仮想逐語録ケース1は、如何でしたか。
全体的なプロセスは
システマティックアプローチで構成しています。
今、どの評価項目のロールプレイをしているのかという
構成的なアプローチを意識しながら
リズム良くカウンセリングステップを
アピールしていくことが大切だと思います。
弊社ではこのケース、
「内定を取った方がいいか」と
「留学したい」という2つの思いに焦点を当て、
相談者の一番強い欲求を最大限尊重したアプローチを推奨しています。
なぜなら、人は現時点で本当にやりたいことが明確化できて、
目標になった時、
こちらから選択肢を与えたとしても主体的な意思決定を行い、
具体的なアクションを起こしてくれるからです。
みなさんもあれやってくれといきなり上司に命令されるよりも、
よく話を聞いてくれて選択肢をくれる上司となら
楽しく働けそうな気がしませんか?
方策の段階で提案を受け入れてもらうには、
このアプローチが欠かせません。
とはいえ、
我々キャリアコンサルタントも思い込みにとらわれないように、
それ以外の第三の選択肢も探りながらロープレを進めましょう。
そして、実技(面接)試験の評価区分と言えば・・・
- 基本的態度
- 関係構築力
- 問題把握力
- 具体的展開力
ですよね。
基本の「型」として、
1~2はカール・ロジャーズ氏の来談者中心療法を使ってラポールを形成し、
3~4はシュロスバーグ氏の4S点検を意識しながら
問題の深堀りと方策の提案をしています。
その他のアプローチは「伝え返し・要約・質問」くらいでしょうか。
弊社の講座では、キャリア理論の基本をしっかりと体得して、
自分のキャリアカウンセリングという「型」を拠り所に、
どんな相談者相手でも安定したキャリアコンサルティングが出来るように実践的な指導をしています。
合格基準点の60点を目標にするのではなく、
70点を超える実力を目指したトレーニングですね。
なぜなら、60点の実力では、
コンディションや検定時の相談者役如何で合格が危ぶまれるからです。
それと、キャリア理論だけでなく、
試験に臨む日程のアドバイスや面接試験の入室方法、
目線・座り方などもテキストを使いながら詳細に説明します。
日程など特に考えず、
早く試験を終わらせようと思っていませんか?
このサイトやあの情報を知るのがもう少し早かったら・・・
と後悔しない方法も伝えさせて頂きます。
大切なお金を払って挑む一度きりの面接試験・・・
後悔のないようにベストを尽くしてほしいと心から思います。
実際にあなたはどうなの?
と突っ込まれそうですが、私は前回の第17回試験で、
この講座で培った「型」で、1と2の評価点は70点超えでした。
そして、
企業秘密ですがロジャーズの理論を使用する必要性も根拠に基づいています。
あれ、じゃあ加点を狙える口頭試問対策は無いのかい?と思った方、
1~4の詳細な説明も含めて、
口頭試問の「型」も講座テキストに全5ケース掲載しています。
手作り感が満載のテキストを、
実際に私が合格祈願しながら作成しています。
※試験対策講座ではとても分かりやすいと評判は上々ですが、
私の発信力不足で宝の持ち腐れです。
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興味のある方は是非一度、ご相談を!
個別指導も合わせてお待ちしております。
ロープレ練習は私が相談者役を頑張りますのでよろしくお願いします!
※お問い合わせは申し込みフォームよりお願い致します。
次回、国家資格キャリアコンサルティング技能士2級 試験対策講座(2)へ続く