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第22回キャリコン2級検定 実技面接対策講座ロープレケース➂ パート3まとめ

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

今回の記事はキャリアコンサルティング技能検定2級 試験対策講座の個別レッスンで実施しているロールプレイの逐語録になります。 

www.careerlife.jp

個別レッスンでは、実技面接試験出題の仮想ロールプレイを実施し、逐語録を分析してキャリアコンサルティングスキルやカウンセリング技法などの確認を行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

第23回検定に向けて、文字に起こされた逐語録を見て分析して勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、指導者としての力を蓄えるチャンスとして役立てております。 

さて、キャリコン2級を受験される方は、こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います! 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

実際、逐語録に起こしてみると同じことを何回も言っていたり、ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

また、マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェックシステマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるかなど、その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、確認・改善が難しいのではないでしょうか。 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

そして、そんな細かなスキルまでフォローして成長に貢献していくのが弊社の試験対策講座!

試験対策講座後の評価点「ビフォーアフター」はこちら!

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※上記を実現可能にした試験対策講座、個別レッスンのお問い合わせはこちらからお願い致しますm(_ _)m

 

CL役はサガワさん、CC役はスズキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時やコミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。 

では、行ってみましょ~う!!  

相談事例

◆ケース3 サガワさん 34歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

 

CL1

佐川です。

CC 1

こんにちはキャリアコンサルタントの鈴木と申します。

 

CL 2

こんにちは。 

CC 2

佐川さんですね、今日はご来談いただいてありがとうございます。

 

CL 3

よろしくお願いします。 

CC 3

よろしくお願いします、事前説明があったと思いますが今日は20分ですが、できるだけ精一杯お話を伺いたいと思いますのでリラックスしてお話ください。

 

CL 4

はい、ありがとうございます。 

CC4

私も佐川さんのことを色々と理解したいと思いますので質問等させて頂きますが、言いにくいことも終わりだと思いますがなんなりとお申し付けくださればと思います。

 

CL 5

あ、ありがとうございます。 

CC5

では佐川さん、ご相談内容をお聞かせください。 

 

CL 6

私、電気メーカーに総合職で入社して、もう12年勤務しているんですけど同じ会社で働いている夫がちょっと転勤することになりまして、単身赴任をしてもらうことも最初は考えていたんですけど・・・ずっと子供が欲しいと思っていまして。 

CC 6

お子さんが。

 

CL 7

ですので自分が辞めようかなと思っていたんですが、上司に相談しまして、そうしましたら今まで頑張ってきたのにもったいない辞めるという選択肢しかないのかと引き止められてしまったんですね。 

CC 7

はい。

 

CL 8

いったん決心したつもりでしたが、そのことがあってどうするべきか迷っていまして今日は相談に伺ったんですけども。 

CC 8

そうですか、佐川さんは12年間総合職で大手の電機メーカーで仕事されていると、同じ会社のご主人が転勤になって単身赴任も考えていたけども、お子さんが欲しいということで佐川さんが辞めて一緒に行くという風に決心された。

 

CL 9

そうですね一旦は。 

CC 9

ただ上司の方にもったいないと引き止められて迷っていらっしゃるということでしょうか?

 

CL 10

どうしたらいいかなと。  

CC10

どうしたらいいか迷っているんですね、その迷っているところを含めてお話いただけますか。

 

CL 11

あ~、どこからお話ししたらいいですかね。 

CC 11

色々お考えになっていることがあると思うんですが、心の中にある率直なお気持ち聞かせていただけますか。

 

CL 12

一旦は決心したんですけどそこで上司から引き止められて迷ってしまっている気持ちっていうのはあります。 

CC 12

決心したけど引き止められて迷ってしまっていると。

 

CL 13

一度は決めたものの・・・。 

CC 13

上司の方にはどのように言われたんですか?

 

CL 14

今私は経営管理部というところにいるんですよ 、そちらに8年くらいいるんですが本社なんですね。総合職でやってきて、その辺のキャリアの話とか今後の見通しって言うんでしょうかね・・・こういうふうに考えていたんだっていうのも言われて、もったいないねって言われました。

CC14

もったいないねと。 

 

CL 15

そういうの聞くと改めて頼りにされていると言うか必要にされているんだなと感じて、そうすると決心が鈍って悩んでしまったんですよね。 

CC 15

じゃあキャリアの話とか期待されているなと感じられたわけですね。

 

CL 16

これまで頑張ってきたなーっていうのもありますし、順調に仕事もやってきたと改めて振り返ると思いますね。

CC 16

頑張ってこられたんですね。8年間経営管理部で勤務されてきた、すごく頑張ってきた様子が目に浮かぶんですが、経営管理部の仕事についてはどんな風に感じてらっしゃいますか。

 

CL 17

そうですね、経営管理部にも色々な管理部門があって私は主に経理とかそちらの管理部門にいますので、いくつかの部門をやってきましたけどやはり組織の中の資金とか数字とかを統括する部門なのでやりがいはありますよね。 

CC 17

やりがいはある。

 

~約5分経過~

 

CL 18

ええ、仕事は決算前とかすごく忙しいんですけどそのぶん評価も受けてきたし、やりがいはあったなーって思います。 

CC 18

会社の資金とかやっていらっしゃって。

 

CL 19

経営管理のお金の部分ですね。 

CC 19

そうですね、会社の経営に携わっている感じですかね?

 

CL 20

基幹社員として会社経営において責任と言うか守秘義務的なところもありますし、外部に漏らしてはいけないような情報もあるので役割的にも重要かなと。 

CC 20

重要な役割をこなして来られたと思うんですけどそれは本当に素晴らしいことですよね。 

 

CL 21

そうですねまあ苦労しましたけどやってきましたね。 

CC 21

苦労して頑張ってこられて上司に引き止められるというのは、もったいないからということで認められていらっしゃるんじゃないですかね。

 

CL22

はい、そんな話しは上司から、それらを振り返るともったいないなと決心が鈍りましたね。 

CC 22

自分でも頑張ってらしたからここで捨ててしまうのももったいないと?

 

CL23

う~ん・・・、頑張ってきたっていうのもあるし思いますね。 

CC23

会社に、今のお仕事を続けていきたいという気持ちが強いのですね。

 

CL 24

そういう気持ちが出てきたっていうのはありますね、だから迷っているって感じですね。 

CC 24

それでお子さんが欲しいということで おっしゃっていたんですけども。

 

CL 25

そうですね、夫が転勤が決まった時にどうするかという話し合いをする中で、夫は昔から子供が欲しいって言ってたんですよね。結婚して8年目くらいになるんですけど、なかなか子供には恵まれなかったんで夫の気持ちもよくわかりますので、そしたら転勤して離れると子供ができづらくなるかなとか、会える機会も減るのでそういうのを思うと子供が欲しいなとお互いで話し合った時はそういうことで決まったんですけど。

CC 25

じゃあお二人で話し合って佐川さんが一緒についていくということを決められたんですね。 

 

CL 26

そうですね、その時は一旦は決めたんですけどね。

CC 26

じゃあその後で上司に引き止められて・・・佐川さんは葛藤されているんですね。

 

CL 27

結構難しいことだなあというのは改めて、辞めるということも12年間いますのでそう簡単に決めていいのかどうかということで悩んじゃいますね。

CC 27

しかも今まで頑張ってこられたということを私も感じたので、その会社を辞めてしまうというのは先々のことを考えると?

 

CL 28

そうなんですよ、だからどうしたらいいかなと。

CC 28

お話を伺ってきたので一旦整理してよろしいですか。

 

CL 29

はい。 

CC 29

佐川さんは経営管理部でやりがいを感じて頑張っていらっしゃる。

 

CL 30

ええ。

CC 30

同じ会社のご主人が転勤が決まって一旦は会社を辞めて付いて行こうと決めたんだけれども、上司の方に引き止められて今まで頑張ってきたことを考えると、ここで辞めてしまうのはどうなのかという思いがあって迷われていらっしゃる、ここまではよろしいですか?

 

CL 31

はい。 

CC 31

私、佐川さんのお話を整理させていただいたんですが、私がキャリアコンサルタントとして佐川さんのお話を伺ってちょっと気づいた問題点というのはいくつかありますがお伝えしてもよろしいでしょうか?

 

CL 32

お願いします。 

CC 32

まず一つは会社を辞めて夫の元について行こうという決心が揺らいでいるということと・・・もう一つは会社を・・・続けていきたいけれどもそのためにどうしたらいいのかわからない、まあ情報が不足しているんでしょうかね。

 

~約10分経過~

 

CL 33

そうですね、辞めていいかどうかっていうところはあります。

CC 33

最後の三つ目はお子さんのことも考えてこれからどうしていこうかと、大きく分けるとこの三つの点を私は感じたんですけども、佐川さんはまずここから解決したいという点などはありますか?

 

CL 34

う~ん・・・・・・そうですね・・・・他に選択肢がないのかって上司に言われたんですけど。 

CC 34

はい。

 

CL 35

その問題の三つの他に選択肢がないのかなって思います。 

CC 35

他の選択肢?

CL 36

それ以外の選択肢って言うんですかね。今言われた中の他のまた違う選択肢はないのかなと。 

CC 36

そうですね、それ以外の選択肢、上司に言われたと・・佐川さんの中で思い浮かぶ事って何かありますか?

 

CL37

う~ん・・・先ほどの問題がいくつか重なるような感じなんですけど、やっぱり総合職としてやってきたいっていう思いはあるんです。 

CC37

はい。

 

CL 38

もう一つは夫に一緒についていきたい離れたくないっていう気持ちもあるんですよ。そこがうまく実現できたらいいなとかそういうのは思うんですよね。 

CC 38

総合職としてはやっていきたい。

 

CL 39

やっていきたいですね、仕事のやりがいもありますし総合職で入ったのでそのままキャリアを積んで行きたいっていうのは改めて思ったのと、当然、夫の気持ちにも応えたいというのはあるのでそこがクリアできるような選択肢があると一番いいのかなと思いましたけど。 

CC 39

それでは総合職で入ったから今後もご自身のキャリアを考えると続けていきたいという思いと、やはりご主人と離れていたくないというお気持ちこの二つがあると思うんですけど。

 

CL 40

はい。 

CC 40

それを解決できるような他の選択肢と言うんですかね、方法を残りの時間で考えていきましょうか。

 

CL 41

はい、それならお願いします。 

CC 41

まず初めに考えなければいけない事とかってありますか?例えば 転勤はいつからで、いつまでにご返事を出すとかそういった期限とかございますか?

CL 42

えっとですね、期限に関しては来年度からの人事異動なので年内には結論が出せればいいなと思います。夫の内示は出ていますけど早めに出ていたので、それまでに準備しろということだと思うんですよね。 

CC 42

じゃあまだ年内ということであればまだ余裕もあるんですね。

 

CL 43

そうですね5ヶ月くらいはありますよね。 

CC43

気持ちに余裕をもって準備をできるかと思うんですが、まずできそうな事ってありますか?

 

CL 44

う~ん、うーんまずなにからやったらいいんでしょうか一番・・・やらなきゃいけないこと・・・。 

CC 44

総合職でやっていきたい、総合職でやっていくにはどんな方法がありますか?

 

CL 45

あ~、本社でやっていく以外の総合職でやっていくという道があればそういったところを模索していくとか、あとは一旦総合職から外れて戻れるのかとかそういうところですかね・・・・しなきゃいけないなって思うのは。 

CC 45

例えばご主人の転勤先に行ったとしてそこで総合職としてやっていくのかという道があるのかということですね。

 

~約15分経過~

 

CL 46

仕事は変わってしまいますけれども・・・。 

CC 46

仕事が変わってしまうと。

 

CL 47

はい、支社に行くと経営管理の仕事ではなくなると思うので。 

CC 47

例えば移って本社に戻ってきた時に、また総合職のコースに戻れるというような大手の会社ではそういうシステムもあるようなんですが。

 

CL 48

あーそうなんですね。

CC48

そういうことをご確認されました?

 

CL 49

そこまではまだ・・・・どうしようか考えていたところだったので具体的に動いてなかったです、それはちょっとやらなきゃですよね。そもそも夫と一緒に移れるのかっていうところも確認しなくちゃですよね、まずそれからやった方がいいですかね。 

CC 49

う~ん。

 

CL 50

両方を実現するためには夫が行くのは決まっているわけですから。 

CC50

どうですかそれって確認できそうですか?

 

CL 51

そうですね管理部門に人事部門もあるんでそこで聞くことができると思います。 

CC 51

そうですか。

 

CL 52

夫に聞いてもらおうかな。上司に相談するのは子供の問題もあるので直接の上司には言いづらいなっていうのはあるんで。 

CC 52

はい。

 

CL53

その辺も含めて話せる部署があればいいなとと思いますけど、まあ人事ですかね。 

CC53

人事ですかね。

 

CL 54

女性の方とかに。 

CC 54

どうですか、会社の女性の管理職の方とか、育休とかを取られてまた復帰された方とか、ご主人が転勤になってまた戻って来られた方とかそういったモデルになるような方ってどうですか?

 

CL 55

あ~、育休を取ってる人はいますね。そういう人に聞いてみるのもいいかもしれないですよね。 

CC 55

どうですか、聞けそうですか?

 

CL 56

はい大丈夫だと思います、その辺も聞いてみたほうがいいですね。 

CC56

では今日は残り時間少ないんですが、今日は佐川さんがご自分のやりがいのある仕事を辞めたくないという気持ちと、ご主人が転勤されるので離れたくはないというお気持ちに迷ってご来談されたと思うんですが、その中で両方のお気持ちを出来るだけ希望が叶えられるようにお話をしてきたんですが、今日私から一緒にお話ししたことを佐川さんがまずできること、 何からできますか?

 

CL 57

できそうなことなんですけど、まずは夫と一緒に支社に行けるのかっていうのを確認することと、後は総合職のコースがあるので育休を取った方がどういう風にとっているのかとか実際のところは聞いてみたいなと思いましたので、そこはやっていかなきゃだなと思います。 

CC 57

じゃあできるところからやって聞いていただいて、ご主人に相談していただいて次回またいらっしゃれそうですか?

 

CL 58

いつ頃までに聞いておけばいいですか? 

CC 58

どのくらいで聞けそうですか?

 

CL 59

う~ん、まあ人事部の方には4,5日あれば聞けますし、夫の支社に行けるかどうかという件と夫にもそれを聞いてみるのと、あと育休を取られている方は一週間くらいあれば連絡が取れると思うので時間的にはそのくらいだと思います。 

CC59

じゃあ来週の同じ時間ぐらいでどうですか?

 

CL 60

そうですね、それぐらいまでには聞いとかないと進まないと思うので。じゃあちょっとその2点かな夫への相談も含めて聞いてみます。 

CC60

是非、頑張って結果を来週、一緒にお話してやって行ってきますので。

 

CL 61

次回からどんな形で進めていくんでしょうか 

CC 61

今の仕事を辞めたくないという気持ちが強いということなのでご家族も含めて・・・ 

 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記) 

 

SIK1

この相談者の相談したい問題点とあなたが考える相談者の問題点は何でしょうか。 

CC1

相談者が相談したい問題点は、総合職の道を続けていきたいという気持ちと夫と離れたくないという気持ちの間で葛藤していて迷っていて、どうしたらいいのかわからない、そのためにアクションが起こせないことが問題だと思っています。

私が考える問題点は、会社の中でキャリアパスとか転勤した後どうなるかとか、単身赴任に対して会社としてどんなサポートがあるのかとか、自分が支社に移れるのかとかそういった情報を、情報不足という面で悩んでいてアクションプランが起こせない事が一つだと思います

そういった情報などを会社に相談できていなかったり、おそらく周りにロールモデルとなる女性の方もいらっしゃると思うんですが、そういったことも頭に無くご相談できていないことが問題だと思いました。

 

SIK2

今のロールプレイでよくできたところとできなかったところがあれば言ってください。 

CC 2

よくできたところは、相談者の方は自分のキャリアを考えた時に総合職というのは続けていきたいと経営管理部の仕事をやっていきたいという自分のキャリアプランというのがあって、仕事に対するやりがいとか続けていきたいという気持ちが強くて、その一方で夫と離れたくないという葛藤があることを感じて、その気持ちを受け止めてその気持ちに寄り添いながら希望と言うか、目標に向かって二人で一緒に目標を決めてそのためにどうしたらいいのかということを考えることができたので良かったと思います。

できなかったところは、私の方から方策を考えている間に私の方からこういった事はどうですかと先に提案するような形で言ってしまいましたので、もう少し相談者の方に考えていただけるような問いかけができるように工夫していきたいと思います。

 

SIK 3

次回の相談機会があればどのような方策を実施したいと考えますか。 

CC 3

面談の中で相談者の方にいろいろ会社の制度や情報を、周りのロールモデルがどういう人が居て、やっているのかということを聞いてみることをアクションプランとして合意しましたので、その結果は持ち寄っていただいてその結果をもとに今後のキャリアプランとかについてお話ししていきたいと思います。

 

SIK 4

相談者との関係構築はどのようにしましたか。 

CC 4

相談者の方のお気持ちや希望を目標として合意して、そのためにどうしたらいいのかと一緒に考えることができて相談者の方がやってみますという前向きな姿勢が見えましたので関係構築はできたと思います。

 

SIK 5

はい、以上で口頭試問を終わります、お疲れ様でした。

CC 5

ありがとうございました。

 

 

おわりに

「第22回キャリコン2級検定 実技面接対策ロープレケース➂ パート3まとめは如何でしたか。  

さて、皆様なら、このロープレの課題点についてどのように分析し、フィードバックやアドバイスを行うでしょう?

企業分野のキャリアコンサルティングで求められていることは何でしょうか?職業能力開発や職業生活設計を支援する上で大切なことは何か・・・ワークライフバランスも含めて色々と考えさせられるテーマだと思います。

今回もこのように必要に応じて逐語録を作成し、個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。   

www.careerlife.jp 

キャリアコンサルティングのアプローチは無限に視点があるので難しいですが、2級検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけですから、押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは必ず一定値存在するはずです。 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろんですが、一発勝負である本番の実技面接で人間相手に実践するスキルも必要です。 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、とある日の、ある一定のキャリコンスキルを点で見ているに過ぎませんが、 その一方で、少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?目標設定は?方策の実行は?

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して相談者が気付いていない問題点をCCとしての見地から見立てていきましょう。

 

 

本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

 

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試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると役に立ちますし大変ありがたいです。 

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