4年越しの努力で合格した1級キャリコン検定の評価区分点結果発表!
名もなきキャリコンこと1級技能士の敬天愛仁です。
今回は、昨年の12月に受検した第10回1級検定の論述試験、
2月に実施された実技面接試験の
結果発表を行いたいと思います!
結果から言えば4年越しの努力が実り、
ついに、国家検定1級、
合格しました~!!٩( ''ω'' )و
有言実行、知行合一、言行一致です(笑)
第10回検定に関しては、
自分が合格に至る根拠が明確化されており、
「これで不合格なら打つ手なしだな」
というくらいの気持ちと準備をして
本番の実技面接を終え、結果を待っていました。
※詳細は是非、テキストをご覧ください!
私の合格へのプロセスや歩んだ軌跡は必ずお役に立つはずです。
絶対に合格できると確信していましたが、
そうなると逆に不合格が怖くなる、
初めてそういう不安な気持ちもになりました。
直前対策では、コンフォートゾーンを未来に移動するべく、
「俺は1級技能士だ!!」と、
自らを1級技能士に見立てて意識を奮い立たせ
ゴールから逆算してスキルの欠けている部分を加算し、
ゴールに確実にたどり着くための計画を練り淡々と実行しました。
私は「一つの道を極める」ということが、
なかなか出来ない性分でしたが
やっと一つ成し遂げたような充実感があります。
本当に清々しくて、晴れやかな気持ちです。
1級合格を目指す全ての皆さまに、
この素晴らしい気持ちを味わってほしいですし
指導者としてのスタートラインであるこの景色を
努力と勇気で掴み取って頂きたいから、
そのサポートも使命でもあると改めて心に刻みました。
さて、
そんな私の評価区分の得点はどうだったのでしょうか!?
4年間にわたる4度の1級検定で
得点推移はどういう軌跡を描いたのか?
ず~と未達だった問題把握力と具体展開力はどうなったの!?
これらすべての答えが評価点に内包されていると思いますので
興味のある方は今後の試験勉強の参考にしていただければ幸いです。
※しつこいようですが私が基準点に到達する上で
実施した全てのヒントはテキストをご覧ください(笑)
では、評価区分ごとに点数の結果を発表していきますので
宜しければご覧になって下さい。
学科試験の結果
今回で最後の一部合格免除です。
正に「極まれば変ず、変ずれば通ず」極まり変化して通じました。
論述試験の結果発表!
今回は61点でした。
初めての第7回試験では選択問題の解答用紙欄に
〇をつけ忘れたアホな私ですが4回目ともなると
慣れたものです・・・しかし、結構ギリギリですな(笑)
論述試験の振り返り
論述試験の点数推移は以下の通りです。
第7回27点→第8回70点→第9回71点⇒第10回61点。
第10回検定は論述試験の出題パターンを変えてきましたから、
選択問題を
得意な企業分野にするか、
解きやすい教育機関分野にするか、
2択で数分迷い問題に取り掛かるのが一瞬遅くなりました。
今回は第9回検定(得意な内容でした)ほどの余裕はなく、
残り時間1分少々で書き終えましたので
見直すほどの余裕も無かったですね~。
ですから正直なところ少し不安なのは論述試験でしたが
逆に言えばどんなケースでも対応できる
実力をすでに備えている自信はあったので
多少の変化球が来ても冷静に判断して
ある程度の内容を解答に記述できたと思います。
傾向が変われば採点ポイントが変わってきますし、
解きやすい内容であった教育機関分野は実務経験がないため
どうしても回答が表面的になってしまったな~と
自分なりに反省していました。
まあ、記述した論点はズレていないので
おそらく大丈夫だろうと思っていましたが
結果を見ると予想通り、
これまでの70点超えと比べると少し物足りない結果ですね。
特に教育機関分野はこれまで点数があまり伸びないという
分析結果が出ていますので、
基本的に私は初めから選択しない分野、
おそらく記述内容のブラッシュアップもほとんどしてません。
そう考えると確かな実力がない場合は
今回のような変則パターンで未達になる可能性がありますから
皆さんも気を抜かず論述試験の定期的な練習をオススメします。
※私は直前対策で2時間くらい記述の練習をしただけですが
これは普段から論述試験の添削や月一回はレッスンのために
勉強や記述方法を分析している賜物だと思います。
ですから、皆さんも選択分野を選ぶ際は、
慌てず十分な実力を発揮できる準備を予めしておくか
得意な分野を分析して回答の質を高めておくことが必要です。
なお、弊社で販売している論述試験の解答例は
私が考えたものですから
おそらく企業分野の解答精度がもっとも高く、
教育機関分野は最低でも私の解答例以上の内容を
本番で記述できるレベルでないと安全圏と言えませんので
第11回検定で弊社のテキストを活用する場合は注意してください。
実技面接試験の結果
では、実技面接試験を
4つの評価区分ごとに見て行きましょう!
基本的態度
まずは基本的態度が67点でこれまでの最高点でした!
改めて1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。
【1 級実技(面接)試験の評価区分とその内容】
基本的態度:自分の強みや弱み、自分の感情と相手の自分への感情を受容し、指導中の自分の行動の適切性を評価できること。キャリアコンサルタントとしてのあるべき姿を理解し、それに近づく努力を実践するとともに、周囲への啓発を行っていること。自分の改善点に気づき、向上のために自らのゴールを定め、学ぶとともに実行していること。
60点で基準到達ですから、この評価区分に関しては、
私の実力は十分、1級レベルであるということになります。
客観性を持って自己研鑽し、
キャリアコンサルタントとしての在るべき姿を
かなり満たしているということでしょう。
基本的態度の振り返り
評価点としては過去最高点でした。
これまでの推移は
第7回62点→第8回55点→第9回65点→第10回67点です。
第8回以外は着実に成長していますし、
私の年齢的な人格形成、雰囲気などを考慮すると
1級レベルで60点代後半の結果には満足しています。
関係構築力
基本的態度に続き関係構築力も67点です。
1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。
関係構築力:相談者との人間関係(職業専門家に向けた育成効果の高い関係)を構築し、 事例相談者に気づきや成長を促す関係を作ることができること。キャリアコンサルティングの進め方を体系的に理解したうえで、キャリアコンサルタントとして、事例相談者に対する受容的・共感的な態度や誠実な態度を維持しつつ、事例相談者が面接の課題に気づき成長できるよう、様々な理論とスキルを用いることができること。
60点で基準到達ですから、この評価区分に関しても、
私の実力は十分、1級レベルであるということになります。
高いレベルで気付きや成長を促せるような
人間(専門職)の関係構築をして、
様々な理論とスキルをまずまず用いることが出来ました
という評価を頂いたのでしょう。
関係構築力の振り返り
基本的態度同様、実技面接中に
手応えがありましたので順当な結果だと思います。
印象的だったのは、
初めて事例相談者役の方に「先生」とハッキリ呼称されたことです。
まあ、大したことではないのかもしれませんが、
過去3回の受検、合計90分の中で「先生」と
呼ばれた記憶は全くありませんので
教育指導関係が築けているという手応えは
実技面接中にもしっかり感じ取れていました。
第7回60点→第8回55点→第9回60点→第10回67点と、
お陰様で前回より7点もアップ(`・ω・´)ゞ
今回の事例相談者役の方は一見、
今までで一番苦手に感じる雰囲気と思いきや
事例指導が始まると全く問題ありませんでした。
※過去4回すべて女性でしたが、その中で言うなら・・・という意味です。
そんな中で冷静にきちんと関係構築が出来たのは、
本当に自分の努力の賜物だな~と自画自賛の関係構築力です!
ここまでパワーアップ出来た秘訣が満載の
弊社最高テキストを是非、ご覧ください(笑)
問題把握力
3番目の問題把握力ですが63点です。
1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。
問題把握力:事例相談者が担当している相談者や事例そのものの状況を客観的に把握し、事例の本質を掴むことができること。事例相談者の能力やスキルを客観的に把握し、育成的な視点で事例相談者が取り組むべき問題を特定することができること。事例相談者の問題を明確化し、状況や環境に適した問題を共有化することができること
問題把握力の振り返り
これまでの得点推移が
第7回53点→第8回46点→第9回53点→第10回63点と、
第9回まで一度も基準点に到達できなかった評価区分を
見事に10点アップの63点で突破しました!!
٩( ''ω'' )وヨッシャー
これはついに関係構築力から
事例相談者の問題の核心に迫る面談力が
スキルアップした証ですね~。
やっぱ初の基準点到達は嬉しい!!
論述試験でこれまで記述してきたことを
実技で体現できているということで事例の本質を掴めたと思います。
- 育成的な視点で事例相談者が取り組むべき問題を特定することができる
- 事例相談者の問題を明確化し、状況や環境に適した問題を共有化することができる
この2つの評価に関しても、今回の実技試験で認めて頂けましたね。
具体的展開力と実技面接合計点
最後は何かと話題になる具体的展開力が63点です。
これも初の基準点到達となりました!!
実技面接の評価区分の合計も65点という結果。
1級試験の評価区分と概要を確認すると以下のように書かれています。
具体的展開力:事例相談者の問題を解決するために、適切な目標を設定し、効果的な指導を企画することができること。事例相談者に対して、適切でわかりやすく、理論的・具体的な説明を行うことができること。指導プロセスにおける個々のセッションの中で、事例指導者が企画した指導方法を効果的に遂行するために、専門的な介入を行うことができること。
具体的展開力と合計点の振り返り
得点推移をご覧の通り、
第7回58点→第8回40点→第9回55点→第10回63点です。
具体的展開力に関しては、
初受検の点数が一番良かったこともあり
ある意味、結構トラウマ的な評価区分だったのですが(苦笑)
予想通り見事に基準点を突破することが出来ました!!
これまで過去3回、すべてのケースで
目標と方策の合意まで進んでいる私にとって、
今回だけ基準点に到達できた要因は
実際に試験を受けた私だけが知るトップシークレットの
具体的展開力攻略の秘訣として明確化されました(`・ω・´)ゞ
本当に具体展開力が伸び悩んでいる方には
新テキストを活用して基準点到達を果たして頂きたいです!!
おわりに
4年越しの努力で合格した1級キャリコン検定の評価区分点
結果発表!はいかがでしたか?
私のような大した能力や取柄もない人間でも
諦めずに継続して自己研鑽を積めば
国家検定1級に合格できることが証明できました。
受検を迷っている方や複数回受検をして落ち込んでいる方、
ショックで落ち込んでいる方など
様々な思いを抱えた方がご覧になっていると思います。
この体験記を見て少しでも勇気が湧いたり、
物事を前向きに捉えられたりするような貢献、
向上心や向学心に灯を灯す動機づけに繋がれば幸いです。
この4年間の集大成でもある私自身の合格への軌跡は
過去の体験記にもありますので
小さな事かもしれませんが参考にしていただければ嬉しいです。
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「小事は大事」一つ一つ自らのスキルアップを重ねて
着実に1級合格への道を歩むことが近道なので頑張りましょう!
さて、本日は電車に乗って群馬県高崎市で
キャリコン2級試験対策講座の出張レッスンでした。
車窓から眺める景色が実技面接終了後の気持ちを
思い出せてくれていたのですが
こういうノスタルジーで特別な気持ちを
当分味わえないと思うと少し寂しくもあります。
もちろん合格できたことは最高に嬉しいのですが
すでに次の目標は明確化されていますので、
少し頭を整理する意味で休息したら・・・また一歩、
新たな航路へ向けて船出です٩( ''ω'' )و
今回は評価点の振り返りの「前編」、
次回はもっと具体的に何をどうしたら合格に繋がったのか
合格体験記の最終章「後編」でご紹介したいと思います!
本日もお忙しいところ、
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
合掌。
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