キャリコン義塾
皆様こんにちは、名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
国家資格キャリアコンサルティング技能士2級検定の
実技面接試験の解説シリーズ第5弾です!!
ここでは、キャリアコンサルティングの現場で実践できるスキル習得と、
合格基準の60点ではなく、
70点を超える結果にコミットすることを目標に情報提供していきます。
どのように試験に望めばいいのか分からない初受験の方を含め、
何回か受けてみたものの、あと5点足りない・・・方などに
おすすめのメソッドをご紹介していければと思います。
是非、参考にして下さい。
面接編⑤
4、 具体的展開力
ロールプレイも終盤、具体的展開力です。
ここまで所要時間15分くらいで辿り着ければ、
ヤマを一つ登り切ったといえるでしょう。
あとは怪我をしないよう安全に下山します。
ポイントは6つ
(1) 提案した方策をCLに考えさせてから同じ質問をする
【具体例】
CC「上司に相談してみたらどうでしょうか」
⇒CL「忙しくて取り合ってくれないと思います」
★ここで方策を変更するのではなく、
どうしたら上司に相談ができるのかを
考えさせる質問をします。
①CC「どうすれば上司は話をきいてくますか」
⇒CL「うーん・・・仕事中はそんな時間無いです」
②CC「上司が時間を取れるとしたらどんな状況でしょう?」
⇒CL「お昼休みの合間とか・・・」
③CC「お昼休みの休憩所で相談出来そうですか?」
⇒CL「たぶん別室でしてくれると思います」
④CC「いつ頃のお昼休みに相談できそうですか」
⇒CL「明後日シフト同じなのでできます」
⑤CC「明後日のお昼休みですね、うまく話せそうですか」
⇒CL「はい、少し不安ですけど」
⑥CC「では、相談内容をお聞きしたいので、次回の相談日程を決めましょう」
⇒CL「2週間後で」
⑦CC「他に何か気になることはありますか、何か困ったことがあればまた相談に来て下さいね」
⑧CC、CL「今日はありがとうございました。」
という形で、同じ問いかけをしても展開をコントロールすることが出来ます。
私は実際の検定試験中にこのような技法を使い、
方策の実行まで合意形成することでアクションプランが完成しました。
太字と下線のところがキーポイントで、
①考えさせる質問を行い、
②環境要因を取り除き、
④期日を示し、
⑤は原動力をフォロー、
⑥方策最後の後押しをしてあげています。
なお、⑥まで行かなくても方策実行のリードができれば合格します、
安心して口頭試問に臨んで下さい。
(2) 立場の逆転を使う
【具体例】
CC「ご家族に相談できる人はいますか」
⇒・・・
続きはテキストでご確認ください!!
テキスト内容は常にパワーアップしてお待ちしております。
まとめ
面接編⑤では具体的展開力について説明しました。
相談者との20分のロールプレイでは、
多くの方策を提案することは難しいと思います。
目標にコミットするためには、方策をただ提案するのではなく、
しっかりとした根拠を説明して理解して頂き、相談者と一緒に
目標を達成するんだという意気込みがなくてはいけません。
あなたの相談者への熱意や思いが詰まった方策を、
残された時間いっぱいまで、全力で提案し続けましょう。
それができれば、貴方はキャリアコンサルティング技能士2級合格です。
実際のキャリアコンサルティングでも、
きっとクライアントに信頼してもらえることでしょう。
次回は最終章「口頭試問編」お楽しみに!!!
個別指導もお待ちしておりますm(_ _)m