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第22回キャリコン2級検定対策講座ロープレケース➁パート5 逐語録添削編(2)

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

今回は前回の「第22回キャリコン2級検定対策講座ロープレケース➁パート5 逐語録添削編(1)の続編になります、どうぞご覧ください。  

 

~約5分経過~

 

CL 19

まあ言っていることは分かるんですけど、引き受けるべきかどうかっていうのは結構悩んでいますね。まあ上司の言うことは分かる一方でどうしたもんかなーという思いでしょうか。 

CC 19

上司の言うことがわかるっていうのは、ご自身もそちらの方の仕事プラスアルファでやらなきゃいけないということは分かるんでしょうか?

 

CL 20

プラスアルファーと言うか、もう管理業務の方に行って欲しいみたいな感じですね。 

CC 20

そうなんですか、うんうん。それで向いていないからどうしようかということなんですが向いていないと思われるところはどういった業務のことを思われるか具体的に教えていただけますか?

 

CL 21

管理業務というのが向いていないと思いますかね。

CC 21

どういったお仕事の中身ですか?

 

CL22

管理業務っていうのは全体を統括する仕事なので、人の管理もそうですし資金管理ですとか、後はプロジェクトの作成って言うと色々な物を作ったりするので、技術も含めて全体的な管理をしなければいけないので、管理業務はそういった職務になりますね。

CC 22

う~ん、なるほど。全体統括ということで人の管理それから資金繰りの管理、プロジェクトとして締め日のこととか おっしゃっていただいたんですけど、今のお仕事と比べてどのあたりが一番抵抗があるんでしょうかね?

 

CL23

う~ん・・・どの辺りと言うか全体的な感じなんですけど、全体的に管理していく仕事なので・・一個一個何をやるか詳しくはわかってはいないんですけど、昔、尊敬していた上司がいたんですけど・・一個上にいるんですけど、その上司が今管理の仕事をやっているんですね。

CC23

その上司が管理の仕事を、はい。

 

CL 24

昔はすごい人だなぁと思っていたんですけど、今はそういう風になりたいなっていうのは思えなくなってしまったんですよね。

CC 24

うんうん。

 

CL 25

そこが抵抗があるというか。

CC 25

そうなんですね、その抵抗の部分なんですけど昔の上司が昔はすごい人だったと、今は管理の仕事をなさっていてそうは思えなくなったという。

 

CL 26

はい。

CC 26

井上さんが考えられる変化点ってどういうところなんですか?

 

「トランジション」

変化点という表現でも相談者には伝わりますし自分の変化について回答を言語的にできるとは思いますが、例えばこれが2級キャリアコンサルティング技能検定の面談場面で試験管がいるという設定で展開したアプローチだったとしたらどうでしょうか

適正な質問でしょうか?加点が得られる質問でしょうか?相談者がキャリアの問題を解決する役に立つ質問でしょうか?

学科試験と論述試験がある以上それを実技で発揮する実技面接試験はキャリア理論、特性因子論だとか発達理論だとか社会的学習理論だとかそういった学んだことが実践されているかどうかが試されている試験です。

そして実践できているかどうかというのは非言語と言語で試験官が採点をしていますので、キャリアコンサルタントとして自分のアプローチや言葉がキャリアコンサルティングにふさわしいのかどうか常に考えて欲しいと思います。

例えば cc 26では「変化点は」ではなく「転機は」と置き換えてもいいわけです。

転機という言葉であればシュロスバーグ氏のキャリアトランジションの理論が当てはまりますので、採点官としてもトランジションのプロセスで相談者の4 S 点検、例えばシチュエーションだとかセルフについて点検していると判断できますので、加点につながる要素として考えられるのではないでしょうか。 

 

CL 27

あ~、デザインをずっとやってきたんでデザインのクオリティですとかお客さんの評価、そういったものが我々クリエイターって大事じゃないですか。 

CC 27

う~んうんうん。

 

CL 28

すごいねとか、すごいデザインだねっていうのを言われるのが、やりがいとか評価ていうのがあったんですけど、プロジェクト管理になると会議とかも多いですし結局クリエイティブな仕事ってあんまりないので調整役みたいな感じになっちゃうんですよね。 

CC 28

う~ん。

 

CL 29

そうすると才能というか手腕と言うかそういう方向性も変わってきますから、そういうのは結構大きな転換点ではないかなと思うんですよね。 自分が向いていないと言うか抵抗があるのは。

CC 29

は~・・そうなんですか。クオリティの面で井上さんは今 Web デザインの仕事でクオリティーの面でお客さんの評価を得るということで日頃頑張ってらっしゃるんでしょうか。

 

~約10分経過~

 

CL 30

やっぱりそこですよね、周りからもデザインすごいねなんて言われると楽しいじゃないですか。 

CC 30

う~ん、うんうん。

 

CL 31

他にもすごい人はいると思うんですけど、社内の中ではそういう評価を受けているので、それがプロジェクト管理になると職種が変わってしまうわけですから、そういったこともなくなるって考えるとどうなんだろうって思いますよね。

CC 31

う~ん、プロジェクト管理になると全体を見なければいけないから、井上さんとしてご自身のクオリティを高めてお客さんの評価を得るということで、周りからもすごいって言われてそちらの方が評価にもつながって、井上さんの感じてらっしゃるやりがいと言うか今面白みを感じてらっしゃる点なんでしょうかね。

 

CL 32

そうですね、今の仕事に大してはずっとそれでできればね、思っていましたね。

CC 32

今の仕事をクオリティ高くやってらっしゃって非常に頑張ってらっしゃるということなので、そちらの方では締め日とか管理面というのはどうなんでしょうか今は?

 

「間」

逐語録の文章で見ているとわかりませんが、音声で聞くと相談者が答えてからのキャリアコンサルタントの応答が早い場面があります。

あまりにも応答が早いと相談者が話そうとしていることを遮ってしまうこともありますので、特に相談者が考えていることを言葉に出そうとしている場面や話の途中で腰を折らないように相談者が話しやすいアプローチを心がけましょう。

 

CL 33

自分の仕事内で完結していますね今は。 

CC 33

締め日とか管理面は自分の中で完結しているということで。

 

CL 34

ある程度妥協しなきゃいけないところもあるんで。

CC 34

まあお客さんに会わせて妥協というようなことでしょうかね。

 

CL 35

そうですね、時間的な制約がありますからね。

CC 35

うんうん、それが先ほど上司の方の例で言われたように調整役、全体を見なければいけないので自身のクオリティだけではなくなってしまうので、全体の調整という所に重きを置かないといけないというところが井上さんのこだわる部分なんでしょうか?

 

CL 36

もうデザインから外れるんですよ。 管理業務になってしまうのでデザインはプロジェクトがない時に単発で入った仕事だとか、デザインだけとかがもしあればあるかもしれないですけど、そういう業務からは基本的には外れるんで。

CC 36

デザインから外れる。

 

CL37

他のデザイナーが代わりに入って管理の下に私が付くみたいな感じになるんじゃないですかね。

CC37

じゃあ井上さんとしてはご自身の今クオリティ高く評価を得て頑張ってらっしゃる、デザインをやりたかったのにそれから外れてしまうということが一番引っかかっている点だと?

 

CL 38

そこは引っかかりますし・・抵抗あります。 

CC 38

そうなんですね、もう一点、お子様ができられるということでますます仕事を頑張りたいという風なお気持ちについてお聞かせ願えますか。

 

CL 39

年内に子供が生まれる予定なので彼女ともこれから入籍しなきゃいけないし、そう考えると安定的な収入も必要でしょうし・・そうすると職種が変わったりすると不安だなぁとか漠然とありますから、そういったのも結構悩んでいる点ですかね。

CC 39

ますます頑張ろうというところには安定ということから職種が変わるというところに不安をお持ちだと。

 

CL 40

そうですね・・タイミングが重なっちゃいましたしね。職種が変わって管理の仕事が自分がそこを任されるってなった時に、結構負担は大きいでしょうから大丈夫かなーとかね。そうするとどうなんだろう・・受けるべきかどうかっていうところで悩んじゃってるんですよね。

CC 40

そうなんですね、引き受けるべきかどうかっていうご返事はいつまでにしなくちゃいけないんですか?

 

CL 41

まあ早い方がいいでしょうね、先週言われたんですけどどうしたらいいか考えられなくて難しい問題だなと思ったんですけど。でも早めに答えが欲しいんだよねって言われたんですよ。 

CC 41

早めに欲しいと。

 

CL 42

来月から始まるプロジェクトがあるそうなんで。

CC 42

来月から始まるっていうのが聞いていられる。

 

CL 43

はいここ1、2週間で答えを返答しないとですね。 

CC43

あ~、1・2週間ということですよね。あの具体的なお仕事の内容というのは来月からお仕事が入るということなんですが、具体的なお仕事の内容どこまでやってもらうとかっていうのは聞いてられますか?

 

~約15分経過~

 

おわりに 

次回は、「第22回キャリコン2級検定対策講座ロープレケース➁パート5 逐語録添削編(3)」へ続きます。  

本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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