キャリコン試験対策講座▶独立8年😊1級技能士の個別レッスン

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【2級キャリコン技能士】26回ロープレケース④練習逐語録パートⅠ

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【2級キャリコン技能士】26回ロープレケース④練習逐語録パートⅠ

名もなきキャリアコンサルタントこと

1級キャリアコンサルティング技能士の敬天愛仁です。

 

今回も第26回検定2級のロープレ練習を

逐語録形式でお届けしたいと思います٩( ''ω'' )و  

 

改めてこちらの動画なども参考にして

ロールプレイの振り返りなどに役立てて頂ければ幸いです! 

www.careerlife.jp

個別レッスンでは、

実技面接試験に出題されるであろうロールプレイを練習し、

逐語録を分析して、キャリアコンサルティングスキルや

カウンセリング技法などの確認を行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

第27回検定の合格に向けて、

文字に起こされた逐語録を分析して勉強したい方も多く、

私自身も受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、

個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、

指導者としての力を蓄えるチャンスとして大切にしております。 

 

さて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います! 

 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、

試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

 

実際、逐語録に起こしてみると

同じ伝え返しや要約を何回もループして言っているなど、

ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

 

ロールプレイ全体の構成が俯瞰的に可視化出来ます。

 

また、コーヒーカップモデルマイクロ技法などの

細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるか?など、

その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、

本当の意味での確認・評価・改善は難しいのではないでしょうか。 

 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

 

そして、そんな細かなスキルまでフォローすることで、

受講生の合格成長に貢献していくのが

弊社の試験対策講座の特長です!

 

試験対策講座後の評価点「ビフォーアフター」はこちら!

キャリコン技能検定 合格発表結果分析 カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

信頼できる「お客様の声」はこちら!

合格体験記(合格者様の声) カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

※上記を実現可能にした試験対策講座、

個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はニシダさん、CC役はイチミヤさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時やコミュニケーションなどに

役立つスキルですから参考にして下さい。 

 

では、行ってみましょ~う!!  

 

相談事例

◆ケース4 ニシダさん 50歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KPと表記)

 

CL1

西田と申します。

CC 1

一宮と申します、今日は雨の中お越しいただいてありがとうございます。

 

CL 2

急に降ってきましたね。

CC 2

コロナ禍ということでマスクで声が聞こえづらいかもしれませんが

遠慮なくおっしゃってください。

今日はどういったことでご相談に来られましたか。

 

CL 3

私大学を卒業した後にインフラ機械の製造会社に技術職で入社して

もう27年働いております。

先日上司から関連会社の新規新事業の立ち上げということで

出向して欲しいと言われまして出向すると環境も変わりますし

今、五十歳になるんですが

この歳で新しい仕事にチャレンジする不安もあるんですね。

CC 3

はい、ええ、ええ。

 

CL 4

突然の話だったものですから

頭も心の整理がつかないような状況で

それに単身赴任となりますので息子が14歳なんですが

受験を控えてましてそこもちょっと心配な点があるので

今後について今日はご相談できればと思っております。

CC4

分かりました、西田さんは今

インフラ関連の会社にお勤めされていて製造の方ですかね。

 

CL 5

はい、そうです。

CC5

今回、出向を突然言われたということで

その出向先が単身になるということですよね。

出向は新規事業の立ち上げということで

お仕事面でも不安があるし単身赴任ということで

不安もあって戸惑っていらっしゃるということでよろしいでしょうか。

 

KP「シンプルに伝え返す」

CL 4は、今日は相談に来たと語尾で言っていますので

不安がある点はCC5でもあっていますが

戸惑ってきたとは言っておりませんので

ご相談にいらしたのですね。と、

シンプルに伝え返すと更に良いでしょう。

小さなことかもしれませんがちょっとしたボタンの掛け違いから

相互理解いや認識のズレを産みキャリアコンサルタントが

面談を主導してしまうことにもなりますので、

序盤から色々と考えすぎず

素直な気持ちで相談者の訴えを聞いていきましょう。

 

CL 6

そうですね、ちょっと整理がつかないと言うか・・

戸惑っている感じですかね。

CC 6

出航は突然のことだったとお話をされましたが

いきなり聞かれた時にはどのように思いましたか。

 

CL 7

27年間今の会社でやってきてそういうことはなくて、

リーマンショックの時もそういう話はなかったので

複雑な思いと言うか・・たまに出向される方もいるんですけど

自分もそういう立場になってみると

動揺すると言うか戸惑いが正直ありますね。

CC 7

戸惑いと同様があったということなんですけれども。

 

CL 8

驚きましたね。

CC 8

仕事で出向ということが全く頭にはなかったのですね。

 

CL 9

技術職でもどちらかと言うと役職もつかずに技術畑で

ずっとそこでやってきたので、新規事業とはいえ

そういったところにお声がかかると思っていなくて驚きましたね。

CC 9

声がかかったというのは驚いたということなんですけど、

嬉しい面もあったということですか。

 

CL 10

出向の件を聞きまして今うちが作っている機械というのがあるんですが

需要増で発注が伸びているものがありまして

その中でも人気の機械が関連会社でラインを増設したいそうなんですよ。

それに伴って技術者が足りないとか人手不足なので

色々な人を集めたいということで上司から言われまして・・

技術的な面は西田がしっかりしているし

経験もあるのでと言われたので

機械的なところは仕事としては出来るのかなと・・

CC10

技術職で27年間頑張ってきたところが認められて

今回出向の話を頂いたんではないかなと

今聞いていて思ったんですけれども

今まで27年間どのような仕事でいらっしゃったのか

聞かせていただけますでしょうか。

 

~約5分経過~

 

KP「相談者の話を遮る」

ここでは文章上は見えませんが相談者が話している途中に

キャリアコンサルタントは話を遮って質問を投げかけています。

おそらく相談者の話してる内容が多すぎたため

途中で要約を入れて自分が質問するべきことを考え

問いかけたのだと思いますが

話を聞きながら最後まで相談者の理解に努める姿勢が大切です。

相談者は自分が話したいことを

そのままキャリアコンサルタントに伝えるだけで

カタルシス効果ですっきりしますし、

話を聞いている間に相談者が何を訴えたいのか

どうすれば話の内容を丁寧に整理できるのか

要約に向けてアプローチを検討する方が良いと思います

なお要約については、要約法を勉強すると良いと思いますが

12分の会話であれば・・その1/10の時間ぐらいに

要約するように練習してみてください。

 

CL 11

設計が基本的なベースではあるんですけど

機械の実験や評価テストもありますし、

うちはロボットを機械で色々作っているんですけど

お寿司のロボットですとか、お米とかを充填するような機械だったり

包装資材なども作っているんですよね。

そういったものは適度に改良が必要なんです。

CC 11

はい。

 

CL 12

効率や生産性を上げるためなんですけど

そういった改良や設計ですとか、

新製品の基礎研究とかそういったものを

27年間段階を踏んでやってきましたね。

CC 12

27年間幅広い製造の機械を扱われていたということで、

同じ職場・・同じところに通勤されていたんですか

 

CL 13

職場は一緒ですね、うちは老舗メーカーで

ずっとそこで勤務していまして、

部署は開発部とか機械部とかに

異動はありましたけど基本的には同じです

CC 13

老舗メーカーにお勤めだということなんですけど

これまでどういったことをやりがいにやってこられましたか。

 

CL 14

私はもともと工学部の出身でして

機械いじりですとか設計とかすごく好きで

そのまま就職もしてロボットを作ったりすることが

子供の頃からの夢だったので

そういう仕事に携わりましたし

食品でお米を加工する機会も作っていますので・・

就職したのが当時回転寿司が流行った後くらいなんですよ。

CC14

そうなんですね。

 

CL 15

ちょうどロボットができて握ってくれる機械が

できた後くらいなんですけど、

すごく面白いなと思ってこちらの会社の老舗メーカーで

ちょうど普及した時だったのかな。

だからそういうのもやってみたかったし面白そうだなと思ったので、

そういったところがやりがいを感じてやってきましたね。

CC 15

ご自身が携わっている機械が市場に出回って

それに対峙することができるとやりがいを感じられますよね。

 

CL 16

実際にそれを大手の会社が使っていたりとか、

見に行ったりとか利用するのも嬉しいですよね。

CC 16

逆に27年間でご苦労された10ことはどうですか、

乗り越えてこられたような事ってありました?

 

KP「自己イメージの拡大」

 CL 16の相談者の応答で嬉しいという言葉が出ており

その前の発言でもやりがいについて語ってくれておりますので、

他にはどんなやりがいがあるのか

またどんなスキルを獲得し、仕事の経験などは

どのように受け止めているのかなど

相談者が肯定的に捉えてる部分をたくさんお話しいただく方が

自己肯定感がアップして自己イメージが拡大するアプローチになります。

もちろん27年間の職業生活の中で相談者が苦労された点や

キャリア形成を行っていく上で

乗り越えられたことを傾聴するのも良いことですが

「逆に」 と話の流れを変えている点については

言語表現に気をつけたいところですね。 

 

CL 17

そうですね、比較的技術職としては開発や改良の段階で悩んだりとか、

技術者によっては考え方も違うので

職場環境の悩みというのは少々ありましたけど

仕事自体は順調でなんとかやってこれたので

そんなにネガティブな要素もないですかね。

待遇面も悪くないし。

CC 17

好きなお仕事と携わってこれたという印象ですかね。

そのようにお見受けしましたけど、

今回急な出向ということなんですけれども

出向がなかったとしたら・・

あと10年くらいですかね会社にいられるのは

どのような働き方をして

最後まで頑張りたいなと思われていましたか。

 

~約10分経過~

 

CL 18

定年までですよね・・

CC 18

はい。

 

CL 19

今お伝えした通り仕事的には自分のやりたいことがずっとできているので

定年間近になれば再雇用などが当然ありますし

自分の趣味などに技術を生かしたりとか、

日曜大工なども好きだので

余暇を使ってできればいいなとか長い目で見るとありますかね。

楽しく仕事はしたいなと思っています。

CC 19

分かりました、今回の出向についてはご家族の方とはお話は?

 

CL 20

妻には話をして・・単身赴任になるので。

ちょうど長男が思春期と言うか受験前でピリピリしていまして、

志望校判定がギリギリというのもあって

受験生がいると空気も張りつめるじゃないですか。

家がそんな感じでたまに物に当たったりするし、

男の子だからそういうのもあるので

妻は若干、心もとないような話はしていましたね。

CC 20

う~ん、思春期の息子さんを置いて

単身赴任というのは心配な面が、

そういう面も不安なんですかね。

 

CL 21

そこは心配ではあります。

CC 21

息子さんのことと新しいお仕事にチャレンジするという

ご不安があるということを

冒頭でお話しを聞かせていただいたんですけど、

どうですか・・西田さんにとってこの出向が

どういう形であればチャレンジできるかなという風に

期待できるイメージというのはありますか。

 

CL22

冒頭でお話しした不安要素というのが私自身が驚いたというのと、

単身赴任が新潟の方なんですよ。

今東京に住んでますので土日帰ってこれるかなという感じになるので

帰るのも月に何回かだと思うんですよね。

そういったところで家族のこととか息子は大丈夫かなと

そういうところが少しクリアになると

新しいチャレンジというのも・・

大幅に業務が変わるわけではないので新しい機械に携われたりとか

最新のロボットを入れると思うので

そういったところに対しての

やりがいというのは多分あると思うんですよね。

CC 22

ええ、ええ

 

CL23

そこは良い面として受け止めてますので

今言った心配な要素がクリアーになるといいのかなと思っています。

CC23

その出向に対して単身赴任で行かれるということで

家族のことと仕事というところで不安要素が一つでも消えると

前向きに考えることができるということなんですかね。

 

CL 24

そうですね、少し前向きに受け止めなれるかなと。

CC 24

出向の返事というのはいつまでに出さなければいけないんですか。

 

CL 25

一応、新規事業の方は10月前後くらいに稼働が始まるので

私もそのくらいにはそちらに行かないといけないので

あと1ヶ月ぐらいである程度答えを出して

準備を始めなきゃいけないと思っています。

CC 25

ではあまり時間がないですよね。

 

CL 26

はい。

CC 26

もう一つお聞きしたいのが

出向の期間など詳しいお話は聞かれていますか。

 

~約15分経過~

 

CL 27

期間は聞いていないです。

CC 27

今までの西田さんの話を聞かせて頂いて

先ほどどういう風にすれば西田さんが安心して

出向先に行けるかというところで

一つ一つ不安要素を消していくということだったら

できるのじゃないかなとおっしゃられたと思うんですけど

今日の残りの時間で今思われている不安な点というのを出してみて

それを一つ一つ検討していくということをしていくと

前に進めていくことができるのではないかなと思うんですけど。

 

KP「目標を設定」

今後の方向性について不安要素を解消することにより

相談者の主体的な意思決定を支援しようとしていますね。

キャリアコンサルティングのベクトルとしては

適切な目標設定に向かっているので、

方策の動機づけも含めて目標の範囲を分かりやすく説明し

相談者と共有や合意形成を行えるように練習をしていきましょう。

 

CL 28

・・・はい、う~ん、どうしたらいいですか。

私は前に進むためにどのように検討すればいいんでしょうか、

何か意見を出せばいいんですか。

CC 28

・・・え~、まず生活面で単身赴任で

お家に時々しか帰れないと言うことなんですが

思春期の息子さんとの関係性も大事にしたいということで

そこをどういう風にしていくかというのも一つですよね。

そのためには家族の方ともう一度

きちんと話をされなければいけないと思うんですけど。

 

CL 29

そうですよね~。

CC 29

逆に家族の方は、息子さんとかは

今回のことをどのように受け止めていらっしゃるんですか?

 

CL 30

息子が特別何かを言っていたわけではないんですが、

本人のことで精一杯という感じなので反応は薄かったですね。

あまり込み入った話をしても気を遣わせてしまうので

そこまで長い話もできていませんし。

CC 30

そうなんですね、分かりました。

 

KP「相互理解の必要性に気づきを促す」

お互いが成長するような関係構築を築くために

相談者が息子さんと向き合い

今回の出向について話し合ったり

息子さんが出向についてどのように受け止めているのか

何を望んでどのようにして欲しいかなど

本心を相互で共有することにより

価値観や多面的な視点で人間的な成長を促すことが可能になります。

単にキャリアコンサルタントとして

キャリアの問題を聞くだけでなく

プロセスコンサルテーションなどの相互理解のプロセスや

発達理論や社会的学習理論を基にしたアプローチを

相談者と共有していくことで双方にとって

有意義なセッションになるのではないでしょうか。

もちろんそこには相談者の利益が第一義であるわけですが。

 

CL 31

先ほどの話に戻るんですけれども

会社の方にもまだ転勤の期間とか聞けていないので

まずそういったことも聞かないといけないですよね。

CC 31

転勤された場合のデメリットですね、

転勤をしなかった場合のメリットデメリットというのを

一度比較されるというのは良いのかなと思うんですが、

まずこれを目標に考えていけたらいいなと思いますがどうでしょうか。

 

CL 32

それぞれを評価してみるということですね、な

んか評価テストみたいですね・・我々で言うと。

いいんじゃないでしょうか。

CC 32

もう少し上司の方に聞かなければいけないことを聞くことと、

ご家庭でも、もう1度お話をされてどういった点を

家族の方が不安に思われているのかという点を洗い出して

言っていただければ、また次回そこから

お話を進めさせていただければなと思うのですが。

 

CL 33

分かりました。

CC 33

今日、今までの話で何か他にお話いただけることはありますか。

 

CL 34

子供の話とかもいろいろしましたけど

自分も両親はまだ健在なので両親のサポートとか

家族と一度向き合って話をしなければいけないので

そのための情報収集と言うか

出向の条件などを自分でも確認しようと思いました。

 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記) 

 

SIK1

相談者との関係構築はうまくできましたか。

CC1

西田さんのこれまでのお仕事の経験から

強みとか培われた能力などについて

もう少し深く聞くことができたら良かったのかなと思うので

その辺りのお仕事に対する気持ちというのを

もう少し深くつけるとさらに関係構築が深まったかなと思いました。

 

KP「主体的な意思決定支援を引き出す支援を」

例えば口頭試問CC1の出向に対するポジティブな面ですとか

業務へ生かせる適性面をさらに強化してあげると

出向への意思決定の要素になりますね。

出向の転機を乗り切るためという4S点検の視点で見ると

さらに評価・判断しやすいのではないでしょうか。

 

SIK2

キャリアコンサルタントとして考える相談者の問題点は何でしょう?

CC 2

予測していなかった突然の出向で

頭と心の整理がついていないということを言われていたんですけど

ご自身の今までの能力を自己理解ができていないということと

出向に関しての仕事理解がまだ十分ではないということ。

将来的なキャリアビジョンは保たれているようなんですけれども

家族を通したライフプランについては

まだ明確なプランが立てれていなかったようなのでその点を感じました。

 

SIK 3

相談者の訴えたいことは何だったと思いますか。

CC 3

相談者は今まで27年間お仕事をしてきて

出向を伝えられて期待をされている嬉しい気持ちもあるんだけれども

なかなか家族のことも不安ということで

一歩が踏み出せないというところです。

 

SIK 4

次回の相談機会があればどのような方策を実施したいと考えますか。

CC 4

お子さんがまだ中学生ということなので

お子さんも含めたマネープランなどのライフプランを

家族とコミュニケーションの機会を作って

もう少しはっきり明確にしていくことと、

自己理解を深めて新しいことにチャレンジをするということの

自信がないということなので自己肯定感が上がるような

自己理解を含めた支援ができたらいいなと思いました。

出向に関しては仕事理解を十分深めてもらった上で

メリットデメリットを検討して出向を受けるかどうか

評価をして行けるような支援をしていきたいと思いました。 

 

まとめ

【2級キャリコン技能士】26回ロープレケース④

練習逐語録パートⅠは如何でしたか。  

 

キャリアコンサルティング技能士は

職業能力開発促進法の規定による技能検定に合格した後、

名称を称することができる職種です。

 

あなたの2級キャリアコンサルティング技能士レベルが

相談者の職業能力開発にとても役立ったと

客観的な視点でも確信を持てれば合格水準だと思います。 

 

さて、皆様なら、

このロープレの課題点についてどのように分析し、

フィードバックやアドバイスを行いますでしょうか?

 

企業内で働く相談者の悩みを解決するために求められる

キャリアコンサルティングとはどのようなものか?

 

自分の経験に置き換えた時、

.どのように感じるでしょうか?

 

企業領域での職業能力開発や組織での働き方、

職業生活設計など考えられるテーマは豊富です。

 

今回もこのように必要に応じて逐語録を作成し、

個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。  

www.careerlife.jp

キャリアコンサルティングの折衷的なアプローチは

無限に視点があるので難しく思うかもしれませんが、

2級検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけですから、

押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは

必ず一定値存在するはずです。 

 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろん、

一発勝負である本番の実技面接で相談者役相手に実践するスキルも必要です。 

 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、

国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、

とある日の、ある一定のキャリコンスキルを

点で見ているに過ぎませんが、 

その一方で、

少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、

その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

 

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、

ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?

目標設定は?方策の実行は?などなど・・・

 

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、

全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

 

自分のロールプレイを構成的に振り返り、

どこからどこまでは良かったか、どこからが課題と感じたか、

このような振り返り方法はいずれ必ず役に立つはずです。

 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、

キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して

相談者が気付いていない問題点を

CCとしての見地から見立てていきましょう。

 

しかも検定では、スキルだけでなく・・・

心から相談者へ寄り添う姿勢や理解しようとする態度も、

試験官は言語や非言語で、

評価区分に合わせて観ていることを絶対に忘れないで下さい。

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

合掌。

 

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