛び込みなんかもしないですけど

多少は電話でアポ取ったりとか、関連している業者さんがいないかとか

そういうところで新規の開拓営業と顧客管理ですか、

そういったものをやったりとか私は営業部の課長なので

新しく入った子の面倒を見たりとかそういうのしますね。

CC 17

自分の仕事として顧客回りをしたり、新規開拓をしたりする仕事の他に、

新しい人が入ってきたらい育成教育研修みたいなこともやってらっしゃる。

 

CL 18

研修っていうのかな、 OJTと言うか一緒に回ってあげて

ノウハウを伝えたりとか顧客なんかが営業の場所の振分とかもあるんで

そういうのを加味しながら一緒に回ったりもしますかね。

CC 18

そうすると部下の方は何位いらっしゃるんですか。

 

CL 19

営業部は今全体で5人ですね。だから部下は4人になります。

CC 19
うんうんそうですか。

部下の方が四人いらっしゃると色々な性格と言うか

特徴があると思うんですけど。その辺り部下の方とは。

 

CL 20

まあ普通ですかね。

そんなに気にしていないですけどね、そんなにこれといってはないですね。

CC 20

佐々木さんとしては部下の方とうまくやっている

良い関係が作れているかなとお感じになられているんですか。

 

CL 21

そうですねそこで悩んだりっていうのはあんまりないですね。

CC 21

そうですか、仕事の中で今までの話をちょっとまとめさせていただくと

佐々木さんが今やってらっしゃるお仕事が顧客回りをして

1日平均20件、車移動でやってらっしゃると、それ以外で新規開拓も

してらっしゃっていて、部下が四人いて新しく入ってきた人には

研修をしているということ。

 

CL22

まあ研修ってほどじゃないですけどね。

CC 22

仕事のやり方を教えているってことですよね。

その中で一番疲れやすいなとかこれは大変だなーって

負担に感じているものってありますかね? 

 

CL23

そうですね・・・、20件回った後に、

遠いところに入ってる荷卸しとかきついですかね。

次の日もお疲れが取れないと言うか、そういう漢字はしますね

 

~約10分経過~

 

CC23

うんうん、そうすると顧客回りはそれほど負担には感じていないけど

色々回った後に遠いところに行って荷降ろしをすることが

とてもつらいと感じてらっしゃる。

 

CL 24

まあ長年やってきましたけどね、そろそろ体力的にきつくなってきましたね。

CC 24

もう52歳だし体力的にと先ほどからおっしゃっていますけども、

仕事から来るそういうことを考えると、疲れが取れないと

感じてらっしゃるということですかね。

 

CL 25

そうですね、体力的なものもあるし、もう52と言った通り

先の未来があまり感じられなくて、会社としての未来もそうですけど

自分が会社員として今後どうやって行くのかというのも

何かいい年なんであんまり考えられないと言うか。

CC 25

いい年なのにこれからの未来はあまり考えられないというのは

どうしてそういうふうに思われるきっかけとかがあったんでしょうか。

 

CL 26

そうですね、うちの会社は定年と言うか定年制度があって

継続雇用があるんですけど、そういう定年した人たちとかを見ていると

あまり楽しそうじゃないし、仕事のやりがいというんでしょうか

そういうのもあまり感じませんし。

給与とかも継続雇用になると確か半分になるのかな

そういう将来に希望みたいなのが見出せないなというのは思いますね。

CC 26

そうなんですね、

定年再雇用っておっしゃってましたけど定年って何歳なんですか

 

CL 27

定年は60ですね、それで再雇用か退職かって選ぶんですけど。

CC 27

再雇用で残っている方も見ていらっしゃって見ていると

あと8年後どうなるのかなというのと、再雇用になる場合に

見ている方と同じような感じでやりがいというか元気がない。

 

CL 28

なんかそんな感じなんですよね。

CC 28
そうすると、仕事の大変さもあるけれども将来的なことを考えて

疲れが取れないと言うか身体的負担を感じるということなんですけど、

仕事のことの負担なのか将来的なことを考えて

どちらが体の負担とか疲れが取れないと思いますか。

 

CL 29
どうなんですかね、希望を持てないというのもモチベーションが

なんだか上がりませんし、体力的な疲れというのは

50を過ぎてから出てきましたので。

どっちかって言うのはちょっと難しいですかね。

CC 29

50を過ぎて疲れが取れないというのは毎朝ですか、

それとも周囲を休んで例えば月曜日とかってありますけど

佐々木さんにとっては週末が結構だるいと言うか感じですかね。

 

CL 30

土日がうちは休みなんですけど月曜の朝は結構つらいです、体力的に。

CC 30

体力的に土日の休み明けが辛い


CL 31

結構気が滅入ると言うか。

CC 31
どうして気が滅入るんですか。

 

CL 32

疲れが取れていないと言うか、少しだるいと言うか、

そういう感じなんですよね。

CC 32

土日明けの月曜日は辛いとおっしゃってましたけども毎朝はどうですか。

 

CL 33
あーまあそうですね。

毎朝って言われるとそこまではいかないかな仕事もしなくちゃだし。

週の後半に疲れがたまりますかね。

CC 33

毎朝が仕事に行かなきゃいけないから頑張っていかなきゃっていう

気持ちがあるからそれほど疲れを感じていない、

けれど土日休んでいざ会社ってなったらだるさが残っているし

気が滅入るというふうにおっしゃられましたよね。

 

CL 34

そうですね週末の疲れっていうのが抜けないっていうのもあるんで。

どうすればいいんだかそれがよくわからなくて。

CC 34

どうすればいいのか佐々木さんにとってどうなったら・・・

 

CL 35

転職しかないのかなーとか、希望が持てないじゃないですか。

もうちょっと楽な営業の仕事とかそういうのに就き直した方が

体のためにもいいのかなとか、思うわけですよ。

CC 35
うんうんうん、再雇用で希望が持てれば

気持ちもモチベーションも上がるし、転職に対しても

何か希望が見えればいいのかなという考えもあるし

今の仕事もやっている業務内容が少し自分にとって軽くなったら

少しは疲れも取れてモチベーションが上がるという3点があるんですけど

今日少しでもお話をすることで解決したいのは

どちらを優先にお話を聞きながら考えてきましょうか。

 

CL 36

そうですねやっぱり仕事への負担の軽減かなと思いますけど。

CC 36

そしたら今やっている仕事の負担とか軽減されれば

少しは疲れも会社もできるかなということで

一緒に考えていきたいと思いますがいかがでしょうか。


CL37

はいそれで考えますか。

CC37

ありがとうございます。

そうしましたら先ほど仕事の内容を色々とお伺いしましたけども、

佐々木さんが考える仕事の軽減というのはどういう ことですか。

 

CL 38

え~、単純ですけどもある件数を減らすとか、

重い荷物は少ない方がいいとかそういうことでしょうかね。

CC 38

その仕事の分担とかというのは軽減とかいうことですけど

他の四人の部下の人も佐々木さんと同じような感じで

近くに行ったり遠くに行ったりやってらっしゃるんですか。

 

CL 39

うんそうですねやってますね。

CC 39

佐々木さんと同年代の方行っていらっしゃるんですか?

 

CL 40

もうみんな辞めちゃいましたね。今いるのは40代と30代かな。

CC 40

先ほど部下の方とも関係はいいというような感じだったんですけど、

この辺りって話し合いとかできそうですか。

 

CL 41

仕事のですか・・・みんな結構忙しくていないんですよね。

集まってそういう話をする時間があまりないですね。

CC 41

あそうなんですね。そうすると後は上司の方はいらっしゃいますか。


CL 42

そうですね、部長がいるぐらいですね。

CC 42

その辺り部長とご相談してみたことはありますか。

 

CL 43

う~んあんまりしてないですね。

CC43

そっかそっか。


CL 44

みんな入っていないのに私だけするのもね、

ちょっと言いづらいと言うか。

CC 44

そうしたら今日はもう時間がないので、もし今度来ていただけるなら

紙にどんな仕事をやってきたのか書き出していただいて、

この仕事は自分がやらなきゃいけないとか、これなら人に頼めるとかって

言うようなことを一緒に考えていきたいので、

そういうリストを作ってみて。

 

CL 45

何のためにですか?

CC 45

仕事の負担を軽減してするために部長もしくは

部下の方達とお話を合いをするために、まず佐々木さんの現状と

状況を伝えるためにわかっていただくためにまず抱えているものを

いろんなものがあるのか、佐々木さん自身が数的なものとか

距離的なものとか業務の整理をしていただいて

まずどれが一番負担に感じているのかというのを

佐々木さんなりに明確化していただいて

佐々木さんがやらなくてはいけないという金曜の仕事と

誰かに頼んでもいいもの抱えている仕事の中で

うまく振り分けができるようにすることで

仕事の経験ができると思うので、それをまず佐々木さんなりに書き出して

整理をしていただいていただくことをお願いしたいんですけど。


CL 46
まあそういうことならまとめてきます。

CC 46

よろしくお願いします。


CL 47
それを持っていどういう風に伝えていくのかを

一緒に考えていきたいと思うんですけどもよろしいでしょうか。

CC 47

はい、お願いします。

 

CL 48

今日はありがとうございました

CC48

ありがとうございました。 

 

おわりに

さて、「第20回キャリコン2級検定 仮想ロールプレイケース⑤

パート7総集編は如何でしたでしょうか。

 

勿体ないな~と感じたのが、CL29辺りでモチベーションや

体力的な疲れだけにフォーカスするのではなく、

仕事を続けていくのか転職する必要があるのか、

中長期的な視点を目標として比較検討するなど、キャリア上の課題として

問題を明確化し、目標設定につなげていくプロセスがまだ足りませんね。

 

ちょっと相談者の本音を引出すのは良いのですが引っ張られ過ぎて、

聞きすぎてしまうのかもしれませんが、そこを乗り越えて共有化です。

 

そもそも来談理由は?

相談者の訴えている主訴の問題とは何でしょう?

 

例えば再雇用についての情報収集や転職への情報提供などで

意思決定に必要な要素をまとめ、目標の合意に向けて踏みだしたいですね。

 

あとCL45は方策の前に意義や説明がないので抵抗に合います。

これだけ説明する時間があるなら、先に方策の利点や計画を

相談者に話して納得感を引出してから、その場で実際に聞ける内容を

「今」目の前にいる支援者が、

その場で確認することで試験官にアピールしてもいいはずです。

 

途中で終わっても口頭試問で続きは言えますからね。

引き続き頑張りましょう!! 

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

 

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試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると役に立ちますし大変ありがたいです。 

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