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第6回キャリアコンサルティング技能検定1級【論述試験】必須問題解答例➂

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

 

前回、「第5回キャリアコンサルティング技能検定1級

【論述試験】必須問題解答例②」の記事を書きまして、  

1級キャリコン 論述解答例 カテゴリーの記事一覧 - キャリア・ライフの自己研鑽カレッジ

今回は、第6回1級キャリアコンサルティング技能検定の

論述試験対策 必須問題解答例の第3弾を掲載して行きます。 

 

自分としては回答内容を振り返りながら質を上げていく作業で、

ポイントやキーワードを押さえているかなどの確認をして、

より良い事例指導のために必要な要素を研鑽して行きたいと思います。 

 

何度も何度もチャレンジして、解いて解いて解きまくると、

色々な気付きもあって専門家としての見地が深まるはずです!

 

第6回1級キャリコン論述試験/事例1:【必須問題(全員解答)】

次の文章は、

事例相談者(キャリア・コンサルタント:女性40歳、相談歴2年)が

事例指導を受けるためにまとめた事例である。

この事例を読み、以下の問いに答えなさい。

解答は指定された解答用紙(必須問題)に記述すること。 

リンク先:キャリアコンサルティング技能検定HP

過去問題|国家検定キャリアコンサルティング技能検定

https://www.career-kentei.org/download/2016_6th_grade1jitsugi.pdf

問1 

この相談者Aについて、どのような問題があるか。

あなたの考えをその根拠を含めて記述せよ(15点)

  

クライエントの問題点を問う問題と言えますので、

来談経緯と面接経過を踏まえた、

あなたのキャリアコンサルティング能力(1級レベル)が試されています。

 

これは1級試験、指導者としての力量が試されているわけですから、

相応の解答方法・書き方があるということだと思います。

 

問1解答例

【主訴】

相談者は会社員として順調に働いていたが、

母からの連絡で実家のことが心配になり早く戻りたいと考えている。

【問題点】

➀「何としても早く戻りたい」実家へこだわるあまり、状況判断に偏りがある点で自己理解不足である。 

➁「なんとか仕事は見つかる」の発言から仕事の手掛かりや具体的な情報収集の無い点は仕事理解不足である。

➂「何としても早く戻りたい」の発言から自己のキャリアプランと家族のライフプランにも計画性がなく、中長期的な視点が欠けている。

④「会社も家族もなかなか分かってくれない」の発言から相談など出来ていないコミュニケーション不足。

(267文字/1行当たり約53文字)

 

【前回の回答】

Aさんは現在、仕事でも人間関係でも順調にいっているが、

実家の母親から戻ってほしいと連絡があり、

よほど心細い思いをしていると感じ、

すぐにでも戻りたいと思う一方で仕事や家族のことが気掛かりで相談に来た。

「新しい仕事の手掛かりがない」という発言から仕事理解不足、

「何とか仕事は見つかる・・・」「生活費が・・・」という発言から

中長期的なキャリアプラン・マネープラン不足。

また、家族の反対に合っている状況で「一緒に行くことは反対」

という経過を見るとコミュニケーション不足の問題もある。

家族とのやり取りを含めて「会社も家族も分かってくれない」

という発言から一人で抱え込む思考傾向にも問題がある。   

(291文字/1行当たり58文字) 

 

 

問2

この事例相談者の相談者Aへの対応について、

どのような問題があるか。あなたの考えを記述せよ。(15点)

 

問2解答例

事例相談者は事柄の応答と同意ばかりで相談者の問題を明確化したり焦点を当てるような傾聴が無く関係構築が深まらないので問題の核心を捉えていない。

自己理解と仕事理解に気付きを促していないため、キャリアコンサルタントの専門的な見地から捉えた問題の説明や定義もないまま、相談者の心情を根拠に目標を設定しようとしている。

方策の実行については一方的であり選択肢の検討も実行後の計画性も無い為、適切なマネジメントが出来ていない。

所感からキャリアコンサルタントの使命や役割について認識不足があり、自己の問題などに気付くためにも周囲への働きかけが必要である。 

(269文字/1行当たり45文字)

 

【前回の解答】

事実確認や事柄への応答が多く気持ちや感情への応答が出来ていない上、所感では信頼関係が築けたと思い込んでいる。

推測に基づいた判断をする傾向もあり、もっともらしい意見の提示や選択肢の提案をしているように見えるが、未確認の情報を整理出来ておらず、目標共有もないまま方策の提案を一方的に行っていることは問題である。

また、所感において「問題が明確になった」とあるが、共有化する確認や問題の明確化などもしておらず問題解決に向けた合意もない。

「Aさんの心情に・・・」という所感でも初期面談における傾聴技法、特に需要・共感が出来ていないことは問題であり、キャリアコンサルタント視点の問題把握は不十分であるし、アドバイス方法やノウハウ不足のまま、情報提供や提案をしていることも問題である。 

(335文字/1行当たり55文字) 

 

 

問3

あなたが、この事例相談者の立場なら相談者Aに対して

どのように対応するか。あなたの考えを記述せよ。

 

問3解答例

相談者の焦る気持ちや思いを丁寧に傾聴し、信頼関係を築いた上で正確に問題を把握して専門家としての見地を共有しながら問題を明確化する。

その後、適切な目標を合意した上で、自己変容を促してから冷静に意思決定できるように支援する。

具体的には、

➀守秘義務の説明と両親への思いを受容・共感しラポールを形成する。

➁両親への強い関心や今までの職務経験と周囲の状況を整理して自己理解を深める。

➂中高年の転職市場や具体的な求人情報・待遇面など都内と秋田両方の情報を提供し、比較検討をして仕事理解を深める。

④定年後まで考えたキャリアプランを一緒に整理してから、家族の考えているライフプランも確認して頂き、中長期的なライフキャリアを計画した上で上司や家族の支援の必要性に気付いて頂く。

⑤以上を踏まえ、実家へ戻るかどうか適切な意思決定ができるように支援する。 

(365文字/1行当たり45文字)

 

【前回の解答】

まず気持ちや感情への応答が出来ていない傾聴技法を是正し、その上で相談者との関係構築の在り方について一緒に考える指導を行う。

次に未確認情報や推測で提案や方策を展開しないように、キャリアコンサルタント視点の問題把握に必要な積極技法(質問)の是正と問題の定義と共有化、解決に向けた目標設定、方策のコミットメントをキャリアコンサルティングプロセスに沿って事例相談者と確認する。

相談者は母からの連絡により戻りたい気持ちが先行しているが仕事理解不足である為、キャリア指向性や職業経験・能力を傾聴した上で、実家周辺の労働市場についての情報不足や、秋田に戻った後の中長期的なキャリアプラン不足・マネープラン不足の問題を共有化し、これらを解決する為の求人情報の提供とライフキャリアプランを整理する方策を提案して適切な意思決定を支援する。

また、家族とのやりとりではコミュニケーション不足が伺える為、奥さんと子供の将来について、娘とは友人関係や進路について、それぞれ家族会議などで話し合いの場を作り、単身で行くのか、期間を決めていくのか、一人で抱え込まないように適切な選択肢の提案と継続的な支援を行う。

(490文字/1行当たり61文字) 

 

おわりに 

さて、【第6回キャリアコンサルティング技能検定1級

【論述試験】必須問題解答例➂ は如何でしたか。

 

今回の解答タイムは「81分」でした!

 

いや~、これでは駄目ですね!!

悔しかったのでこの後にすぐやり直しました(笑)

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本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございました。

 

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