キャリコン義塾
【この記事は2018年10月22日に更新しました】
皆様おはようございます、名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
国家資格キャリアコンサルティング技能士2級検定の
実技面接試験の解説シリーズ第4弾の続編です!!
ここでは、キャリアコンサルティングの現場で実践できるスキル習得と、
合格基準の60点ではなく、70点を超える結果にコミットすることを目標に
情報提供していきます。
どのように試験に望めばいいのか分からない初受験の方を含め、
何回か受けてみたものの、あと5点足りない・・・方などに
おすすめのメソッドをご紹介していければと思います。
是非、参考にして下さい。
面接編④続編
なぜ、環境要因への配慮が大切なのか?
実は思い込みがあるとCLは目標や方策を受け入れません。
【具体例】
CC「家族に相談してみては?」
CL「うちの妻はどうせ話も聞いてくれないし・・・」
私も初受験の時は、こんな感じて方策を受け入れてもらえませんでした。
そして、制限のある状態ではCLの本当のやりたいこと、
自由な発想や意思が出てこないのです。
CLが一番強く持っている欲求、
一番不安に思っていることを引き出しましょう。
ワンポイントアドバイス
問題に集中し明確化できたが、最後なかなか絞り切れない・・・
困った・・・時の必殺技があります。
マジックワード
① 《 〇〇と聞かせて頂きましたが、
〇〇は何ですか? 》
② 《 あなたにとって〇〇でしょうか? 》
〇〇の部分は是非テキストで、
ご確認くださいm(_ _)m
この言葉で一番の思いを引き出せたら、
CC決め台詞
「では、解決に向けて一緒に考えていきましょう」
目標を共有したことをCLに伝えます。
CLの合意を引き出すことで、自信を持って次のステップに移行することが出来ます。
目標が明確になってこそ、方策や対処法が生きてくるのです。
一方で、引き出した内容に驚いて焦った上にいきなり
「●●した方がいいです」と、誘導してはいけません。
あくまで「非指示的なリード」を心がけましょう。
また、マジックワードで引き出せない場合、
2の関係構築が足りなかった可能性があります。
CLの答えを聞いてから再スタートしましょう。
あと一歩で引き出せるのかもしれません、
絶対にあきらめないで下さい。
CLの反応が今一つであろうが、やりとりがチグハグであろうが、
焦らず動揺せず、とにかく
カウンセリングを最後までやりきることです。
「絶対に目標設定までやりきる!」
という強い意志を持って問題把握に臨みましょう。
合格はすぐそこまで来ています。
まとめ ※図表あり
ここまでのキャリアコンサルティングステップを下の表にまとめました。
面接編④は如何でしたか?
上の表を参考に、自分がどこまでシステマティックアプローチや
カウンセリングステップを踏んだのか、意識しながら試験官に
アピールして合格を勝ち取りましょう。
個別指導もお待ちしておりますm(_ _)m
次回は面接編⑤、「具体的展開力」です。お楽しみに!