はじめに
名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
秋の気配を感じる季節になってきましたね～、
キャリアコンサルティング技能検定まであと約2か月です。
先月のキャリアコンサルティング技能検定の結果発表から
1ヵ月余りが過ぎようとしていますので、
第20回の試験対策講座の総括も行っていきたいと思います。
結果から申しますと今回の試験対策講座においては、
総合合格率が33％！！
お蔭様で第20回検定合格率の約2.2倍という実績を出すことが出来ました。
2級キャリアコンサルティング技能検定の対策講座を検討されている方、
これから目指そうとされている方、諦めきれない方、悩み迷っている方、
色々な方の参考になればと思いますので、是非、ご覧ください。
試験対策講座受講前と受講後の比較表まとめ
少し前に、弊社の試験対策講座がどの程度、受講生に貢献できたのか、
具体的に評価点を数値化してまとめさせて頂きました。
弊社の試験対策講座を受講前と受講後で点数がどのように変わったかを、
分析して数値化し、グラフでまとめたものですね。
第20回２級検定の最終版データがこちらです。
左の縦軸が評価点、横軸は評価区分を表しており、
グラフの青いデータ数値は受講前、赤い数値が受講後の評価点です。
一目瞭然かと思いますが、軒並み点数が上昇していますので、
皆さん成長され、評価も上がり、スキルアップされたと分析します。
この試験は少し特殊で、複数回受験されても評価点が下がる方も
いらっしゃるのですが、ほとんどの受講生が点数アップに成功しました。
私は全能ではありませんので、
指導法が合わない可能性や、様々な要因などで、
力を発揮しきれなかったケースも現実的にはあるというわけです。
そして、一番貢献できたこと、そうなんです・・・
合格者数が前回試験対策講座よりも2.5倍へ増加しました！！
これは本当にありがたい、喜ばしい事ですね。
弊社の試験対策講座の特長
パッと見てご理解頂ける通り、
全項目で評価点が上昇しているのですが、
実技試験の合格率が約１５％でした。
これも評価区分ごとに多少の誤差は出るのですが、
合格点（基準到達）に到達できない60点以下の方は約８５％になります。
そんな状況の中、こういった結果が出たことを素直に受けとめて、
出来た点は出来た点として、次回の試験対策講座でも良かった点等を
弊社の強みや魅力として伸ばして行きたいと思います。
論述試験の点数分布図
論述試験の点数を分布図にまとめてみました。
70点以上、65点以上、60点以上という区分です。
ということは・・・論述試験は全員100％到達！
試験結果のご連絡を頂いた受講生の中に、
59点以下の方はいらっしゃいませんでした。
※第20回論述試験の指導をさせて頂いた方を対象にしています
受講生全体の100パーセントが論述試験60点以上！
自分でも驚いたというか、これもひとえに受講生の頑張りなのですが、
論述試験では、60点以上＝基準点到達が100％、
なんと、受講生の10割に基準点到達して頂けました！
51点から62点にアップした受講生もおりました。
論述試験単独での合格率は分かりませんが、
お蔭様で良い結果が出せたのではないかと思います。
ただ、今回は論述の出題ケースが今までの「相談機関」⇒
「大学内キャリアセンターの相談員」に変更された影響で、
試験が終わってから気付いた受講生も含めまして、
高得点者も少なく、平均点も第19回よりも下がりました。
その一方で全員が基準点到達してますので、
ポイントを押さえた指導、専門性を補完するような講義は
ある程度出来たかなと思います。
次回も企業分野・教育分野・需給調整機関分野のどこからどのように
出題されるのか、幅広い専門性が問われる難しい試験に対応できるよう
指導する側にとっても大変な状況になってきました。
実技面接試験の合計点分布図
次に実技面接試験の合計点を平均して分布図にまとめてみました。
65点以上、60点以上、55点以上、50点以上で区分けしています。
ちなみに実技面接の基準点到達者は40％以上でした！
受講生全体の55パーセント以上が実技面接合計点60点以上！
これも4区分の合計点なので、区分による良し悪しはあるのですが、
半分以上の受講生が６０点以上となり、
もうあと一歩という印象の方も多かったです。
今後は苦手な評価区分の改善が必要ということになりますが、
合計が５５点以上の受講生でも特定の区分で、
点数が到達していなかった勿体ないケースがありました。
というわけで、やはり、下の４つの評価区分を正確に理解し、
それに対応するスキルを教科書通り、基本に忠実に習得していくことが、
目の前の検定合格、その先の長期的なキャリアや実務に役立つような、
スキルアップに繋がっていくという視点で良いのかなと思います。
2 級実技（面接）試験の評価区分とその内容を振り返る
改めまして、口頭試問では「何が出来なかったか」とよく聞かれますので、
まずは２級試験では「何を評価されているのか」をよく理解しましょう。
基本的態度
キャリアコンサルタントとして自分をありのままに受容し、
言語・非言語で 表現し、多くの場合、一致していること。
また、必要に応じて相談者の個別問題に応じた支援（助言・情報提供等）を
適切に行うことができること。
関係構築力
キャリアコンサルタントとして、
相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度を維持しつつ、
様々なカウンセリングの理論とスキルを用いて、
相談者との 人格的相互関係の中で相談者が自分に気づき、
成長するような相談を安定的に進めるこ とができること。
問題把握力
相談者が表現した内容から、
相談者が相談したいことを把握し理解するとともに、
相談者が訴えている以外の相談者の問題を把握しており、
推論の根拠も説明できること。
具体的展開力
相談者との関係性を意識しながら面談を進め、
相談者の訴えを理解した上で適切な目標を設定し、
キャリアコンサルタントとしての対応を適切に選択し、
対応できることで、相談者に気づき、変化（問題に対する認知の変化、
自分または重要な他者に対する認知の変化、
自己の表面的な表現から内面表現への変化、
具体的行動や意欲の変化など）が起こること。
以上の４つの評価区分を試験時点の自分のロールプレイに照らし合わせ、
出来れば逐語録に起こして振り返ってみると良いのではないでしょうか。
そこから細かいスキルや点数の底上げ、苦手分野の改善等は
私でもお手伝いできますのでお声がけください。
おわりに
論述試験合格率100％実技面接合格率33％超！
第20回2級試験対策結果のまとめです。
- 試験対策講座受講前と受講後の比較表まとめ
- 論述試験の点数分布図
- 実技面接試験の合計点分布図
- 2 級実技（面接）試験の評価区分とその内容を振り返る
今回は弊社試験対策講座の実績を厳正にチェックするため、
2級検定対策講座の振り返りをまとめました。
あれこれ説明するよりも分かりやすく数字でお伝えしました。
まだまだ指導者としては若輩者ではありますが、
試験対策講座を受講された方からは、
合否に関わらずご連絡を頂き誠に感謝しています。
この場を借りて、御礼申し上げますm(_ _)m
弊社の試験対策講座は基本的にマンツーマン指導が多いので、
応募があってから受講生に合わせたスケジュールを立てて、
カリキュラムを薦める比較的自由な形を取っています。
逆に言えば、基本的にどんな方でも試験までにある程度勝負出来るように、
最大限に寄り添いサポートをしているつもりです。
実際、試験直前に個別指導を2時間＋1時間延長の講座を受けた方に、
紙一重で合格された方も現実的にいらっしゃいます。
そして、第20回、惜しくも不合格の受講生にも、
大変ありがたいことに継続指導のご要望をたくさん頂きまして、
少し早いのですが振り返りをしながら講座をスタートしております。
もしも、また試験対策のお手伝いをさせて頂けるようであれば、
第20回試験の結果を踏まえた講座内容を検討し、
提案を始めておりますので、ご連絡いただければ幸いです。
２級検定試験にチャレンジすること自体、
そもそも大きな意義と意味があると思って下さい。
受検して不合格になった経験はとても大きいです、
でも、その後に合格した経験はとてつもなく大きいです。
不合格も合格も経験した私が言うことですから、
それほど間違ってはいないと思います（笑）
ショックを受けた方、悩む方、休みたい方、
色々な方がいらっしゃるでしょうけど、
敬天愛人はチャレンジする方を引き続き全力で支援します。
一緒に合格を目指していきましょう！！
本日もお忙しいところ、
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座
まずは無料で試験対策を体験したい方は、
サイトに掲載されている過去記事、試験対策情報を使ってみて下さい。
おそらく、このサイトやネットにある情報を全て網羅するくらい読み込み、
全く受講料を払わずに合格することも不可能では無いと思います。
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