キャリコン試験対策講座「個別&出張レッスン」と就職&転職相談

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1級キャリアコンサルティング技能検定 試験対策講座 第9回ケース3まとめ

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

 

今回の記事はキャリアコンサルティング技能検定1級 試験対策講座

個別レッスンで実施しているロールプレイの逐語録になります。   

www.careerlife.jp

1級の個別レッスンでも、

実技面接試験に出題されるケースを想定したロールプレイを実施し、

逐語録を分析して、事例指導者としての

事例指導(スーパービジョン)スキルなどの確認を行っています。

1級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

 

第10回1級検定の合格に向けてすでに始動されている方や、

文字に起こした逐語録を分析して勉強したい方もいらっしゃるでしょう。

 

私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、

個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、

指導者としての力を蓄えるチャンスとして捉えております。 

 

キャリコン1級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思いますが!・・

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、

試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、

文章に起こして振り返った経験は少ないのではあえいませんか?

 

実際、逐語録に起こしてみるとご自身の喋り方の癖や

アプローチの偏りがとても良く分かるものです。 

 

かく言う私も集合講座などの参加経験を振り返りまして、

特に1級検定にもなると、その場のロールプレイにおける

短いフィードバックの指導だけでは、

確認・改善がかなり難しいと、実感してました。

 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、

試験対策やコミュニケーションスキル向上に役立ててもらえたら幸いです。

 

そして、そんな細かなスキルまでフォローして、

受講生の合格と成長に貢献していくのが

弊社の試験対策講座の特長です!

※個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はタナカさん(仮名)CC役はマツモトさん(仮名)でお送りします。  

では、行ってみましょ~う!!  

 

相談事例

◆ケース3 タナカさん(キャリアコンサルタントの相談歴1年)

相談者:Cさん 男性24歳 

※試験で手渡されるケース記録は

弊社で作成したオリジナル版のテキストを使用しています

事例相談者(以下CLと表記)

事例指導者(以下CCと表記)

 

CL1

田中です。

CC 1

キャリアコンサルタントの松本と申します。

 

CL 2

今日はよろしくお願いします。

CC 2

こちらこそよろしくお願いいたします。

田中さんはキャリアコンサルタントとしてお仕事をされて

相談歴はどのくらいなんでしょうか。

 

CL 3

相談歴はまだ1年なんですよ。

CC 3

そうなんですか、どういったところで

今はキャリアコンサルタントをされているんでしょうかね。

 

CL 4

今学生の支援をやっていまして、

就職支援室みたいなところで勤務しています。

CC4

そうすると大学生ですかね。

 

CL 5

そうですね、大学と大学院もあるんですけど、やってます。

CC5

どうでしょうかね、一年やられて感想などはどうですか。

 

CL 6

学生さんの支援をやりたいとは前々から思っていまして、

仕事に就いてはみたんですけど20代前半だと色々な考えがあったりとか、

若い方の考えというんでしょうか、色々あって

就職について支援するというのは大変だなと改めて感じているというか、

一年やってみてそのように感じます。

CC 6

大変だなということを実感されていらっしゃるんですかね。

 

CL 7

そうですね、大変なことも結構ありますね。

CC 7

そうすると具体的に大変な所っていうのは

少し教えていただいてもよろしいですか。

 

CL 8

ああ、ケースをお持ちしたのでよろしければご覧いただけますか。

こちらを作ってお持ちしたんですけどちょっと難しい事例と言うか、

結果から言うと次回の来談がなかったんですよね。

CC 8

ああ・・・。

 

CL 9

自分でも何がいけなかったのかなあと

ちょっと分からなかったものですから、

このようなものを作って今日は事例指導を受けたいなと。

CC 9

わざわざこういった記録の方ですね

お持ちいただいてありがとうございます。

せっかく今日はお忙しい中、お越しになられたということで

私の方でもこちらに書いてあるように何が不足していたのかとか

そういったことを相談の中で一緒に考えて、

また何か持って帰れるようなものができればと。

 

CL 10

そういった指導を受けられれば助かります。

CC10

こちらこそよろしくお願いいたします。

改めてなんですが、注意事項としてお話しさせて頂きますと

こういった記録であったりとか、ここでの話は外部に漏れないように

守秘義務に基づいて個人情報として取扱いさせていただきます。

 

CL 11

お願いします。

CC 11

また今回、田中さんの大事なお話ですね、

確認できるようにメモを取らせて頂きます。

そういったこともよろしいでしょうかね。

 

CL 12

全然大丈夫です。

CC 12

あと面談の時間なんですが30分を予定しておりまして、

もし時間通りに終わらなければまた次回ですね。

面談機会を設けて対応させていただきます。

 

CL 13

あ、ありがとうございます、わかりました。

CC 13

今日、田中さんと初めてお会いしましたので

簡単に私の自己紹介をさせて頂いてもよろしいでしょうか。

 

CL 14

はい、どうぞ。

CC14

私は10年前にキャリアコンサルタントの資格を取得しまして、

その後に休職者の復職支援ですとか

引きこもりの方の就労支援に携わっていました。

特に復職支援であれば面談だけではなくて

職場との調整であったりとか、引きこもりの方の支援であれば

関係機関との調整であったりとか、

またはそういった理解を広めるためのセミナーですとか

企画したりしてきました。

 

~約5分経過~

 

CL 15

色々とやられているんですね。

CC 15

ええ、ええ。

今は就職支援機関で若い方の就職支援もやっておりますし、

逆に年配の方の転職相談などもやってまして

キャリアカウンセリングとしましては来談者中心療法に基づいて

システマティックアプローチで

キャリアカウンセリングを行ったりしております。

 

CL 16

ああ、わかりました。

CC 16

もしよろしければ田中さんの簡単なプロフィールなどを

教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

CL 17

私は相談歴が1年で資格も取得してだいたい1年ぐらいなんですけど、

それまでは人材派遣とかで仕事もしてまして、

コーディネーターをやったりとか就職の支援みたいな仕事をやったりとか、

そういった仕事をメインでずっとやってきまして

今回学生支援を前々からやりたいなと思っていましたので

大学の方に入社できてそこでちょうど1年ぐらいになります。

学科とかは1年ぐらい前なんで覚えているんですけど、

まだまだスキル的には未熟な面があるかなと思っておりますので

今日はその辺も含めて事例のことと合わせて

ご指導を受けたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

CC 17

そうしましたら、まだ実践的な経験というところで・・

 

CL 18

そうですね、まだ全然習熟度とかといった意味では

全然スキル的には低いかなと、自分の我ではないんですが

今までコーディネーターとかをやっていたので、

自分なりのやり方みたいなのをもしかしたらあるのかなと、

そういう意味では正しいやり方みたいなものを

スキルなどを見てもらえればいいかなと思っています。

CC 18

自分なりのやり方みたいなものが

もしかしたらあるかもしれないというところですかね。

 

CL 19

はい、ちょっと業務は違うんですけど

人材派遣会社での経験というのがあるので、

その辺で自分で進めちゃったのかなと思いまして。

CC 19

自分で進めてしまったのかなというところも確認したいと思いますので、

こちらに提出していただいた記録の方ですね・・、

とても丁寧にまとめていらっしゃいますね。

 

CL 20

あ、そうですか、

なんとなくこんな感じかなと思ってまとめてみたんですけど。

CC 20

特に面談の経過とか面談の内容についても

分かりやすく要約されていたりとか、

対応などもご自身の面談に関しても

しっかりと振り返られていらっしゃるかなと。

 

CL 21

はい。

CC 21

今回ですね、あとで気づいたことですとか

文面で伝わらないようなこともお有りかと思いますので、

記録も参考にさせて頂きますが、まずは C さんですかね。

 

CL22

相談者の方がCさんとしておきました。

CC 22

24歳の方ですかね、この方の面談内容はどういった内容だったのか

口頭で教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

CL23

来談経緯と面談経過を踏まえてお伝えしますと、

C さんは私立大学の理工学部で理系なんですね、

修士課程の2年生ということで就活を今されています。

 SNS のプロモーションということで

LINE とか Instagram とか色々あるじゃないですか、

Facebook とか、ああいう大手の通信会社を希望していたんですね。

CC23

ええ、ええ。

 

CL 24

ただ教授推薦というのが大学ではあるんですが、

その話がなかったらしいんですよ。

ご本人は博士課程は今のところ考えていないということでしたので、

なんとか今からでも希望の企業に就職したいんですけどどうしたらいいですかねということで、やっぱり進め方とか今後どうしたらいいのかわからないのでと相談にいらっしゃったんですね。

その辺を面談経過にもちょっと詳しく書いたんですけども、

高校時代から大学の進学とか就職を目指して

一生懸命勉強されてきたと仰ってまして、

結果的に教授推薦がもらえなくて、

ご本人としては落ち込んでいたと言うか、

ちょっとショックもあったのかなと、

もらえるような話だったと言っていましたので・・

CC 24

ええ、ええ。

 

~約10分経過~


CL 25

そのようなことをおっしゃっていて、

ただ博士課程への進学は考えていないという事でして、

就活については誰かに相談したんですかとお話ししたところ

家族に相談したと言ってまして。

CC 25

ええ、ええ。

 

CL 26

その状況を伺ったところ、お父さんから就職を早くしろと

決めてこいと言われて、できないなら帰ってこいと言われたみたいで・・

結構焦っている感じだったんですねCさんが。

やっぱり戻りたくないのかなあというのを感じたので、

少しでも早く希望の企業に就職したいみたいなことを

結構強くおっしゃってましたね。 

CC 26

うんうん。

 

CL 27

その辺は何でかなぁと思ったんで少し聞いてみたんですけど、

C さんのうちは自営業らしくて結構そっちはそっちで忙しいみたいで

就活がうまくいかない場合は家業を手伝いと言われているとか

切実な感じでちょっと言ってて・・

自分は高校時代から SNS のプロモーションの仕事を目指してきて、

大手の通信会社でブランディングとかマーケティングを

メインでやりたいみたいなんですけど、

そういう夢みたいな事を色々話してくれたんですね。

CC 27

ええ、ええ。

 

CL 28

だからその辺りで迷われているようで、

どうしたらいいんですかねということで

経過としては相談に来られた感じです。

CC 28

そうしましたらちょっと確認させていただきますが、

C さん大手の情報通信会社を希望されているということで

大学院に進んでいらっしゃって指導教授の方から

推薦をもらえなかったということですかね。

 

CL 29

はい。

CC 29

そうしたこともあって、悩んでいたところを家族に相談したところ

就職できなかったら実家の家業を手伝えと言われていらっしゃる。

ただ、ご自身としては通信会社で働くことを目指して

そういったことも面談で話されていてどうしたらいいかわからず

来られたというのことでよろしいでしょうかね。

 

CL 30

そうですね、はい。

そんな感じで面談は進んでいたんです。

CC 30

ちょっと確認させていただきますが、

その後田中さんの対応としては

家族の思いとか傾聴されたということですかね。

 

CL 31

はい、やはり推薦をもらえなかったというところで

だいぶ不安そうでしたし、

家族については学生の就活には大事かなと思いましたので、

その辺については傾聴したつもりなんですけど。

CC 31

これまで一生懸命勉強をされたというところで励まして

就職活動は大切ですので切り替えて、

また改めて就職活動のことを伝えたということですかね。

 

CL 32

そうですね、時期的にはもう8月ですので

大手に入るとなると二次募集しかないのかなとか、

色々考えながら進めたんですけど、

やっぱり就職活動に対して取り組む姿勢と言うか・・

やる気と言うんですかね。

そういうのもっと欲しいなと勉強してきたことを励ましたりとか、

まずは安心して話してもらうように

気をつけて話したつもりなんですけど。

CC 32

そういったところで お話しされたということですが

方策になるんでしょうかね、課題点の整理であったりとか、

そういったことの整理とか一緒にやっていくことを

提案されたということですかね。

 

~約15分経過~

 

CL 33

そうですね、2次募集になってくると

どういう風に企業検討を進めていくのかとか、

絞込みも大事だと思いますし

面接の準備をあまりされてなかったみたいなんですよ。

CC 33

そうなんですか。

 

CL 34

教授推薦に懸けていたみたいで、

同時並行でそういったこともやらなきゃいけないよと、

そういったところも一緒にやっていこうと提案をしたんですね。

そうしたところ C さんとしては自分でも思うところがあったのか、

色々自分でも整理してみますみたいなことを言われて、

次回早めに面談をやろうということで約束はしたんですよ。

そこで初回の面談は終了したんですけど・・二日後ぐらいですかね、

Cさんの方から他の職員に約束をキャンセルしたいと連絡があって

それからお会いしていないんですよね・・・そんな状況です。

CC 34

そうしましたら今回の相談の内容としては、

面談をキャンセルされたということで

もっと助言した方が良かったのか、何が不足されていたのかということを

相談されたいということでよろしいでしょうか。

 

CL 35

そうですね・・

自分では気持ちの部分をちゃんと聞いたつもりではいましたし、

Cさんにとって大事な就活について一緒にやっていこうという姿勢で

アプローチしたつもりだったので、

どの辺りがいけなかったのかなというのも思いますし、

助言というか方策というんですか・・悪かったのか、

課題の整理が的外れだったのか、ちょっと分からないんですが。

CC 35

うんうん。

 

CL 36

やはり何が不足していたのかなというのは、

改めて指導を受けて今後の支援のためにも受けたいなと思いました。

CC 36

何が不足されていたかということをこの相談中で

一緒に考えていきたいと思いますが。



CL37

あ、はい。

CC37

では、こちらから質問させて頂きますが

お答えづらいようなことがありましたら、

申しつけていただければと思います。

 

CL 38

わかりました。

CC 38

まずはキャンセルされたということで

実際に何か思い当たる点はあったりしますか。

 

CL 39

最後に自分でも色々と整理してみますとおっしゃっていたので、

C さんとしてはあまり気が乗らなかったのかなと。

気乗りしなかったんじゃないのかなというのは改めて思いますね。

CC 39

気乗りされなかったということですが

具体的に面談の中でどういった様子だったんでしょうか。

 

CL 40

う~ん・・特に中盤でご家庭の話とか出た後とか、

指導教授の推薦がもらえなかったところでも悩んでるような様子でしたし 、

ご家族の話が出た時も結構困っている感じではあったので・・

もしかしたらそっちの悩みの方が大きかったのかなーとか。

CC 40

うんうん。

 

CL 41

ですから、それを踏まえて

企業について検討していく必要があったのかなと・・

今思うとなんとなく感じるところがあります。

CC 41

家族のことで困っていたりとか

それを踏まえてというところで進めていったら良かったかもしれない。

CL 42

他にも何か悩みがあったのかなぁとか。

CC 42

他に悩みがあったのかもしれないということも考えていらっしゃる。

 

CL 43

様子としては中盤から後半にかけては・・

あまりすっきりされてないような、そんな様子でしたね。

CC43

スッキリされていない感じもあったかなと。

しっかりと面談の中で田中さんもCさんの反応とか

様子について捉えられていると思います。

 

CL 44

いえいえ、

ちょっと曖昧なんですけどそんな感じだったと思いますが。

CC 44

実際にどうでしょうかね、今回キャンセルということで

田中さん自身のお気持ちってキャンセルって初めてでしょうか。

 

CL 45

キャンセルは何回かあるんですけど結構久しぶりですね。

CC 45

ああ~・・・。

 

CL 46

そうだなあ・・

こんなにはっきりキャンセルされるのは初めてかもしれないですね。

学生の就職になんとか役立ちたいという気持ちでやっているので、

そういう意味では自分の支援が役に立たなかったのかなとか・・

そう思っています。

CC 46

ちょっと自分の支援が役に立たなかったとか、

そういうふうに捉えられているということですか。

 

~約20分経過~

 

CL 47

そうですね・・・。

CC 47

おそらく今、記録とか田中さんのお話をお伺いしたところ、

対応に大きな問題があったとか感じないんですけどいかがですか。

 

CL 48

大丈夫ですかね・・はい。

CC48

どこに問題があったのかなという所になると思うんですが。

 

CL 49

そこがよくわからなくて。 

CC 49

実際どうですかね、

中盤の辺りで少し様子が変わってきたということでしょうか。

 

CL 50

特にご家庭の話とか・・う~ん、やっぱり帰って来いと言われたことで

焦っている印象が中盤からは強くて、その辺は表情とかを見ていても

考え込むような感じもしましたし、悩んでいるような感じは受けたので

確かに中盤から後半にかけては

うまく展開はできていなかったかもしれないですね。

CC50

悩んでいるような様子だったということでしょうか。

 

CL 51

ですね ・・

どうしたらいいのかな、

みたいなことをぶつぶつ言ってましたので・・

CC 51

おそらくなんですが、 C さんの主訴としましては

次の就職活動をどうするかということだと思うんですが、

悩んでいたりとかそういったところも含めて、

何かCさんの他の主訴というんでしょうかね、

Cさん自身が抱えていらっしゃる

相談者視点の問題というのはどういったことが考えられますか。

 

CL 52

自分が目指してきた就活、 SNSプロモーションの仕事ですね、

そこになんとか就職したいという気持ちと

お父様に戻って来いと言われたことに対しての焦りと言うんですかね。

それによって冷静さを欠いていたのかなと、

私としてはそういうところは感じて問題かなと思ったんですね。

CC 52

その辺の焦りも含めてCさんは面談の中でどうしてもらいたかったのか、

またどういうサポートを受けたかったのかとか

そういうのは感じたりしましたか。

 

CL53

は~・・・どうなんですかね。

その焦りを解消して欲しいとかそういうのは

あるんじゃないでしょうかね・・・

あとは就活を何とか成功したいのかなと、

問題解決は焦っているような感じが確かにあったんじゃないでしょうか。

CC53

その問題解決の焦りについてどのように面談の中で受容されましたか。

 

CL 54

面談の中では・・

8月でしたので、やっぱり就活は大変だと思うんですよね。

ここから希望の企業を目指すということが、

ですので私としては C さんに気持ちを切り替えてもらって、

もう1回改めて就職活動を進めていく意味でも

企業の検討とかそういったことを

何とか頑張ってもらいたいなという気持ちは持って受け止めていましたね。

CC 54

そういった気持ちを受け止めた上で

おそらく提案されたということですかね。

 

CL 55

そうですね、それで C さんのお悩みというか

解消できるんじゃないかなということで気がしましたね。

CC 55

その提案前の所の段階というんですかね、

そういったところで問題の共有とか目標の合意とか、

そういうプロセスはいかがだったでしょうか。

 

CL 56

一応問題については先ほどお話ししたご家庭の問題と

就職活動に取り組んでもらうという意味では

そこを頑張ってやってくみたいな形で合意みたいなのはしたんですけどね。

CC56

はい。

 

CL 57

そこで問題の共有をして次回以降、企業の絞り込みとか

面接のための準備や履歴書とか、

そういったところの確認をしていくというところで

合意は目標としてしたと思っています。

CC 57

その辺の問題共有であったりというのは

取れていらっしゃるということですかね。

 

~約25分経過~

 

CL 58

そうですね・・・。

CC 58

おそらく、もしかしたら C さん自身が気持ちを切り替えるということは

Cさん自身が気持ちを切り替えられない状態にあったとは思うんですが、

実際にもっと話を聞いて欲しいとか

そういった 気持ちとかは C さんにあったり面談の中で感じられましたか。

 

CL 59

あ~・・・Cさんの気持ちを私にもっと聞いて欲しいと、

Cさんが 思っているかってことですか。

やっぱりキャンセルになってしまったので、

もっと聞いてほしいことは確かにあったのかもしれないですね。

CC59

おそらくなんですが、Cさん自身気持ちを切り替えて

就職活動に向かわなければいけないというのを

頭では理解していらっしゃると思うんですが、

たぶん気持ちのところが不十分って言うんですかね

だから整理という提案をなされたと思うんですが。

 

CL 60

はい。

CC60

多分そこのところをもう少し聞いたりとか、

どうでしょうかね、必要だったでしょうか。

 

CL 61

ああ・・・そこをどう聞けば良かったんですかね、そうしますと。

CC 61

そうしますと今回のご相談の目標ではないんですが、

気持ちの傾聴って言うんですかね、

掘り下げて気持ちを傾聴していくとか、

信頼関係をさらに深めていくみたいなことを今回面談の中で

目標として考えていきたいんですがいかがでしょうか。

 

CL 62

あの~、それを聞くことによって

Cさんが本当はこうだったんだよみたいなところ、

それを明確にしていくことができるといいってことですよね。

それだったら今回キャンセルされてしまったので、

その理由も知りたいですし・・その辺はいいと思いますね。

CC62

それで今回その辺を考えていく上で

来談者中心療法を学んだとは思うんですけど。

 

CL 63

ああ、はい、もちろん。

CC 63

受容とか共感的理解というところで

ちょっと考えてきたいと思うんですがよろしいでしょうか。

 

CL 64

受容と共感的理解、はい。

CC 64

受容というところではしっかりお話は聞かれたと思うんですが、

先ほど言ったような深い部分というんでしょうかね。

 

CL 65

深い部分。

CC65

ええ、ええ、 C さん自身、

頭ではわかっていてもまだ気持ちが残っている部分があるのかなと。

 

CL 66

なるほど、気持ちが残っている部分ですね。

CC 66

その辺で自己一致とかってこう聞いたことありますかね。

 

CL 67

ああ・・・自己一致って難しくてちょっと、何でしたっけ。

CC 67

そうですね、自分の考えであったりとか

自己概念と言うんですけども、それと外側の一致しているかどうか、

今回の Cさんで言えば頭では就職活動をしなければいけないけど、

まだ気持ちが家族のこととか推薦がなかったとか、

その辺が一致されていらっしゃるかどうか。

 

CL 68

そう言われると確かに・・

推薦が受けられなかったということに関しては

結構心残りが確かにあると思いますね。

落ち込んでいるというかショックを受けている様子だったので、

それを引きずっているような感じはあったかもしれないですね。

CC 68

そこのところをもしかしたら面談の中で

傾聴の中で拾い上げたりというのはどうなんでしょうか。

 

CL69

どうなんでしょうかというのは?

CC 69

あのそういったことを面談の中で行なったりだとか。

 

CL 70

聞けたらということですか・・

そうするとその心残りを解消してから

次に行けるという風になるんでしょうかね。

CC70

そうですね、はい、そこが残ったままだと・・

 

CL 71

それは確かにそうかもしれないですね。

そうしないとなかなか一歩踏み出せないというのはもしかしたらありますね。

CC 71

そこを上手く共有していくじゃないですけど、

そういうプロセスが必要ではなかったのではないかなと。

そうした上でこの共有がもしできるのであれば、

あとは主体的な意思決定ですね。

 

CL 72

主体的な意思決定・・・何かありましたね。 

CC 72

実際どうですかね提案とかそういったところで、

Cさん自身が望んで・・

 

CL73

Cさん自身がというのはあまりなかったですね。 

 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

事例指導者(以下CCと表記) 

 

SIK1

今回のロールプレイでうまくできたところと

うまくいかなかったところをそれぞれあげてください

CC1

うまくいったところとしましては、

相談者の方が面談の中で一緒に問題点ですね、

今回の問題で一緒に考えていく中で

ご自身の傾聴とか気持ちが深く聞けなかった、

そういったところに気づきを促せたことが

何よりも良かった点ではなかったかなと思います。

改善したいような点としましては、

丁寧にお話を聞いたりしましたが、

気づきを促すことに重点を置いてしまいましたので

目標の設定であったりとか具体的な方策の展開とかが

少し少なくなった点が改善点として挙げられます。

 

SIK2

事例相談者が訴えた問題は何ですか、

また、指導者の視点でとらえた問題は何ですか?

CC 2

相談者の方が訴えた問題点としましては、

大学院の相談者の方が大手の情報通信会社に就職を希望されていますが

教授の推薦がもらえなかったりとか、

実家の両親から就職できなかったら実家に戻って

自営業を手伝ってくれと言われて焦っていらっしゃるということで

そういったお話を受容して気持ちを整理した上で

次の就職活動に臨むように提案されたり助言をされたのですが

その後、来談されなかったということで自分のどこに問題があるのか、

又は助言した方がいいのかとか迷われて

相談に来られたところが問題点として挙げられます。

こちら側から見た事例指導者の問題点としましては、

まずは傾聴ですね、お気持ちとか相談者の訴えてることを

お話しを聞いて受容されることはできていらっしゃったと思うんですが、

そこだけでなくそこのところをもう少し掘り下げて聞いたりとか

そこのところをもっと問題共有であったりとか、

そういったところしっかりなされていない点で

問題点があるんではないかなとというところで

最終的に主体的な意思決定の支援が

できていないのではないかと思っております。 

 

SIK 3

解決のための目標設定をどこに置きましたか。

CC 3

今回で事例相談者の方が気づかれたように

傾聴スキルというところでの問題としまして

さらに深く問題を掘り下げて受容していくということを

今回の目標としてあげています。

また繋げたかったところとして主体的な意思決定の支援が

できるようなことを今回の相談の最後に提示させていただきました。

 

SIK 4

目標設定についてどのように把握して気づいて頂いたんでしょうか。

CC 4

気づきを促したところにつきましては、

まずは今回の面談の中でどういった問題点があるのか一緒に考えた上で

来談者中心療法などの観点で用いまして、

相談者の面談スタイルであったりとか

またはその考え方とか改めて見直していただくことで

そういった気づきを促すことができたと思っております。

 

SIK 5

目標設定で傾聴スキルと主体的な意思決定が

育成的な視点から効果的ではないかということなんですけど、

その育成的な視点がどうして効果的だとお考えになられたのでしょうか。

CC 5

まず主体的な意思決定というところでは先ほどもあげたように

問題の共有が浅かったりとか、

ご自身は自分なりの考えに従って提案されたりとか、

相談者の方、自身の気持ちが残っているのではないか

というところでの共有であったりとか、そういった点で

主体的な意思決定を目標として共有させていただきました。

もう一つの傾聴スキルというところでは、

お気持ちを聞くことができていたと思うんですが

それはあくまで

相談者の方が表面的に訴えるっていることを受容していることは

できてると思うんですが、

その先の相談者が抱えているお気持ちであったりとか

またはその気持ちが残っている部分とか、

こうしたいというような言葉にできていないようなところの聞き取りが

不足されていると思って傾聴を目標としてあげさせていただきました。

 

SIK6

ではその目標設定については

事例相談者の方とどのように共有しましたか。

CC6

まず共有の仕方としましては、

先ほどの来談者中心療法を用いて

ご自身の面談のスタイルであったりとか、

その進め方について再確認を行ったりとか、

問題点がどこにあるのかというところを気づきを促した上で

傾聴スキルの見直しというところの目標を共有させていただきました。

 

SIK7

どのような指導方策を立てましたか、

また実施できなかった指導方策があれば言ってください。

 

CC7

指導方策としましては、

気づきを促した上で来談者中心療法の自己一致であったりとか、

共感的理解などそういったところを交えて

ご自身の面談のスタイルを見直していくことを方策として行いました。

実施できなかったところとしましては、

その辺の所の傾聴スキルですね。

受容に関してのもう少し細かい具体的なスキルですね、

掘り下げ方であったりとか気持ちの応答の仕方、

質問の投げかけ方などの具体的なスキルについて

次回以降改めて見直していきたいかなと思っております。

 

SIK8

実施できなかった指導方策については、

どのような練習や学習が有効だと考えますか。

CC8

有効と考える方法としましては、

普段の事例相談者の方の需要のスキル、

実際にロールプレイなどを通してまず確認をして、

そこにより深められるような応答の仕方であったりとか、

または質問の仕方、問題の共有をする上で

自分の理解されたこととかそういったことの伝え方、

そういったスキルを一つ一つチェックして行きたいと思っております。

 

SIK9

事例相談者は周囲への働きかけはできそうですか。

CC10

そこはちょっと触れなかったんですが、

例えば事例検討であったりとか、

職場でスーパービジョンを受けていただくとか

そういった働きかけであったりとか

または傾聴に関する勉強会などを利用していただくのも

一つの方法かと思っております。

 

SIK10

今回のロールプレイを通して自分の何に気がつきましたか。

CC10

今回のロールプレイを通しまして、

まずはこれからの面談を行っていく上で気づきを促すということを

重点をおきましたので、その辺りを自分としては時間をかけて

寄り添って行なっていくスタイルではないかなと。

改めてロールプレイをやってみて自分のパターンと言うか、

傾向がある反面、具体的な展開であったりとか

その辺りは不足しているかなと気づきました。

 

SIK11

具体的な展開の中で

特にこの点が不足していたなというところはありますか

CC11

まずは時間管理というか目標設定も少し足りなかったかなと、

もう少し育成効果のあるような計画に移せるような

目標設定ができればというところがあったりとか、

またはキャリアビジョンとか

事例相談者のキャリアプランみたいなところを盛り込んだような

目標設定ができたら良かったなと思っています。

 

SIK12

自分に足りなかった指導におけるスキルについて

今後どのように研鑽しますか。

CC12

足りなかった指導スキルとしましては、

自分自身が改めてスーパービジョンを受けることで、

目標設定の仕方であったりとか、

改めてキャリア理論を学び直したりしてその辺の所を

より具体的に設定できるようになれたらいいかなと思っております。

また場合によっては勉強会であったりとか、

これらを通じてキャリア理論を学び通したりとか

または目標の設定とか、そういったプロセスを

改めて学びなおしていきたいと思っております。 

 

SIK13

はい、本日はお疲れ様でした。

CC13

ありがとうございました。  

 

おわりに

【キャリコン1級ロープレ逐語録】

第9回実技ケース③パート1まとめは如何でしたか。  

 

皆様なら、このロープレの課題点についてどのように分析し、

フィードバックやアドバイスを行いますでしょうか? 

 

1級試験対策講座でも、このように必要に応じて逐語録を作成し、

個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。  

www.careerlife.jp

さてさて、キャリアコンサルティング技能検定HPが

リニューアルされておりましたが皆様は気付きましたか?

 

受検される方は気付いている方も多いかと思いますが、

受験概要の「1級試験科目及びその範囲並びにその細目」

2020年度(昨年10月)から変更になっております。

※個人的には後半の10ページに結構大きな変更があった気がしています。

こちらのリンクからどうぞ

受検概要 国家検定キャリアコンサルティング技能検定

 

他にも厚労省から発表されている

「キャリアコンサルタントの能力要件の見直し等に関する報告書」

受検される方は改めてチェックしておくと役に立つと思います。

こちらのリンクからどうぞ

「キャリアコンサルタントの能力要件の見直し等に関する報告書」を公表します |報道発表資料|厚生労働省

 

現在・・・1級試験の評価区分については変更点等ありません、

皆様ご安心ください(笑)

 

1級検定の意義は事例指導という形式であることから、

キャリアコンサルタントが抱える課題に適切に対処して不安を解消し、

その上で相談者の習熟度をチェックしながら、

外面的なスキルだけではなく内面的な成長も支援することが

事例指導やスーパービジョンの役目です。

 

また、教育分析という視点も必要で、

相談に来たキャリアコンサルタント自身(事例相談者)が

性格やアプローチの偏りに気づくことを促し、

相談者との関係構築をより良くしていくための改善方法を

指導に含めることが大切になるわけですね。

 

自分の性格傾向やクセを知っているからこそ、

客観的な視点でそれらを意識し、

行動変容することができるようになります。

 

行動が改善されれば相談者を傷つけることも少なくなるでしょうし、

もっと面談もスムーズに展開できるようになるでしょう。

 

そして、1級検定は2級検定の延長線上にあることから、

事例相談者が事例指導者のスーパービジョンを受けることによって、

面接技法を体験学習し、受容・共感など

事例指導を通して体感しながら理解することができます。

 

事例指導者としてスーパービジョンを行うということは、

事例相談者のロールモデルとしてスーパービジョンだけでなく、

キャリアコンサルティングスキルのお手本になっていることも

常に自覚していく必要があるのです。 

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

 

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