キャリコン試験対策講座▶独立8年😊1級技能士の個別レッスン

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【個別レッスン逐語録】第22回キャリコン2級検定 ロープレケース⑤ パート1まとめ

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。 

今回の記事はキャリアコンサルティング技能検定2級 試験対策講座の個別レッスンで実施しているロールプレイの逐語録になります。  

www.careerlife.jp

個別レッスンでは、実技面接試験出題の仮想ロールプレイを実施し、逐語録を分析してキャリアコンサルティングスキルやカウンセリング技法などの確認を行っています。

2級キャリコン試験対策ロープレ カテゴリーの記事一覧 - キャリアコンサルティング技能検定 個別&出張レッスン合格講座

第23回検定に向けて、文字に起こされた逐語録を見て分析して勉強したい方もいらっしゃるでしょうし、私自身もこの受講生のロールプレイをしっかりと振り返ることで、個別レッスンの更なる質の向上はもちろん、指導者としての力を蓄えるチャンスとして役立てております。 

さて、キャリコン2級を受験される方は、こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います! 

その一方で、自分のロールプレイを録音して聞くことや、試験対策講座の先生にその場で指導を受けたりはしていても、文章に起こして振り返った経験は少ないのではありませんか? 

しかし・・・、逐語録に起こすのは大変です。

ただ、逐語録に起こしてみると同じことを何回も言っていたり、ご自身の喋り方の癖や偏りがとても良く分かるものです。 

また、マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェックシステマティックアプローチのプロセスをきちんと踏んでいるかなど、その場のロールプレイや短いフィードバックの指導だけでは、確認・改善が難しいのではないでしょうか。 

そんな皆様に、キャリア理論と実際のリアルなロールプレイをご覧頂き、試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。 

※ロープレ内容につきましては、試験と全く同条件の表示はできませんので、基本情報等は変更している部分もありますが、キャリコンスキルの確認という視点ではそれほど違和感ないかと思います。 

CL役はオオタさん、CC役はスズキさん(仮名)でお送りします。  

試験を受けない方でも相談を受けた時やコミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。 

では、行ってみましょ~う!! 

 

相談事例

◆ケース2 オオタさん 49歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

 

CL1

太田です。

CC 1

キャリアコンサルタントの鈴木です。

 

CL 2

こんにちは。 

CC 2

太田さんですね、今日はご来談いただきましてありがとうございます。

 

CL 3

とんでもないです。

 CC 3

事前説明はお分かりになりましたか。

 

 CL 4

時間と守秘義務ですよね、大丈夫です。

CC4

今日は20分という間ですが、精一杯お話を伺いたいと思いますのでリラックスしてお話ください。

 

CL 5

はい、わかりました。

CC5

また私からも太田さんのことをより理解するためにご質問等させて頂きますが、言いにくいこともお有りだとは思いますが、何なりとお伝え頂ければと思います。

 

CL 6

ご丁寧にありがとうございます。 

CC 6

では太田さん本日のご相談内容を聞かせていただけますか。

 

 CL 7

はい、私、今、近所の書店でパートとして働いているんですが、この度仕事ぶりが認められまして店長の方から社員にならないかと打診されたんですよ。やりがいも感じていましたから当初受けたいなと思っていたんですけど、ちょうど同じ頃にですね、夫からそば屋を始めたいので手伝ってほしいと言われまして、書店の仕事は続けたいんですが妻として夫のサポートもしたいと思っておりまして・・・どうしたらいいかなと迷って困ってしまい今日は相談に来てみたんですけど。

 CC 7

太田さんは書店でパートで仕事をされているけども正社員にならないかと言われたと、とてもやりがいもあるので、嬉しく感じてご主人から蕎麦屋をやりたいので手伝ってほしいと言われて迷っていらっしゃるということでよろしいですか。

 

 CL 8

そうですね、はい。 

 CC 8

ではいくつかのことがあると思うんですが、まずそうですね、これだけはお話ししておきたいということがございましたらそちらから。

 

CL 9

まずはですか・・・うーんそうですね。今私49なんですけど、やっぱりこの年齢だと再就職って結構難しいと思うんですよ、正社員になる事って。 

CC 9

ええ、ええ。



 CL 10

ですから、これはやっぱり正社員を受けた方がいいのかと思うんですけど、それってキャリアコンサルタントさんから見るとどうなんですか? 

CC10

そうですね、やはり49歳ということで転職市場を考えてみると、なかなか優しいというふうには一言では言えないですね。

 

 CL 11

そうですよね、そうすると良い話なんですよね・・・

CC 11

いい話というのは。

 

 CL 12

正社員の。

CC 12

太田さんが正社員にと打診を受けたんですよね。

 

CL 13

あ、そうなんですよ。 

 CC 13

それは太田さんがやってきたことが評価されたということだと思うんですが。

 

 CL 14

まあそうですよね、いい仕事ぶりだということで店長が言ってくれてたんで。そうするとやっぱり貴重なお話なんでしょうね。

CC14

貴重ではないでしょうか。

 

 CL 15

それまずは聴いてみたかったんです、実際はどうなのかなと思って、分かりました。

 CC 15

それで迷ってらっしゃるということですが、書店でのお仕事5年でしたっけ。

 

 CL 16

もう5年目になります。

 CC 16

やっていて楽しい時とかやりがいを感じる時ってどんな時でしょうか。

 

 CL 17

そうですね、まぁ最初に書いたんですけど、やりがいはすごく感じてまして、特にと言うとなんだろうなあ・・・一年目は結構慣れるのが大変だったんですけど、慣れてくるとレジや接客とか売り場作りなんかも楽しいですし 、掃除とかも嫌いじゃないですし、ああいうことも慣れましたし・・・周りも和気あいあいとやってますからそういったところは楽しいしやりがいは感じています。

 CC 17

じゃあ環境も良くて周りの環境も良くて、売り場作りとか接客とか。

 

 CL 18

物のある場所とか最初わからなくて困ってたんですよ。案内しづらいなーとか・・・慣れてくるとすごく頼られている感じがして、ちゃんとご案内できたりとか説明できると自信になると言うか、そういうのを続けていくうちにやりがいみたいな充実感は出てきましたね。

 CC 18

じゃあ売り場はオオタさんが作られているんですか。

 

~約5分経過~

 

CL 19

まあ場所によりますけどね、このゾーンと言うか担当みたいな感じで。

CC 19

そうですか、ご自分で売り場を作られてご案内もできるようになったんですね。

 

 CL 20

そうですね。

CC 20

結構色んなことをされていらっしゃるんですね。

 

 CL 21

そうですね、やっぱり3年目4年目になってくると、パートではあるんですけど結構色んなことを任されますね。 

 CC 21

そうですか。

 

 CL22

人もいないので色々やらされますね。 

CC 22

他にどんなことをされていらっしゃいますか。

 

CL23

仕事ですか?あとはそうですね・・・在庫管理とか売り場作りの中で場所を考えるのもそうなんですけど POP を作ったりとか。 

CC23

ポップも作られてるんですね。

 

 CL 24

そこにコメントを添えたりすると結構売り上げが変わったりするんですよ。 

 CC 24

太田さんのポップで。

 

 CL 25

 本の紹介とかするじゃないですか、内容がパッと見て分かりづらいこともあるので、簡単にまとめたのを置いておくと紹介文みたいなのを置いておくと喜ばれますね。

 CC 25

じゃあ太田さんの POP でわかりやすいということで喜ばれているのですね。

 

 CL 26

そうですね、それも言われた気がします。 

CC 26

それで正社員になるとお仕事はどういう風に変わってくるんですか。

 

 CL 27

仕事が変わる点というのは、やっぱり仕事内容で言うとお金の管理とか店舗の開け閉めですよね。こういったことが当番制になるんで責任は増しますよね。 後は働き方で言うとシフト制になったりとか休みが希望制みたいな形になるので 、3日くらい自分の希望日を出して後は店長がシフトを組むって言ってました。だから土日休みとかじゃなくなっちゃいますね。

 CC 27

シフトになるということですね。

 

 CL 28

そうですそうです、はい。自分で希望日を何日か出してあとはおまかせみたいな感じですね。

 CC 28

じゃあ正社員にならないかと言われて嬉しかったんですよね。

 

 CL 29

そうですね、受けようかなと思ってましたんで。

 CC 29

そのことで正社員になることで不安な事ってどんなことですか。

 

 CL 30

 不安ですか・・・やっぱり夫のサポートでしょうかね。

 CC 30

夫のサポート。

 

 CL 31

はい、食事とか夜遅くなると作れなくなっちゃいますし家事とかもあるし。一番の不安は蕎麦屋ですけど・・・開業の話ですよね。

 CC 31

そちらのサポートというのはどんなことをサポートされるんですか。

 

 CL 32

あ~、夫は蕎麦屋を開業したいということで接客とかをやってほしいんですって。

 CC 32

接客・・・。

 

 CL 33

料理は夫がやるのでそれを運んだりとかレジとか、片付けとか諸々ですね。 

 CC 33

じゃあ全てですか。

 

 CL 34

・・・に近いでしょうね。 そういったところを手伝ってほしいと言ってましたけど・・・その時は。

CC 34

開業のお話というのは進んでいるんですか 。

 

 CL 35

会社を辞めてやりたいと言うことだったんでちょっと待ってくれと話をして、今いろいろと話を聞いている途中なんですよ。こういう風にやりたいとか何時までに何をしたいとかそういう話を聞いているところなんで、でもその時点で会社を辞めて欲しくなかったのでそれは言いました。 

  CC 35

おっしゃったんですね。



 CL 36

はい、困ってしまうので。だからちゃんと計画とかどういう風にやるのかっていう見通しですよね。立ててからっていう話で進んでいます。 

 CC 36

じゃあ今見通しを立てて進めている状態ですね、サポートというのがかなり色々とやりそうなんですが。

 

 CL37

そうですよね、それが週何回とか従業員を雇うと利益とかどうなっちゃうのかなーとか、そこも詰めていませんからね。 

 CC37

詰めていない・・・太田さんとしては蕎麦屋に関してはどんな気持ちなんでしょうか。

 

~約10分経過~

 

 CL 38

正直なところですか? 

CC 38

はい。

 

 CL 39

いやー・・・9割不安で1割期待っていう感じでしょうか。

 CC 39

不安の方が大きいということですね。

 

 CL 40

それはそうですよね、夫は50歳なのでそれで蕎麦屋って・・・・、なんか独り身で独立してとかなら分かりますけど。家族もいるし50歳でやって大丈夫?って思うじゃないですか普通。会社員なのに・・・この先どうなっちゃうんだろうってのがまず第一でしたよね。 

 CC 40

まず不安と。

 

 CL 41

 会社勤めをして窮屈で独立して何かやりたいっていう気持ちは少しは分かりますけどね、今まで頑張ってきたと思うので。

 CC 41

気持ちはわかるけど不安なんですね、できればやめてほしいという感じですか。

 

 CL 42

まー面と向かっては言えないですけど・・・よく考えてという感じでしょうか、冷静に考えてほしいですね。 

 CC 42

冷静になってほしいという感じですね、わかりました。

 

 CL 43

はい 。

 CC43

じゃあちょっとあの今までのお話を整理させて頂きたいんですが、太田さんは書店でパートをされていて正社員にならないかと言われやりがいも感じているし、元々嬉しく感じていて受けたいという気持ちでした。一方でご主人が蕎麦屋を会社を辞めて蕎麦屋をやりたいということですが、不安の方が大きくてできればやめてほしいと言うお気持ち。 

 

CL 44

そうですね、まあ冷静にやって頂ければと。

 CC 44

冷静に考えて欲しいと、ここまではよろしいですか。

 

 CL 45

はい。

 CC 45

私がお話を伺っていて太田さんの問題として感じたことがございますが、お伝えしてもよろしいですか。

 

 CL 46

問題点ですか・・・じゃあどうぞ。 

 CC 46

一つは書店のお話、書店を続けるかどうか。それから正社員をどうするかと、それから蕎麦屋ですよね。大きくこの三つが私は問題だと感じたんですけど、いかがですかその問題に関しては。

 

 CL 47

それぞれ問題だと思います。仰る通りかなと。

 CC 47

他に聞いてほしいというようなことはありますか。

 

 CL 48

そうですね・・・夫が蕎麦屋を開業すると言ってますので実際のところどうなんでしょうかね、開業するとやっぱり失敗する確率が高いんですか? 

 CC48

あいづち(苦笑)

 

 CL 49

成功するイメージができないし誰に聞けばいいのかもわからないですし、そういう職業の専門家の方から詳しいのかなと。 

CC 49

イメージがつかないのですね。

 

 CL 50

やっぱり外食産業ってすごい難しいって言うじゃないですか、それが夫がいきなりやってなんとかなるのかなーって思うじゃないですか。 

CC50

そうですよね。

 

 CL 51

 相談する人もいないし・・・。

 CC 51

ご主人は資金計画とか開業した後の資金繰りとかそういったことは計画されているんですか。

 

 CL 52

なんか開業するシートみたいなのをネットで見つけたようでそれに書いてましたよ。 

 CC 52

具体的な数字とかも色々と書いてあったんですか。

 

CL53

ざっくりだと思うんですけど、9つくらいに分かれていて広告費が云々かんぬんとか、私も見てもよく分からないんですけど、そういうの埋めていて、どうだみたいな感じで見せられたんですけど。ふーんって言って・・・困っちゃったんですけど。 

 CC53

 はい。

 

 CL 54

ただアレができたからといって別にお客さんが来るわけじゃないし、そもそも美味しいそばを作れるのあんた?と、試食なんかもしてないんで分かりませんけど。実際に産業的にどうなのかなーとか、場所とか色々あるでしょうから、そこは大丈夫なのかなと思います。 

 CC 54

太田さんがご不安を感じている通り、どんなお仕事でも開業となるとそれなりのリスクがありますよね 。

 

~約15分経過~

 

 CL 55

そうですよね。

 CC 55

 まず蕎麦屋さんの場合はそばを作るために設備が必要ですよね。

 

 CL 56

蕎麦を打つのか買うのかよく分からないですけど、買うなら経費がかかるでしょうしね。 

CC56

後は広告費とかどうやって宣伝するのかなどの集客ですよね。 

 

 CL 57

集客ですね。

 CC 57

そういったところをご主人がどの程度考えられていらっしゃるかというところですよね。

 

 CL 58

いや~そこまではちょっと聞いてないですけど怪しいですよね。 

 CC 58

 お見受けすると大変不安を感じていると思うんですけど。

 

 CL 59

 いや不安ですよ、私も49ですよ。これ何かあったら老後どうするんだよとかそうなるじゃないですか。

 CC59

 ご主人はおいくつなんですか。

 

 CL 60

 50です、一つ上なんですけど 

CC60

定年まではまだ10年くらいあるんですね。

 

 CL 61

 はいその資金もなくなっちゃいますしね・・・ 

CC61

今日お時間あと4、5分なんですけど、オオタさんが一番不安に思っていることについて一緒に検討していきたいと思うんですが何についてお話しして行きましょうか。

 

 CL 62

蕎麦屋ですかね。やっぱり蕎麦屋の 開業というのは先ほど言われた通りリスクとか将来的に長い目で考えれば怖いですよね。うまくいけばいいですけど、うまくいく確率の方が低そうなのでそれをどう踏みとどまらせようかなーとか今思い始めましたけど。説得じゃないけど一回冷静になってもらいたいなと思います。 

CC62

太田さんとしてはご主人に冷静になって考え直してほしいというお気持ちですかね。

 

 CL 63

そこがすっきりしないとちょっと前に進めないような 感じはします。

 CC 63

あーそうですか、とても気になるんですね、やっぱり会社を辞めることも。

 

 CL 64

長年夫は会社に行ってますからね、その辺考えているのかなーとか老後資金となれば退職金とか年金とかちょっと気になるんで。夫は1回転職してるんでその辺どうかなーっていうのもありますし。 

 CC 64

そうすると退職金もちょっと・・・。

 

 CL 65

まあそんなに多くないと思いますね。 

CC65

じゃあ太田さんがどのようにご主人にお話をできるかというところが頭が痛いところですかね今一番。

 

 CL 66

そうですね、それもあって手伝ってほしいというところがどの程度なのか、具体的な日数なども聞いていないのでその辺も含めてですかね。 

 CC 66

具体的なサポートがどの程度かというところもわからないのと、太田さんも決められないですよね。

 

 CL 67

そうですね、私の仕事も先々のことも見えないので、そんなところです。 

 CC 67

 じゃあまずはご主人とどうご相談するかというところですかね。

 

 CL 68

 はい。

 CC 68

どのようにご相談したいと思われますか。



CL69

いや~、夫は夫で真面目にやりたがっていたので、蕎麦屋をやりたい気持ちが伝わってはきたので、どういう風に言うのがいいんでしょうね。何かいい方法ってあります?

 CC 69

たぶん数字とか計算されていると思うんですがリスクですよね。

 

 CL 70

あーそうですね・・・男の人ってあんまりそういうの考えないでやるところあるじゃないですか。 

CC70

やりたいと思ったら。

 

 CL 71

 はい、突き進んでしまうみたいなところもあるんで、ちょっと困っちゃうんですけど。 

 CC 71

どういう風に話したらいいですかね。

 

 CL 72

え~、どういう風に話したらいいんでしょうかね。  

 CC 72

ご家族は他にいるんですか。

 

CL73

 娘がいます、独立しましたけど。

CC 73

お嬢様はご存知なんですか。

 

 CL 74

いや独立してからは帰ってきてないので、こみいった話はしていないです。

 CC 74

 あーそうですか。

 

 CL 75

 蕎麦屋の話も。 

 CC 75

 お嬢様はお聞きになったらどう言われるんでしょうか。

 

 CL 76

 いや怒ると思いますよ(笑)ママどうするのよ、みたいな話になるんじゃないのかな。

 会社員だった夫しか見ていませんから、娘もびっくりするんじゃないですか。

 CC 76

 驚かれるでしょうね、お嬢様を交えて一旦お話ししてみるというのはどうですかね。

 

 CL 77

あーそうですね、交えてね・・・それはいいかもしれませんね。 

 CC 77

どういう風にご主人にお話するかですね・・・

 

 

ピピピピピ・・・。  

ここで時間切れとなりました。  

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記) 

 

SIK1

この相談者の相談したい問題点とあなたの考える相談者の問題点とは何でしょうか

CC1

相談者の相談したい問題点は、書店のパートをしていて正社員にならないかと言われてやりがいを感じていて、受けたいという嬉しいという気持ちはある一方、ご主人が会社を辞めて蕎麦屋をやる事に非常に不安を感じていて、できればやめてほしいんだけどその二つのことでどうしたらいいかと困っていらっしゃることが問題だと思いました。

私が考える相談者の問題点は・・・開業したらどうなるかという具体的なリスクとか、そういったことについて理解が不足しているので仕事理解不足があって、それをご主人にどうやって伝えて説得したらいいのかということが分からないので、ご相談ができておらずにコミュニケーションが不足しているところです。 

 

 SIK2

さきほどのロールプレイでよくできたところとできなかったところがあれば言ってください。 

 CC 2

よくできた点は、相談者の方の書店の正社員の話をとても受けたいというお気持ちや蕎麦屋はとても不安だと言うお気持ちを語っていただけまして、色々迷っているけどもまずは蕎麦屋を冷静に考えて欲しいということが一番の問題点だということで一緒に合意してそれについて考えることができたのが良かった点です。

できなかった点は、蕎麦屋を実際に開業した時のリスクとかそういった点をもう少し相談者にも考えていただきたかったんですが、私の方からも具体的に材料を提供できませんでしたのでその点は改善していきたいと思います。

 

SIK 3

では次回の相談機会があればどのような方策を実施したいと考えますか。

 CC3

次回の方策ですね、お嬢様を交えて冷静になってほしいという家族会議みたいなものをやってみるということで合意を得ましたので、その結果をもとにそば屋をできればやめてほしいとおっしゃっていましたので、その結果を踏まえて相談者の方が書店の仕事をどうするのかそういった方向性について意思決定できるように支援していきたいと思います。

 

 SIK 4

最後になりますが相談者との関係構築、リレーションはうまくできたと思いますか。

 CC 4

うまくできたと思います。蕎麦屋をやめてほしいと言った90%というお気持ちや本心まで聞かせていただきまして、また家族会議をやって止まらせるということにもやってみるという気持ちが、姿勢が見えましたのでその点で関係構築はできたと思います。

 

 SIK 5

はい、お疲れ様でした。 

CC 5

ありがとうございました。  

 

おわりに

さて、「【個別レッスン逐語録】第22回キャリコン2級検定 ロープレケース⑤ パート1まとめは如何でしたか。 

皆様なら、このロープレの課題点についてどのように分析し、フィードバックやアドバイスを行うでしょうか?

今回もこのように必要に応じて逐語録を作成し、個別レッスンで確認するポイントを指導させて頂くつもりです。   

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キャリアコンサルティングのアプローチは無限に視点があるので難しいですが、2級検定という性質上、公平に試験官が採点をするわけですから、押さえておくべきキャリア理論やスキルのポイントは必ず一定値存在するはずです。 

そこを正しく認識して、押さえておくことはもちろんですが、一発勝負である本番の実技面接で人間相手に実践するスキルも必要です。 

2級検定の合格を目指す方は、引き続き自己研鑽に励んで頂く一方で、国家検定という測定であることも意識して欲しいと思います。 

検定は普段のカウンセリングやあなたのスキルを否定するものでなく、とある日の、ある一定のキャリコンスキルを点で見ているに過ぎませんが、 その一方で、少なくとも積み重ねた努力が多ければ多いほど、その一点で実力が発揮される可能性が高まるわけです。  

なお、皆さんが自己の面談プロセスを客観的に振り返って頂く際は、ラポールはどうか?関係構築は?CL・CC問題把握は?目標設定は?方策の実行は?

それぞれシステマティックアプローチに沿って確認すると、全体の構成の自らの課題点が見えやすいと思います。 

また、キャリアコンサルタントとして把握する問題点に関しては、キャリアガイダンスのプロセス(自己理解・仕事理解等)を活用して相談者が気付いていない問題点をCCとしての見地から見立てていきましょう。

 

 

本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 

 

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試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると役に立ちますし大変ありがたいです。 

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