はじめに
名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。
今回は前回の【キャリコン2級ロープレ逐語録】
第23回実技ケース③パート1延長戦の続編になります、
どうぞご覧ください。
ここから、口頭試問です。
口頭試問
試験官(以下SIKと表記)
キャリアコンサルタント(以下CCと表記)
SIK1
この相談者の相談したい問題点と
あなたの考える相談者の問題点とは何でしょうか
CC1
宮田さんの考えている問題点とは、
新卒で就職時に家庭教師のバイトをしていた会社に
そのまま就職をされたということでずっと教員になりたかった。
今は売り手市場で採用倍率も低くなっている現状から
もう一度再挑戦したいという思いを持たれるようになって、
3年くらい前から持たれるようになって
ただすごく不安に思っていることが集団に対して教鞭をという経験が
教育実習以降ないということでブランクが長い。
その経験不足で不安になっていて挑戦できるかどうかとということで
今後の方向性についてどうしたらいいか悩んでいるということが
問題点だと捉えました。
私の考える宮田さんの問題点としては、
挑戦したいという気持ちを持ちながら
それに向けての情報収集とか実際に一歩踏み出すための
アクションプランに結びついていないということで、
思いが先行してアクションプランの面で前に踏み出せないことがまず一点。
それから3年前からの想いをずっとお持ちで
中長期にわたってのご自身のキャリアライフプランが定まっていないなと、
それから教師というお仕事について情報収集不足を含め
仕事理解の不足なさっている点も問題点だと捉えました。
SIK2
思いが先行しているというのは
どのような思いが先行していたのでしょうか。
思いが先行してアクションプランが立てられなかったということなんですけど。
CC 2
経験面での不安要素が阻害要因となり、
具体的なアクションプランを起こすまでに至らない点と、
今の仕事を辞めるかどうかという就業継続に対する不満点や
良い点を整理するなど意思決定をするための評価方法がわからず、
これらを踏まえて教師になった後のプラン、
教師になった後はどのような就業形態で
どんな働き方で、収入はどうなのか、生活面はどうなのか、
このようなイメージができず一歩踏み出せない状況になっていたと思います。
それぞれの方向性に対して意思決定のための予測や評価、
これらができてくると相談者は挑戦すべきかどうかという
判断について決定することができてくるのではないでしょうか。
SIK 3
先ほどのロールプレイで良かった点と
改善点があれば言ってください。
CC 3
良かった点は挑戦したい思い、そのきっかけだとか阻害要因である
経験に対する不安な気持ちを傾聴技法を用いて頷きや相槌、
要約などで感情の応答をしながら寄り添えるようにロープレを進めました。
SIK 4
面談の中盤から後半までのアプローチはいかがでしたか。
CC 4
中盤から後半については経験面の不足を補う方法ということで、
考えていただくような意図的な質問したんですけど、
漠然として分からない状況におられたので
私の質問が具体的でなかったため聞き返されてしまいまして・・
そういう面では受容・共感は足りなかったなと。
主体的に考えていただく質問、質問が抽象的になっていたので
そこが改善点だと思っております。
SIK 5
意図的な質問というのはオープンクエスチョンですか
クローズクエスチョンですか。
CC 5
クローズクエスチョンで質問の説明部分が分かりにくく
足りなかったと思っています。
SIK6
意図的な質問の質を改善するためには次回から
どのようなところに気をつけたらいいでしょうか。
CC6
キャリコン仲間やスーパービジョンを受けるなど客観的に見ていただく、
評価していただけるように自己研鑽していきたいと思っております。
SIK 7
はい、では本日はお疲れ様でした。
CC 7
ありがとうございました。
おわりに
次回は、【キャリコン2級ロープレ逐語録】
第23回実技ケース③パート1まとめ」へ続きます。
本日もお忙しいところ、
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
個別レッスンのご予約はこちらからお願いします
受講生ファーストでレッスン致します! www.careerlife.jp
論述・実技面接対策テキスト販売中
キャリコン2級検定試験対策のテキストも販売しています。
ご興味のある方、お待ちしております!
キャリコン2級テキスト販売中 カテゴリーの記事一覧 - 勇気が出る!『キャリア・ライフ』の自己研鑽カレッジ
試験対策講座関連の過去記事はこちらです、
合わせてお読み頂けると大変ありがたいです。