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第8回1級キャリアコンサルティング技能検定ロープレケース①パート1まとめ

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はじめに

名もなきキャリアコンサルティング技能士こと敬天愛人です。

 

寒く乾燥している日々が続きますね~、皆さんは体調など大丈夫ですか?

私は花粉症も感じているので肌がピリピリ、カサカサな感じです。

 

今週も1級実技の本試験にチャレンジする方は多いと思いますので

お互いベストを尽くすためにも気を付ましょう(`・ω・´)ゞ

 

さて、私自身もマイペースで対策&研鑽を進めておりますので、

これから受験される方へ、少しでもお役に立てればと思い、

今回は1級ケース1の第1弾をお届けします! 

 

今回もHOTな練習内容を逐語録で起こしましたので、

これから1級検定に臨まれる方や、勉強されている方に

是非、役立てて頂こうと思います! 

 

1級検定を受験される方だけでなく、2級の勉強をされている方、

国家資格キャリアコンサルタントを初めて受験される方まで幅広く、

1級ってどんなロープレか知りたい方の参考になれば幸いです。

 

台本などはもちろんありませんし、即興で生のロールプレイなので

お見苦しい言語表現等もあるかと思いますが、私も皆さんと一緒で

一生懸命に勉強して1級合格を目指していますので、

温かい目で見守って頂けるとありがたいと思います。

 

今後もしっかり逐語録を起こして自分へのフィードバックを行い、

1級検定に向けて自分自身の課題点を振り返りスキルアップしながら、

ここをご覧の皆様に役立つ情報提供をしていきたいと考えております。

 

多少、お見苦しい点もあるかもしれませんが、ご了承くださいm(_ _)m

1級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - 勇気が出る!『キャリア・ライフ』の自己研鑽カレッジ

1級キャリアコンサルティング技能検定体験記 カテゴリーの記事一覧 - キャリア・ライフ「キャリアコンサルティング技能検定2級 試験対策講座」

 

1級検定は試験対策講座など少なく、情報も多くないですし、

1級ロープレの逐語録はネット上でも拝見したことがありませんので

少しは皆様の参考になるのではないかなと思います。

 

今回の逐語録は私の実力を計測する意味でも2/10現在のロープレです。

 

CL役は田中さん、CC役は私(敬天愛人)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。

 

では、行ってみましょ~う!! 

 

相談事例

◆ケース1

事例相談者キャリアコンサルタント(相談歴 2 年)

相談者  :Aさん、女性(43 歳) 

 

事例相談者は田中さん(以下CLと表記)

事例指導者は敬天愛人(以下CCと表記)

 

CL1

こんにちは。

CC 1

こんにちは、本日事例指導を担当させていただく敬天愛人と申します。

 

CL 2

田中と申します、よろしくお願いします。

CC 2
よろしくお願いします。

本日はお忙しいところご来談いただきましてありがとうございます。

 

CL 3

よろしくお願いします。

CC 3

今日は迷わずここまで来れましたか?

 

CL 4

はい、初めてなので少し迷いましたけどもわかりました。

CC4

じゃあよかったです。

椅子の位置は話しやすい位置にしといたんですけど

どうですか大丈夫ですかね。

距離感とか大丈夫ですかね、声聞こえますか。

 

CL 5

はい大丈夫です。

CC5

お名前は田中さんですね、田中さんもご存知かと思うんですけども

最初に守秘義務のことを説明させていただきます。

 

CL 6

はい。

CC 6

ここでお話しした内容は外に漏れることはありませんので

ご安心してお話ください。それと田中さんや第三者の生命の危険性や

危害が及ぶ場合などはその限りではありませんのでご了承ください。

そうしましたら今日初めてお会いしましたので

安心してお話していただくためにも

簡単に私の自己紹介をさせていただいてもよろしいですかね。

 

CL 7

あ、お願いします。

CC 7

私はですね、民間の相談機関の方でキャリアコンサルティングの実践を

10年ほどやってまして 事例指導の方法3年ほど担当させて頂いております。

普段利用しているメインの理論としましては

来談者中心療法というのはご存知ですか?

 

CL 8

はい。

CC 8

来談者中心療法ですね、の立場で面談をやってまして、

技法についてはシステマティックアプローチですね、

そちらの技法を実践しております。

今日はですね、田中さんの方で

相談ケースをお持ちいただいたということですので、

それを基にですね、事例の中の課題点ですとか

ご不安な点も多いかと思いますので育成的な視点も含めて

一緒に検討したりとか考えていければいいかなと思っておりますので

よろしくお願いします。

 

CL 9

よろしくお願いします。

CC 9

よろしければ田中さんの方も簡単なプロフィールと言うか、

これまでの活動経験ですとか、キャリアコンサルタントの経験ですとか

よろしければ差し支えのない範囲で教えていただけますか?


CL 10

私はキャリアコンサルタント、技能士2級をちょうど3年前に取得しまして

約2年キャリアコンサルタントとして仕事をさせて頂いてます。

CC10

どうですか丸2年ですとお仕事は慣れましたか?

 

CL 11

いや~、まだまだ日々研鑽という風なことで

今回もご指導いただくということで参りました。

CC 11

今回の事例は大変なケースというか

難しかった事例だったんでしょうかね。

 

CL 12

そうなんですよ、気持ちとか今の立場だとか精一杯、傾聴に努めて

私のやり方としては関係構築をメインにそこから深掘っていくという

やり方をメインとしているんですけど・・・

ただ次回の予約これからという時にそれがキャンセルされてしまって。

CC 12

あ~そうだったんですね、キャンセルされてしまったんですか。

そうすると関係構築を普段から大事にされているとお聞きしたんですが、

キャンセルになってしまったということで

ちょっと大変な事例だったということでお越しになられたんですね。

 

CL 13

はい。

CC 13

はいわかりました。そうしましたら今日、

田中さんのお話の中で大事なお話もあるかと思いますので

メモを取らせて頂きながら進めさせて頂きますので

メモの方は私の方で責任を持って 廃棄しますので

とりながらやらせていただいてよろしいでしょうかね。

 

CL 14

はいお願いします。

CC14

そうしましたら今日の相談のケースですね、

お持ちいただいたということなので拝見してもよろしいでしょうか。

 

CL 15

はい、よろしくお願いします。

CC 15

はいありがとうございます。

相談ケースについては普段お作りになったりとかはしていますか?

 

~約5分経過~

 

CL 16

一応こういうきっちりとしたものではないんですけども、

どういうことをご相談に見えてどういう経緯でと

逐語とは行かないですけどメモ程度は。

CC 16

簡易的なものをですね、今回はどのように作成されたんでしょうね。

 

CL 17

今回は先生のご指導いただくということで来談経緯とか

前回の面談の経過、そういうようなところと、

私の今の一番の心配事項ですね。

所感というところでまとめさせていただきました。

CC 17

結構大変ではなかったですか?

 

CL 18

そうですね(笑)

CC 18

そうですよね(笑)

 

CL 19

ただこの場を有効なものにしていただけたらということで作りました。

CC 19

ありがとうございます。

お忙しい中だと思うんですけども作る時間も手間もかけて。

実際に作って頂いて改めて振り返ってみて

気づいた点なんかはございますか?

 

CL 20

う~ん、ちょっと関係構築重視という風な私のポリシーと言うか、

やり方に問題があるのかなというところが疑問視できたりしたので、

ぜひ今日気づきがあればアドバイスいただければと思っています。

CC 20

そうですね、こういった振り返りを実際にやっていただくと

先ほど言われたように何か問題があるんではないかと

気づかれたりということができますので、お忙しいとは思うんですけども

定期的にとは言いませんが困ったケースがあった時などは

作っていただくと学びも深まりますし、復習というか

ご自身の研鑽にもつながりますので今後も続けてください。

 

CL 21

はい、分かりましたありがとうございます。

CC 21

ではちょっと拝見させて頂きますね。

そうしましたら 来談経緯・面談経過・所感ですね、

三つにまとめていただいたということで非常によくまとまっていますね。

面談経過の中にあるような、後半部分ですね 、

A さんへの働きかけですとか関わり方ですね、

支援の内容まで書かれていますので、

こういったところは貴重な資料になりますし、

後は田中さん自身が面談をする中で感情というんでしょうか、

相談者に抱いた感情ですとかそういったところも書いていただくと

さらに貴重な資料になりますので事例ケースの時には参考にしてください。

 

CL22

はいわかりました。

CC 22

では今回のケースの分析にちょっと入りますけども、

A さん女性43歳ということで来談経緯ですね。

A さんは自動車部品メーカーで働いていて

総務部で事務業務を担当して25年、最近流行りの AI ですね、

自動化の導入計画が進んで、またお母様の介護について

心配があるということですね。

 

CL23

はいそうなんですよ。

CC23

来談経緯の方はこんな形ですね、そうしましたら

よろしければ面談経過から先ほど田中さんから振り返りを

一回してもらいましたけども、また新たな気づきもあるかもしれませんし

ちょっと整理していく意味で面談経過から順を追ってお話しいただけますか?

 

CL 24

はい、相談者の A さんは高校卒業されて自動車部品メーカーに

就職されたということで主に事務の仕事を担当なさっています。

ご相談された内容っていうのは、数年後に事務業務の効率化ということで

システム導入が終わって 今の AI だとかロボットですね

rpa の導入というのが本格稼働し始めるということで

自分がこれまで培ってこられたスキルである事務業務というのと

それはなくなってしまう。極端に言うと

自分の仕事がなくなってしまうんじゃないかなと不安を抱えられていて。

CC 24

ご心配されているわけですね。


CL 25

それで心配な上に、実家にお母様が一人暮らしで高齢で

最近体調が思わしくないからということで

介護が必要になってくる状況でもあって、自分の仕事が不安定な上に

そういう介護でお金経済的なこととか心配されて、

ご自身の時間もそうなんですけども 。

CC 25

時間的なことの心配をされているんですね。

 

CL 26

主に経済的な方なんですけども。

CC 26

経済的な方ですね。

 

~約10分経過~

 

CL 27

それでお母様の介護と介護が必要になってくるのに

自分の仕事がなくなってしまって収入もなくなっちゃうんじゃないかなと

すごく疑念を持ってらっしゃるんですよ。

CC 27

それは心配ですね。自分の仕事の継続と介護についてですね、

こちらのケース記録に書かれている同時並行してということなんでしょうかね、

その解決の必要性に迫られている?

 

CL 28

ご自身の理想的なプランとしては今の仕事が継続して

安定的な収入を持って、お母様の介護にあたりたいということを

ずっと言われていて。それがそういう必要性に迫られているんだけども

肝心のお仕事がなくなってしまうんではないかなとそこがご心配なんですよね。

CC 28

その辺りは表情なんかはどんな感じでお聞きしてましたかね。

 

CL 29

ただでさえお母様がお身体体調が思わしくなくて、

そちらの介護に経済的にも、一番心配なさっているのは経済的なところで、

それが今の生活のご自身にプラスアルファーで

乗っかってくるということじゃないですか。

CC 29

はい。

 

CL 30

なのにご自身の仕事が今後不安定な状況だっていうことで、

そのダブルの不安というのが・・・

CC 30

二つですね、その辺を強くおっしゃっていたんですね。

そうしますとその続きで、そこで田中さんは仕事の不安を抱えながら

介護をするのは大変だなと思ったものの、

何とか頑張ってほしいと寄り添ったというか。

 

CL 31

そうなんですよ。

CC 31

関係構築というかね、出来る限り A さんの気持ちに応えたいと

そういう支援をされたんですね。

具体的にはどのような支援をされたんですか?

 

CL 32

まず不安な気持ちを話していただくということで、

その気持ちに寄り添うということで傾聴で感情とか

気持ちの応答とか気遣いながら、まずお気持ちを出していただく

という風なことで それをまず第一に気持ちに応えたいと。

CC 32

素晴らしいじゃないですか、基本的なことですよね。

よくできてらっしゃると思います。

 

CL 33

そこに自分としてはコンサルティングのポリシーを持ってきたんですけど。

CC 33

ポリシーですね。基本的な態度として傾聴は大切なことですね。

 

CL 34

受容共感したつもりで寄り添えたかなと思っていたんですけども、

そうした上で今後の職場の状況とか介護の必要性について伺ったところ、

会社の方で数年後も同じ仕事を続けられる保証はないというふうに聞いたとか。

CC 34

厳しい感じですね。

 

CL 35

そういう風に言われたことだとか、お母様がどうおっしゃってるのか

という風なところも聞いて「お母さんは私のことは心配しなくていい」と

ご本人がおっしゃるには投げやりみたいなことを言われて、

そっちに持っていく気持ちもなすすべがないみたいな形に

なっちゃってということなんですね。

CC 35

なるほど、投げやりな感じで言われてしまって、

どうでしょうその時は A さんは何かおっしゃっていました?

 

~約15分経過~

 

CL 36

お母様のことを精一杯心配してこっちは聞いているのに、

本人は自分のことなのに心配しなくていいと言っていて、

どうにもならないのになんとかなるかなみたいなことで、

気持ちの持って行きようがないみたいな感じなんです。

CC 36

行き所がないみたいな感じですね。

そうしますと田中さんの方では職場の状況ですとか、

必要性についても確認をされていますし、

その辺の A さんのお気持ちも伺いながら進めていた。

ただ、お母様の方はちょっと投げやりでAさんもどうしていいかわからない、

そういうところがあったんでしょうかね。

 

CL37

そうなんですよね。

CC37

心配しなくていいということなんですもんね。その辺りをこの後、

共感的に受け止めたということで

上司や職場の人事部なんかも考えたんですか、支援としては?

 

CL 38

そうなんですよ、それでそういう風なところも

相談した方がいいという風に言われたんですけども、

本人としては会社の方から同じ仕事を続けられる保証がないと

言われたことにすごくガーンとなってしまって、

まだ前向きに人事部だとか上司に相談ができていないということだったので、

同じ仕事を続けられる保証がないということがイコールその方の

仕事がなくなっちゃうというのではないと思うんですね。

そういう風なこともお伝えして改めて、もうちょっと前向きな観点で

ご相談というのもされた方がいいんじゃないかと

思うんだけどどう思うとご提案を。

CC 38

前向きなところにも少し気付き様というところなんですね。

ご提案、情報提供ですね、提案されたところ

A さんからキャンセルがあったと。

 

CL 39

そうなんですよ。それですごく今の会社に後ろ向きになってられるので、

そういうことで選択肢を増やす意味でも転職も視野に入れたらどうですか

という風なこともちょっと伺ってみたんですよ。

CC 39

ええ、転職の話もお聞きしたと。

それについてはどうですか何かおっしゃっていました?

 

CL 40

まだそこまでは考えていないみたいなので、

次回そういった転職についてもこちらからも情報提供も約束して

次回の約束をしたというところで前回は終わったとということなんですね。

それでまあ次回の面談で転職についての情報を提供するからということだとか、

介護関係の公的支援が色々あるじゃないですか、

私の方からそちらの方いろいろ情報提供したいと言って、

次回の約束をしたところ「よろしくお願いしますと」という

お約束もできてというところだったんですね。

CC 40

選択肢もいくつか提示しながらやられたということなんですね。

所感にもこちらは書いてありますけど、気持ちなども

信頼関係を築けたということで、後はサポートですね

人事ですとか同僚、そういったところも検討してもらって

転職の選択肢も提案したと、キャンセルは連絡はあったんですか?

 

CL 41

あの電話が来まして・・・

CC 41

キャンセルを受けてお気持ち的にはどうですか?

 

CL 42

いや何がいけなかったのか、傾聴ということで関係構築を重視するという

私のやり方がそもそも良くなかったのか・・・

それか選択肢を増やす意味で もうちょっと人事部の方に

前向きな相談とかが、あるいは転職の情報提供なんかも

ちょっと私が先走りすぎたのかなという思いもありまして。

CC 42

選択肢を増やして提示することが、ちょっと先読みと言うか

先に言ってしまったかなと、その辺も少し感じられての

もしかしたらキャンセルなんではないかと?

 

CL 43

はい、先走ったような。

CC43

先に言ってしまったような感じですか?

 


CL 44

ええ。

CC 44

分かりましたちょっとここまでいろいろお話聞きましたので、

簡単に要約させていただいてもよろしいですかね。

 

CL 45

あ、お願いします。

CC 45

相談者の方が43歳の女性ということで 、

正社員で働いている方なんですが業務的に会社が効率化を進めている中で、

ご自身の仕事がなくなるかもしれないので不安と、また

お母さんの介護の必要性も感じていて

それについても不安を感じているので相談にいらっしゃったと、

そういうことですね。

 

~約20分経過~

 

CL 46

はい。

CC 46

それで田中さんの方は相談者の方に寄り添いながら

関係構築を重視してと言うか、お話を気持ちを受け止めながら傾聴して 、

気持ちに応答しながら信頼関係を築いた上で

A さんに対して選択肢ですとか情報提供をしたところ

次回の相談を約束したものの面談後に

キャンセルの連絡があったということでしょうかね?

 

CL 47

ええ。

CC 47

それで面談がキャンセルされてしまったので

今後のより良い支援に向けて方向性というかしっかり支援ができるように

指導を受けたいということで今日はよろしいですかね。

 

CL 48

あ、はいお願いします。
CC48

ここまでは大丈夫ですか、問題点というか内容というかね。

 

CL 49

はい。
CC 49

そうしましたら今後のより良い支援に向けてと言うか、

育成的な視点で鑑みまして、

ちょっと一緒に考えていきたいなと思うんですけども、

面談の様子の中でいくつか確認させて頂きたいんですけども、

先ほど振り返って気づかれたとというとこなんですけど、

もしかしたら関係構築の重視のやり方に問題があるんではないかと

おっしゃってましたけども、今振り返ってみてその辺については

どう思いますか、お考えとかあります?

 

CL 50

心配とか不安な気持ちを受け止めて、

そこを寄り添ってという風なことだったんですけども、

とにかく自己効力感が下がってられるので、今は心配の種ばかりなので

良かったことを振り返っていただいて、肯定的資質に着目して

自己効力感をあげるところをもっと重視した方が良かったかなぁと。

CC50

なるほど、肯定的な要素を重視して

自己効力感をあげるといいんじゃないかなと。

肯定的な要素を挙げると自己肯定感が上がる他に

どんないいことがありますかね。

 

CL 51

自分自身のスキルだとか強みとかに気づきも、自己理解ですよね。

それで今、あと今の会社に否定的にならずにもっとできることが

あるんじゃないかなと、自分自身に自己理解も進むんじゃないかなと。

CC 51

なるほどそれで自己理解が進むと、例えば田中さんの傾聴ですね。

面談の中で受容・共感だけじゃなくて自己理解や気づきも促せて

肯定的な要素も引き出せるんではないかとというところなんですね。

分かりました、そうしましたら関係構築は、

もしこの面談でそれができたとしたらどうなりましたかね?


CL 52

自身の肯定的資質に気付いていただいて、

もう一歩を踏み出せたんではないかなと気持ちの上でも。

CC 52

A さんがですね。

 

CL53

そういったことが私今回の面談ではできてなかったのかなと。今思うと。

CC53
なるほど、 できていなかったということですね。

もう1点言ってましたけど、選択肢を増やす先に提示してしまった、

これもちょっと問題として感じでたということなんですけども

この辺については改めて振り返るといかがですか?

 

CL 54

やはり、今後の今の会社での働き方にご自身、

自己効力感が下がっているのですごくダメ出しをされているんですよね。

CC 54
ああ、会社のですね。


CL 55

会社の方から一方的に同じような仕事はなくなると言われたとか、

そこで十分な相談ができているのかとか、

まだまだ転職も視野に入れたらどうだとか、

そういうこともご自身で気づいていただきたかったのに、

私から誘導的になってしまった。

CC 55

ご自身からね、気づいていただく、

キャリアコンサルタントとして大事な役割ですよね0。

 

CL 56

それがちょっと誘導的になっちゃったのかなと反省点ですね。

CC56

そういうのは主体的な 何とかって言いますけど?

 

CL 57

主体的な意思決定。

CC 57

主体的な意思決定の支援ということでしょうかね?

 

CL 58

はい。

CC 58

はいはい、それがちょっと足りていなかったんではないか

というところなのですね。

 

CL 59

その主体的なというところに・・・

CC59

それが選択肢の提示に少し影響していたのではないかなというとこでしょうかね。

そうしますと今2点問題が出まして、関係構築に関しては

傾聴の中で自己効力感を上げるための自己理解の気づきを促すとか、

肯定的資質に着目した傾聴ができていなかったんではないかという問題が一つと、

もう一点は選択肢を増やす上で先に提示してしまったということで

これが相談者にもう少し寄り添って主体的な意思決定支援に

繋がるような情報を提供とかそういったものができた方が

良かったのではないかなという問題が一つ、

この二つの問題点の他に何か気になってる点とかって今ありますか?

 

~約25分経過~

 

CL 60

お母様が自分は大丈夫という風に言われたという風なことを

投げやりみたいな形で受けとられているんですけども、

そこ をもうちょっと深掘りできるような形で

なぜそういう風に思われたのかという風なことをそこを聞いてなかったですね。

CC60

なるほどお母様への気持ちの深掘りですよね。

どうしてそこまで心配されているのかみたいなところが

ちゃんと傾聴できていなかったんではないかなというところですね。

 

CL 61

うんうん。

CC 61

わかりました、はい。ではその三つを考えますと

今日せっかく面談に来ていただいたので、

まずこの三つをどう解消していくかということを考えたいと思うんですけど

傾聴の要素として、最初の一番目の関係構築のところの傾聴と、

お母様の深堀できなかった傾聴ってちょっと同じような形なので、

これを1つ傾聴の問題として、それを2点、この傾聴の問題を解消するために

一つレッスンをやっていくことが一つと、後は問題を提示する時に

主体的な意思決定支援とおっしゃってましたけども、

そちらの問題解決に向けて一点一点に絞ってもいいですかね?

 

CL 62

ええ、そうですね。

CC62

その二つの問題を今日はどちらか、せっかくなので今日は目標として

解消に向けてやっていこうと思うんですけども

どちらからやりたいかなと思います?

 

CL 63

じゃあ私の関係重視の姿勢が揺らいできているような、

危機感を感じているので傾聴の方からということで やりますか。

CC 63

はい、わかりました。関係構築は相談者との信頼関係を深める上で

とても大事なことですし、揺らいでいるんであれば

揺るぎないようにできるように一緒にやっていければなと思いますので。

そうすれば田中さんが普段の面談で安心して

関係構築できると思いますのでまずそこからやっていこうと思います。

 

CL 64

ええ、ええ。

CC 64

では、それが今日の目標として関係構築をする上で肯定的な要素、

自己理解を深める、こういったところに関してやっていこうと思います。

ではそれに向けて具体的なレッスンをして行こうと思うんですけど、

傾聴いわゆる関係構築ですね、先ほど言った傾聴ですとか

色々な要素があると思うんですけど、まず今回の関係構築自己理解、

肯定的な資質を捉えるとおっしゃいましたけどもそれについて

どう いうスキルアップ、もしくはどういったことをやっていたら

田中さんはよろしいと思います?まずどんなことが必要ですかね。

 

CL 65

う~ん、やはりですね、すごく自己効力感が下がっている方には

気づいていただくためにはまず自己効力感を上げて

という風なことが今思うんですね。

CC65

自己効力感ですね。

 

CL 66

はい。

CC 66

なぜ自己効力感を上げるのが大事なのか分かりますか?

 

CL 67

それはご自身やはり前向きに気づいていただくために、

良かった頃それから自分の良さということを

今見失っていることを見えるように見える化していただく、

気づいていただくために。

CC 67

自分の良さに気づいていただくことですね。

非常によく分かってらっしゃると思います。

自分の良さに気づいていただく支援ですよね。

 

CL 68

ええ、ええ。

CC 68

具体的には自分の良さに気づいていただく支援というのは

普段はどういったことをやりますか?

 

CL69

やはりこの方ですと25年目ですね、長きにわたって培ってこられた

強みってありますよね。そういったものが見えなくなっている

というのが要因だと思うので。

CC 69

そうですね、はい。

 

CL 70

それから25年あったら色々なことがありますよね。

仕事の楽しかった時代、それからやりがいを持って進めていた時代、

そういった肯定的な資質というのを振り返って

確認していただくというのはすごく重要だなという風に。

CC70

いいですね、そうすると今考えると A さんには

どんな強みの確認をすればよかったですかね? 

 

ピピピピピ・・・。 

ここで時間切れとなりました。  

 

口頭試問

ここから、口頭試問です。

 

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

 

SIK1

今回のロールプレイでうまくできたところと

うまくいかなかったところをそれぞれあげてください

CC1

そうですねうまくできたところは、 

事例相談者の方の不安な点について受容共感をして

例えばキャンセルされてしまったりですとか、落ち込んだ気持ちについても

受け止めた上でお話を伺えたこと、それと頷きや相槌ですとか

そういった傾聴技法をしっかり使えながらお話を傾聴できたこと、

それによってある一定の教育指導関係というか信頼関係を

構築できたのは良かったというのが良い点ですね。

できなかった点に関しましては、

相談者の方は関係構築を重視するということでおっしゃってまして、

また選択肢ですね、情報提供などの選択肢についてもおっしゃっていましたが、

一方でシステマティックアプローチを振り返りながら

問題の共有・目標設定・方策の実行について

もう少し具体的な指導をしてもよかったのかなと思いました。

どちらかといえば傾聴に絞って事例相談者の方の意思に沿って

事例指導をしましたのでそちらに少し偏ってしまったかな

というのがうまくできなかった点です。

 

SIK2

事例相談者が訴えた問題は何ですか、

指導者の視点でとらえた問題は何ですか?

CC 2

はい、事例相談者の方は今回ですね、

相談者の方に寄り添いながらしっかり傾聴して、

気持ちの面をしっかり聞いて関係構築を大切にしながら

受け止めてお話を聞けたということなんですけども、

一方で自分の関係構築には少し問題があるんではないかという点ですね。

それと後半部分で選択肢の提示が少し不適切と言うんですかね、

提示に関しては御自身の価値判断ですね、

少し主体的な意思決定支援ではなくなってしまったというところを

おっしゃっていましたので その辺がうまくいかなかったということで

相談者からもキャンセルになってしまったとおっしゃってましたので

今後の面談について不安になっていらっしゃったのだと思います。

事例指導者として捉えた問題としましては、

関係構築に関して重視する一方で、その関係構築のやり方について

例えば問題の共有ですね、この事例相談者の方とやっていないですとか、

キャリアコンサルト視点での問題把握、こういったものに繋がるような

関係構築が不十分だったのかなと、

気づきを促すことができていなかったのかなという点と、

選択肢の提示につきましては主体的な意思決定支援に繋がるようなと

言っていましたけども、これは目標の共有化ですとか

適切な範囲の明確化等ができていないので

相談者が納得いくような方策ですとか相談者が意思決定に

必要な要素としての理解を流せていない、説明できていないことによって

主体的な意思決定支援の方策になっていないんではないかと、

この2点が関係構築を優先するが故と本人は言ってましたけども、

この辺が真の事例相談者の問題ではないかと捉えました。


SIK 3

解決のための目標設定をどこに置きましたか

CC 3

目標設定については相談者の方に三つ程提示をしまして、

傾聴部分ですね、関係構築重視だがそれでいいのかというところと、

関係構築重視の方をやっていきたいということでしたので

まずは事例相談者の方のやりたい目標と言うか、

不安の解決に向けた目標設定をそちらを目標に置きました。

 

SIK 4

目標設定についてどのように共有しましたか

CC 4

はい、最初の要約、15分ぐらいでした要約の中の問題点、

2つ抽出した問題と他に気になる点で、もう一点で挙げまして

この3つの問題を共有した後に、この三つの問題を二つに絞りまして

相談者と目標について共有するために、その後どちらからやりたいですか

ということで事例相談者の方に主導権を持っていただきながら進めまして、

なるべくご本人が納得した形でまずは今回の面談を進めようと思っていましたので、

その面談の目標に対して解消することによって今後ブレない、

ご自身の中で揺るがないような関係構築をしていきたいというようなところを

説明して理解を得ながら目標の共有を行いました。

SIK 5

どのような指導方策を建てましたか、

また実施できなかった指導方策は何ですか

CC 5

はい、そうですね・・・目標設定を関係構築について

傾聴・関係構築におきましたので、傾聴の部分からおさらいをしていく形で、

普段どのように傾聴しているのかという点をお聞きしまして

傾聴ができることによって相談者のどういった部分を把握して

どういう風に 傾聴していけばいいのかという基本的なところから

レッスンを始めまして、ちょっと途中になってしまいましたので

特に自己効力感ですね。自己効力感の高め方というのを

おっしゃっていましたので自己理解の強み、自己理解を促すことによって

相談者に気づきがあり相談者の自己肯定感が上がるというところを

まずは面談の中でのレッスンとして一つ行いました。

今後やりたかった方策としては、

自己肯定感を上げるための自己理解だけでなくて、

意思決定に必要な要素として仕事理解不足ですとか、

あとはキャリアプランですね、こういった計画性、まずは最初の関係構築、

傾聴で聞いていただくことによって問題をこの後共有していく要素ですとか

目標設定に向けてクライアント視点だけではなくてCC視点として

自己理解・仕事理解として捉える必要がある、

こういった意思決定の必要性について認識してもらったりですとか、

それを踏まえて最後の選択肢の方策を事例を用いて

どういう風にやって行くのかというところまで

できればよかったんではないかと考えております。

 

SIK6

今回のロールプレイを通して、自分の何に気がつきましたか。

CC6

はいそうですね、自分の普段のクセなんですが事例相談者の方の

訴えを受け止めすぎるですとか、聞きすぎてしまうこともあり、

少し後半部分ですね、目標設定が22分ぐらいで着手したんですが

方策の展開に行くまでに2~3分ぐらいかかってしまいましたので、

その辺りはもう少し問題の共有、目標の設定について

相談者の方にわかりやすく、意義の説明などをして

共有することをまだできていないなという点に気づきましたので、

あとは自分自身の中でも全体を俯瞰的にもう少し捉えられればなぁと、

システマティックアプローチですとかで説明できると

よかったのかなと思いましたので、そういった点が自分に足りていないな、

今後研鑽の必要があるかなという点は気づきました。


SIK7

では自分に足りなかった指導におけるスキルについて

今後どのように研鑽しますか。

CC7

そうですね今回事例相談者の方を見て思ったんですが、

私自身もキャリアコンサルティングスキルですね、

そういったもののスキルアップについて自分の弱い点ですとか

そういったものを改めて見つめ直す点が必要だなと思ったことと、

事例指導者としましては事例相談者の方の問題点ですね、

訴えたいことをもっと正確に的確に把握して問題点について

もう少し早く共有しながら解決に向かっていけるような

アプローチが必要かなと改めて思いましたので、

傾聴だけではなくてもっと広い視点で伝えられることを

もっとうまくやりたいなと思いましたので

その辺を踏まえて第三者の評価ですとか、事例検討を含めて

スーパーバイザーの方にスーパービジョンを受けたりとか、

そういった形で自分に気づいていない点、傾向やクセなんかも

しっかり把握しながら自己研鑽していきたいと思います。


SIK8

では今日はお疲れ様でした

CC8

はい、ありがとうございました。 

 

~約40分10秒で終了~

 

おわりに

さて、

「第8回1級キャリアコンサルティング技能検定

ロープレケース①パート1まとめはいかがでしたか。

 

音源をたどりながら、改めて逐語録に起こしましたが、 

個人的にはなんとなくやりにくさを感じていたので、

今回も逆に良い練習になったと思っています。

 

端的に自己評価しますと、事例相談者のペースや相性を考慮していない為

要約が遅れたこと、事例相談者の問題を指導者視点でもう少し深掘りする、

後工程の問題把握と具体的展開のところは傾聴を取っ掛かりにしてから、

システマティックアプローチで問題を把握した方が

全体を俯瞰的に展開できて気付きを促せるので良いのかなと・・・

周囲への働きかけも抜けておりますな(笑)

 

ちょっとイライラして応答を待ち切れなかったところも反省点ですし、

こちらの記事で紹介したロールプレイでは結構出来ていたのですが。

www.careerlife.jp

関係を重視する方ですので、事例相談者の問題へ焦点の当て方が弱い、

問題の明確化がもう少し出来ると良いですね。

 

この辺りは論述試験でも改めて振り返ると、更に明確化されそうです。

1級キャリコン 論述解答例 カテゴリーの記事一覧 - 勇気が出る!『キャリア・ライフ』の自己研鑽カレッジ

 

こ・こ・で!昨年の1級検定についてフィードバックします!

www.careerlife.jp

第7回検定の評価点と自分の課題点を含めて、

どこがどのように成長しているのかを改めて振り返ってみました。 

 

前回の評価点は、

  1. 基本的態度62点
  2. 関係構築力60点
  3. 問題把握力53点
  4. 具体的展開力58点
  5. 論述試験27点(笑)

でしたので、特に問題把握力は強化して本試験に臨む必要性がありますね~

ちなみに問題把握力に求められる要素は、

問題把握力:事例相談者が担当している相談者や事例そのものの状況を客観的に把握し、事例の本質を掴むことができること。

事例相談者の能力やスキルを客観的に把握し、育成的な視点で事例相談者が取り組むべき問題を特定することができること。

事例相談者の問題を明確化し、状況や環境に適した問題を共有化することができること

引用元:1級検定の細目等

 ですね。

「事例の本質を掴むこと」と「事例相談者の能力やスキルを客観的に把握」

「状況や環境に適した問題」を共有化、この辺りがもう少し

スキルアップ&口頭試問でフォローできるといいですね。

 

具体的展開力は2級の頃からダメダメだと思った時も

比較的、基準点到達に近い数値まで毎回持って行けているので、

前回できなかった目標の合意、レッスンの実施(方策)まで行ければ、

おそらく基準点到達という結果になるはずですからこの調子で行きましょう。

 

これらを踏まえて、第8回検定の目標設定をしたいと思います!

  1. 基本的態度67点(+5点)
  2. 関係構築力65点(+5点)
  3. 問題把握力61点(+8点)
  4. 具体的展開力63点(+5点)
  5. 論述試験65点(+38点)

1・2・4は+5点、問題把握力は要約(CL視点)と問題共有(CC視点)をし

っかり行って+8点論述試験は+38点を目標に引き続き頑張ります!

 

問題把握力は頑張らないとな~、

論述試験はかなり点数アップ必要ですが手応えあるので大丈夫でしょう!

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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