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【第19回キャリコン2級技能検定/仮想ロールプレイケース1】後編

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。

 

今回は前回の記事、

「【第19回キャリコン2級技能検定/仮想ロールプレイケース1】前編

の後編です。ご覧ください。  

 

CL15 

外資系のインターンシップというのは受けてないですね。

大手さんとか勧められたところ受けていたので・・・、

インターンシップに参加するモチベーションもあまり無かったですし。

CC15 

そうなんですね。まあ色々とね個性が強いとか自分たちの意見を戦わしながら、

よりね、良い会社・工場に勤めてというところもいっぱいあると思うんですね。

そういうようなところで、例えばなんですけれどもね、

今はサトウさんは海外か国内かっていうところで思ってらっしゃいますけども、

もしも海外に支社がいっぱいあるようなところで、

国内の会社かもしれないけどいずれは海外の支社でバリバリ行けるような、

そういうような働き方っていう3つ目の選択っていうのも可能じゃないかなと

思うんですけどいかがですか。 

 

CL16  

そうですね・・・、そういうところで、

そういうのも考えた方がいいんですかね。 

CC16 

ではね、ここまでお話をお伺いして、

今サトウさんは英語というアメリカというところもありましたけども、

アメリカっていうのは個性とか自分の意見がしっかり言える。

そういうような社会においてバリバリと仕事をしていきたい、一方でね、

お母さんたちの言うことを聞いて国内での何かそれがないかと調べたけども

ちょっとなさそうだと思っているというところが悩んでらっしゃる

ところだと思うんですけどいかがですか。

 

「先読み/深読み/思い込み」

KA

CC16「アメリカっていうのは個性とか自分の意見がしっかり言える。

そういうような社会においてバリバリと仕事をしていきたい」とありますが、

CLはそういうような社会だから働きたいと考えているのでしょうか。

例えばCL6「開放的な雰囲気で、学生同士の交流も活発でして、

私としてはいろんな国から学生さんが来ている点で文化交流も楽しくて、

ある程度働き方とかみんなに聞くと凄く楽しそうなイメージ」と、

感じている部分を深掘りすることによって出てきた感情を背景に

ここは見立てた方が自然で、問題の核心に迫れる気がします。

彼女にとって海外で働くのは憧れなのですから。

「アメリカはそういうような社会」という表現に、

少しCCの価値観が見え隠れするような印象をCL役として受けました。

「そういうような働き方っていう

3つ目の選択っていうのも可能じゃないかなと思う」という表現も??

CLは3つ目の選択肢がほしいと言ったのでしょうか・・・。

自分はCCとして価値判断することなく中立であるかどうか、

「無条件の肯定的関心(配慮)」を意識して自分を客観的に評価しましょう。

 

CL17 

う~ん、国内だとそういう働き方はちょっと出来ないのかなって思ってますね。

1年留学した時にあっちで働くこととの違い、ギャップというか感じてはいるので。 

CC17 

そうしましたらその矛盾とかね、そういうところもあるかもしれないんですけども、

果たして国内ではね、今私が申し上げたようなこと、第3のという感じでね

支社とかあるところがあるかもしれませんのでね

そういうようなところっていうのを学生の支援センターというところ

探されているかもしれないんですけれども、

わたくしの方でもご一緒にその辺を一緒に考えていって、

一つずつ自分の納得された道っていうのをね、

選んで行かれたらどうかなと思うんですけれどもいかがでしょうか。

 

「言語的スキルのクセとCC視点の見立て?」

KA

この辺りで半分の10分経過しつつあるのですが、

CLが一番不安に感じているところ、もしくは、CLはこうしたいんだという

理想的な展開(主体的な意思決定)を把握・評価しているのでしょうか。

それと言語的表現のクセだと思いますが、「というところ」「そういうところ」

「~ところ」が多くなる傾向があります。

「そういう」という表現はCCが都合よく解釈して濁している表現とも取れます。

「そういうところ」とは何なのかを「明確化」してあげたいですね。

「個性を尊重した自分の意見がしっかり言える社会で働きたいのですね」とか。

違うなら違うとCLは言うので、「ではどういう働き方が出来るのが理想ですか」

などと切り返して、深掘りして行けば良いのです。

それと、これは見立て(問題評価)なのか、意思決定支援なのか、

目標設立なのか、方策なのか、私は聞いていて良く分かりませんでした。 

  

CL18 

そうですね~・・・、自分の納得したっていうところですかね・・・。 

CC18 

他に何かそれ以外でご心配なこととか、これはちょっと引っかかっているなと

思うようなところはありますか。

 

「思考の拡大を図る質問」 

KA

まとまった要約の後に、第3の選択肢を探索する「他には?」は、

思考の拡大を図るための良い問いかけです。

時間的、流れ的にもタイミングが良いと思います。 

 

CL19 

将来的に海外で働きたいっていうことに関しては、

それでやっていけるんでしょうかね・・・選び方というか。 

CC19 

そういうところをね、例えば身近な先輩ですとか、

海外に出られた人のモデルがあるかもしれませんので、

そういうのをお聞きになるという必要は出てくると思うんですね。

それと例えばなんですけれども海外で働くということにですね、

色々な意見を交わしながら個性豊かにというのが、

今そういう働き方したいんだという気持ちというのを

しっかり言って頂いたので受け止めたんですけれども、

やはり海外で自分を主張して行くっていうのは

非常に大事になってくると思うんですね。

そうなるとお母様に対しても自分の思いというのを

ちゃんと言えるような言い方、例えばタイミングですとか、

やっぱりそういうことをしっかり学んでいかなければ海外でも

ちょっと厳しいかなと思うんですよ。

そういうところでね、

例えば伝え方のアサーションシステムっていうんですけれども

そういう風な練習っていうのも出来ますので、

どういう風に伝えていったらいいか、

自分の思いがしっかりと話せるのかというのも、

そういう練習もご一緒にしていきたいと思うんですけどいかがでしょうか。

 

「情報提供優先/指示的・教示的?」

KA

ここでは私のCL役としての正直な感情を言うと、

何をしてほしくてこんな長い話をしてくれているのか、

それに、とても覚えられませんので困りました。

3つくらい方策が入っているので答えようがないですし、

「今そういう働き方したいんだという気持ちというのを

しっかり言って頂いたので受け止めたんですけれども」

どの場面でそう感じたのかも私には良く分かっていません。

このようにCCから提案されて、CLが主体的に考えることができるのか、

「はい、やります」と言って頂けるのか、

まずはそこから考えた方がいいかもしれません。

例えば、「身近な先輩に海外での働き方を知っている方はいますか」と、

問い掛けるだけでもCLは自ら考えることが出来ると思います。

こんな簡単な提案でもアクションプランが起こせるわけです。

ロールプレイは20分しかないのですから、

基本的に提案・方策も気付きを促せれば充分です。

CCの頑張りすぎ、知識の披露はCLを逆に迷わせてしまうなど、

ためにならないこともありますので注意しましょう。

「CLにあれをしなきゃいけない」「CLはこれをした方がいい」→✖

「CLはどうしたいのか」「どんな支援でアクションを起こせるか」→〇

 

CL20 

アサーションすることによって伝えやすくなるわけですか。 

CC20 

そうですね、例えばお母様に対してですね、

自分の思いを言われたってことですけれども、お母様が実際に

他に安全とかそういう面以外で何か心配されていることっていうのが

あるのかどうかしっかり聞いてあげるっていうことも

必要になってくるかなと思いますし、それだけではないというのがお話、

伝え方によってね分かってくることもあるんですね。

そういうのって、やっぱり海外でお仕事する上でも

サトウさんの武器になってくると思うんですけれどもね。

 

「情報提供優先の傾向」

KA

説得的な応答、CCの思い込みで提案優先の思考になっていないでしょうか。

~いかがでしょうか。いかがですか。という表現が続いている気がします。

 

意思決定支援「メリットデメリットを比較」

KA

例えば15分経過した辺りで、

「国内(海外)で働くメリットデメリットは?」を入れます。

客観的に問題を評価させて、意思を引き出したり、CLの気持ちを収斂させないと、

目標設立のコミットメントがなかなか出来ません。

表面上できたように思えても、システマティックアプローチのステップを

踏んでいなければ結果的に出来ていないと評価されてしまう恐れもあります。

CLが適当に話を合わせている可能性もありますので・・・。

ここが、試験場で「たくさん話をしてもらえてスッキリした」と、

CLに言われたとしても、実際は不合格になる要因だと私は考えています。

逆に、CLが終始不機嫌だったのに合格したと思っている方は、

幸か不幸かカウンセリングステップを踏めていたので、

技法が評価されて合格ラインに達したと思われます。

というわけで、要約、整理しながら弊社テキスト参考に、

マジックワードも駆使した展開をしてみたらどうでしょうか。

海外か、国内か、どちらかに向けての主体的な意思決定、

理想の展開に近づけるきっかけを与えるためにも、

方策でもう一度コミットメントするためにもです。

 

CL21 

例えば留学していて、友人もいますし、ボーイフレンドもいるんですよね。

そういったことは母には言ってないんですけれども、

そういう相談とかもした方がいいんですかね。 

CC21 

うーん、そうですね、お友達も頼る人もいない中で

向こうに行くのかなというのもあるかもしれませんしね。 

 

CL22 

そういうことを言うと母にはそれがあるから海外で働きたいのではと

言われてしまうので言ってなかったんですけれども。

CC22 

それも含めてこういうところでこういう仕事をしたいんだという、

例えば何年後にはこういう風になっていたいんだというような

中・長期的なビジョンですとか、そういうことをお話していくと

最初は抵抗に合うかもしれませんけど、

自分自身が考え方をまとめることによってサトウさん自身が

やりたい方向を明確化するんですね。

 

CL23 

はい・・・。 

CC23 

ではね、ちょっと今後のことを考えまして、

例えばまず海外の方の外資系の方の会社でここはいいなと思うようなところ、

それと国内の中でも海外に支社があるようなところも含めて

求人票とかでいくつかピックアップしていって

それで私とともにメリットとかデメリットというものを

一つ一つ考えていきながらそれを参考にしてお母様の方にももっていく、

そういう形で今後進めていく、考えて行くというのはいかがですかね。 

 

問題把握をするために必要なこと 

KA

見立てや質問で問題把握するための深堀りが出来ていないので、

目標設立のコミットメントが中途半端になってしまい、

同じような情報提供、提案がループしている気がしませんか?

CLによっては置き去りにされた印象、イライラし始めるかもしれません。

いくつか同時に提案していますが、まず今回の面談でクライエントのために

設定するべき目標、コミットメントを改めて確認しましょう。

 

目標設定からの方策

KA

キャリア目標とは、今後の達成に向けたプロセスが予測可能であり、

その進捗状況、達成状況を客観的に理解、評価できるものであればベターです。

例えば「上司へ相談する」が目標なら、どのように話すか、CLは実行出来そうか、

そして、どんな結果が得られたのかが客観的に分かるものが良いということです。

ビジネス用語でデッドラインという言葉がありますが、

例えば、「いつまでに相談できそうですか」「2週間後に結果を教えて下さい」

などの時間枠を明確に設けることで、より実行プロセスが明確になります。

シュロスバーグ氏の4S 点検で言うところの物理的支援(時間軸)を

点検することで明確になるのと一緒だと思っています。

新たなる一歩、挑戦への熱意をそぐことがないよう、

無理のない達成可能な目標設定を援助することが「意思決定」支援です。

2級は技能士はこういった技法を理解して安定的に使えること、

自分が出来ているかどうか客観的に評価できるレベルが到達基準となります。

 

CL24 

うーん、そうですね、海外で働きたい気持ち、再燃した気持ちを

どうやって決着をつけたらいいんですかね。  

CC24 

うーん、再燃した気持ち・・・、

例えばもうちょっと具体的に教えてもらえますか。

 

「終盤に自己理解不足/自己一致ならず」

KA

CL役をやっていて自分の今の気持ちが整理出来ず、

どうしたいのか分からず終わってしまいそうなので発言しました。

自己概念と体験の統合が上手くいかず、自己一致が出来ていない状況です。

自己一致出来ていないということは、CLはモヤモヤしたままですよ。

 

CL25 

そうですね、ボーイフレンドもいますし、働き方、雰囲気が楽しかったんですね。

まずは海外で働きたいなという気持ち・・・モヤモヤしているというかあるので。

CC25 

あの~、そのボーイフレンドは向こうの方なんですか。 

 

CL26

そうですね、アメリカの方ですね。 

CC26

そうですか、実際に留学をして凄い楽しかった思い出というのは

一つの宝物になっていると思うんですね。

ただ、留学と仕事というスタンスだったら、

またその中に生活というものが入ってくると違ってくると思うんですね。

それこそライフスタイル、宗教的なものやその土地の文化ということも

あると思うんですけどその辺については考えられたことってあるんですか。

 

CL27

アメリカなのでやっぱり文化的背景というか、

人種のやつとか複雑なのはなんとなく分かりますけどね。 

CC27

その辺はやっぱりお母様に説得する意味で、必要な問題かなと思いますね。

その上で、実際に海外で働きたいという気持ちになるんじゃないかなと思いますね。

その辺の気持ちっていうのをそれこそ口で言うのもいいんでしょうけど、

実際に書き出してみると自分の気持ちが整理出来るんですね。

だからまずはそれで、どうして海外で働きたいのかなという気持ちから、

再燃した気持ちを大切にしたいということですので、まずはそこから、

私もそこからお話を一緒にしていきたいと思いますので、では次回までにね、

ちょっと時間もないので書き出してきて頂いて、

それで一つ一つ検討していきませんか。 

 

CL28

はい、そうですね。一回まず気持ちの整理をして、考えたいと思いますね。 

CC28

では次回、一週間後にこの時間にお会いしたいと思いますがいかがでしょうか。 

 

CL29

分かりました、はい、ちょっと考えてきます。

ありがとうございました。

CC29

よろしくお願いします。ありがとうございます。 

 

ピピピピピ・・・。

 

ここで時間切れとなりました。

 

次回は、

「【第19回キャリコン2級検定/

仮想ロールプレイケース1】口頭試問編

へ続きます。 

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本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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