キャリコン試験対策講座▶独立8年😊1級技能士の個別レッスン

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【敬天愛人、散る】1級キャリアコンサルティング技能検定体験記の最終話

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はじめに

名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

今回は、昨年の12月に受検した学科と論述試験、

2月に実施された実技面接試験の結果発表を行いたいと思います。

 

長編となった1級技能検定体験記もたくさんの方にお読み頂き、

力強い励ましの声も大変ありがたく、背中を押してもらえましたので、

皆様のご厚意に報いるというか、自分なりのケジメと思っております。

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1級の勉強はこちらの法則で続けていますが、  

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まずは試験結果を振り返って次の目標に向かうつもりです。

 

キャリアコンサルティング技能検定の結果発表は以下の記事の通りで、

特に1級の総合合格率は2%以下という結果でした! 

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1級試験が厳しいことは分かっていましたが、

狭き門だなと思うと同時に、個人的にはこの資格は私に一番向いており、

適正や興味、強みも生かせる、キャリアプランにおいては最も有利になる

外的キャリア(肩書)の一つであると確信することが出来ました。

 

私は今までもたくさんの資格試験に挑戦してきましたが、

現時点で、資格試験における一つの終着点と言っていいかもしれません。

 

というわけで、そんな意義と可能性を秘めた今回の試験結果を、

評価区分ごとに発表していきますので宜しければご覧になって下さい。

 

お約束で大ポカをやらかしましたので、

少し笑えると思います(*´▽`*)

 

では、ご覧ください。

 

1級キャリアコンサルティング技能検定の結果発表!

合格通知書ハガキ到着

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さて、ネットの合格発表ではせず、

今回は結果通知のハガキを待って確認しました。

 

結局3月23日に送付されたハガキは、

3月26日の午後3時過ぎに到着しました。

 

まずは表面と結果通知書の内容をペリペリとめくっていくるところですね。

 

学科試験の結果

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出ました!66点です!!

 

なんかスクラッチみたいになってますな(; ・`д・´)

 

これは過去記事での行った自己採点通りの結果になりました。 

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学科試験は70点(50問中35問正解が必要/1問2点)以上が合格ですから、

あと2問、点数でいうと4点足りませんでした。

 

第7回検定では私自身も問題を解いていて難しくなったと感じてましたが、

その予想通り、学科試験合格率は大幅に合格率がダウンしてます。

※第6回試験53.41%→第7回試験29.14%

 

今回学科の勉強時間は約31時間費やしたのですが(2級の時は130時間程度)、

時間的にも精神的にも一杯一杯の中ではこんなものだと納得しています。

 

学科試験の振り返り

私の知識などでは絶対に分からない問題も5問位は含まれていましたが、

難易度の高い10問位をしっかり攻略できれば充分合格は可能です。

 

より正確で深い知識をそれぞれの分野において習得する一方で、

合格率が半減という難易度が露骨に上がった1級検定において、

明らかに準備不足の中、これだけの点数が確保できたのは収穫です。

 

2級の知識もそれほど失われていないので自信になりました。

 

論述試験の結果

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ペリペリ・・・!な、なんだこの点数は!?50点満点なのかい?と、

突っ込みたくなる点数ですが72点ではなく27点です(笑)

 

論述試験は必須問題(50点)選択問題(50点)に分かれており、

選択問題では3つのケースから一つを選び、

解答用紙の選択肢欄に〇をつける必要があるんですね~。

 

そうなんです、選択問題に〇をつけ忘れました!!(笑)

 

やっちまったな~~!!!

 

もうね、年一回の試験でやらかすとか、私は恥ずかしいですよ(*ノωノ)

 

過去記事でふと〇をつけ忘れたかも・・・と、

思い出したこと書いてますが、ちゃんと覚えているものですね(笑)

【1級第7回・2級第19回キャリコン学科試験正答発表】1級実技面接まで残り58日 - キャリアトーーク!

 

まあ、終わったことですし、いいでしょう。

 

たぶん次は忘れないもん!!!

 

論述試験はこの過去記事にあるパターンを基に書いていますので、

この通りに真似して頂ければ、

このくらいの点数は取れるということになります。 

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ただ、安心して基準点に到達するには、もう一工夫が必要かもしれません。 

 

論述試験の振り返り

冷静に振り返ると、内容に関してはまずまず回答出来ていた・・・、

にもかかわらず、たとえ必須問題だけだったとしても、

27/50で6割には未到達(必須と選択の合計60点以上で合格)です。

 

ハッキリ言って一週間前まで選択問題ナニソレ?状態だったのですが、

必須問題とほぼ同じボリュームで書けていたので、

〇をつけ忘れなければ単純に2倍(27×2=54)想定で、

それほど絶望的な数字ではありません。

 

時間が無く、かなり詰め込み式で論述は34時間勉強しましたが、

ほとんどをこの1週間につぎ込んだプランニングでしたから

付け焼き刃もいいとこですよね。

 

付け焼き刃は所詮、真の力ではありません。

 

思ったより必須問題では点数が伸びませんでしたし、

もうワンランク、答案の質を上げていく必要が出てきました。

 

やはり70点以上は目指したいところですから、

ここは再計画をして、確実に70点超えをできる実力を目指します。 

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実技面接試験の結果

では、実技面接試験を4つの評価区分ごとに見て行きましょう!

 

基本的態度

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まずは基本的態度ですが62点です。

 

改めて1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。

【1 級実技(面接)試験の評価区分とその内容】

基本的態度:自分の強みや弱み、自分の感情と相手の自分への感情を受容し、指導中の自分の行動の適切性を評価できること。キャリアコンサルタントとしてのあるべき姿を理解し、それに近づく努力を実践するとともに、周囲への啓発を行っていること。自分の改善点に気づき、向上のために自らのゴールを定め、学ぶとともに実行していること。

 

60点で基準到達ですから、この項目に関しては、

現時点で私の実力は1級レベルであるということになります。

 

客観性を持って自己研鑽し、キャリアコンサルタントとしての在るべき姿を

まずまず満たしているということでしょう。

 

1級では周囲の啓発に対する応答も加味されてます。

 

基本的態度の振り返り

結果的には口頭試問も含めて、基本的態度に関する能力の適性や、

質問項目には適切に答えられたと判断できそうです。

 

口頭試問にはそれぞれ評価区分ごとに、

加点と減点が設定されていると思ってますので、

60点を2点超えているということは加点もあったのでしょう。

 

というか、1級検定はたぶん1点刻みで評価されているんですね!

2級検定の頃は基本的態度は65→70という評価を辿っており、

5点刻みでしたから違いもあるようです。

 

2級試験のころからずっとここは点数が高いので、

今の水準をキープながら更に自己研鑽をしていけば良いと思います。 

 

関係構築力

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関係構築力は60点ですね。

 

1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。

関係構築力:相談者との人間関係(職業専門家に向けた育成効果の高い関係)を構築し、 事例相談者に気づきや成長を促す関係を作ることができること。キャリアコンサルティングの進め方を体系的に理解したうえで、キャリアコンサルタントとして、事例相談者に対する受容的・共感的な態度や誠実な態度を維持しつつ、事例相談者が面接の課題に気づき成長できるよう、様々な理論とスキルを用いることができること。  

60点で基準到達ですから、この項目に関しても、

現時点で私の実力は1級レベルであるということになります。

 

高いレベルで気付きや成長を促せるような人間(専門職)の関係構築をして、

様々な理論とスキルをまずまず用いることが出来ましたということでしょう。

 

関係構築力の振り返り

これも基本的態度同様に、

実技面接中に手応えがありましたので順当な結果だと思います。

 

65点くらい行くかな・・・、

もう少し点数伸びるかという分析をしてましたが、

そんなに甘くないですね(笑)

 

その一方で、事例相談者役の方が自ら気付いた点等を

語り出してくれる場面を作り出せていたので大丈夫だろうと思ってました。

 

「事例相談者に対する受容的・共感的な態度」や、

「誠実な態度を維持しつつ」というあたりは問題ないと思いますので、

キャリアコンサルティングプロセスを体系的に分かりやすく

咀嚼して説明することや、成長を気付きを促すための問いかけや

面談プロセスの質の向上がこれからの課題であると思います。

 

人間として誠実な態度を高める原点はここに書かれています。

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事例相談者の理解度や発達度(不一致)をもっと受容・共感し、

力量に合わせた指導体制を整えれば、更に気付きや成長を促せますし、

問題把握に繋がっていくようなプロセスが出来るはずです。

 

この辺りからメモの活用も行い、問題を視える化する手段として、

分かりやすく説明する工夫が自然と出来ると更にいいですね。

 

技術的な面だけでなく現状の不安や展望への不安にも、

しっかり寄り添うことを忘れないようにしたいものです。

 

問題把握力

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3番目は問題把握力ですが53点です。

 

1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。

問題把握力:事例相談者が担当している相談者や事例そのものの状況を客観的に把握し、事例の本質を掴むことができること。事例相談者の能力やスキルを客観的に把握し、育成的な視点で事例相談者が取り組むべき問題を特定することができること。事例相談者の問題を明確化し、状況や環境に適した問題を共有化することができること

60点で基準到達ですから、この項目に関しては、

現時点で私の実力は1級レベルまで少し足りないということになります。

 

問題把握力の振り返り

結果的に言いますと、実技面接の評価区分で問題把握力は最低点です。

 

これは過去記事で試験振り返りをした時に書きましたけども、

出来なかった点として分析・予測していました。

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ハッキリ言って私は事例相談を普段やっていないので、

事例の本質を掴むという点でまだ経験不足なのかなと思っています。

 

相談業務についていたのはキャリアコンサルティングに出会う前ですから、

その辺の記憶を辿ったり、イメージトレーニングしないといけません。

 

そして、振り返った通り、

  1. 育成的な視点で事例相談者が取り組むべき問題を特定することができる
  2. 事例相談者の問題を明確化し、状況や環境に適した問題を共有化することができる

この2つの評価に関しては、せっかく事例相談者が語ってくれた問題点を

共有せずにスルーしたり、明確化して環境に合わせた問題の共有化、

いわゆる目標へ向かうために合意形成が時間内に出来なかったんですね。

 

口頭試問でも少し的を外した回答だったと反省しているので、

加点でのフォローもあまり出来なかっということだと思います。

 

理論にこだわり過ぎてマニアックな回答&

事例相談者を置き去りな回答をしたと分析しています。

 

この評価区分辺りから時間配分や落としどころを考えて問題を捉え、

解決に向けたプロセスへ進まないといけないのですが、

思ったよりしっかり話せたので、ついつい引っ張りすぎて

後ろが詰まった構成になってしまいました。

 

ロールプレイを全く練習せず本番に挑みましたから、

共有化へのプロセスも無策、経験不足ということもあったと思います。

 

次回は特に問題把握力を強化ですね。

 

ちなみに2級の試験対策講座では、実技面接4つの評価区分の中、

受講生の「問題把握力」が一番伸びている実績結果が出ていますから、

1級試験結果との因果関係はあまり無いのかもしれません。 

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具体的展開力と実技面接合計点

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最後は何かと話題になる具体的展開力が58点ですね。

実技面接の評価区分の合計も58点という結果になりました。

 

1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。

具体的展開力:事例相談者の問題を解決するために、適切な目標を設定し、効果的な指導を企画することができること。事例相談者に対して、適切でわかりやすく、理論的・具体的な説明を行うことができること。指導プロセスにおける個々のセッションの中で、事例指導者が企画した指導方法を効果的に遂行するために、専門的な介入を行うことができること。

60点で基準到達ですから、この項目に関しては、

現時点で私の実力は1級レベルまであとちょっとみたいですね。

 

具体的展開力と合計点の振り返り

具体的展開力に関しては、総まとめ的な見方をしているので、

ここの評価区分である程度点数が取れたことに関しては満足しています。

 

具体的展開力と合計点も同じですね。

 

しかも1点ずつの評価点ですから、

次回も極端に悪くならなければ維持できる良いイメージを持てます。

 

出来なかった点としては前項の問題把握力でも

目標合意出来ていないわけですから、

時間内に次回の方策までのコミットメントも出来ておりません。

 

それでも問題把握力よりも点数が伸びたのは、

面接の中では方策の実行や模擬練習まで行かなかったものの、

専門的介入が出来る力はあるということを、面接全体の構成などから

口頭試問を含めて示せた、評価されたことだと思っています。

 

目標合意は出来なかったけど、

目標や企画した指導内容はそれほど悪くないからね、

もうちょっと頑張ってちょんまげという感じでしょうか。

 

60点で基準到達ですから、まずは無事試験を受検して、

それなりの結果になったことに感謝したいと思います。

 

今後の具体的展開力の目標としては、

  • 適切な目標を設定し、効果的な指導を企画
  • 適切でわかりやすく、理論的・具体的な説明
  • 企画した指導方法を効果的に遂行するために、専門的な介入を行う

適切な目標って何?効果的な指導とは?どこまで専門的に?等々、

こういう辺りをもう一回、これは何がどのようになれば実現できることなのか、

そういう本質について勉強してから底上げしたいと思います。

 

おわり

敬天愛人、散る】

1級キャリアコンサルティング技能検定体験記の最終話のまとめです。

 

まずはここまで見守って下さった方々、みなさんに御礼を言いたいです。

 

本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

一言でまとめれば決して絶望的な数字では無く、

もう一回り成長すれば十分届く数字だというのが実感です。

 

色々あって実技面接対策は9時間しかできませんでしたので、

準備不足もあり、なるべくしてなった結果だと冷静に受け止めています。

 

私は天才型ではなく、今までも積み重ねて成果を出してきましたので、

次回の第8回1級検定に向けてコツコツ勉強していきたいと思います。 

 

不合格も合格も経験した立場になれるチャンスをもらえて嬉しいです。

 

2級検定もそうでしたし、合格した時には、

更に大きなものを得られることを知っていますから。

 

だから、歩き続けます。

 

最後に、1級を受検した1367名の皆様

本当にお疲れ様でしたm(_ _)m 

 

不合格でショックを受けた方、悩む方、休みたい方、

色々な方がいらっしゃるでしょうけど

 

良かったら、

また一緒に合格を目指しましょう!! 

 

というわけで、1級キャリアコンサルティング技能検定体験記は

第51話をもって終了します。

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m  

 

2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座

試験対策が必要な方は私のサイトに掲載されている過去記事を

宜しければ使ってみてください。 

 

2級キャリアコンサルティング技能検定の教科書

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2級論述試験の過去問題まとめ

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