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第20回キャリコン2級検定 仮想ロープレ②&口頭試問パート4総集編

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

 

さて、今回の記事は第20回キャリアコンサルティング技能検定2級

試験対策講座の個別指導内で実施したロールプレイの逐語録になります。 

www.careerlife.jp

個別指導では、実技面接試験出題の仮想ロールプレイを実施し、

逐語録を分析してキャリアコンサルティングスキルや

カウンセリング技法などの確認を行っています。 

www.careerlife.jp 

第20回検定は終了しましたが、次回の第21回検定に向けて、

文字に起こした逐語録を見ながら勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、

私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返って

個別指導の更なる質の向上に役立てたいと思います。

 

さてさて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います。 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞く、

試験対策講座の先生に指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振返った経験は少ないのではありませんか?

 

逐語録に起こすのがまず大変ですよね(笑)

 

ただ、逐語録に起こしてみると同じことを何回も言っていたり、

ご自身の喋り方の癖はもちろんのこと、

マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるかなど、

その場の相談支援や指導の会話だけで確認しきれていないと思っています。 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

※ロープレ内容につきましては、試験と全く同条件の表示はできませんので、

基本情報等は変更しておりますが、

キャリアコンサルティングスキルの確認という視点であれば、

それほど違和感はないかと思います。 

 

CL役は西川さん、CC役はスズキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。

 

では、行ってみましょ~う!! 

 

相談事例

◆ケース2 酒井さん 33歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

 

CL1 

酒井です。

CC 1
酒井さんですね、キャリアコンサルタントの鈴木と申します。

初めまして、キャリアコンサルタントには守秘義務というのが

ありますので今日は安心してお話になってください。


CL 2

あ、はい、わかりました。

CC 2

また、ご本人とか他の方に何か危機があったり危害があるような場合は

守秘義務についてまたご相談させていただくようになりますので

そちらの方もご了承ください。

今日はどういったご相談でいらっしゃいましたか。➀

 

CL 3

私は大学を出まして、機械部品メーカーに総合職で入社して

10年目になります。

今年の4月からですね、係長になったんですよ。

それで部下ができまして、ただ・・・できたんですけど

うまくいかないって感じているんですよね。

CC 3

部下とうまくいかないって感じてらっしゃるんですね。

 

CL 4
部下ができたんですけどちょっとうまくいかないと言うか、

それがあって自分には部下の指導、管理指導が向いていないんじゃないかなと

ちょっと思い始めた矢先だったんですけど

上司から最近うまくいってないようだけど大丈夫って言われまして。

CC4

大丈夫って言われたんですね。

 

CL 5

そういうことを言われて自信がなくなってしまいまして。

CC5

自信がなくなってしまった?➁

 

CL 6

いっそ転職した方がいいのかなとか、ちょっと落ち込んじゃいまして。

CC 6

落ち込んでしまったんですね。

 

CL 7

そういうこともあってどうしようかなーと

ちょっと考えがまとまらなくて相談に伺ってみたんですね。

CC 7

それでいらっしゃって下さったんですね。

酒井さんは10年目で、今年の4月からですか、管理職になられて

でもちょっと部下の方とうまくいかないということですね。

 

CL 8

うまくいかないと思ってまして。


CC 8
そういったところで上司の方にうまくいっていないようだけどって言われて

自信がなくなってしまって転職も考えてらっしゃるということなんでしょうか?➂

 

CL 9

はい、いっそやめちゃった方がいいかなとか。

CC 9
いっそやめちゃった方がいいんじゃないかなと。

部下のかたとうまくいかないというのは

どういったところがうまくいっていないでしょうか?④


CL 10

はい、部下が二人できたんですよね。

御一方は年上で元々うちで社員をしていた人だったんですよ。

CC10

年上で社員としていられた方?⑤


CL 11

派遣として戻ってきて、元々総務にいた人だったんで

よく知っているというか感じも悪いんですよ。

CC 11

感じが悪くて、でも仕事のことはよく分かってるということなんですね?⑥

 

CL 12

細かいこともよく分かってるとなんですけど、

そういう人が一人と、あとは入って2年くらいですかね

若手の男性なんですけどその方が部下になりまして

どっちも個性があると言うかそういった管理指導というのが

うまくいかないなぁというか感じています。

CC 12

そうですね、一人が元々総務に社員でいらしてやめられたんですか?⑦

 

CL 13

はい寿だったのかな、 やめまして。

結局2年後には戻ってきたいんだけど社員としては難しいということで

派遣を通して戻ってきたって感じですね

CC 13

その方は何年位入られた方なんですか?⑧

 

CL 14

その時で15年くらいいたんですかね。

CC 14

15年くらいで辞められてそれで戻ってきた。

それ内容的にはある程度わかってらっしゃるということなんですね?⑨

 

CL 15

そうですね。

CC 15

その方が感じが悪いということなんでしょうか?⑩

 

CL 16

そうですね、性格的にちょっと合わないっていうのもあるんですけど

私はどちらかと言うと総務課に来て2年目なんですけど

人事とかの経験もあるので、福利厚生というかそういったところを

充実させたいというところがあるんですよね。

CC 16
福利厚生を充実させたい。

 

CL 17

そういうふうに課の中で推進していきたいというか

プロジェクト業務がありましてどっちかというと

その方は派遣なんであまり関係ないじゃないですか。

CC 17

派遣さんだから関係ないんですね。

 

~約5分経過~

 

CL 18
だからあまり興味を示しませんし、細かいことを昔から・・・

そんなことをやってどうするのとか。

CC 18

今やろうと思っていることを

そんなことやってどうするのってことなんですね。

 

CL 19

そんなことやってもこれは無理じゃないとか、否定的な人で。

そういうのも言われていると少しめげてしまいまして。

CC 19

言われているとそれはめげてしまいますよね。

もう一人の方は少し癖があるということですけど男性の方?⑪

 

CL 20

少しマイペースの人で仕事なんかはある程度

しっかりやってくれていて出来るのかなと思うんですけど

CC 20

できるのかなという感じですか?⑫

 

CL 21

はい、そんなに意欲を感じないというか

こう一緒に変えていこうみたいのはないんですよね。

クセとしては長い方、その女性社員の方の方が強いですね。

CC 21

酒井さんの中ではどっちが重い感じですか?⑬

 

CL22

そうですね長い方の方がちょっと本当に嫌で。

CC 22

本当に嫌なんですね、いちいち言ってくる感じですか?⑭

 

CL23

何て言うか、癇に障ると言いますか、付いてくるポイントというか

話し方なんかも合わないなと思うんですけど、

そうやって派遣で戻ってきてなんでそういうことを言うのかなとか。

CC23

まあでも酒井さんの方が上司なんですよね。

 

CL 24

だけどなんか強い人なんで。

CC 24

お年はどちらの方が上なんですか?⑮

 

CL 25

あちらの方が上ですね。

CC 25

こちらの方の方が上で、余計年齢的にも言いやすいんでしょうかね?⑯

 

CL 26

そうですね、言いやすいんだと思うんですよね。

私はどちらかと言うと強いタイプというよりは

円満にやっていきたい方なのであまり主張も強くしませんし。

CC 26

酒井さんは円満に会って行きたいから主張しないんですか。⑰


CL 27

はいできれば穏便にやっていきたいなというか

一緒にやっていけたらいいなと思うんですけど。

CC 27
う~ん、その方とも一緒に

うまくやっていけたらいいなと思ってらっしゃる?⑱


CL 28

いやちょっとそこがもう嫌で、だからもういっそ辞めちゃった方がいいかな

くらいになってしまって、気持ち的にですね。

CC 28

その方がいなかったらその仕事自体は問題ないんですか?⑲

 

CL 29

そうですね、そうかもしれないですね。

仕事自体はさっき言ったところを進めていきたいと思いますし、

せっかく係長になったので期待もあるでしょうから

10年目で係長やらせてもらえるって事でそんな悪くない人事だと思うんで

そういう意味では頑張っていきたい気持ちがあるので。

そんな矢先にそんな感じだったので。

CC 29

酒井さんはお仕事に対して思いがあって

人事も10年目で係長というのもなかなか会社の中では

いい感じのポジションに付かれたという感じなんですね?⑳


CL 30

そうですね課長もいますけど、ユニットと言うか

一つのまとまりの中では任せてもらえたという感じなので。

CC 30

じゃあやっぱり酒井さんにそのポジション10年目で係長にされた上司の方は

酒井さんを見込んでそのポジションにということなんでしょうね。

 

CL 31

はい、だから余計に見込まれているのに、うまくいってないようだけどと

言われた時に期待に応えられていないなあみたいな。

CC 31

期待に応えられていないのが辛いことなんですか?㉑

 

CL 32

なんでこんなことがうまくできないんだろう

みたいなところはちょっと辛いなと。

CC 32

こんなことがというのは、その女性の方と

上手くできないのがあっていうことですかね?㉒

 

CL 33

やっぱ自分が上司になるのですからしっかり管理指導みたいなことが

できない自分を責めてしまったと言うか。

CC 33

管理できないというところを

自分で責めてしまっているという感じなんですね。

そうするとその女性の方とうまくいけたら

逆に仕事に対してもやりやすくなるでしょうし

意欲も出てくる感じでしょうかね?㉓

 

【CC視点の問題把握】相談者にとって管理指導とは何か?

KA

気持ちへの応答や感情に焦点を当てた質問で相談者と信頼関係を築いたら、

キャリアコンサルタント視点の問題把握(見立て)へステップアップします。

問題把握のためのアプローチ(質問事例)

例えば、今まで管理指導能力を培ってきた経験や、

マネジメントスキル向上への意欲があるのかどうか?など、

これらを確認することで気付きを促して自己理解を深める。

管理指導の役割をどこまで理解しているか確認して仕事理解を深める。

こういった意図的な問いかけを意識することで、

キャリア上の問題点をしっかり捉えることが出来ますので

相談者が気付いていない問題点に焦点を当てることができます。

 

ちなみにその「管理指導」に悩んでいるから、

相談者はここに相談へ来たのではないでしょうか?

この相談者視点(CC視点)の問題把握を明確化すればするほど

問題解決への道筋に一貫性を保つことが出来ますね。

 

CL 34

そうですねそれは思います。

CC 34

その拒絶というわけではないということですか。㉔

 

CL 35

いやーどうなんですかね、どうすればいいのか。

CC 35

相手の方が変わってくれたら、穏便になってくだされば

うまくやっていけるような感じなんですかね?㉕

 

~約10分経過~

 

CL 36

でもいい歳ですからなるんですかね。

CC 36

何かきっかけとかあるといいかもしれないですよね。


CL37

きっかけですか・・・・。

CC37

逆に酒井さんのどういったところに

その女性は色々と言ってくるんですか?㉖

 

CL 38

そうですね、会社内の改善とか仕事の手間が増えるじゃないですか。

福利厚生を良くするためには経費的な問題もありますし

人事や総務は負担が増えるわけですよね。

現場のためを思ってやるとかそういうことなんで、そうすると

その方っていうのは振られる仕事も増えるじゃないですか。

任せる範囲も多少あるし、部下も二人しかいないので

そういったところの割り振りなんかにも文句を言ってきますし。

CC 38

そうするとその女性の方は仕事が大変になるから嫌なんでしょうかね?㉗

 

CL 39

派遣の方なので自分の仕事の範囲的なものがあるみたいで。

CC 39
自分で作っちゃうんですか?㉘

 

CL 40

ある程度自分の仕事はここまでよ、みたいな。

また強く言ってくるのでそこに振ったりとかがしづらいというんですか。

CC 40

そんな感じだとお願いもしづらいですよね。

 

CL 41

そうなんですよね、やっぱり言いづらさもあるし

年上で先輩だったっていうのもあったんで。

そういったやりづらさもありますね。

CC 41

やりづらさはありますね。

派遣さんっていうのは期限が決められているんじゃないですか?㉙

 

CL 42

そうですね派遣で事務員できているので3年ぐらいですかね。

CC 42

今はどのくらいいるんですか?㉚

 

CL 43

今1年くらいでしょうかね。

CC43

私から見るとその女性の方は、派遣さんで酒井さんは係長で

社員で考えると立場的には酒井さんの方が強いような気がするんですけども。

 

CL 44

そうなんですよね、でも気持ちが弱いというか。

CC 44

気持ちが弱いんですか?㉛

 

CL 45

もともとそういう感じで君臨していた人だったので

そういう印象もあるのかもしれないですけど。

CC 45

実際には派遣さんだから期限がくればまた。

 

CL 46

その後また紹介予定派遣とかで社員とかになったりしないんですかね。

CC 46

その方のご希望とか会社の状況にもよるんでしょうけど、

今の話を聞いていると他の方もその女性の方と

仕事をしたいのかなと思うんですけどもどうですか。㉜

 

CL 47

その方がそういう感じなんで、違う部署からも

あの人はちょっと大丈夫なのみたいな、

私に対しても大丈夫?みたいな心配もありますし。

CC 47
先ほどの調子の方の大丈夫なのというのは、

酒井さんを心配してる大丈夫なのという感じだったんですか?㉝

 

CL 48

それもあるかもしれないですよね。

私としてはそういう方が居て、そういう方が居ても

私は社員なのでしっかりやらなきゃいけないなとは思うんですけど、

係長になったばかりなので。

CC48

そうですねまだ係長になったばかりですからね。

 

CL 49

係長になると評価とかそういうメモ変わってくるので

そういう面も気になってしまったなーというのはありますね。

CC 49

そういう面も気になってしまってる感じですか?㉞

 

CL 50

はい少し悩んでしまったなというのは思いました。

CC50

今の話を聞いていると、他の方もこの女性の方の癖が強いと

分かっていらっしゃるということ、そうすると仕事はできるけども

人間関係がなかなか他の方とも、酒井さんとじゃなくても

ちょっとあまりうまくいかないんですかね?㉟

 

CL 51

そうですねもう一人の部下の方は、飄々としてやっている感じなので

気にせずにやっているっていう感じなんですけど、

直接一緒にやる業務がなければ関わりもないですから

実際に聞いたわけじゃないですけど

もう一人の部下もあまり干渉しないと言うか。

CC 51

そうするとその方は酒井さんの方に目がいくんですかね?㊱

 

CL 52

そうなんですかね、男と女の違いとかもあるのかもしれないんですけど。

CC 52

そうですね、他の方もその女性の方のクセがわかってらっしゃるということなら

例えば社員になるというのはハードルが高くなるでしょうからね。

酒井さんは社員で係長でいらっしゃるわけですから

立場的には酒井さんの方が安定してらっしゃるのかなと思いますけどね。

 

~約15分経過~

 

CL53

そうですね、確かにそうですよね。

そういうのもなんか忘れてました。

CC53

あとは相手の方が年上の女性ということなんですけども

その仕事が大変だから大変になると騒ぎ出す感じですか?㊲

 

CL 54

そうですね、私のやり口が気に入らないのかは分からないですけど

こういう風に推進しようとかやって行こうって言うと

業務体制を変えるとか役割をこうするってなると反発してくると言うか。

CC 54

役割りを変えようとすると反発してくる?㊳


CL 55

そうですね、そうなので分担それぞれ決めているんですけど。

派遣なので残業とかもできませんから

ある程度範囲を決めてやってはいるんですけど。

CC 55

派遣さんに対しての配慮はしてらっしゃるということですね?㊴

 

CL 56

そうですねそれはしているつもりなんですけども。

CC56

その方はそれは分かってくださらない感じなんですね。

逆にその方がもしやる気になったらどんな感じになるんでしょうね?㊵

 

CL 57

なるんですかね、やる気になったら・・・。

CC 57

今の話を聞いていると割り振りをされていて、

それに対して反発をされているような感じがするんですけども。

 

CL 58
仕事に対してですか・・・

やる気になったらまあ細かいことは気がつく人なので。

悪いとこばっかりでもないですから。

CC 58

気が強いってことでしたけども、結構そういう方ってやる気になると

力を発揮してくれたりという方も中にはいらっしゃるので

どんな感じなのかなと思いまして。

 

CL 59

そうですね部長なんはそういうの上手くやってたって。

CC59

部長さんはうまくやってらっしゃったんですね。

 

CL 60

はい、うまく操縦していたイメージは確かにありましたかね。

CC60

そうするとまず、その女性の方と酒井さんが

うまく操縦できればいいでしょうかね?㊶

 

CL 61

そうですよね、そうすれば少しやる気を出してくればいいのかなって。

そういう風に考えればいいんですかね。

CC 61

上司の方の操縦されていたというのは

どんなところを操縦されてたんでしょうか?㊷

 

CL 62

うーんとですね、詳しくまでは分からないですけど

ある程度その方の特性みたいなのをある程度範囲を決めて

そこを深くと言うか細かいところを見るような業務を

振ったりしていたと思います。

CC62

先ほど細い人だって言ってましたよね。

 

CL 63

上司が気づかないところだったり気付けないところの業務を

限定して任せたりっていうのは見たことがありました。

CC 63

そうすると今とは違う感じなんですか、

今どんな感じで降ってらっしゃるんですか?㊸

 

CL 64

今はある程度業務分担してですかね。

特に内容というよりは総務なので業務量で割り振りしてますね。

CC 64

そうするとじゃあその女性の方の特徴としては

業務がいっぱいになるとあれですけど

一つの事を深掘りしてもらうとうまくいく感じなんでしょうか?㊹

 

CL 65

力を発揮してるんじゃないかなって前は思いました。

CC65

なるほど、そうすると上司の方にもう一度、

操縦の仕方を聞いていただくとかはいかがですか?㊺

 

CL 66

そうですね、部長に一回相談してみるのがいいかもしれないですよね。

CC 66

心配なさっていたようですし、そうするとその上司の方から

やり方を聞いてやってみて頂いたのを、また何か問題があったら

またうちの方に相談していただけると

いいのかなと思うんですけどもいかがですか?㊻

 

CL 67

非常に良いと思うんですけど、

そういうのって評価に響かないんですか、相談というのは?

例えばこういうのうまくいかないんですけどって言って

評価が下がるようなことはないんですかね。㋖

CC 67

逆に何も相談しないで悪くなっていくよりは相談されてというのが

いいんじゃないかなと思いますし、そうやって心配してくださってる

ということなので部下が通ってきてくれるのは

上司というのはそれでいい方向に行けばいいんじゃないでしょうか?㊼

 

CL 68

分かりましたじゃあ次回。

CC 68

ではまた色々とお話を聞かせてください。

 

CL69

今日はありがとうございました。

CC 69

ありがとうございました。

 

ピピピピピ・・・。

ここで時間切れとなりました。

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

 

SIK1

方策まで行かれたと思うんですが、

その方策をどのように実施したいと考えましたか?

CC1

具体的にはその部長の方に、その女性の扱い方と言いますか

操縦という言い方をされていましたけども

どんな形で関わっていくといいのかというのを聞いていただいて

それを参考に実施していただくのがいいのかなと思いました。

 

SIK2

相談者との関係構築はうまくできましたか?

CC 2

関係構築はうまくいったと思います。

気が付かれていなかった部分、最初はもう辞めてしまおうかな

という話だったんですが、後半では色々とお話をしていく中で

自分自身はやっぱり頑張っていきたいっていう気持ちが出てきて

最後には辞めるという選択よりも、なんとか仕事をやっていけるという方向に

持って行けたので関係構築はできたのではないかと思います。

 

SIK3

今のロールプレイで良かったところと

悪かったところがあれば言ってください。

CC 3

良かったところは一つずつ丁寧に気持ちに寄り添いながら

寄り添っていけたかなと思います。

それによって最初は辞めてしまおうかなと、転職しようかな

というところから、最後上司に色々相談をして今の問題点を改善する

という方向に持って行けたのは良かった点だと思います。

悪かった点はちょっと賞賛が少なかったかなと思うので

落ち込んでいる方なので賞賛して気持ちを

上げていってあげれば良かったなと思います。

 

SIK 4

ではこの相談者の相談したい問題点と

キャリアコンサルタントとして考える問題点とは何でしょうか

CC 4

相談者の方は女性の部下の方と関係がうまくいかなくて

それで会社を辞めてしまおうかな転職しようかなというところが主訴です。

キャリアコンサルタントとしてみる見立てとしては

その女性の方の強さに負けてしまっていて、

何をどうしたら改善していくかという改善点が

全く考えていられていなかったというのが

キャリアコンサルタントからする問題点です。


SIK 5

では最後になりますが、次回の相談機会があれば

どのような方策を実施したいと考えますか?

CC 5

はい、今回は上司の方にその女性の方の扱い、お仕事の割り振りの仕方を

聞いてきてくださいということで、それを実施できたかどうかというところと

相手の方が年上の女性ということなので、仕事だけではなくて

言葉遣いであったりとか年上の女性が喜ぶと言ったら変ですけど

やる気になるような言葉がけを一緒に考えていければなと思いました。

  

おわりに

さて、「第20回キャリコン2級検定 仮想ロープレ②

&口頭試問ver4総集編のまとめです。

 

第21回検定に向けた逐語録となりますが、

皆さんから見ると如何でしょうか?

 

どちらかと言うと相談者視点、感情に引っ張られた面談プロセスで、

このCCの問題をキャリアコンサルティングプロセスで表現すると、

相談者の自己理解と仕事理解を深めるというよりも、

感情面や気持ちの応答に少し偏ってコミュニケーション不足に問題を感じ、

相談者の対人的な要素に焦点を当てて明確化しながら

気付きを促そう促そうとしているように見えます。

 

気持ちへの応答で傾聴している点は良い(出来ている)と思いますので、

繰り返し技法や支持だけでなく、これからも感情・意味の反射など

明確化技法を磨いていくと更に良いと思います。

 

明確化とはクライアントが言葉にしていないが、

潜在的に気付いていることをカウンセラーが言葉にすることです。

 

今回の事例に例えると・・・

投げやり気味に聞こえる「いっそ辞めたい」という相談者の言葉の裏、

潜在意識には「本当は辞めたくない」という気持ちが隠されています。

 

皆さんもこんな会社辞めてやるよ!とは言ったものの、

本当は辞めたくないのに・・・慰留してほしい・・・

という心理があることに気付いたこともあるはずです。

 

そんな時は、

「続けられる方法が見つかれば辞めたくないということですか?」という、

意識の拡大を図る問いかけで悩みを解決できることもあります。

 

昔の上司がこうやって冷静に対話してくれていたら・・・

退職を願い出た時に明確化技法を使ってくれたら・・・

明確化を有効活用するとキャリアが変わる方が多いかもしれません。

 

 

少し高度な技法ですが、意味の反映なんかも活用できますね。

「坂井さんにとって係長を任されたことはどのような意味がありますか?」

「坂井さんにとって部下との人間関係は価値のあるものですか?」

こういった問いかけで、相談者自身の有意義な経験と無意味な経験が

明確化されていきますので、自分自身の感情と他者との人間関係、

職務の役割に関する内省が深まり、自己変容に繋がっていくと思います。

 

今回の事例では関係構築はある程度出来ている一方で、

自己理解不足・仕事理解不足・キャリアプラン不足等を芋づる式に聞くなど、

キャリアコンサルタント視点で問題把握しないと、キャリア上の問題よりも

コミュニケーション不足や相談者の気持ち(思考特性や自己効力感など)の

問題解決に進んでいってしまいますね。

 

また、問題点を整理する為に15分前後で要約し問題を共有化した後、

意思決定支援プロセスで具体的な利点や行動計画に落とし込めれば、

解決に向けてのプロセスへメリハリが出るのではないでしょうか。 

 

良くも悪くも結果的に情報収集の必要性に気付きを促す質問や

後半の方策にも中盤のプロセスが影響しているのだと思います。

 

では、少し話は変わりまして、

なぜコミュニケーション不足や気持ちの問題解決の優先順位が低いのか?

 

それが良い悪いのではなくて、我々キャリアコンサルタントは

相談者の自律・自立的なキャリアマネジメントを相談者自身が気付き、

自己の意思決定で乗り越えるための支援をしているからです。

 

例えばコミュニケーション不足に焦点を当てて、

性格の合わない同僚に振り回されている原因を探り当てて解決しても、

また同じように感情的に嫌な人が出現すると悩んでしまうわけです。

 

これを心理的な側面から解決するのは心理カウンセラーさんの役目で、

我々キャリアコンサルタントは職業生活設計上のトラブルとして、

職業能力開発の発展途上の問題として捉える必要があります。 

 

ということは、相談者が対人関係で上手くいかないという問題を

キャリア上の課題として捉えることで、相談者自身がそれに気付き、

自ら意思決定し、キャリアを構築していけるためのサポートをするのが

我々キャリアコンサルタントの使命だと思います。

 

例えば対人関係が上手く行っていない今回の管理指導の悩みについては、

心理的な側面だけでなく、相談者自身の管理指導能力スキル不足なのか、

管理者としての役割や職責、職務分析が出来ていないことが問題なのか、

このようなキャリアコンサルティングプロセスにおける

自己理解不足・仕事理解不足を通して、CC視点で問題把握を行うことで、

自分の性格や相手の性格に焦点を当てるのではなく、

職業能力の開発をしている途上で生じた問題というキャリア上の視点から

相談者は問題解決にアプローチすることが出来るようになるわけです。

 

もちろん不安や不満を傾聴して解消していくことで、

その方のキャリア形成支援に繋がることもあるわけですが、

キャリアコンサルタントやキャリアコンサルティングの使命は何か?

常日頃から意識して相談者と向き合って頂くことが、

本当の意味でキャリアコンサルタントの専門性を高めていく、

自己研鑽の在り方なのかなと思っています。

 

キャリアコンサルティンは折衷的なので偏らないことが大切ですし、

思考を柔軟に様々な知識や技法を駆使して使命を果たすことです。

 

なお、自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、

ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?目標設定は?

方策の実行は?それぞれのキャリアコンサルティングプロセスに沿って

確認すると自らの課題点が見えてきやすいと思います。

 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、

キャリアガイダンスの6分野(自己理解・仕事理解等)を活用して

相談者が気付いていない問題点をCCとしての見地から導きましょう。

 

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本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

 

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