はじめに
名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。
今回は前回の「第22回キャリコン2級検定 ロープレケース➁パート4 敬天愛人編(中)」の続編になります、どうぞご覧ください。
ここから、口頭試問です。
口頭試問
試験官(以下SIKと表記)
キャリアコンサルタント(以下CCと表記)
SIK1
よかったところ、よくできたところとできなかったところを言ってください。
CC1
はい良かったところとできなかったところですね。
良かったところに関しては相談者様のですね、自由人とおっしゃってましたけど、まずはこういう風にやりたいとかそういった思いを聴きながら、その一方で仕事を頑張らなければいけないとかそういった葛藤、思いを受容しながら丁寧に傾聴できたところはまず良かったなと思います。
まあ技法に関してはできるだけ受容・共感を多くですとか、繰り返しですとかその辺を意識しながら進めました。
それによってかなり気持ちよくお話をされたんではないかなあという面と、それによって2点ですね。井上様が自由人として今後やっていきたいという思いと、会社員としてある程度自分を犠牲にしながらも家族のためにやっていきたいこういう意思が聞けましたので、それが聞けたのは良かった点かなと、宣言して頂けたのは良かった点かなと思います。
できなかった点に関しましては、次回の面談のお約束と方向性については確認できたんですが、それが明確な目標としてのステップになったのかなというところがちょっとお約束ができなかったのと、それについての具体的なアクションプランまでは残りの時間で確認することができませんでしたので その点については次回から自分の改善点として方策のマネジメント、動機づけ、こういったことをしっかりやる必要あるなと思います。
SIK2
この相談者の相談したい問題点、それと敬天愛人さんが考える相談者の問題は何ですか。
CC 2
そうですね・・相談者の問題点は、入籍はまだ結婚されていないということなんですけども、お子様が生まれてライフイベントを踏まえて仕事を頑張ろう、その矢先にプロジェクト管理がご自身が向いていない相当嫌な仕事を頼まれたということで、今後どうすべきかどうかその仕事を受けるべきかそうか悩んでいまして、また、そう悩んでいることによって今後の働き方について、どうして行こうかという二つの選択肢に悩んでご相談に来られたというのが相談者様の問題です。
相談者の方、私の見立てですね、キャリアコンサルタントの視点ですけども、ご本人から自分で独立したいという点と、ご家族のために会社でやっていくという視点、問題をおっしゃっていただいたんですが、その一方でご自身がこれまでどういったお仕事をしてきた・・デザイナーとしてなんですけども、デザイナーの進捗管理ですとか、そういったお仕事と プロジェクト管理で段取りを組む仕事内容の類似点、また適性についてマッチングもできていませんし、どういう風に生かすかという点についてもまだまだ考えが及んでいない。
そして、プロジェクト管理の仕事についても大まかにしか聞けなかったんですけど、具体的な内容について詰めていない、計画性がないということもあって、それについて正確な情報を得ていない仕事理解不足も考えられますね。
そういった点を踏まえるとキャリアプランニングですとか上司とのコミュニケーション、婚約者様のコミュニケーション、同僚も含めてコミュニケーション不足も考えられますので、これらが原因になって意思決定できない状態にあるのかなと、具体的にどうしていいかわからないというのが私の捉えた問題だと思います。
SIK 3
今のロールプレイでやったことと、今後やっていこうとしていることを言ってください。
CC 3
そうですね・・やったことに関しましては、受容・共感で井上様の話を聞いていく中で、プロジェクト管理の仕事について向いていないと、やりたくないという気持ちが強かったものですから、まずはそのお話をしっかり聞きながらどういう風にやっていきたいのかという意思決定について、自己決定権の尊重というところを重視して、井上様の意思決定に向けてですね、一緒にやっていこうという姿勢ができたのはよかったと・・やったことです。
今後やりたいことに関しましては、井上様のやりたい事っていうのはお聞きできましたので、その意思決定に向けてどういったリスクがあるのか、利点があるのかというのをお互いに吟味しながら、それと情報が不足していましたので 井上様自身も気づいてましたけども、そういった正確な情報収集ですとかどういった点を情報収集することによって、井上様の二つの意思決定が冷静に判断して意思決定できるように一緒にやっていこうと思います。
SIK 4
今のロールプレイで相談者との関係構築はどのようにできましたか。
CC 4
はい、そうですね、冒頭から相談者の方の主訴の要約ですとか、要約をした後には出来るだけ相談者の方に考えて頂けるような問いかけ、選択していただくようなご自分の意思でどういうことを言いたいのかとか、どういうことを話したいのかということをなるべく話していただけるように感情的なアプローチをしまして、受容ですね、そういったものを含めて丁寧に対応できましたので、私の口数より相談者の口数が多くて色々と言いたいことを言っていただけなのかなと。
最終的に18分くらいですかね、こういう風にやって行きたい二つの意思も出てきましたので、そういった意思が出てきたということは相談者様として一歩を踏み出せるような関係構築ができたからこそ、相談者様がやりたいとか自分はこうだとか、こういったことをおっしゃってくださったので、関係構築についてはまずまずできたのかなと、そういうふうに私はアプローチしました。
SIK 5
はい、では本日はお疲れ様でした
CC 5
ありがとうございました。
おわりに
次回は、「第22回キャリコン2級検定 ロープレケース➁パート4 敬天愛人編まとめ」へ続きます。
本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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