はじめに
名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。
今回は前回の「第20回キャリコン2級検定 仮想ロープレ④
&口頭試問ver4後編」の続編になります、どうぞご覧ください。
ここから、口頭試問です。
口頭試問
試験官(以下SIKと表記)
キャリアコンサルタント(以下CCと表記)
SIK1
この相談書の相談したい問題点と
あなたの考える相談者の問題点とは何ですか。
CC1
相談者は管理職の試験を受けないかということで、
自信がないというふうにおっしゃっていたのと、
あとお母様のことが気になるから管理職を受けるのを
どうしようかなというふうに悩まれていたということなんですが。
キャリアコンサルタントの視点から見ると、
まず管理職試験を受けるのに自信がないということだったんですが、
その自己肯定感が低いということと管理職になった場合の
研修制度ということもご存知なかったということですね。
あと実際に今やっている仕事と管理職になった時の
評価業務の共通点というのもご自分では認識されていなかったので、
それもあって自己肯定感が低かったということです。
後はお母様の件ですね、
お母様の意見をまだ聞かれていないということだったので、
聞かれていないけども思い込みですよね、
ご自分の思い込みでお母様が寂しい思いをするんじゃないかという風に
思い込まれていたというのは問題だと思います。
SIK2
今のロールプレイで良かったところと悪かったところを言ってください。
CC 2
良かったところは・・・まず、
ご自分が今までどういったことをやられて・・・
自己肯定感を持てる方向に持って行けたと思います。
自己肯定感を高めるための、この方の場合は管理職というものは
どういったことかわからなかったので、
その研修制度であったり今の仕事との共通点を見つけることで
自己肯定感を高められるような方向に持っていけたことと、
お母様が実際に相談されていないところで自分の思い込みで
お母様が寂しい思いをすると思い込んでいるところを
聞くようにということで提言を出来たことだと思います。
出来なかったところ、良くなかったところは、
話があちこちに飛び回りましてちょっと流れ的に一貫した流れではなくて
話の内容が前後してしまいまして、
それでちょっとまとまりづらいようになってしまったんだと思います。
SIK3
次回の相談機会があればどのような方策を実施したいと思いますか。
CC 3
まずは管理職になった時の研修制度を確認して頂くことと、
今やっている仕事と自信がないとおっしゃっていた評価業務の共通点、
キャリアコンサルタントの視点から見ると共通点がありそうに、
人とのコミュニケーションというところで共通点が
ありそうだと思ったのでそこを確認してもらうということですね。
後はお母様の気持ちをしっかり聞いていただく 、
寂しいと思うかどうか確認していただくという方策です。
SIK4
この相談者との関係構築、リレーションはできたと思いますか。
CC 4
最初の時点で気持ちを受け止めて共感をしながら
進めることができたと思います。
おわりに
次回は、「第20回キャリコン2級検定 仮想ロープレ④
&口頭試問ver4総集編」へ続きます。
本日もお忙しいところ、
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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