【1・2級キャリコン試験対策講座】1級技能士が運営中!

実践的スキルアップを確立する試験対策講座と更新講習の運営、中小企業支援を推進!個人事業主5期目のキャリアコンサルタント(4児のイクメン)

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【2級キャリコン】25回ロープレケース練習④逐語録パート1

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【2級キャリコン】25回ロープレケース④練習逐語録パート1

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛仁です。 

 

今回の記事はキャリアコンサルティング技能検定2級 試験対策講座

個別レッスンで実施しているロールプレイの逐語録になります。  

www.careerlife.jp

 

個別レッスンでは、

実技面接試験に出題されるであろうロールプレイを練習し、

逐語録を分析して、キャリアコンサルティングスキルや

カウンセリング技法などの確認も行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

第26回検定の合格に向けて、

文字に起こされた逐語録を分析して勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、

私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、

個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、

指導者としての力を蓄えるチャンスとして大切にしております。 

 

さて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います! 

 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、

試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

 

実際、逐語録に起こしてみると同じことを何回もループして言っているなど、

ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

 

ロールプレイ全体の構成が俯瞰的に可視化出来ます。

 

また、コーヒーカップモデルマイクロ技法などの

細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるか?など、

その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、

本当の意味での確認・評価・改善は難しいのではないでしょうか。 

 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

 

そして、そんな細かなスキルまでフォローすることで、

受講生の合格と成長に貢献していくのが

弊社の試験対策講座の特長です!

 

試験対策講座後の評価点「ビフォーアフター」はこちら!

キャリコン技能検定 合格発表結果分析 カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

信頼できる「お客様の声」はこちら!

合格体験記(合格者様の声) カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

※上記を実現可能にした試験対策講座、

個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はサノさん、CC役はツマブキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時やコミュニケーションなどに

役立つスキルですから参考にしてみて下さい。 

 

では、行ってみましょ~う!!  

 

相談事例

◆ケース4 サノさん 59歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KPと表記)

 

CL1

こんにちは、佐野と申します。 

CC 1

佐野さんですね、

今日は寒いところお越しくださいましてありがとうございます。

 

CL 2

とんでもないです、よろしくお願いします。 

CC 2

今日はマスクを付けて失礼しますが聞き取りにくかったら

何なりとおっしゃってくださいね。

ではご相談内容をお聞かせいただけますか。

 

CL 3

私は食品の物流センターの運営会社で

働いていまして41年目になります。

今年の3月で定年となり再雇用の話が出ているんですけど

物流の仕事を続けていくのが

体力的に厳しいかなと思っておりまして

ただずっとこの仕事をしてきたものですから

他に何ができるかというのもちょっと思いつかないですし、

経済的な面を考えると

あと5年くらい働いた方がいいのかなと思うんですね。

CC 3

はい。 

 

CL 4

ただ長くやってきましたのでゆっくりしたい気持ちもあるし、

それで長女が先月離婚してしまいまして孫が2歳なんですけど

一緒に実家に帰って来ることになったんですよ。

CC4

いらっしゃるのですね。 

 

CL 5

そのあたり生活の変化もあったものですから

今後のことを考える上で

一度お話を聞いてみたいなと思って今日は伺ってみました。 

CC5

ご自身でいろいろと考えてみなきゃならないことも多いし

そんなところにお嬢さんも帰ってきたと

色々な問題が重なってごちゃごちゃしているので

整理されたいというところですかね。

 

CL 6

ちょっと考え方とか色々整理できればと思います。 

CC 6

一つ一つ整理しながら前に進めるよう

一緒に考えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

CL 7

よろしくお願いします。

CC 7

ではまず定年を前に再雇用ということですかね、

それについてお気持ちをお聞かせいただけますか。 

 

CL 8

再雇用に関しては長くこの会社一筋でやってきましたから

再雇用については助かりますよね、

世の中こういう状況なので。

CC 8

そうですよね。

 

CL 9

まずそういうところでしょうか。

CC 9

ありがたいと。



CL 10

うん、ただ倉庫業務が多いものですから

体力的にきついんですよね。 

CC10

きついと。

 

CL 11

55を過ぎてから体力の衰えとか感じましたし

あと5年くらいやっていけるのかなと

体力的には不安に感じています。 

CC 11

あと5年くらいやっていけるのかなと。

ちょっと自信がないということですね。

 

CL 12

そうですね、ちょっと自信はないですね。 

CC 12

具体的にはどういったことがきついのでしょうか。 

 

CL 13

うちの会社は低温の倉庫がありまして寒いですし

夏はまだいいんですけど・・寒暖差もありますし

体を使う肉体労働も多いものですからそういう面できついですね。

CC 13

肉体労働ですか。

 

CL 14

フォークリフトを使ってやったりもするんですけど

簡単な荷卸しをしなきゃいけなかったりとか

腰も痛くて結構大変なんですよね。 

CC14

低温倉庫で物流といっても

色々なお仕事をやって来られたんじゃないですか。 

 

CL 15

そうですね、

うちは運営会社なので物流関係全般的にやってきましたね。 

CC 15

物流の中では色々なお仕事をやられてきたということですね。

 

CL 16

食品系ですけど、そういう仕事は一通りやってきました。 

CC 16

41年勤め上げられてきたということですが

厳しい環境だったと思うんですけれども

さぞかし大変だったのではとお察ししますが。

 

KP「労い」や「はげまし・支持」技法で相談者の自己肯定感を高める

長期的にきつい仕事を頑張ってきた相談者に対して

「労い」の言葉を心から掛けてあげたいですね。

キャリアコンサルタントとして労働者をねぎらう姿勢は大切で

相談者を心から理解しようという寄り添いにも繋がります。

また、マイクロ技法の「はげまし」

コーヒーカップモデルの「支持」技法で面談を進めると

より良い人間関係が構築できるはずです、ここも良いですね。

例えば、

「きついお仕事をやり遂げてきたのですから自信をお持ちください」

「それだけ厳しい環境下で頑張ってきた佐野さんは凄いと思います」

などと声を掛けてみると自己肯定感も高まり、

元気が出るのではないでしょうか。

 

~約5分経過~

 

CL 17

そうですね、

改めて思うと長かったですよね・・確かに大変でしたね。 

CC 17

他に何か仕事をしたいとか見つけたいと思っても

なかなか無いしと、おっしゃっていましたが・・

 

CL 18

この職種一筋でやってきたというのもありますし、

他の仕事をやったことがないので

年齢的な面もあるのですが正直自信がないです。

何ができるんだろうっていう感じです。

CC 18

物流一筋だったから他のお仕事のイメージもできませんよね。

 

CL 19

体力的にきつくない仕事っていうイメージで考えると

じゃあ何がきつくないのかなとか、

そういう職種に関しての知識もないものですから・・

CC 19

そうですよね。

それで再雇用になるとありがたいとおっしゃってましたけど

待遇などはどのように変わってくるんですか。

 

CL 20

給料や待遇面の方は給料が半分になります、役職も外れるので

そういった面ではだいぶ待遇面は落ちますかね・・

仕事内容の方も役職が外れるので

若干業務は変わってくると思いますけど

物流センター内で働くことになりますので

環境的に同じなのかなというところです。

労働条件としては。 

CC 20

お給料が半分になってしまうと。

 

CL 21

ほぼ半分ですね。 

CC 21

管理職も外れて責任が小さくなるということですね。

 

CL22

そうですね、責任の範囲は小さくなりますね。

CC 22

具体的なお仕事内容というのは

同じ環境なんだけれども

どんな仕事内容になるかというのはわかっていませんよね。 

 

CL23

上司から言われているのは

現場の管理職から外れてその業務がまずなくなるというところと、

若い社員も何人かいるので

その方たちのモデルというか面倒を見る役割というのを

やってほしいと言われています。

CC23

若い社員たちの面倒を見るように。

 

CL 24

経験も長いからということで、

そういう感じで言われています。

CC 24

そういうお役目についてはどのように思われるんですか。

 

CL 25

私も娘しかいないので

若い社員の面倒などはこれまでもやってきたので

そんなに抵抗はないです。

CC 25

抵抗はない。

 

CL 26

今までもやってきたことなので

そういう育成や指導管理に関しては

個人的にはそんなに問題は感じていないんですけど。 

CC 26

今までも育成と管理はやってこられたから違和感はないと。

再雇用に関してはお話を伺ってますとありがたいと、

違和感がないと、お給料は半額になると伺っているのですが

もう少し詳しい仕事内容ですね。 

 

CL 27

はい。

CC 27

ご確認する必要があるかと思うんですがどうですか?

 

CL 28

そうですね、例えばどんなことですか。 

CC 28

今までと全く同じ仕事をするのか、

責任を外れてとおっしゃっていましたけど

体力的にきついとおっしゃっていたので

そういった業務を外してもらえるのかとか。 

 

CL 29

仕事の詳細を確認するということですよね。

そうですね、そこは一つ大事かなと思います。

ただきついことに変わりはないのかなとか思いますけど・・ 

CC 29

きついかなということですよね。

それから今後のことですが

娘さんが帰っていらっしゃるとか働いてきたので

ゆっくりしたいけど、もう少し働かなければと

おっしゃっていたと思うんですが

具体的にどのようなことなのでしょうか?

お聞かせいただけますか。

 

~約10分経過~

 

CL 30

妻からは長女が離婚してしまって今後の生活の負担とか

シングルマザーということなので

孫の面倒も含めて今までよりも

お金の面を考えなきゃだねという話になっていまして。 

CC 30

ええ。

 

CL 31

正直仕事の負担を軽くして再雇用の中でも

例えばアルバイトとかそういった形に

切り替えてもらうことも考えていたんですよ。

CC 31

なるほど。

 

CL 32

ただそれなりの収入が必要となると5年くらいは再雇用で

正社員のような形でやっていかなきゃいけないのかなというところも

考えてほしいということを妻も言ってましたので。

ちょっとゆっくりできるのかなという気持ちもあったんですよ、

気持ち的には揺れている感じです。

CC 32

ゆっくりしたいなという気持ちと奥様から娘さんが帰ってくるので

もう少しやってと促されているわけですね。

 

KP「共感的理解と感情の明確化」

気持ちへの応答や共感的な理解を示していますし、

コーヒーカップモデルで例えるなら

リレーションを作る上での言語的スキル

「感情の明確化」技法がきちんと展開できていますね。

相談者が話しやすそうな雰囲気と関係が作れています。

 

CL 33

ちょっと先行きも不透明だし

もうちょっと蓄えがあった方がいいんじゃないのかなと

妻は思うでしょうから当然といえば当然なんですけど。 

CC 33

そうですよね、再雇用については

この会社で働いていたいという気持ちはありますか

 

CL 34

そうですね・・(沈黙5秒)、

改めて思うとすぐできる仕事も思いつかないし

確かに転職というのも厳しいですよね。

私ももう60歳ですから収入面をある程度確保しながら

全然違う仕事を選んで失敗するよりは

続けた方がいいのかなと

再雇用をお願いした方がいいのかなと思っています。

CC 34

続けた方がいいのかなと・・

一旦ここで少し整理させて頂いてよろしいですか。 

 

CL 35

はい。

CC 35

佐野さんは定年を前に再雇用の話があったけれども

色々考えると続けた方がいいのかなというお気持ちがあって

また他のイメージもできないし仕事のイメージもないし

転職も厳しいんだろうなというお気持ちもある。

奥様からは経済的な事を考えて

あと5年は働いてよと言われていることもあり

ゆっくりされたい気持ちもあるけども

まだ働かなきゃいけないのかなという気持ちがあって

今後の事で悩んでいらっしゃる。

ここまでお話の内容は合っていますか。

 

CL 36

うん、そうですね大丈夫です。 

CC 36

一番心に引っかかっているような

モヤモヤしていることはどんなことですか。



CL37

あ~・・はい。

ちょっと仕事のことなんですけど

実は体力的な面のきつさっていうのは正直あるんですけど

もう一つありまして・・機械化というかオートメーションが

物流倉庫って進んでるんです。

CC37

ええ、ええ

 

CL 38

大変なんですよね覚えることも多いし・・

それを運用するのも結構きついって感じていて

若い人はいいと思うんですけどね。

そういうのについていけない自分もいて、

それが転職に踏み出そうとした理由の一つなんです。

CC 38

そうなんですね。

 

CL 39

あと5年やっていく上で

正直ついていけるのかなというのは思っています。 

CC 39

そうなんですね。

体力的にきついということとオートメーションですかね。 

 

~約15分経過~

 

CL 40

複雑なんですよ、すごく。

時間管理も厳しくて、

また仕事に追われる感じになるのかなと思うと

そこはきついなと感じています。

CC 40

ああ~そこはきついと。

なるほどわかりました、私が佐野さんの問題について

こう考えた方が良いのではと

気づいた点がありますのでお伝えしてもよろしいですか。

 

CL 41

どうぞ、はい。 

CC 41

一つ目は再雇用のお話、

これをどうするかということですよね。

オートメーションに

ついていくのもきついという話を伺いました。



CL 42

はい。

CC 42

それから今後の働き方、奥様にはもっと働いてよと

言われているけどもゆっくりしたいお気持ちもあって

今後どういう風に働いて行くのかと言うことですよね。

 

CL 43

そうですね、はい。 

CC43

この二つが大きな問題ではないかと

私は感じたんですけどが佐野さんはどのように思いますか。

 

CL 44

・・・大きく分けるとそんな感じだと思います。 

CC 44

残り時間がもう5分ないんですけど

まず短期目標と言いますか

直近の目標として何からお話ししていったら良いでしょうか。

 

CL 45

短期的な目標か・・ 

CC 45

短期でも長期でも大丈夫ですが・・

 

KP「適切な目標は範囲を明確に!」

問題を共有して目標を設定するプロセスでは

短期的に実現するようなアクションプランに繋げていく目標と

中長期的な展望を共有して一緒に目標に向かっていく目標、

このように範囲を踏まえた上で相談者主導かつ

柔軟に考える必要があります。

相談者にとって緊急性が高く重要な問題はどの問題で

その問題を解決するための目標は何でしょうか?

 

相談者の主体的な意思決定を引き出すために

目標は何にしようかと問いかけるのは良いアプローチです。

一方で短期なのか中期なのかだけでなく

相談者にとって重要な課題点は何なのか

まず目標とするべきものは何なのかを

相談者にとっての望ましさで評価したり、

願望などを傾聴して確認するなどして

明確化しておくともっと良い展開になりますね。

 

KP「いいかえ」技法や「リフレーミング」を効果的に使って支援しよう!

CC4445のアプローチでは、

短期でも長期でも大丈夫という風に相談者を尊重した姿勢が

逆に相談者任せになっているような展開に感じてしまいますので

このCCの方は意思決定支援の際に少し課題点がありますね。

あくまで対話を通して目標を共有していきますので

例えば、「質問」の後に少し相談者が考える間を置いたり、

「短期」という言葉を「緊急性」「重要性」が高いのは?などと

「いいかえ」「リフレーミング」を効果的に用いることで

違う視点や言葉で問いかけることになり

相談者の気付きも深まると思います。

 

相手を尊重するあまり単純に同調してしまったり

自分だけが都合のよい形で

相談者の目標を設定してしまうことがないように

積極技法や意思決定理論などを使って

しっかりとした根拠を持ってアプローチを行いましょう。

 

特に試験では「う~ん・・わかりません」とか

「それが分からないんです」「どうしたらいいですか」などと

安易にはぐらかされる場合もありますので、

普段のロールプレイの練習から

きちんとしたアプローチと技法を身につけていくことが大切です。

 

CL 46

あ、どっちでもいいですか・・

再雇用の方は返事をしなければいけないので

まずはそこからでしょうか。

CC 46

再雇用のお返事ですね。

 

CL 47

今1月ですから・・・

CC 47

いつまでにというのはありますか?

 

CL 48

具体的にいつまでにっていうのは聞いてないですけど、

上司からは今月中くらいまでにはって言われています。 

CC48

ではあまり時間もないですよね。

 

CL 49

そうですね、2~3週間しかないですね。 

CC 49

では佐野さんが間違った選択をしないように

具体的に戦略を考えて

再雇用についてどうするか考えていきましょう。

 

KP「適切で良い言葉を選択する」

CC49「間違った選択をしないように」という表現は

ある意味間違ってはいないのですが、

更なるレベルアップを望むのであれば

「佐野さんがより良い選択肢を選べるように」とか

「佐野さんの望ましい状況に近づけるように」など、

言葉のプロであるキャリアコンサルタントとして

できるだけ良い言葉を選択しながら面談を展開できると

更にスムーズに進めることができるようになるはずです。 

 

CL 50

そうですね、とりあえずそれでお願いします。

CC50

再雇用について色々お話を伺ったんですが

一番気になっていることはどんなことですか。 

 

CL 51

やっぱり仕事面のきつさですかね、

ついていけるかなとか・・そういうところでしょうか。 

CC 51

オートメーションの件ですか。

 

CL 52

よくよく考えると体力面もそうですけど

そういう知識とかどんどん変わっていくので

そこについていけるのかっていうところが不安なのかもしれません。 

CC 52

そうですよね、今までやってこられたと思うんですけども

オートメーションについていくのは厳しいということですよね。

 

CL53

そうですね、

システムなので結構わからないことも多いので・・

若い者任せになっているところもありますから

それでいいのかなというのもあります。 

CC53

再雇用された後は佐野さんはオートメーションとか

そういったお仕事はやられるんですか。

 

KP「深堀り方法」

「助言」を用いて、実際の仕事理解が欠けている部分を

深掘りしながら相談者が気づいていない問題や

本来理解しなければいけない課題点などに

焦点を当てることができます。

CC53は分かったつもりにならずに相談者に問いかけてますし

詳細を確認することもできていて良いアプローチです(*´ω`*)

 

CL 54

どうなんですかね・・

若い者の面倒を見てくれということなので、

どこまで面倒を見るのかとか、

どういう点をサポートしていくのかというのは

よく分かってないですね。 

CC 54

分かってらっしゃらない。

 

CL 55

そこまでは言われてないですね。 

CC 55

言われていない・・再雇用をどうするか決めるにあたって

どんな事をすれば決められるでしょうかね。 

 

KP「明確化」の意識と「リフレクション」でスキルアップ

CC55のアプローチは良いのですが、とても惜しいとも思います。

例えばもっと明確に質問を投げかけてみます・・

「再雇用の判断を意思決定するために

継続して働く利点と不安要素を書き出して整理し、

客観的に望ましさを比較してから

方向性を考えてみるのはいかがですか?」

と、置き換えてみるとどうでしょうか。

「判断」、「意思決定」、「利点」、「望ましさ」

「比較」、「方向性」などのキーワードを入れるだけで

相談者が意思決定に必要な要素を具体化することも出来ますし、

紙に書いて残せば相談者の未来の職業選択に役立ちますね。

 

来週までにどう進めて行くかなどの「計画性」

数字や期限を意識したアプローチでも良いです。

 

時には自分のアプローチは抽象的な表現が多いかも・・・とか、

具体的に聴く癖は付いているけど具体的に話すのは苦手かも・・と、

リフレクション(自己内省)してみることで

スキルアップに繋がる発見や成長に繋がる振り返りになるでしょう。

 

 

CL 56

どんな事をすればというのは? 

CC56

決めるためにはどんなことが必要ですかね。

 

CL 57

あ~今聞いているとオートメーションとか

そういう対応をどこまでするかというところが一つ鍵というか、

そこを明確にすることができれば

多少は安心できるのかなと思いました。 

CC 57

そうですね、良い点に気づかれたと思うんですが、

佐野さん一人で悩んでいないで

実際にどんな仕事をされているのか分からなければ

決断はできないですよね。

 

KP「論理的帰結技法」

主体的な意思決定をする上で

相談者が置かれている状況を確認し

決断するための要素を整理するために

論理的帰結技法に近いアプローチを用いていますね。

 

オートメーションへの対応が難しいのであれば

自分の仕事の範囲や責任はどこまでなのか

また指導や育成という視点でどこまでの知識が必要で

会社から求められているのかなど確認せずに

一人で悩んでいても先に進めないということを促しています。

 

ただ、CC57だけだと選択肢を予測させるというよりは、

矛盾点をつくだけの

「指示」的なアプローチと相手に取られかねません。

 

例えば、

「自分の仕事の範囲や責任を明確化すること」と

「再雇用後に会社から求められていることを確認する」

どちらのアクションプランが望ましいですか?と、

相談者に冷静な判断や意思決定を促すと指示的にならず

より良い方策のマネジメントに繋がると思います。

 

CL 58

そうですね、はい。 

CC 58

まずはそのお仕事の内容の詳細を

上司の方に確認してみてはどうでしょうか。

 

CL 59

分かりました。

それは聞いてみたいと思うので、まずはそこを確認してみます。 

CC59

それでまずお仕事内容を確認してから

次回お会いした時に再雇用されて佐野さんにとって良い点、

断ったらどうなるのか、デメリットなどを

次回から一緒に考えていきたいと思いますので。 

 

CL 60

そうですね、整理していければと思います。 

CC60

今日は気づいた点はございますか。

 

CL 61

そうですね、やっぱり再雇用に対して

まだ漠然としていたのかなというところと

自分が本当にきついなと感じている仕事とか

それを実際どこまで私が携わってやらなければいけないのか

聞く前からある程度決めつけてたのかなというところを

ちょっと気づきましたね。 

CC 61

それは良い気づきがありまして、大変良かったと思います。 

 

CL 62

ありがとうございます。 

CC62

次回またお待ちしておりますので。

 

CL 63

よろしくお願いします。 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記) 

 

SIK1

目標の共有、方策を含めてできたかなと思うんですが

今後どのような方策を具体的に考えていて

どういった形で実施していきますか。

CC1

面談の中で佐野さんが再雇用になって

具体的にどのようなお仕事をしていくのか

確認できていない点が明確になりましたので

佐野さんの上司に確認していただくことで合意いただき

次回からはお仕事内容の詳細について

どういったお仕事なら佐野さんがやっていけるのか、

どういった仕事が佐野さんはやっていけないのか

そういう点を整理しながら、

再雇用をどうするのかという意思決定ができるように考えて

再雇用を受けないのであればどんなお仕事ができるのか

他の道も一緒に考えていければと思います。

 

SIK2

相談者との関係構築はうまくできましたか?

CC 2

ある程度まではできたと思います。

相談者の方が一番気にかけている事をお伺いした時に

その相談者の方がオートメーションについて

きついというお話をしていただけましたので

そういった点で関係構築はできていたのではないかと思います

 

SIK 3

今の面談で良かった点と改善点があれば言ってください。

CC 3

良かった点は、

相談者の方のお気持ちや価値観を大切にしながら

傾聴することに努めましたので

相談者の方が再雇用についてどういう風に思っているのか

ご自身の価値観とかスキルとか

そういった面も考えて頂けたのではないかと思います。

改善点は、面談の中では再雇用をどうするかということが

まずは直近の問題でしたのでそれについてお話ししましたが

もっとゆっくりしたい気持ちもあるとか

そのこともおっしゃっていましたので

定年退職後どのようにして

どんな働き方をしていくのかといったことを

希望を伺いながら一緒に考えていければと思います。

 

KP「セカンドキャリア」

人生100年時代ということで、定年後の働き方や生活設計は

キャリアコンサルタントが担う役割としても大切なテーマです。

需給調整機関だけでなく、企業分野でもこのような

キャリアプランニング能力が益々求められていくでしょうから

このCC役の方は良い視点と使命感をお持ちだと思います。

 

SIK 4

相談者の相談したい問題点(主訴)と

あなたの考えるキャリアコンサルタント視点の問題は何でしょうか。

CC 4

相談者の主訴は、定年後の再雇用の話があるものの

体力的にきつくてオートメーションについていけないこと

自信がなくて自分としてはありがたい気持ちはあるんだけども

受けるべきかどうか悩んでいる、

また経済的な問題もありゆっくりしたいんだけれども

今後どのように働いて行ったらいいのか

整理できないというのが問題点だと思いました。

私が考える問題点は、

まず一点目は41年間やってきたのに

他に何もできることはないというようなことを

おっしゃっていたんですけれども

41年間色々なお仕事をしてきた中で

ご自身の強みとか能力とか経験とかそういったスキルとか

把握されていないで自信をなくしているようなところが

私は感じましたのでそういった点で

自己理解が不足しているかなと思いました。

再雇用について実際どのような仕事をするのかなど

仕事内容について確認されていない中で

どうしたらいいのかと迷っていらっしゃる点で

情報不足というか職業理解が不足していて

誰かに聞いてみるというコミュニケーションも不足していたり、

他に再雇用されている方や周りの方は

どんな風に生活をしているのかということも

あまり気づかれていないようなことも問題だと感じました。  

 

SIK5

以上で口頭試問を終わります。

CC5

はい、ありがとうございました。

 

まとめ

【2級キャリコン】

25回ロープレケース④練習逐語録パート1は如何でしたか。

 

この59歳の相談者の思考特性や積み重ねてきた経験やスキル、

年齢に応じたキャリア発達などを踏まえますと、

41年間を一社で勤め上げてきたという背景、

初めての転職であること、再雇用制度の働き方や理解度など、

相談者役の演じ方によって様々な阻害要因が考えられます。

 

目まぐるしく変わるシステムや職場環境の変化、

労働市場など外部環境の影響なども把握しておく必要もありますね。 

 

また、ロールプレイでは 

「ちゃんと聞いてくれてるな~」

「この人なら分かってくれそう」と、

小さな傾聴スキルの積み重ねが、

後の大きな信頼関係に繋がることも意識しましょう。

 

言葉に出さない些細な非言語的表現でも、

お互いの認識のズレが埋まっていくこともあれば、

広がっていくこともありますので

普段から良い人間関係を築く上でも大切にしたいですね!

 

さて、皆様ならこのロープレの課題点についてどのように分析し、

フィードバックやアドバイスを行いますでしょうか?

 

転職における職業選択や労働市場の正確で適切な情報提供の支援、

何よりも相談者が転職や自己実現に向けた意思決定の方法、

職業能力開発や職業生活設計の中長期的な視点も交えながら、

ライフプランニングを含めて考えさせられるテーマだと思います。

 

次回もこのように必要に応じて逐語録を作成し、

個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。   

www.careerlife.jp 

キャリアコンサルティングの折衷的なアプローチは

無限に視点があるので難しく感じるかもしれませんが、

2級国家検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけで、

押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは

必ず一定値存在するはずです。 

 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろん、

一発勝負である本番の実技面接で

相談者役相手に実践するスキルも必要です。 

 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、

国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、

とある日の、ある一定のキャリコンスキルを

点で見ているに過ぎませんが、 

その一方で、

少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、

その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

 

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、

ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?

目標設定は?方策の実行は?などなど・・・

 

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、

全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

 

自分のロールプレイを構成的に振り返り、

どこからどこまでは良かったか、どこからが課題と感じたか、

このような振り返り方法はいずれ必ず役に立つはずです。

 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、

キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して

相談者が気付いていない問題点を

CCとしての見地から見立てていきましょう。

 

しかも検定では、スキルだけでなく・・・

心から相談者へ寄り添う姿勢や理解しようとする態度も、

試験官は言語や非言語で、

評価区分に合わせて観ていることを絶対に忘れないで下さい。

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

合掌。

 

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