キャリコン試験対策講座▶独立8年😊1級技能士の個別レッスン

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【2級キャリコン技能士】26回ロープレケース③練習逐語録パートⅠ

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【2級キャリコン技能士】26回ロープレケース③練習逐語録パートⅠ

名もなきキャリアコンサルタントこと

1級キャリアコンサルティング技能士の敬天愛仁です。

 

今回も第26回検定2級のロープレ練習を

逐語録形式でお届けしたいと思います٩( ''ω'' )و 

www.careerlife.jp

 

改めてこちらの動画なども参考にして

ロールプレイの振り返りなどに役立てて頂ければ幸いです! 

www.careerlife.jp

個別レッスンでは、

実技面接試験に出題されるであろうロールプレイを練習し、

逐語録を分析して、キャリアコンサルティングスキルや

カウンセリング技法などの確認を行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

第27回検定の合格に向けて、

文字に起こされた逐語録を分析して勉強したい方も多く、

私自身も受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、

個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、

指導者としての力を蓄えるチャンスとして大切にしております。 

 

さて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います! 

 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、

試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

 

実際、逐語録に起こしてみると

同じ伝え返しや要約を何回もループして言っているなど、

ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

 

ロールプレイ全体の構成が俯瞰的に可視化出来ます。

 

また、コーヒーカップモデルマイクロ技法などの

細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるか?など、

その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、

本当の意味での確認・評価・改善は難しいのではないでしょうか。 

 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

 

そして、そんな細かなスキルまでフォローすることで、

受講生の合格成長に貢献していくのが

弊社の試験対策講座の特長です!

 

試験対策講座後の評価点「ビフォーアフター」はこちら!

キャリコン技能検定 合格発表結果分析 カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

信頼できる「お客様の声」はこちら!

合格体験記(合格者様の声) カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

※上記を実現可能にした試験対策講座、

個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はハシモトさん、CC役はイチミヤさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時やコミュニケーションなどに

役立つスキルですから参考にして下さい。 

 

では、行ってみましょ~う!!  

 

相談事例

◆ケース3 ハシモトさん 30歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KPと表記)

 

CL1

こんにちは、橋本と申します。

CC 1

キャリアコンサルタントの一宮と申します。

今日はコロナで大変な中お越しいただいてありがとうございます。

今日のご相談はどういったことでしょうか。

 

CL 2

私、大学を卒業した後に大手の現在メーカーに

総合職で就職しまして、その後本社営業を3年間経て

今は経理部に異動して昨年の4月から主任に昇格して働いています。

今年の3月なんですけど長男を出産しまして現在は育児育児休業中です。

休業前の申請では来年4月に復帰する予定なんですけれども

実際に育児をしてみると想像以上に大変で

復帰後の仕事の両立に自信が持てなくて。

CC 2

そうなんですね。

 

CL 3

とはいえ、このままずっと専業主婦になってしまうのも想像できなくて

今後の事を相談できればと思い今日は伺いました。

CC 3

分かりました。

橋本さんは大手の建材メーカーの方にお勤めでいらっしゃって

営業部の方から経理部の方に移動になられて

その後主任に昇格されたということなんですね。

 

CL 4

ええ、ええ。

CC4

それで出産を3月にされて来年の4月に育児休業の復帰ということで

職場に戻られて戻られるということなんですが

考えていたよりも育児の方がかなり大変で

復帰後の仕事とか両立を考えると自信がないなということで

今日はご相談に来られたということですね。

 

CL 5

はい。

CC5

お仕事の方なんですが建材メーカーの方で

営業から経理の方に変わられてということなんですが

お仕事は順調のような感じはするんですけれども

ご自身が入社してから今までのお仕事についてお話ししていただけますか。

 

CL 6

最初に本社の営業部で3年間勤務しまして

法人営業を基本的にはやらせていただいて

お客さんを覚えたりですとかそういったところから始まりまして、

その後に26くらいから経理部の方に異動して

それからは仕事としては経理は経営的な視点で色々見れるので

仕事としてはすごく忙しいですけど

総合職としては順調に歩んでいるのかなと思っています。

CC 6

ええ。

 

CL 7

しかも昨年の4月には主任に抜擢していただいたので、

そういう意味ではありがたいと言うか順調にやらせて頂いてます。

CC 7

主任になられてありがたいなということで

頑張っていらっしゃるということなんですけれども

主任になってからは少しお仕事の内容が変わって来たのではないかなと思うんですけれどもその辺りはどうですか。

 

CL 8

日常の経理業務の他にも経理部は15人ぐらいいるんですけれど

派遣の子もいますし、入ったばかりの子もいるので

そういった方のまとめ役みたいな形で

仕事で相談を受けたりとかもしますし

大変なのは予算委員会とか決算業務に関して

経営企画会議などは立て込んだりするので、

そういった業務が忙しく大変に感じるし

やりがいがあるといえばあるんですけど・・そんな状況ですね。

CC 8

決算業務などのお仕事にはも関わられているということで

復帰後も同じようなお仕事でご予定でいらっしゃるんですか

 

~約5分経過~

 

CL 9

休業前の話では同じ部署で同じ役職で戻る予定です。

CC 9

営業から経理の方に配属になって、その後主任になられて

お子さんを出産されて帰って来られるということで

社内の中で注目されている存在ではないかなと私は思うんですけれども。

 

CL 10

なるほど・・はい、ありがとうございます。

CC10

どうですか、復帰してどのように頑張っていこうかなと

意気込みみたいなものはありますか。

 

CL 11

意気込み・・そうですね。

休職する前は女性の管理職を目指したりとか目標にしていましたし

出産を経て育休になって子育てをしながら

管理職を目指す大変さというのは

改めて気づいたと言うかそういうところはあります。

CC 11

復帰後も頑張ってやろうと思われていたけれども

実際に子育てをしてみると想像以上に大変な部分が出てきて

うまく両立できるかなというところで

不安な点が出てきたということなんですかね。

 

CL 12

そうですね、仕事に対してのエネルギーと言うか

熱量を持って去年と同じ気持ちで向き合えるかなという自信は

少しなくしてしまったかなと思っています。

CC 12

自信をなくされたということなんですけれども

そういうお話はご主人とされたことはありますか。

 

CL 13

夫は今同じ会社で働いていまして営業部にいるんですけれども

夫はすごく楽観的と言うか大変だったら

専業主婦になればいいんじゃないという感じなんですよね。

それなりにお互い収入があるので生活には困らないと思うんですけど、

相談してもそんな感じで返されるので

それからはあまり混み合った話はしていないですね。

CC 13

ご主人に相談しても専業主婦になったらと言われた時は

橋本さんどういう風に思われたんですか

 

KP「グッドポイント」

CC13のサポート資源である夫からの発言に対して

相談者がどのように受け止めているのか

感情面はもちろんですが状況について把握しながら傾聴できています。

 

CL 14

やっぱり男女の違いなのかなとか夫は総合職ではないので・・

一般の営業職の方なので特別な異動などもすぐにはないんですね。

そういったところの考え方の違いですとか

両立したい私の思いはあまり汲み取ってくれていないのかなと感じました。

CC14

両立の思いというのが温度差と感じられているんですね。

 

CL 15

はい、温度差はあると思います。

CC 15

う~ん、その点をもう一度ご主人とお話ししてみようかなと思われないんですか?

 

~約10分経過~

 

CL 16

男性ってそういうことを分かってくれるものなんですかね・・

CC 16

橋本さんが今後、仕事をどのくらい大切にされていて、

子育ても段階を経てお子さんも大きくなりますので

将来的に橋本さんがどういうお仕事をして

どういう姿でいたいかというところをご主人に理解してもらえれば

少し協力してもらえるんではないかなと思ったりするんですが・・

橋本さんの将来的な目標とかそういったことを

ご主人と一緒にお話をしたりとかそういうのはないですか。

 

CL 17

夢を語るみたいな話はあまりしたことがないです。

CC 17

そういった話はされていないということで、

お子さんを含めた生活についての将来的なお話というのはされていますか。

 

CL 18

まずは保育園に入れられるのかなというところがありますし、

ライフプランや生活設計についてお互いに話をしていますけど、

夫が仕事で帰ってくるのも遅いですし

家事なども私に任せきりなので結構無頓着な感じなので・・

なんとなくこういう子育てはしたいんだよとか、

こういう風に生活していきたいという話はしますけど

具体的な話をそれほどしないですね。

基本的には私が生活について管理してるような感じなので。

CC 18

お家の事も会社のこともとなると大変ですよね。

 

CL 19

そうですね、大変は大変です。

CC 19

主任に昇格された時はご主人は喜んでくださったと思うんですけど。

 

CL 20

総合職だと出世早いねとか言われて、ちょっと妬まれてるのかなとか。

冗談ぽく・・お祝いはしてくれましたけど。

CC 20

総合職と一般職での違いとか主任になられたということで

橋本さんの社内での働き方と言うかポジションについて

ご主人は同じ会社なので理解していただいていると

思うんですがその辺はどうですか。

 

CL 21

営業部と経理部で私は以前営業部にいましたので

夫はその営業の仕事ぶりとか見てくれていて、

評価と言うと変ですけどよく褒めてくれましたし、

建材メーカーなので女性の管理職が少ないんですよ。

 5%くらいかな・・本当に少ないので

そういう期待をされていることも理解はしているみたいです。

CC 21

自慢の奥様をお持ちということだと思います。

 

KP「先読み」

伝え返しで承認やコンプリメントをする際に

相手の思いを先読みする傾向が少し見受けられます。

序盤の応答でもキャリアコンサルタントの価値観で判断したり

解釈を入れて伝え返す場面がありましたが

先読みにならないよう「言い換え」を意識して

「今」聞いていることを大切に技法を展開すると良いでしょう。

キャリアコンサルタントの主観や決めつけや押し付けになると

面談を主導する傾向が出てしまいますので

リフレクションして改善につなげてほしいと思います。

 

CL22

まあ分からないですけど。

CC 22

橋本さんは今のご主人に何かわかってもらえると言うか

お仕事と子育てをしながら働くということについて

どういう風な形で関わってもらうと

仕事がやりやすいなという風に期待されることなどはありますか。

 

CL23

今お話しして思いましたけど、家事や育児は共働きの場合・・

協力し合ってやっていくものだと思っているので

そういったところは理解してほしいですし・・

CC23

うん、ええ。

 

CL 24

夫の方が少し年上なんですけどそういう主任の立場とか

経理部は経理部で細かい仕事も多くて

そういう仕事の大変さもあるので

理解や優しくして頂けると気持ち的には助かるかなと。

ただでさえ育児は大変なので、

そういうサポートみたいな事は期待したいなと思いました。

CC 24

そうですね、それはすごく大切なことだと思いますね。

 

~約15分経過~

 

CL 25

そうですよね。

CC 25

ご主人がサポートしてくれると気持ちの部分でもすごく力になりますよね。

 

KP「支持」

ここではご主人のサポートへの期待に対して素直に伝え返しています。

コーヒーカップモデルでは「支持」と言いますが、

相談者を励ます姿勢や元気にするようなアプローチがとても良いですね。

 

CL 26

協力して家事も育児も出来れば一番理想ですね。

CC 26

ここまでお話をお伺いして私が思ったことなんですけれども

ご主人の協力が得られるとお仕事の面でも育児の面でも

すごく頑張れるんじゃないかなと言うお話だったので

そこのところをご主人にどういう風にしたら

協力してもらえるかというところを

今日の残りの時間で考えていけたらなと思うんですがどうでしょうか?

 

KP「課題点の共有と目標の合意」

相談者から理想であるというイメージが引き出せましたので

cc 26では課題点を整理しながら残りの時間を使って

目標という方向性に向かうための合意形成を行っています。

もちろんこのアプローチでも目標設定に向かって行くことは

可能だと思いますがさらに相談者に分かりやすく伝えるためにも

例えば、

私がキャリアコンサルタントとして橋本さんが悩んでいる課題点についてここが解消できれば充実したキャリア形成ができるのではということに気づいたのですがお伝えしてもよろしいですか?

などと職業専門家としての見立てをきちんと伝えて

その目標がどのような意味や相談者にとって

どのような利益をもたらすのか分かりやすく説明しながら、

まず今回の面談の中で進めていくステップと

次回以降の面談で進めていく二つ目のステップ

このように計画性をもって目標設定を行うと

適切な範囲の設定をすることができます。

目標は中長期的な視点で、

相談者が自らの意思でキャリアプランを描けるように

丁寧に対話を通して共有しながら合意形成を行いましょう。

 

CL 27

それであれば一緒に考えて頂きたいのでお願いします。

CC 27

じゃあそこをまず一緒に考えていきたいと思います・・・

お仕事の面では理解してくださっているということなので、

橋本さんの中でご希望としては

どういう点を助けてもらえたら助かると思いますか。

 

CL 28

平日は家に帰ってくるのも遅いので

あまり贅沢は言えないなと思っているんですが、

例えば休みの日ですとかちょっとしたことで良いのですが

洗濯や食器洗いとか少しずつやってもらえるといいなと。

子供に手がかかる・・目が離せないので

進んでやってもらえると妻としては助かるんですけど。 

CC 28

家事の分担ということですね。

 

CL 29

なかなかやってくれないんですよね。

CC 29

では次回の面談までにどういった家事があって、

どの部分を分担するかというのを書き出して

ご主人ができることとできないことを決めていただいて、

それを少し検討していくというのも

良いかなと思うんですができそうですか?

 

KP「動機づけと豊作のマネジメント」

ここでは次回に向けてご主人と家事の分担を方策として提案していますが、

できそうですかという言葉では

少し押し付けに相談者は感じるかもしれません。

あくまで相談者が主体的に意思決定をしていくわけですから、

キャリアコンサルタントは側面から支援する必要があります。

こういう場合はジェラットの決定理論や

相談者の利益にどのように繋がるのか

メリットデメリットを問いかけて気づきを促すなど

動機づけを意識して提案を行うと良いでしょう。

 cc 29の言葉の中に「家事分担を検討していくことで

相談者の育児と家事の負担が減るというメリットがある」と、

ご主人と役割分担する必要性を説明し

書き出すことを検討して頂く旨を伝えると良いでしょう。 

また、家事育児の分担がうまくいけば

相談者が復職した後に心配していることも軽減されることや

解消される可能性についても言及すると相談者が前向きになると思います。

今回の相談者は自分の理想のイメージと近いので肯定的に受け止めていますが、

関係構築や目標設定にズレが生じている場合は

相談者が抵抗感を感じる場合もありますので注意が必要です。

 

CL 30

それぐらいだったらちょっと書き出してみて、

できそうなことを聞いてみるというのは

今までそこまでちゃんとやっていなかったので

実際にちょっと行ってみたいなと思いました。

CC 30

いいですね、シュミレーションをお二人でしてみると

良いかもしれませんので、 家事を全部洗い出して書いてみて

どちらができるかという分担表などを

作られたらいいかなと思うんですけれども。

 

CL 31

そうすると少しは私の苦労もわかってもらえるかもしれないですね。

CC 31

まずそこから始めたいなと今日は思ったんですけれども。

 

CL 32

すごく参考になりましたありがとうございます、よかったです。

CC 32

では次回かその書き出されたものをもとに次のステップに・・ 

 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記) 

 

SIK1

この相談者の相談したい問題点と、

あなたの考える相談者の問題点とは何でしょうか。

CC1

この相談者は3年間営業されてその後経理部の方に配属になって

主任になってすぐ1年後に出産を迎えられ

育児休業を取られたということで

今は育児休業中なんですけれども

思っていた以上に育児が大変でご自身が復帰について考えると

ちゃんと両立できるとかなということころで

自信をなくされているところが問題点だと思いました。

キャリアコンサルタントの考える問題点としましては

子育てとの両立についてご主人と相談できていないところが

コミュニケーション不足というのが問題点かなというところと、

主任になられてその後の復帰ということで

業務用のことなど自信がないなということなんですが

将来どういった働き方がしたいからと

会社のロールモデルになるような・・

働き方について中長期的なキャリアビジョンが

明確でないというところは問題だと思います。

 

SIK2

今のロールプレイでよくできたところと

できなかったところがあれば言ってください。

CC 2

橋本さんのお仕事に対して

すごく頑張っていらっしゃったというところが

聞き出せたかなという風に思いました。

今育児休業をされているんですけれども

ご主人があまり協力してくれないというところで

専業主婦になったらという発言を

聞き出せたところが良かったかなと思います。

スモールステップで目標を立てることができたんですが、

その後の方策について時間管理ができていなくて

方策のところまでお話が出来なかったところが

できなかったところだと思います。

 

SIK 3

方策ができなかったのはどうしてだと思いますか。

CC 3

子育てについての橋本さんのお考えと

お仕事をしながら働くと言う奥様の仕事を

どういう風に考えていらっしゃるのかというところを

しっかりと聞きたかったので、

その点に時間を取ったため

方策までたどり着くことが出来なかったと思います。

 

SIK 4

相談者との関係構築、リレーションはうまくできたと思いますか。

CC 4

不安で自信がないというところに

寄り添いながらお話を聞けたと思います。

具体的に家事の分担を考えていくと

両立のステップ、小さなステップですけれども

兆しが見えるのではないかなとお気づきになられた時に

お声が明るくなったというところで

関係構築がうまくできたのではないかなと思います。

 

SIK 5

今後どのような方策を考えていてどのように実施したいと考えますか。

CC 5

まずは家事の分担について

ご主人と橋本さんでどういう分担性でやっていけるか

というところを分担表を持ってご主人と相談してもらうこと。

今までも仕事の面で培われた能力を自己分析して

今後の働き方について目標を持ってやっていけるように

アクションプランを一緒に考えていこうと考えておりました。 

 

まとめ

【2級キャリコン技能士】26回ロープレケース③

練習逐語録パートⅠは如何でしたか。  

 

キャリアコンサルティング技能士は

職業能力開発促進法の規定による技能検定に合格した後、

名称を称することができる職種です。

 

あなたの2級キャリアコンサルティング技能士レベルが

相談者の職業能力開発にとても役立ったと

客観的な視点でも確信を持てれば合格水準だと思います。 

 

さて、皆様なら、

このロープレの課題点についてどのように分析し、

フィードバックやアドバイスを行いますでしょうか?

 

企業内で働く相談者の悩みを解決するために求められる

キャリアコンサルティングとはどのようなものか?

 

自分の経験に置き換えた時、

.どのように感じるでしょうか?

 

企業領域での職業能力開発や組織での働き方、

職業生活設計など考えられるテーマは豊富です。

 

今回もこのように必要に応じて逐語録を作成し、

個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。 

www.careerlife.jp

キャリアコンサルティングの折衷的なアプローチは

無限に視点があるので難しく思うかもしれませんが、

2級検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけですから、

押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは

必ず一定値存在するはずです。 

 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろん、

一発勝負である本番の実技面接で相談者役相手に実践するスキルも必要です。 

 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、

国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、

とある日の、ある一定のキャリコンスキルを

点で見ているに過ぎませんが、 

その一方で、

少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、

その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

 

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、

ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?

目標設定は?方策の実行は?などなど・・・

 

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、

全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

 

自分のロールプレイを構成的に振り返り、

どこからどこまでは良かったか、どこからが課題と感じたか、

このような振り返り方法はいずれ必ず役に立つはずです。

 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、

キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して

相談者が気付いていない問題点を

CCとしての見地から見立てていきましょう。

 

しかも検定では、スキルだけでなく・・・

心から相談者へ寄り添う姿勢や理解しようとする態度も、

試験官は言語や非言語で、

評価区分に合わせて観ていることを絶対に忘れないで下さい。

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

合掌。

 

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