【キャリア・ライフ】キャリコン試験対策講座&キャリア相談

試験対策講座の出張&個別レッスン、キャリア相談、こどもキャリア教室を開催中!埼玉県深谷市のキャリアコンサルタント(4児のイクメン)が運営するブログ

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キャリコン2級ロープレ逐語録23回実技ケース④パート8添削編

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛仁です。 

 

今回の記事はキャリアコンサルティング技能検定2級 試験対策講座

個別レッスンで実施しているロールプレイの逐語録になります。  

www.careerlife.jp

個別レッスンでは、実技面接試験に出題予定のロールプレイを練習し、

逐語録を分析して、キャリアコンサルティングスキルや

カウンセリング技法などの確認も行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

第25回検定の合格に向けて、

文字に起こされた逐語録を分析して勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、

私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、

個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、

指導者としての力を蓄えるチャンスとして大切にしております。 

 

さて、キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されるでしょう! 

 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、

試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

 

実際、逐語録に起こしてみると同じことを何回もループして言っているなど、

ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

 

ロールプレイ全体の構成が俯瞰的に可視化出来ます。

 

また、コーヒーカップモデルマイクロ技法などの

細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるか?など、

その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、

本当の意味での確認・評価・改善は難しいのではないでしょうか。 

 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

 

そして、そんな細かなスキルまでフォローすることで、

受講生の合格と成長に貢献していくのが

弊社の試験対策講座の特長です!

 

試験対策講座後の評価点「ビフォーアフター」はこちら!

キャリコン技能検定 合格発表結果分析 カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

信頼できる「お客様の声」はこちら!

合格体験記(合格者様の声) カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

※上記を実現可能にした試験対策講座、

個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はコバヤシさん、CC役はオオキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。 

 

では、行ってみましょ~う!!  

 

相談事例

◆ケース4 コバヤシさん 61歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KPと表記)

 

CL1

よろしくお願いします、小林です。 

CC 1

今日はよくお越しくださいました。 

 

CL 2

よろしくお願いします。

CC 2

私はキャリアコンサルタントのオオキと申します。

初めに2点説明がございます。

一点目は今日はお時間20分ですが、

終わらない場合は次回もお時間を取れますので

その点についてはどうぞご安心してお話ください。

 

CL 3

分かりました。

CC 3

それから今日は私の方から質問したり

気づいたことがあれば伝えることもございますが

言いにくいことなども何なりと

おっしゃっていただければと思いますのでよろしくお願いします。

 

CL 4

はい、よろしくお願いします。

CC4

では小林さん、今日のご相談内容をお話いただけますか。 

 

CL 5

私は定年退職後に健康食品会社に再就職しまして

待遇ですとか条件面は悪くないんですけども

仕事の進め方にちょっと馴染めなくて

モチベーションが下がっているんですね。

いっそ転職も考えてはいるんですけど

その辺をどのように考えたらいいのか悩みまして

相談に伺ったんですけども。

CC5

悩んでいるところ今日はいらっしゃって下さったんですね。

小林さんは定年退職で再就職をされて待遇面はいいけども

仕事の進め方ですかね、

家馴染めないでモチベーションが下がっていると。

 

CL 6

そうなんですよ

ちょっとなじめなくてモチベーションが下がっていまして。

CC 6

転職も考えられているということですよね。

 

CL 7

いっそ転職も、とは考えています。

CC 7

そうなんですね、転職をお考えということなんですが。

今の気持ち、仕事の進め方に馴染めずというところを

もう少しお話いただけますか。

 

KP「言語追跡」

キャリアコンサルティングの目的の一つは相談者が自由に語り、

スッキリとした気持ちで面談を終えることです。

例えば会話の流れを堰き止めずにスムーズに話せる環境だから

相談者は本音に近い部分を話しやすくなるのです。

CL 7「いっそ転職も、とは考えています。」という流れであれば、

CC 7「転職についてどのようにお考えですか?」の方が自然です。

そのあとに転職についての受け止め方などの感情部分や

具体的にどの程度まで選択肢として検討しているのかを深堀します。

 

CL 8

再就職した時は自分のこれまでの経験を活かして

そういう思いで入社したんですけど

社長に色々と提案をしているんですけども返事がないというか

自分が提案していることについても良いのか悪いのか

分からなくなってしまって

それでモチベーションが落ちているなと感じるんですよね。 

CC 8

社長様に提案しているんだけども返事がないということで

ご自分の提案が良いのか分からずモチベーションが下がっていると。

 

CL 9

それはそれで下がっています。

CC 9

ちなみに小林さんは今の会社でどんなお仕事をされていますか。

 

CL 10

営業部の方にいまして課長ということで販売促進というのかな、

健康食品をお店に置かせてもらったりとか

そのような営業みたいなことをやっています。 

CC10

営業課長されているのですね。

それで社長さんに提案しても返事がないと。

 

KP「仕事理解」をもっと一緒に深める

CC9の質問はOKです、一方で、もっと傾聴してはどうでしょうか。

職務内容や営業課長の職責などを更に深堀できると

相談者の職務の棚卸ができて仕事理解が深まりますし、

仕事に対する考え方や職業観の枠組みも見えてきます。

我々キャリコンは相談者と目標や方策を策定するのですから、

少しでも詳しい正確な業務内容を

把握しておく必要性もあるのではないでしょうか。

 

CL 11

今までいろいろ経験してきましたので

提案はしているんですけどあまり答えが返ってこないというか。

CC 11

答えが返ってこないというのはどういった状況なんですか。

 

CL 12

どういった状況・・考えとくよとは言ってくれるんですけど、

それでいつも終わってしまう状況でしょうか。

CC 12

考えとくよで終わってしまうと。

 

KP「思い」をまずは傾聴する

相談者のことをもっともっと知るために、

我々は「思い」「状況」を確認する必要があります。

例えば社長への提案をどのような「思い」でしているのか、

提案の答えが返ってこないことをどのように「思って」いるのか。

まずは相談者がその状況をどのように受け止めているのか確認します。

また、必要に応じて「現在」「過去」「未来」という時間軸で

それぞれの「思い」「状況」を確認する必要もあるのです。

※思いが引き出せればその裏にある感情に焦点を当てて寄り添い、

共感することも可能ですので関係構築がスムーズに深まります。

 

CL 13

1回持ち帰ってそのままというのが多いです。 

CC 13

その後から小林さんの方から先日の提案を行ったかということは

お聞きにならないのですか?

 

~約5分~

 

CL 14

そこまでは聞いてないですね。

CC14

聞いていないというのは聞きにくいというか、

どうしてなんでしょうか?

 

CL 15

正直、聞きにくいというのはありますかね、

なんとなく聞きづらい雰囲気なので。

CC 15

聞きづらい雰囲気、それは社長さんはどんな雰囲気なんですか?

 

CL 16

提案しても何も返ってこないので

もしかしたら自分の提案が良くないんではないかなとか

あまり意味がないんじゃないかみたいなことを思ってしまいまして

それで聞けてないですね。

CC 16

返事を聞けないから自分の提案が

良くないんじゃないかなと思われるのですね。

 

CL 17

自分の提案はどうなのかなと自分では考えてしまうんですけど。 

CC 17

自分で考えてしまうんですね、

例えばどのような提案をされているんですか。

 

CL 18

前職は大手の消費材メーカーにいたので

海外マーケティングも行っていましたし販売促進という面では

ネット販売もそうですし、海外の展開とか国内であれば

売り方を変えた方がいいんじゃないかなと

そういう提案を主にしています。 

CC 18

海外展開とか国内での販売方法ですかね。

 

KP「はげまし・支持」

ここまで伝え返し技法を意識して丁寧に出来ていますね!

一方で、伝え返すポイントはきちんと掴めているか振り返りましょう。

また、リレーションを深めるために非言語の「はげまし技法」

言語的な「支持技法」は活用できているでしょうか?

はげまし技法「あいづち」「うなずき」はできているか、

支持技法は相談者が「自分を受容」できるように

私は味方で一緒に考えていますよというアプローチ方法です。

 

例えば

「今までの経験を生かして上司への提案を積極的に行うことは

 私も管理職の仕事として大切なことだと思います」

などと言われたらどう思いますか?

このように「支持」してあげると相談者が自分を受容する手助けになります。

支持技法は「理論的な根拠」や「一般化」できる内容の方が

主観に寄らず偏りのない「支持」になりますので活用しましょう!

※理論がすぐに出てこない方は

自身の体験を振り返って支持する基準を判断してもOKです

 

CL 19

販売手法に関してはやはり広げた方がいいかなと

今はネット販売の方が強いのでシフトチェンジするのも

いいんじゃないかなということで提案したんですけど。

CC 19

ご提案されているんですね。

小林さんがこの会社に入られたというのは

どんなきっかけで入られたんですか。

 

CL 20

OB の紹介で前職は大手企業だったので

知り合いの方が凄く良くしてくれて、

その方の勧めでこちらに来たという経緯です。

CC 20

お知り合いの OB の方の紹介ということなんですね、

待遇面がいいとおっしゃっていたんですけど

そのような折り合いもあるんですかね。

 

CL 21

もう一年半くらい勤務してますけど65歳くらいまでは

ある程度の収入があると助かるので待遇面で一つ

折り合いをつけているというか

納得感があるところではあるんですけど・・ 

CC 21

ええ。

 

CL22

そういう意味では仕事の進め方がうまくいっていないので

そこでちょっと悩んでいる感じです。 

CC 22

待遇面では良い線にいってるけども

仕事の面でうまくいかないで悩んでいらっしゃる。

 

CL23

一年半経つとモチベーションも下がってきたので

ちょうどそういう時期なのかな。 

CC23

そういう時期。

 

CL 24

進め方に馴染めずに来ていて1年くらいは我慢できたんですけど

一年半くらい経つと今後はこのままでいいのかなとか

ちょっと考えるようになりました。 

CC 24

初めから我慢していた感じなんですか。

 

CL 25

最初は仕事に慣れるだけで大変だったので

急に提案などもしなかったですけど、

半年経ってからはそういった提案も少しするようにしていて・・

だから一年くらいかな。 

CC 25

1年くらい悩んで来られたのは大変だったでしょうかね。

 

CL 26

モヤモヤしますよね。

CC 26

モヤモヤしますよね。

営業課長として入られたということなんですが

小林さんの責任というのはどんなことだとお聞きになっているんですか。

 

CL 27

責任というのは。

CC 27

職務範囲というか会社から期待されていることというのは。

 

~約10分~



CL 28

明確な範囲はちょっとわからないですけど、

販売促進に関わるところと部下のマネジメントとかそんな感じですかね。

CC 28

はい。

 

CL 29

営業部があるのでそこの課長としての役割と

人事評価も多少しますのでそのような範囲ですかね・・

CC 29

部下のマネジメントとか営業の促進というところ。

 

CL 30

売上の管理なども当然入ってきますけどそういう仕事ですね。

CC 30

以前の会社では営業をされていましたか。

 

CL 31

マーケティング部門です、営業みたいなもんですけど。 

CC 31

マーケティングと営業は違うんですか。

 

CL 32

営業は直接お客さんの所に行ったりとか

交渉などの仕事が多いと思うんですけど

マーケティングはどちらかというと

販売促進のための情報収集とか分析

いわゆる営業の結果を受けて今後どう売っていくか

みたいなところなんでそういう違いはあります。 

CC 32

違いはあると。

 

CL 33

営業との違いはそんなところでしょうか。

CC 33

マーケティングと営業は多少異なりますよね。

社長に提案されて分からない返事がないということなんですけど

先ほどもお聞きしたかもしれないんですけど

社長に直接どうなんですかとお聞きになったことはあるんですか。

 

CL 34

最初に何度か聞いた時は検討しておくけど

ちょっと待っててという返事でしたね。

CC 34

ちょっと待っててと。

 

CL 35

それ以降はしていないですね。 

CC 35

全然されていない。

CL 36

その後の確認はしていないですし、

提案も毎日しているわけではないので

月に1回くらい気になったことを提案するような感じです。

CC 36

月に一回という感じですね、小林さんの上司は部長さんですかね。


CL37

営業部長になります。 

CC37

営業部長は社長に提案とかされているんですかね。

 

CL 38

見ている限りはしていないと思います。

CC 38

してないんですか、小林さんは社長にご提案されているんですよね。

 

CL 39

はい、管理職なので一応気づいた点は報告した方がいいかなと

そういう気持ちで提案してますけど。 

CC 39

気づいた点は報告した方がいいかなと、

社長に提案して社長がどう思っているかわからないと

誰でもモヤモヤしますよね。

自分の提案がどうなのか分からないと・・

 

KP「阻害要因」の解消

「モヤモヤ」している。

なぜ「モヤモヤ」しているのでしょうか?

そう、ほとんどの場合、何かが上手く進まなかったり、

思った通りに出来ていない状態を示唆するのではありませんか?

その原因を「阻害要因」と言います。

本当はこうしたいのにできない「阻害要因」を取り除くことで、

本当はこうしたい・・こうなりたいという素直な気持ち、

本当の願望や欲求が問題として浮上することがあります。

今回のケースに置き換えると、社長への提案が通ったら

「モヤモヤ」が解消されるのかどうか考えてもらって

「阻害要因」が無くなると仕事の進め方について

前向きな要素や考え方の変化など自己変容できるのか?

阻害要因を取り除いたらどうなるのかを一緒に想像してみましょう!

 

CL 40

返答がないとかそれが反映されていないというのは

やる気と言うかモチベーションに影響するので寂しいところではあります。

CC 40

せっかく提案したのにどうなるか分からないというのは

モヤモヤする気持ちもよくわかります。

 

KP「受容・共感」

面談中期から後期へと差し掛かっていますが

安定して寄り添うこと(受容・共感)が出来ていますか?

後半でもラポール形成は常に意識して、

関係構築を崩さないようにしましょう。 

 

CL 41

はい。 

CC 41

それで転職という話もおっしゃっていましたが

転職についてはどの程度お考えですか。



CL 42

具体的にこういう所に行くとかそこまでは考えてないですけど

このままやって行くのであれば転職もありなのかなという程度です。 

CC 42

このままやってくのであれば転職も考えようかなという気持ちなんですね。 

 

CL 43

そんなところですね。

CC43

いろいろお話を伺いましたので

一旦ここで整理させて頂いてもよろしいですか。

 

KP「要約」

ここまで15分ほど経過していますので

まとまった要約は30秒~1分程度の時間で良いと思います。

一方で、

「他になにかお話足りない点はありますか?」

など、もっと言いたいことを気持ちよく話してもらえるように、

相談者自身で考えて答えられる時間を提供しましょう。

 

CL 44

はい、わかりました。 

CC 44

小林さんは定年退職後、

健康食品会社で営業課長をされて一年半ですね。

社長に何度か提案をしているけども返事がもらえず

自分のなさっていることがいいのか悪いのかわからない。

 

~約15分~

 

CL 45

そうですね。

CC 45

転職もお考えになっているということで

今後どうしたらいいのか、というご相談でよろしいですか。

 

CL 46

そんな感じで大丈夫です。 

CC 46

小林さんは今とてもモヤモヤしていると思うんですが

これから先まだ3年くらいは働いていたい?

 

CL 47

65歳くらいまである程度の収入があればいいのかなと思いますけど。

CC 47

1年半やって来られてモヤモヤされていても

自分にとってこうなっていったらいいなと

理想的なイメージはありますか。

 

CL 48

ちょっとわからないですね、イメージがあまり出来ないです。 

CC48

イメージができない、例えば今どんなことが解決されたら

これから先やっていけそうですか?

 

CL 49

やっぱりモチベーションでしょうかね・・

モチベーションが下がっているので上げたいなと思います。 

CC 49

わかりました。

今日は残り時間が4,5分だと思うんですけど

今とてもモチベーションが下がっていて

それについてすごく気にしているようにお見受けしましたので

残りの時間でまずモチベーションを上げて

働いて行くにはどうしたらいいかということについて

お話ししてきたいなと思うんですがいかがですか。

 

CL 50

そういう方法があればお願いしたいんですけど。

CC50

他に何か話したいこととか

気になっていることとかあったらおっしゃってください 

 

CL 51

あとは部長の話が出ましたけど

提案などをする社風ではない感じは確かにするので

その辺も一つ不満な要素なのかなあと思います。

CC 51

社風ですか。提案する感じの社風ではないと。

 

CL 52

提案しているところをあまり見かけないので

れが前職との違いと言うか。

前職は結構みんなで言い合いをしていたので

そういう環境の違いは感じます。

それが一つ不満要素になってるかもしれないですね。

CC 52

前職と違って今の会社では提案する雰囲気でもないということですね。

 

KP「分かったつもり」になると「深堀」できなくなる

せっかく不満な感情を吐露してくれていますので

ドンドン吐き出してスッキリしてもらいましょう!

相談者から本音のような部分を話してくれると

ついつい、こちらが安心して分かったつもりになるものですが

「他に不満要素はありませんか?」

「私で宜しければもっとご不満をお聞かせください」

などと「質問(問いかけ)」して、更に本音を引き出しましょう!

面談時間の心配をする方も多いですが、

不満要素を具体的に深堀出来れば問題が明確化され、

本音で向き合っているので目標設定も合意しやすくなるものです。

※深堀が出来れば具体的な方策の実行に落とし込みやすくなります

口頭試問では方策実行への動機づけや

方策のマネジメント方法と合わせてしっかり答えましょう!

 

CL53

その辺りがモチベーションが下がっている要因でもあると思います。

CC53

小林さんとしては前職のようにもっと提案して

答えが跳ね返ってくるようなことを期待されているんですかね。

 

CL 54

会社を良くするとか売上を上げていくためには

そういう要素がないといけないのでそういう意味では多少違いますよね。 

CC 54

前職は大手とおっしゃいましたか?

 

CL 55

はい大手の消費材メーカーです。 

CC 55

今は中小企業ですか?

 

CL 56

はいそうですね中小企業になります 

CC56

そういった規模の違いや会社の社風ってありますよね。

 

CL 57

ありますね、

ずっとそこにいたのでわからなかったですけど違うんだなあと思います。 

CC 57

会社の社風というのはあると思うんですよね、その中で小林さんが与えられた責任というのを会社のためにどのように果たしていくというのが大事だと思うんですが 

 

KP「誘導」と「説教」

大手と中小企業との違いに気付かせようと誘導していますね。

このような雰囲気の展開では、相談者に気づきを促すつもりが

「説教」に聞こえてしまうものです。

なぜ、「説教」に聞こえてしまうと思いますか?

一言で言うと「共感力」が低く、リレーションが浅いため

問題の本質を掴めないまま

「一方的」に解決方法を提案しているからです。

 

上辺の思索部分で判断して「気付き」を促そうとすると

結果的に「誘導」して「説教」になりますので注意しましょう!

もっと具体的な状況や出来事の詳細を引き出して

丁寧な描写を相談者と共有できれば共感力もアップするはずです。

 

CL 58

うん。 

CC 58

そういった社風の中でこれから3年を考えた時に

どうですかやっていけそうですか。

 

CL 59

あ~・・・悩むところですね。

モチベーションが下がったのもやっていけるのか不安に思います。

CC59

待遇とかはいいけれどもモチベーションが上がらないと

ちょっとやって行けそうもないと。

 

CL 60

決断するにはもう少し決定的なものがないとなんですけど

その判断も難しいですね 、

私だけで決められる問題でもないのかなと。

CC60 

そうしますと経済面とか?

 

KP「先読み」

CL 60「私だけで決められる問題でもない」という発言から

「私だけ(経済面?)」を先読みして問題を定義しようとしています。

例えば、ここでは素直に

「小林さんだけでは決められない問題・・・、

決断するために必要な要素や判断をする基準はありますか?」

などで、先読みせずに具体的に掘り下げていけば良いのかなと。 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記) 

 

SIK1

この相談者の相談したい問題点と

あなたの考える相談者の問題点とは何でしょうか

CC1

相談者の相談したい問題点は、

大手企業から中小企業に移って社長様に提案をしているんだけども

返事が返ってこないということで自分のやっていることが

良いのか悪いのかわからずモヤモヤして転職した方がいいのか

この先どうしたらいいのかということがわからないのが問題だと思いました。

私が考える問題点は、

会社の社風が変わったとおっしゃっていたんですけど

社風が変わった中で自分の経験や知識を

どのように活かしていくのかその点が理解できていないという面で

自己理解が不足していると思いました。

営業課長としてのご自身の責任とか

職務範囲を分かっているようなんですが

今の会社の社風の中で自分の責任をどのようにしたら

自分が満足して納得できるのか仕事理解が不足していると思いました。

お話は途中になってしまったんですが、

奥様とかご家族とご相談されていないようでしたので

そういった面でもコミュニケーションが不足しており

そういったことからこれから先のキャリアプランについて

考えることができず一歩踏み出せずに

アクションプランが起こせないことが問題だと思いました。

 

SIK2

キャリアコンサルタントの役割として

良かった点と改善点などがあれば言ってください。

CC 2

良かった点は相談者の状況や気持ちや価値観を理解しようとして

私の方から色々な質問を投げかけたために

相談者の方が会社が変わって社風が違うということに

途中から気付いて頂けた様子でその点に関しては

自己理解が深まったのかなと思いました。

改善点は相談者の方がモヤモヤした気持ちを抱えているんですが

多少私の方で励ましを入れたつもりですが

もう一歩先にどういったアクションプランを立てるのかという話までは

できなかったののは改善していきたいと思います。 

 

SIK 3

次回の相談機会があればどのような方策を実施したいと考えますか。

CC 3

次回はご家族の相談がこれからのライフプランを考えていく上でも

大切だと思いますので、ご家族と話し合いをしていただいて

転職ということもおっしゃっていたんですが

転職することのメリットとデメリットを考えながら

今の会社でモヤモヤを解決してやっていけるのか

それとも転職をするのか自身が意思決定できるように

支援をしていきたいと思います。

 

SIK 4

クライエントとの関係構築はうまくできましたか。

CC 4

関係構築はある程度までできたと思います。

途中から社風が変わったということで自分のやっていることが

今の会社でどんなふうに写っているのかということに

ご自身でも気づかれたと思うので

これからどうやって行くかということに関しても

考えるきっかけができたのではないかと思います。  

 

SIK5

では、お疲れ様でした。 

CC5

本日はありがとうございました。 

 

おわりに

キャリコン2級ロープレ逐語録

23回実技ケース④パート8添削編は如何でしたか。  

 

この61歳の相談者の思考特性や

年齢に応じたキャリア発達などを踏まえますと、

大手一社で勤め上げてきたという背景、

初めての転職が再就職であること、

小企業の働き方にギャップを感じている点など、

相談者役の演じ方によって様々な阻害要因が考えられます。

 

 

ロールプレイの方では、 

「ちゃんと聞いてくれてるな~」

「この人なら分かってくれそう」

このような小さな傾聴スキルの積み重ねで、

後の大きな信頼を引き寄せることを意識しましょう。

 

言葉に出さない些細なことでも、

お互いの認識のズレが埋まっていくこともあれば、

広がっていくこともありますので、

普段から良い人間関係を築く上でも注意ですね!

 

皆様なら、このロープレの課題点についてどのように分析し、

フィードバックやアドバイスを行いますでしょうか?

 

定年退職後のキャリアコンサルティングに求められていることは?

職業生活設計を支援する上で大切なことは何か・・・

セカンドライフも含めて色々と考えさせられるテーマだと思います。

 

今回もこのように必要に応じて逐語録を作成し、

個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。 

www.careerlife.jp

 

キャリアコンサルティングの折衷的なアプローチは

無限に視点があるので難しく思うかもしれませんが、

国家検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけですから、

押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは

必ず一定値存在するはずです。 

 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろん、

一発勝負である本番の実技面接で相談者役相手に実践するスキルも必要です。 

 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、

国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、

とある日の、ある一定のキャリコンスキルを

点で見ているに過ぎませんが、 

その一方で、

少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、

その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

 

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、

ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?

目標設定は?方策の実行は?などなど・・・

 

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、

全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

 

自分のロールプレイを構成的に振り返り、

どこからどこまでは良かったか、どこからが課題と感じたか、

このような振り返り方法はいずれ必ず役に立つはずです。

 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、

キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して

相談者が気付いていない問題点を

CCとしての見地から見立てていきましょう。

 

しかも検定では、スキルだけでなく・・・

心から相談者へ寄り添う姿勢や理解しようとする態度も、

試験官は言語や非言語で、

評価区分に合わせて観察していることを絶対に忘れないで下さい。

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

 

こういったきめ細かい指導を受けてみたい方は下記の応募フォームから

お問い合わせお待ちしております!

 

もちろん、自分のこれからのキャリアに悩む方、

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