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キングダム騰から学んだ会社員時代の過ちとナンバー2の美学

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名もなきキャリコンこと敬天愛ファルです。

今日は私の大好きなマンガ「キングダム」の「騰」にかけまして、

会社員時代に犯したであろう過ちに気付いたことを

ファルファルファルッファルン!!と、ご紹介したいと思います。

 

組織のナンバー2を目指している方や

上司の補佐をしている方は必見ですよ~。

 

さて、キングダムの騰と言えば

天下の大将軍である王騎の副官です。

 

天下の大将軍の副官という割には、ちょっとお茶目なところ以外

王騎将軍が戦死する16巻までほとんど前に出て活躍しません。 

キングダム 16 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 16 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者:原 泰久
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: コミック
 

しかし、王騎将軍が死の間際に遺した

王騎「あなたの実力は私に見劣りしません、後の一切を委ねます」

という言葉通り・・その後は獅子奮迅の大活躍を見せます。

 

「強く、賢く、人も活かせる」3拍子そろった人材で

王騎のモノマネをしてくれるなど余裕と茶目っ気も魅力的。

 

ナンバー1と同等の力を持ちながらトップを陰で支え、

いざという時にはリーダーとしての実力も発揮する

まあ、正に理想的なナンバー2の人材ですな。

 

一方で、

ナンバー2時代の騰ってイエスマンでは?

 

諫言はもちろん、王騎将軍の指示に「ハッ」という言葉だけで

自分の意見をほとんど挟まず、伝え返し質問するだけです。

 

あれれ・・・

なんか会社員時代のワシと少し違う・・と。

 

私は当時のトップと部長(実質的な次のトップ)からも信頼され

能力もそれなりに認められ、未来の副官のような立場でしたから

少しでも部長や組織のためにと思って、

耳に痛いことや諫言をしなくてはいけないと張り切っていました。

 

自分の意見は頼りにされているし、

みんなが参考にしていると思っていたのですよ。

 

でもね、実はこれ大きな間違いで、

「思い込みだったかもしれね~!」

最近気づいたのです、遅っ(笑)

 

もしかしたら、

当時の部長は単純に私に話を聞いてほしいと思っていて

自分の意見について同じ視点から見てくれる人の同意や合意、

いわゆる安心感みたいなものが欲しかったのかもしれないと。

 

例えば人事の重要な配置について、

社歴が一番浅いにも関わらず私に相談してくれたわけです。

 

「その心は?」

 

当時のことを思いかえすと・・・

私の意見を参考にするというよりも

「うんうん、そうですね」とか、

「その配置はこういう意図ですか?」と、

うなづきや問いかけなどの応答によって

自分の考えを再確認したかったのでは?と改めて考えました。

 

 

・・・ナンバー2の時の「騰」のように。

 

 

トップは孤独だから決断にかなりの「ストレス」がかかる。

 

ナンバー2としてナンバー1と近い景色を見ているからこそ、

その考え方や行動を重ねて共有できるわけで

いちいち同じような私の意見を聞きたいわけではないのである。

 

 

それが孤独なナンバー1を補佐する一番大切な視点かもしれないと

4年半ぶりに私はズキューンとマジで気づいた!

 

たとえ私の意見が優れていてもトップは安易にその意見に乗れないし、

諫言というのは時と場所を選ばないと

トップの自尊心や立場を傷つけることもあるから。

 

むか~し、

トップがお酒の席で店員さんにキレたことがあったのだが

当時のナンバー2はその場で諫めるということはしなかった。

 

誰しもがトップの言いがかりだろうと固まっていた中、

ナンバー2だった彼はそこまで考えて

後に誰も居ないところで諫言していたのかもしれん。

 

まあ、騰を見ていると大将軍王騎の影というか、

もう一人、王騎将軍がいるような安定感を感じます。

 

そして、こういう考えに至ったのは

久しぶりに私を客観的に評価してくれた方の言葉で、

その方は私と話していると「安心感」「安定感」を感じるとのこと。

 

これが私の一番良いところだったにもかかわらず、

求められてもいないことを随分口うるさく言ってしまったし、

「一生この会社に居てほしい」という当時のトップと

次のトップの期待にも答えることができなかった。

 

お酒の席だから二人は覚えていないかもしれないが。

 

会社員として初めてそんな風に言ってもらえて

本当に嬉しかったことを今でもよく覚えている。

 

とりあえずフリーランスとして一人でやっていると

こういう客観的な意見はとても貴重ですよ。

 

本当にありがたい、感謝すべきもの。

 

改めて自分のこれまでを振り返るうちに

当時の自分は過ちを犯していたのかもしれないなと気づきました。

 

過ちとは「過ぎたるは及ばざるが如し」だと思います。

 

当時の私は期待に応えようとするあまり

色々と出過ぎた真似をしていたのでしょう。

 

健康を気遣うあまり、お酒も控えた方が・・・とか、

上司にお母さんみたいなこと言ってましたからね(笑)

 

これは長く元気で居てほしいからだったけど

酒好きには大きなお世話だし、これはウザい。

 

どちらにせよ、あのまま行けばナンバー2失格で

ナンバー1の本当のニーズに応えられなかったでしょうな~。

 

今更ながら気づけて良かった(*´ω`*)

 

ご覧のみなさんも、信頼されて地位が上がるときには

自分の立ち位置(視点)や役割について振り返ること

経営者やトップの求めているニーズと合致しているかを理解し、

今より重用されて幸せな職業生活を営んでほしいと思います。

 

私のような失敗をしないように!

失敗をしても気づけば大丈夫ですけど!!

 

これからも企業や組織のトップと

お付き合いするときには気を付けたいと思います。

 

今回はキングダム「騰」、理想的なナンバー2の美学でした。

お忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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