はじめに
名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。
12月の1級キャリアコンサルティング技能検定に向けて、
私自身も皆さんと一緒に学びながら、ブログの試験対策と合わせて
情報提供していきますので参考にして頂ければ幸いです。
1級検定の解答例を記事にした例としまして、前回、
「第6回キャリアコンサルティング技能検定1級 論述試験 必須問題解答例」
を、書きまして過去問では2回目の「必須問題」の解答例となりました。
勉強されている方はよく分かって頂けると思いますが、
回数を重ねるごとに内容も精査されていきます。
根気は要りますが、成長する為には大切なルーティンですね。
今回は選択問題解答例の2回目バージョン、
第6回の1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験対策として、
選択問題解答例を改めて掲載して行きます。
ちなみに2級試験を受検される方の参考にもなると思いますので、
ご自身のキャリアコンサルティングについてスーパービジョンを受ける気持ちで
客観的に振り返っても新しい気付き、学びになり面白いかもしれません。
第6回1級キャリコン論述試験/事例3:【選択問題(需給調整機関分野)】
次の文章は、
事例相談者(キャリア・コンサルタント:男性42歳、相談歴3年)が
事例指導を受けるためにまとめた事例である。
この事例を読み、以下の問いに答えなさい。
解答は指定された解答用紙(必須問題)に記述すること。
解答用紙(選択問題)の選択した分野は「需給調整機関分野」を
〇で囲むこと(〇がついていない場合、採点されません)。
相談者:C(男性:68歳)、四年制大学商学部卒、地方自治体の元総務部長。
家族:妻(65歳)、長女(38歳)と長男(32歳)はそれぞれ結婚して独立。
リンク先:キャリアコンサルティング技能検定HP
https://www.career-kentei.org/download/2016_6th_grade1jitsugi.pdf
問1
この事例相談者が抱えている問題は何か。
あなたの考えを記述せよ(10点)
第1問についてはこの過去記事でも少し触れましたが、
問1を少し詳しく説明すると、
◆事例を相談しに来たCCの視点
◆それを見る我々(指導者)の視点
それぞれの視点で真の問題を把握しながら、
事例相談者にどのような問題があって、何を気付かせてあげれば、
事例相談者を最大限尊重した指導が出来るのか、どうすれば、
事例相談者の成長や、より良いキャリアコンサルティングプロセス、スキル向上に繋がるのか、
母性的な風土で見守りながら、倫理的に問題点を明確化していきましょう。
そのためには、
「事例相談者がどんな支援をして、どのような支援をしたいのか」
「こうやったけど・・・、こうやろうとしたけど出来なかった」
この辺りを傾聴・受容しながら進めて行くと、事例相談者の意図や心理傾向が、
少しずつ明確になっていって、事例相談者が抱えている問題が
明らかになってくると思っています。
基本的には【面接経過】や【所感】から根拠や論拠をもとに考えますが、
事例相談者に最大限寄り添って、人物像・背景・感情部分から読み取れる
問題に書かれていない問題点を指導者としての視点で探したいと思います。
問1解答例
事実や状況確認が多く気持ちへの応答が少ないため傾聴が出来ていない。
関係構築不足により、CL視点の問題が的確に把握できていないため、
問題の共有化と目標設定を・・・
この続きは1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座のテキストで!
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おわりに
さて、
第6回キャリアコンサルティング技能検定1級 論述試験 選択問題解答例②
は如何でした?
少しは参考になりましたでしょうか(*´ω`*)
今回は2回目の選択問題ということで、じっくり取り組みましたが
ここで加筆・修正していると内容も締まってきて良い勉強になります。
第7回検定では必須も選択も大体60分位で書けたので、
次回はタイムマネジメントを含めてチャレンジしたいと思います。
本日もお忙しいところ、
お読みいただきありがとうございました。
2級の勉強方法はこちらを参考にして下さい(*´ω`*)
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