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スクールカウンセラーは意味ない?面談技法と効果の体験談!

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スクールカウンセラーは意味ない?面談技法と効果の体験談!

結論から言いましょう、

大いに意味があります!!

 

是非、スクールカウンセラー制度を活用して

お子様の教育と子育てに役立ててほしい・・・

4児のイクメン、

名もなきキャリコンこと敬天愛仁の意見です。

 

今日は息子(小3)と娘(小1)の教育や育児の方針を相談できる

スクールカウンセラー制度を初めて利用してみました。

 

特に大きな問題を感じていることはありませんが

より良い親と子の在り方や

学校教育に役立つ情報が得られればとお願いしました。

 

私自身もキャリア・カウンセリング(コンサル)を行う者として

少し興味があったこともあり、経験と勉強も兼ねて行ってきました。

 

面談の構成と内容について

スクールカウンセラーの先生は臨床心理士です。

 

全体の構成はシステマティックアプローチというよりは

おそらく来談者中心療法で構成されていたと思います。

 

面談時間の設定

時間は30分と決められていましたが、

試験ではお決まりの今日の時間は30分というセリフは無く(笑)

終了時刻も10分過ぎていたので実際はこういうものかと。

※次の保護者が居なかったこともたぶん影響してます。 

 

相談は初めて、面談時間は30分なので

インテーク面談という感じなのかもしれませんし、

基本的に来談者中心療法は複数回の面談が一般的ですからね。

 

セラピーとカウンセリングの違いに思うこと

国分康孝先生が学校でのスクールカウンセラー制度で

推奨していた通り「セラピー(治療)」というよりは

「カウンセリング(問題解決)」という意味も考慮すると

学校や教育分野の相談業務では問題解決の要素も

スクールカウンセラーには求められるのかもしれません。

 

我々を治療しているわけではありませんし、

教育や子育ての問題をどのように解決していくかという

方策の実行などアクションプランがあった方が現実的です。

 

例えば、スクールカウンセラーから

「お父さんがおっしゃる通りお子さんのストレスの原因は○○かも」

「娘さんの○○の行動は気持ち的に追い詰められているから」

と、原因に気付いても普通はどうしてよいか分からないですよね?

 

「具体的にどうしたらいいですか?」と聞くと

スクールカウンセラーから、もっと普段から褒めてあげるとか

ストレスの発散方法を探してあげるというアドバイスがありました。

 

具体的展開力の引き出しがあったら?

一方で、私のような親が思うのは

アクションプランを起こすための具体的な「方策の実行」という

引き出しや効果的なアドバイスが欲しいということです。

 

私は子供たちのために

気付いたことはすぐ実行したい派です。

 

例えば算数の勉強が嫌いであれば

出来ているところと出来ていないところを区別して

それぞれ見てあげた上で承認と改善のアプローチに繋げる。

 

そんな視点があればもっと何をしたらよいか

明確化されて良いのではと思いました。

 

親が見落としがちなテスト返しの反応

子供のテストが返されると、我々親は

どうしても出来てないところや点数にフォーカスしがちですけど、

例えば問題って序盤は簡単な問題で構成されているので

簡単な問題は当たり前のように出来ているので承認を忘れがち。

だから、「当たり前にできること」もきちんと褒めてあげる。

 

点数や難しい問題が解ければ褒めるけど・・・

私はそこまで出来てなかった。

 

皆さん出来てます?

 

先に自己肯定感を高めてから

後半の難しい問題の修正を一緒に考える方策は効果的だと思います。

 

これをセットにした子供と接するというアクションプランを

具体的展開力(行動に落とし込む)で行わないと宝の持ち腐れというか

カウンセリングの効果が半減してしまうような気がしました。

 

一般的にはそこまで考えて子供と接しないでしょうし、

アドバイスも次の日にはほとんど忘れているでしょうから。

 

スクールカウンセラーからは一般的な目線で

我々夫婦の意識が高いとのことですが

ちょっとしたことを継続することで

子供のやる気やモチベーションアップに影響すると思います。

 

実際のところ分かりませんけど、私から上記の行動について

スクールカウンセラーの先生に提案したところ

「それは良いことだと思います」と言ってました。

 

さすがスクールカウンセラー!と思った「気付き」

これはスクールカウンセラーに相談して

特に良かったと感じた点です。

 

例えば、スクールカウンセラーが問題を把握した後に

「お子さんは3年生ではかなり高い意識で頑張っている方です」

「時間管理が出来るのは男の子なら5年生くらいが一般的」

という感じで概念化や一般化に近い情報提供をしてくれるので

他の家庭を知らない我々にとって大きな収穫です。

 

ぶっちゃけ、自分の子供がどのくらい精神的に頑張っているかとか、

精神的に発達しているかなどは理論では知っていますが、

臨床研究をしたことのない私に具体的な事例は分かりません。

 

先生以外に精神分析的な視点(客観的な視点)で

情報を提供してもらえるのも私は貴重な体験だと思います。

 

他にも、悪い癖などを臨床的かつ精神的な状況から

説明してくれる点や、男の子と女の子の発達度の違い、

兄弟との関係性など・・・

色々と私の知らないことを教えてくれて

終始とても丁寧な対応をしていただけました。

 

もしも、お子さんの将来を真剣に考えている状況であれば

一度相談してみると視点や考え方について

貴重な気付きが得られると思いますよ。 

 

そういう意味では自己変容と行動変容にも繋がりますし

個人的にはスクールカウンセラー制度は

どんどん活用すべきだと思った次第です。

 

カウンセリング技法(面談技法)について

序盤は、「うなづき」「あいづち」「はげまし」がほとんどで

時折「要約」を入れて伝え返してくれました。

 

不安な点や気になる点を傾聴しながら問題を絞り込んで

「ご両親の心配されている点はここですか?」などと、

伝え返しや問いかけで我々が訴えたい問題を整理していましたね。

 

それと、

「ご夫婦の教育方針は一致しているか」とか、

「お子さんの理想的な将来の姿は?」という

問題の共有について深める「質問」

キャリアプラン(ビジョン)を確認する「目標共有」もありました。

 

 この辺りは2級キャリコンの試験対策に通じるところもあり、

スクールカウンセラー制度(臨床心理士)でも20分くらいを目安に

問題の把握や目標設定を通して

コミットするような構成だったと思います。 

 

スクールカウンセラーは意味ない?面談技法と効果の体験談!まとめ

今回は親とキャリコン(2級技能士➡現在は1級技能士)

2つの視点から子供の教育と

スクールカウンセラーの役割についてまとめてみました。

 

一番の大きな収穫はやっぱりカウンセリングって効果があると、

プロの私(逆にプロだから?)としても実感できたことですかね。

 

やはり実際に体験してみると、

聞いたからこそ理解できたことや

聞かないと気づかないことって結構多いものです。

 

全国統一小学生テストなどの模試や偏差値などを「情報提供」

例えば我が家では中学受験を視野に入れて教育をしていますが、

先日の全国統一小学生テストを

同学年で受験した子は一人も居ないそうです。

 

もちろん受験する良し悪しを言っているのではなく、

子供たちが同じ意識や情報を共有できていないという点では

両親がサポートしてあげたり、

中長期的な視点で計画を支援しないと

何も知らないまま時が過ぎていってしまいます。

 

キャリアコンサルタントとしても情報提供は大切な役割なので

キャリア教育という面では否応なしに意識しますね。

 

子供と能動的に関わる方法「手紙のやりとり」

我々も模試のレベルや偏差値がどこまで参考になるかなど

受動的ではなく能動的に関わる必要もあるでしょう。

遅まきながら最近ヤフー知恵袋で情報収集してます(笑)

※全国統一小学生テストは高学年になるほど対策をしていない子の受験が増えるため

一般的な有名塾の偏差値よりも10~20程度低くなるそうです

 

先日、小3息子の口から栄東中(埼玉だと難関中学)を目指したいと

聞いたときは夢が大きくて良いな~と感動しました。

 

その後にもらった手紙でも、私への感謝や初ブログの感想、

鬼滅の刃の映画を観たい願望も正直に伝えてくれたのですが

最後に栄東中の校舎の絵付きでこれからの夢を語ってくれたことは

具体的な目標やビジョンを描ける素晴らしさを私に教えてくれました。 

www.careerlife.jp

うん、夢があるって素晴らしい(´▽`*)

 

こういうことを聞くと親はいくらでも頑張れそうな気がする(´;ω;`)

※最近年のせいかすぐに涙目になります(笑)

 

どうやら栄東中に入学できれば

東京大学も目指せる可能性があるということに気付いたようです。

 

こういう「気付き」「キャリアビジョン」

いつか大きな未来を切り開く原動力になるのでしょう! 

 

さて、これから息子への返信手紙を

「親」として、「いちキャリコン」としても

心を込めて書きたいと思います!

 

私は子供たちのように立派ではありませんが、

4児を見守りながら一緒に成長していくこと

学び続ける背中をみせることが目標の一つですね。 

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただき誠にありがとうございましたm(_ _)m

 

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