【3人に1人がキャリアコンサルティング技能士2級に合格した試験対策講座】

 「埼玉のキャリアコンサルタント=フリーランス=イクメンパパ」が試験対策講座の運営、子供3人の子育て日記や趣味の記事を気ままに書いてます。

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【19回キャリコン2級検定/仮想ロールプレイケース4まとめ】ver.2

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。

 

現在開講中の第20回キャリアコンサルティング技能検定2級試験対策講座。  

www.careerlife.jp

この講座の中で、実技面接試験出題の仮想ロールプレイを実施し、

逐語録を分析してカウンセリング技法などの確認を行っています。   

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キャリコン2級を受験される方は、

こういったロールプレイを徹底的に練習されると思います。

 

でも、皆さんは自分のロールプレイを録音して聞いたり、

試験対策講座の先生に指導を受けたりはしていても、

文章に起こして添削されたことはあまりないのではありませんか?

 

案外、同じことを何回も言っていたり、

マイクロ技法などの細かいカウンセリングスキルのチェック

システマティックアプローチのカウンセリングプロセス

きちんと踏んでいるかなどは、その場の相談支援や指導の会話だけで

確認しきれていないのではないかと思っています。

 

そんな皆様に、今回は現実の逐語録をもとに、

実際のリアルなロールプレイをご覧頂いて、

試験やコミュニケーションに役立ててもらえたら幸いです。

 

※ロープレ内容につきましては、試験と全く同条件の表示はできませんので、

基本情報等は変更しておりますが、キャリアコンサルティングスキルの

確認という視点であれば、それほど違和感はないかと思います。 

 

CL役はマツダさん、

CC役はスズキさん(仮名)

指導・添削は私でお送りします。  

 

試験を受けない方でも相談を受けた時や

コミュニケーションなどに役立つスキルですから参考にして下さい。

では、行ってみましょ~う!!

 

音声動画はこちら!

youtu.be

 

相談事例

◆ケース4 マツダさん 53歳

相談者(以下CLと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KAと表記

 

CL1 

マツダです。

CC1

おはようございます、本日担当するお話をお伺いするスズキと申します。

宜しくお願い致します、最初に一点だけお話をさせて下さい。

私共キャリアコンサルタントには守秘義務がありまして、

今日ここでお話し頂く内容というのは、

許可なく外部に漏れるようなことはございませんので、

どうぞ安心してご自由に何でもお話し下さい。(ありがとうございます)

それではマツダさん、本日はどのようなご相談でお見えになりましたか。

 

ラポール形成(心の架け橋)は「冒頭」から早めに構築していく

KA

CC役の方は声の質・量が安定していて、聞き取りやすく、

少したどたどしさはあるものの良いスタートが出来たと思います。

コーヒーカップモデルのリレーションもセットで覚えておきましょう。

【リレーション(関係構築)の基本「言語的スキル」】

  1. 受容
  2. 繰り返し
  3. 明確化(感情・意味の意識化)
  4. 支持
  5. 質問(閉ざされた質問・開かれた質問)

以上の5点をチェックしましょう!

※意味の分からない方はただ聞くよりも、自分で調べた方が身に付きますし、

咀嚼できるようになるまで練習するとスキルアップになります。

 

「非言語的スキル」座る前に確認すること

KA

実技面接試験ではカウンセリングになりますので、

話やすい雰囲気を言語と非言語で作り出す必要があります。 

「非言語スキル」では、以下の7項目をチェックしますが、

実際に座った後に行うことにもポイントがあります。

 

【非言語的スキル】

  1. 視線
  2. 表情
  3. ジェスチャー
  4. 声の質・量
  5. 席のとり方
  6. 言葉遣い
  7. 服装・身だしなみ

以上の7点をチェックしながら、実際の相談場面では守秘義務の他にも、

相手の席の位置は大丈夫か、こちらの席の位置を変更する了承は得たか、

時計の位置を見やすい位置に動かす了承を得たか、

本日の面談時間を告げたか等を確認することで、

相談者との関係構築を更に深め、相手に配慮して尊重する気持ちを

言語的にも伝えることで話やすい雰囲気作り、ラポール形成に役立ちます。

 

CL2 

はい、私、大学卒業後にですね、

和菓子の製造会社に入社しまして30年になります。

今は総務部長をしてまして、昨年社長が亡くなって、

3月で廃業になるんですね。(ああ~)

従業員の再就職先なんかはですね、取引先とかにお願いして

希望者は全員決まったんですが、

私自身が会社から紹介されている仕事はあるんですけど、

務まる自信が無くてですね、どうしたらいいか悩んで相談に伺ったんですが。 

CC2

そうなんですね、昨年社長さんが亡くなられて、誠に残念なお話で・・・。

(そうですね)

3月末で廃業・・・その辺りは急なことで、

マツダさんの気持ちの整理の方は如何ですか。

 

「主訴の要約」

KA

ここは冒頭の主訴の部分になります。

論述試験でもそうですが、悩み抜いて相談に来るわけですから、

普通は最初に表面的に大事な言葉を言ってくると思うのです。

そういうわけで、冒頭の主訴は出来る限り正確に、感情の反射も含めて 

「繰り返し」技法を推奨していますが、これには4つのメリットがあります。

主訴要約の4つのメリット
  1. CLにそのまま伝え返すことにより、自分はどうして相談に来たのかという自己理解を促し、聴いてもらえるという安心感を深めてもらうため。
  2. CCが言葉に出すことにより、CLの主訴を共感的に理解していることを言語と非言語でも伝えてラポール形成し、自分自身も覚えておくため。
  3. 口頭試問で相談者の問題点は?と聞かれる可能性が高いので、少しでも質問にスムーズに答えられるように口に出して慣れておくため。
  4. 言語追跡(マイクロ技法)を序盤から意識付けしておくことが出来るため。

この4つのメリットを使っていない繰り返しですと、

「このCCは自分の話をちゃんと聞いてくれているのだろうか」と、

思われるでしょうし、不信感を持たれる可能性もあります。

都合よく聞かれている印象を持たれる方もいるのではないでしょうか。

それと、繰り返し≠オウム返しです。 

※キャリコン義塾テキストの要約を参考にすると覚えやすいと思います。

ここでは、「3つの配慮」「有効な褒め方」も学んでおくと、

抵抗度の高い相談者役への対応も抜群に上手くなります。

こういった細やかな配慮もラポール形成には大切なことだと思います。

相手を尊重したり、褒めるためにはきちんとした根拠が必要ですし、

どういうところをどのように褒めれば、

相手に響くのか分からない方は意外と多いものです。

「3つの配慮」と「有効な褒め方」はキャリア理論を基にして、

1級試験で学んだことやスーパービジョンの概念を参考に作った技法です。

 

CL3 

そうですね、大学のアルバイト時代からお世話になってましたし、

30年、一緒に色々なことを学びながらやってきましたんで、

亡くなった時はショックというか落ち込んだというか・・・

長い付き合いでしたからね。 

CC3 

それで、まあ新しい就職先ということで、

紹介されているところはあるけども不安な気持ちなんですよね。

 

感情への応答

KA

CLに「ショックというか落ち込んだ」という感情表現が出てきました。

こういった感情が出ている部分を言語追跡で拾いながら、

丁寧に繰り返し技法やいいかえ、要約して応答したいところです。

ここではロジャーズ氏の「共感的理解」を意識した対応も

合わせて並行に実施しないといけません。

共感的理解とは

ロジャーズ氏の来談者中心療法にある概念ですが、

大切なことなので改めて説明します。

我々CCはCLと違う人間であること(貴方と私の独自性)を認識し、

相手の思いをあるがままに理解して受けとめます。

相手の立場を想像し、異なる状況や価値観・境遇における

相手の気持ちを理解出来るように取り組むことが大切です。

上記を「共に感じる」ことであるとロジャーズ氏は言っています。

15冊以上あるロジャーズ氏の書籍や論文を読むのはちょっと・・・

という方はこのような感じで理解されるといいかもしれません。

また、価値判断することなく中立的であることを、

無条件の肯定的関心(配慮)と、ロジャーズ氏は位置づけています。

 

CL4 

はい、あの~総務部長でやってきたんですけどね、

不安に思っているんです。(うんうん)

 

「はげまし、支持」

KA
「うんうん」は、マイクロ技法でいう最小限度のはげましです。

CLの応答に対するもっとも単純な応答は、「そうですね」

「ふんふん」「なるほど」「そうですか」などの相づちを伴う

うなずきであることを覚えておきましょう。

最小限度のはげましをと、相づちは入れられているようで良かったです。

声のトーンに合わせた相づち、表情をミラーリングする、

話すスピードを合わせるペーシング等の技法も同時に身に付けていきましょう。 

 

【マイクロ技法の階層表】

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これはアイビー氏が提唱したマイクロ技法の階層表(自作)ですが、

かかわり行動とCLを観察する技法はコミュニケーションにも効果的です。

 

基本的傾聴の連鎖は面接・マネージメント、

ソーシャルワーク、診療等でも有効とされていますね。

 

なお、キャリアコンサルティング技能検定の評価区分に当てはめると、

「かかわり行動」と「クライエント観察技法」は基本的態度

「開かれた質問、閉ざされた質問」「はげまし 、言い換え、要約」

「感情の反映」「意味の反映」は関係構築力から問題把握力

繋げていけるような技法のイメージを持つ方が良いのかなと

個人的に解釈しています。 

 

CC4

不安な部分というのをもう少しお聞かせ願えますか。

 

 「尊重・労い・承認」

KA

「不安な部分というのをもう少しお聞かせ願えますか」

「総務部長を任され、しっかり勤め上げてきたけど不安があるのですね。

 そういった不安なお気持ちを一つ一つ丁寧にお聞きして

 整理したいと思いますので、もう少し詳しく教えて頂けますか」

2つは同じことを言っていますが、どちらが相手を信頼し、

本音を言いやすい応答になるでしょうか、考えてみましょう。

 

CL5

紹介されている仕事というのがスーパーなんですよ。

スーパーの管理職というか後々は総務部長というような感じで・・・

有難い話なんですけど、受けてまして、

ただ私は他の職業経験というのがないので、規模なんかも違いますし、

実際に再就職してそういう仕事が出来るのか

不安に感じているんですよね。(う~ん)

CC5

マツダさんは他の会社の経験が無いということで、

スーパーの方では管理職ということですが、

どういうお仕事と聞かれているんでしょうか。

 

CL6 

はい、マネージメント全般ですね、役職に関しては主任とか課長ですとか

各店舗にいて、エリアマネージャーも居るのかな、

そういったところの統括の部分ですとか、経営に近いところなので、

今までやってきた経験というか、経営的な知識というところも

手伝って欲しいと社長には言われていますね。 

CC6 

社長の方と具体的に経営的な知識をマネージメントに生かしてほしい、

そのお話を聞いてマツダさんどのように思われましたか。

 

グッドポイント

KA

社長からの期待を含めた環境要因について、「要約」しながら、

CLがどう思っているのかを確認するオープンな問いかけで良いですね。 

 

CL7 

そうですね、お付き合いのある会社だったので、そういう頼りにされる、

そう言って頂けるのは有り難いと思いましたけど。

CC7 

今、マツダさんとしては今までその部分を一筋に

やってこられたということなんですが、

そのことについて社長さんからお話を聞いたときに

どういうお話をされたんでしょうか。

 

「シンプルな応答」

KA

例えば、

「頼りにされる、そう言って頂けるのは有り難いと思ってらっしゃる、

そういった期待についてはどうお感じ(考え)になりますか」などと、

感情への応答を丁寧にしながら「頼り」「有難い」言い換えて質問すると、

CLは期待されていることについて自分はどう考えているのか、

不安な気持ちもあるが本当は自分はどうしたいのかという、

CLの気付いていない真の問題に迫る深掘りが出来てきます。

 

このような技法を使いながら関係構築し、問題を共有する作業が、

後の目標共有(設定)へと繋がっていきますので、

評価区分でいう問題把握の評価にもなるわけですね。

 

相手の言葉を言い換えて聞くだけですから、話の流れの一貫性も保てますし、

関連のある質問で自然に展開していくことが出来ます。

 

こういった質問技法は、CC視点の価値観や思い込みも表出せず、

最大限、CLの意思決定を尊重した応答と言えると思います。

 

そして、CC7

「今、マツダさんとしては今までその部分を一筋にやってこられたということなんですが、そのことについて社長さんからお話を聞いたときにどういうお話をされたんでしょうか。」

この部分を細かく指導すると、

「その部分を一筋にやってこられた」という応答部分の気持ちは分かりますが

そのようにCLは言っていませんからCCの思い込み(少し先読み)ですし、

「社長からお話を聞いたとき~」の件では、

どういうお話をされたという状況ではなく、「どうお感じになられましたか」

などと返すと流れも良かったのではないかと思います。 

 

感情への応答と開かれた質問で問題把握していきます、

問題把握するための「問いかけ」も大切ですね。

 

CL8 

やっぱり長い期間というか、長い間働いてましたんで、

そういう意味では信頼がおけるというか君は信頼できるよと言ってくれていて。

亡くなった社長とも親交のある方だったんで、

私の話を聞いていて真面目に勤務をして長くやって

総務部長もしているという紹介はしてくれてたみたいなんで、

そういう話はしましたけどね。

CC8 

そうなんですね、以前の社長とも親交があられたと。(はい)

そういうお話があったことに関してマツダさんはどのようにお感じですか。

 

CL9 

あ~、社長がそういう話をしてくれたっていうのは、

評価してくれているというか・・・

外でもそういう風に言ってくれているんだなとありがたい嬉しい気持ちです。 

CC9 

う~ん、まあそういう風な嬉しい思いを感じられて、

それに対してはどういう風にやっていこうとか思われることはありますか。

 

「6分経過」

KA

ここまでで序盤の6分程度が経過していますが、労いや承認が少ないですね。

せっかく周りからの評価があるわけですから、前社長からの評価を承認し、

そんなCLの仕事ぶりを労い・尊重しながら、

同僚や部下からはどうだったのか、信頼されていたのか、

家族からも頼りにされてきたんじゃないか等の意図的な「問いかけ」で、

気付きを促すと共に、自己効力感を高める作業をしたいところです。

今まで信頼を得ることが出来てきたんだと、気付かせてあげましょう。

 

CL10 

そうですね、う~ん。社長が期待してくれたというんですか、

そういう風に外でも言ってくれてたんで、頑張らなきゃいけないのかなって。

スーパーの社長もそういう期待を抱いているだろうし、

私の年だと正直、再就職も難しいのだろうと思ったりもしますし、

期待に応えたいとは思うんですけど、

何分やったことがないんで勤めるのは心配ですよね。 

CC10 

以前の社長さんと凄く長い中で、

期待に応えたいという気持ちはお持ちということで。

 

「一般的にはどうなのか考えさせる」

KA

53歳で会社が廃業して再就職が管理職候補は一般的には良い話です。 

ここでは、マツダさんに管理職候補のお話が、どうして素晴らしいのか、

一般論で概念化してあげてから、お伝えしたい場面です。

例えば、

「再就職の条件面などの詳細は存じ上げませんが、

一般的に考えても中高年の再就職は厳しいのが現実です。

そんな中、管理職候補として紹介されているということは、

マツダさんが高い評価を受けている、

今の会社で認められていることの証だと思いますね」

という言語表現にすると、

  1. 再就職条件の詳細を調べる必要性
  2. 中高年の再就職について一般論として概念化
  3. マツダさんを客観的評価をもとに承認する

この3つが同時にできますので、たくさんの気付きを促し、

励ますことも出来ますから、覚えておくと便利です。

これでしたら、CCとしての価値観を全く出さずに、言語的説得として、

マツダさんを勇気づけるきっかけとして展開出来るので良いと思います。

 

CL11 

そうですね、今までもなんとか総務部長をやってきましたし、

せっかく言ってくれているわけですしね。 

CC11 

マツダさんスキル部分ということですけれども、長い年月、

総務部長まで経験されているということで

色々新しいことに今まで直面された時に、今までどういう風に身に付けられ

乗り越えられてきたんでしょうか。  

 

CL12  

そうですね、長くやってきた中で色々な業務をやらせてもらえまして、

最初は製造ですとか、アルバイトからやってきまして、

製造として機械について検査や梱包、出荷をやったりですとか、

10年20年やってくると係長とか、

みんな頑張ってもらうサポートなどやってきましたね。

課長なんかは製造と販売の部門なんかもやりますから

色々やらせてもらって、そういう意味では幅広いことをやってきましたね。 

CC12 

良い経験をされて、頑張ってこられましたね。

その新しい事のスキル面ということでご心配の内容なんですけど、

今仰って頂いた中でやっぱり新しい事があった時に

どういう風に乗り越えられてきたんでしょうか。

 

「トランジション」

KA

承認や労いをしながら、今までの経験や転機の前、

どちらかというと上手くいっていた頃の話を引出すことが出来ています。

シュロスバーグ氏のキャリア・トランジション理論では、

「人は人生における様々な転機や課題を乗り越えることによって

成長するという人生観」と仰っていますので、

どうやって乗り越えてきたのかを点検する事は大切です。

一方で、

「転機で重要なのは、転機をどのように受け取り、

どのように対処していくかである」とも言っており、

これこそ、CLが転機をどのように認知しているのか、

自己・状況・支援・戦略を点検するのが4S点検になりますね。

キャリアの転換とは、社会的・組織的要因によってもたらされるものですから、

自らこれを上手にキャリアマネジメント出来るように支援する視点が重要です。

例えば、

CC11で「今までどういう風に身に付けられ、

乗り越えられてきたんでしょうか。」と聞いた答えがCC12なのですから、

「マツダさんはアルバイトの頃からほとんどの業務、様々な職務

と幅広い業務をこなされて、マネージメントでは従業員のサポートなど、

真面目に頑張ってこられて、乗り越えられて来たんですね。

素晴らしい経験だと思います。

その経験の中で、再就職に生かせそうな点などありませんか」

という感じで前向きな気付きを促すと、自己理解と職業理解を深めて、

CC11CC12の展開にも違いが出てくると思います。 

 

CL13 

周りのサポートとかでしょうかね。アドバイスをもらったりですとか、

今までやってきた経験の中で生かせるものを生かしたりですとか・・・

社長なんかもやっぱりアドバイスくれましたけどね、

そういう風に援助を受けながらというか

情報集めながらやってきたのかなと思いますね。

CC13 

そうなんですね、周りの方からのアドバイスがあるかなと。

 

「10分経過/問題把握(見立て)」

KA

ここで半分の10分が経過しました。

ただ傾聴するのではなく、そろそろ、相談者が気付いていない問題点を

CC視点で見立てていかないといけませんね。

そもそも、そのために「開かれた質問」やら「閉ざされた質問」

意図的に投げかけていることを忘れないで下さい。

ここまでの流れで、CLがどの程度、自己理解・職業理解をしているか、

または、自己・状況をどのように捉え、支援について確認・行動しているか、

そういった客観的な視点で相談者の問題点を見立てて把握しましょう。

例えば、CLは相談やサポート受けられる性格傾向が出ていますが、

支援や情報収集の必要性に気付いていないとCC視点で問題定義すると、

今の状況を前向きに捉えられない認知の歪み(自己効力感の喪失)や、

情報収集不足が問題と見立てられますし、

社長が亡くなっての廃業とはいえ、計画性というか、

中長期的なキャリアプランニング不足も感じます。 

一度まとまった要約をして整理してもいいですし、まだ出てきていない、

第3の悩みが無いかどうか確認することも頭に入れておきましょう。

 

CL14 

そうですね、上司とかのアドバイスとかもらいながら、

注意を受けながらやってきたんじゃないかなと思いますね。

CC14 

この紹介された新しい会社でも、

アドバイスというか新しい業界に行かれるわけで、

そういう面で引き継ぎとか、

研修とかそういった内容というのは聞かれていますか。

 

CL15 

いや、条件面くらいですかね、特に詳しいことは。

取引先なんで行ったことはありますので、

雰囲気とかはなんとなく分かるんですけど、

実際の詳しい業務内容までは把握していないですね。 

CC15  

なるほど、それはこれからということですね。

 

CL16  

そうですね、不安があってなんとなく踏み出せなかったというか

取り組めなかったというのはあるかもしれないですけどね。

CC16 

不安がってまだ取り組めていないというのが現状ということですね。

(そうですね)

取引先で行かれたことはあるということなんですが、

その会社の雰囲気はどう思われてますか。

 

CL17 

スーパーで5店舗位ある会社なんで、

そこそこ忙しそうにしている印象はあります。

社員なんかも150人くらいいるのかな、

そういう組織体系というか、今まで居た会社は30人くらいだったので、

組織としてしっかりしているという印象は受けましたね。

CC17 

なるほど、しっかりした組織で。 

  

CL18 

はい、売り上げもそれなりで、80億ぐらい売上もあるし、

スーパーとしてはまあまあ良い方ですよね。 

CC18 

しっかりとした組織体系のスーパーだっていうことなんですね。

30名の会社から150名になるとか、

売上金額も高く組織体もしっかりしたところ、

大きなところに行かれるというのはマネジメントで

行かれるということに対してどうお感じですか。

 

CL19 

あ~、総務部長のマネジメントとして行くってことですよね。

 社長の紹介で行くということでありがたい反面、

そういう大きい組織でやったことがないので、

そこでの仕事がどれだけ通用するかな~って、

再就職失敗するのも嫌なんで、

そういう不安というのが同時にありますかね。

経験なんかも生かせるのかな・・・そういうのもありますね。

CC19

なるほど、まずご不安に思ってらっしゃる点として、

一つは業界が違うのでスキル面が全く役に立つかどうかがあるっていうことと、

もう一つは組織体が凄く大きなところでも、組織が大きい分、

今までのやり方がどうかなというようなご不安ということでしょうか。

 

CL20 

その2点が今思っているところですかね・・・、まあもう一点、

悩んでいるところが一つあって、廃業は決まったんですけど、

事後処理っていうんですか、そこが少し気にかかってまして。

うちは銘菓もあって製造ラインとか売却するんですよ、

そういう会社としての最終的な処理っていうんですか、

清算が終わっていないのでそこも少し気にはなっているんですよね。。 

CC20 

会社の清算処理をもちろん総務部長だから、

中心になってやらないといけないということですよね。 

 

約15分経過

KA

面談も終盤に差し掛かってきまして、

CLがもう一つ気になる点を吐露してきました。

まだ目標の共有が出来ていませんので、ここからは目標と、

方策までのコミットメントをどのようにしていくか、

システマティックアプローチでコントロールししていきます。

ここまでの流れであれば、まずは第3の選択肢を数分傾聴し、

深掘りした後に他の2つの問題と比較検討します。

その中でいずれか重要なものを問題として把握・共有するのですが、

どれも同じくらいとCLが言うパターンが多いです。

そうなった時には意思決定支援のプロセスが重要になりますので、

どういう流れでどのようにCLの意思決定支援を導くか習得しましょう。

またはマジックワード「ここまで・・・」を使って下さい。

目標が共有できれば方策のコミットメントまでもうすぐです。

 

CL21 

はい、社長の奥さんとか幹部連中が居るんですけど、

社長の息子さん2人、それぞれ意見が食い違っていて軋轢というか・・・、

最後はまとめてきれいに処理したいなと思っているので

気掛かりではあるんです。

CC21 

意見が食い違ってということで、凄くお悩みということなんですけど、

詳しくお伺いできますか。

 

CL22 

はい、いくつか買い取りを希望しているところがあるんですよ。

それが社長の奥さんと息子さんの方で、金額面や関係性というんですか、

取引してきた長さとか、こっちの会社がいいんじゃないかとか、

そういう事後処理で揉めているんですよね。

会社の売却額なんかは結構大きい額なんで、

息子さんなんかは他の就職先は役員待遇で決まっていて、

取引先のメーカーさんなんかに行くんですけど。

財産分与というか会社の価値というか、

そういう仲裁役みたいになっている状況なんです。

CC22 

そうなんですね、もう清算するということは決まったことなんですよね。

(はい)

それの引継ぎ先でということですよね。

それはどういう段取りで、期限はいつまでですか。

 

「良い面、悪い面」

KA

ここでは良し悪しがハッキリ出ていますので説明します。

まずは良い面ですが、「期限はいつまで(時間軸)」の問いかけは、

4S点検(物理的支援)の確認作業ですからOKです。

悪い点は、「どういう段取り」の問いかけは、

時間がないこの状況ではあまり意味がありません。

段取りを知ったところで我々にはどうすることも出来ませんし、

段取りを聞くこと自体がCLの視点と同化しつつあります。

こういう状況では例えば、

「幹部とマツダさん以外に相談出来る方や相談機関は無いのですか」とか、

「事後処理の専門分野の方などお知り合いに居ませんか」等の問いかけで、

一人で抱え込まないように、また、その処理に介入する必要性がどの程度か

気付かせるくらいのアプローチをしないと収拾がつかないと思います。

事後処理がどうしても気になるなら、問題の優先順位を上げて目標共有し、

第3者の弁護士や顧問税理士、地元の商工会などの支援を得るなど、

気付きを与えてから、情報収集や援助を求める方策で良いと思います。

 

CL23 

3月末なんで出来れば早い方がいいですかね。

先方さんのそれぞれの都合もありますし、

待ってくれてるところもありますし、

早い方が助かるというところもあるので。

1,2か月を目途に事後処理は終えたいですよね。

私も再就職のことを考えなくてはいけませんし。

CC23 

事後清算のこともあるということですね。

 肝心のマツダさんは再就職の返事はいつまでにしなきゃいけないんですか。

 

CL24 

私の方は4月初めに来て欲しいと言われているので、3月・・・

1か月前までには返事をしなきゃいけないですね。

CC24 

ということは3月早々ということですね。 (はい)

そうですか、もう2月はいってますのであと半月・・・。

マツダさんが3月早々に返事をするにあたって、

どういうところが一番強くお感じですか。

 

CL25 

はあ~、返事か・・・。

さっき言った事後処理のところと、

不安なところですかね・・・スキル面というか。

CC25 

その返事はもし断ったらという風なことは何か考えてらっしゃるんですか。

 

「環境要因への配慮」

KA

CL25のように、こういう煮え切らない応答の場合は、例えば、

「事後処理がなかったとしたら不安は軽減されますか」とか、

「スキル面の不安が無ければ再就職を前向きに考えられそうですか」等、

環境要因や阻害要因を取り除く意図的な問いかけをすると、

CLが本当はどうしたいのかを気付かせることに繋がり、

自己変容を導き、意思決定を支援するプロセスの一つになります。 

 

CL26

いや、そこまで今考えてないですね。

断ったとしたら自分で就職先を探さないといけませんので、

そうすると私はここに入る前もあんまり就活もしていないので、

そういう段取りもハローワーク行くくらいしか

思い浮かばないですけど・・・。

退職金をもらって、そこで決まらなければ

雇用保険をもらいながらやりますかね。 

 

「意思決定支援のアドバイス」

KA

例えば、目標設立に向けて「気持ちの整理をつける」を目標にする場合、

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、感情に焦点を当てるだけでなく、

過去の経験や職務の棚卸をして自己理解や職業理解を促進して整理する方法や、

もう一度、一緒に再就職などのキャリアプランニングを整理して、

中長期的な視点でキャリアビジョンを検討する方法もあります。

また、今回の再就職という課題に直面したことで、

自己効力感の喪失している状況では、成功体験 、

代理体験、言語的説得で自己効力感を高める必要があるわけですから、 

同僚の再就職、会社外の人脈や似たような境遇の友人からの情報収集、

客観的なアドバイスをもらうことで、意思決定を急ぐよりは、

冷静に判断できる状態にするという目標設定もアリだと思います。  

 

ピピピピピ・・・。

 

ここで時間切れとなりました。

 

ここから、口頭試問です。

 

口頭試問

ここから口頭試問のロールプレイです。 

 

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

確認ポイント(以下KA)

 

SIK1 

この相談者の相談したい問題点とは何でしたか。 

CC1 

マツダさんの抱えている問題点は、

今の和菓子会社の社長さんが、急にお亡くなりになって

3月末で会社を畳むという訴えで、ご本人は総務部長として

従業員の就職ももちろんお世話されたんですけど、

ご本人自体も紹介された新しい会社が決まっているんだけども、

そこでの向かって行く不安というのが大きいことに関して、

会社の清算処理というのも色々と軋轢があって悩んでいるということが、

ご本人の考えている問題点だと思いました。

 

「一貫性と非言語的スキル」 

KA

ここは主訴ですね、論述試験でいうと(1)に該当します。

私は冒頭でCLが言う主訴(初期設定)を要約して、

CLに必ず伝え返して下さいと教えます。

CLが何の相談に来たのか自己理解できるように要約して伝え返す意味と、

自分が覚えておいて最後の口頭試問できちんと言えるようにする意味があります。

概ね要約出来て、CL視点での問題把握が出来ています。

 

SIK2

では、キャリアコンサルタントとして考える相談者の問題点は何ですか。 

CC2

はい、わたくしの考えているマツダさんの問題点は、

まず和菓子会社一筋に頑張ってこられて、

そこの会社しか知らないということで、

ご自分の今まで頑張って来られた強みだとかスキル、

それから価値観というのを今、

急なことで新しいところへ向かって行くということで、

不安材料が多く自己効力感が下がっていて、

自己理解、自分の強みを見失っているとお見受けした点です。

それと職業理解についても、

新しいスーパーについて会社の取引先ではあるけども、

新しいことにスキル的に不安だとか、大きな組織に不安だとか、

自己効力感が下がっているので、そこの業界・会社のことを

知ろうという前向きな意思に欠けていて、

そこの部分の職業理解不足も若干お見受けできます。 

 

「CC視点の問題把握」

KA

ここは我々CCの見立て、問題把握力、論述試験(2)に該当します。

どうしてCLは相談に来たのか、何を一番不安に感じていて、

何を一番やりたいのか、いわゆる4S点検(リソース)

整理出来ない状態にあり、どうして行動を起こせないのかが答えになります。

※答え方はキャリコン義塾テキストⅠとⅡを参照 

 

SIK3

今のロールプレイで良かったところ、

悪かったところを言ってください。 

CC3

はい、まず、社長さんが逝去されたという不幸な事態に遭われて

今まで一筋に頑張って来られた会社がなくなってしまうということで、

全く新しい新天地に向かわないといけない、

それも人生初めての経験であるということで、

それに対する大きな不安と心配な気持ちがお聞き出来て

寄り添えた点が出来た点だと思います。

出来なかった点としては、不安な点は色々お伺いできたんですが、

ご本人がそれをどうしたらという風に、

気付きに繋がるような前向きなところに向かって行くような

入り口までご本人が行けなかった、そこに一緒に行けなかったという点が

至らなかったというふうに思っています。

 

「自己評価」

KA 

システマティックアプローチをさかのぼって確認します。

方策のコミットメントが出来ていない→ 方策→

コミットメント→目標設立→問題評価という順に逆算して、

どこが出来ていなかったというのを構成的に振り返るといいでしょう。

例えば、具体的な方策まで詰められなかったということは、

目標合意や問題把握がコミットメントされていないことや、

カウンセリング技法や理論を有効に使えず問題定義が出来なかったことに

真の原因があるのかもしれません。

※キャリコン義塾テキストⅠ・Ⅱを参照

 

まとめるのが苦手な方は、シンプルに言ってもいいかもしれませんね、

「主体的な意思決定を導くような問いかけの工夫が出来なかった」

「相談者のこの気持ちについてもう少し聞ければ良かった」

「ご家族とのコミュニケーションについても聞ければ良かった」とか。

こういった客観的な評価が明確化されることで、

試験官の評価も良くなると思います。    

今回であれば出来なかった点については、

「気付きに繋がるような前向きなところに向かって行くような」

支援が出来なかったのは何故なのか、客観的に評価するということです。

これが分からないと、自分に何が足りないのか、

改善すれば良いのかが分かりません。

 

SIK4

はい、では悪かったところについて今後はどんな勉強をしていきたいです。

CC4

まずお悩みの点は3つ言って頂いたので、それを具体的にということで、

新しい業界への不安だったら、それを今後どう調べて行くかだとか、

あるいは不安な部分を向こうにいらっしゃる上司の方とか社長さんとかに、

事前にお話し頂く機会を持って頂くだとか。

そういう風なことで、向こうの会社の方とコミュニケーションの場を取って

その会社を知る、その業界を知る、自分の仕事の中身を具体的に知る、

それからそれについてどういうサポートをしてくれるか、

研修がどういう段取りであるかを知っていくことで

不安材料を解決していくというようなことを一緒に、

コミュニケーションの場をいつ設定するかという風なことを決めて

そこで何を聞くかということを一つ一つ一緒に考えて

支援していくというようなことをやっていきたいと思っています。

 

「言語追跡」

KA

改善点について聞かれているのですが、

次回の相談支援で支援したい内容になってますかね。

ここでは、CCとして出来なかった、今後の改善すべき点を

どのように自己研鑽するのかを問われている問題になります。

ロールプレイは本当に疲れるのですが、もう一息ですから、

しっかり言語追跡して質問内容に合った応答をしましょう。

 

SIK5

では、相談者との関係構築はうまく出来たと思いますか。

CC5

はい、全く和菓子会社しか知らない方が、

その年齢になって急な事態から新天地に向かわざるを得なくなったという

物凄い強力な漠とした不安な事態に立たれて、

そういうことをお話し頂いて寄り添えたかなということで

60点くらい出来たかなと思っております。

 

「自己変容」

KA

我々キャリアコンサルタントは相談者の自己変容を導く関わり方、

すなわち関係構築が出来ないといけません。

自己変容とは自らが変わろうとすることですから、

相談に来た時と帰る時では、何がどのように変わったのか、

具体的な感情表現やフレーズなど事例に即した内容で答えると良いです。

例えば、

「最初は口数も少なくうつむき加減でしたが、マツダさんの口から、

 頑張らなきゃいけない、スーパーの社長の期待に応えたいなど、

 少しずつ気持ちや感情を表現してくれるようになりました」

という感じで答えると良いと思います。 

 

SIK6

以上で質問を終わります。

CC6

どうもありがとうございました。  

 

おわりに

【第19回キャリコン2級技能検定/ 仮想ロールプレイケース4】

 ver.2のまとめです。

 

実際のロールプレイを基に、

キャリアカウンセリングのスキルをご紹介しました。  

キャリアコンサルティング・カウンセリング方法は無限にあるので、

正しいか正しくないかではありませんが、

 

試験やコミュニケーションに必要なノウハウと

アドバイスを簡単にご説明しました。

 

たぶんキャリアコンサルティングを知らない方も、ああ~なるほど、

確かにそうかも!と感じた方もいるかもしれません。

 

実際にマネジメントされている方々も一つでもスキルを覚えておくと、

部下の相談、人事面談や目標管理等で役立つと思います。

本当にやりたいことが出来れば仕事の成果やモチベーションは上がり、

中長期的なキャリアパスが描けますから、

段階的な目標も設定しやすいです。

 

私が以前に指導した人材派遣会社の取締役の方も、

キャリアコンサルティングはビジネスでも役立つので

これから取得、奨励したいんだと真面目に仰っていました。

 

相手の真意を引き出して心をスッキリさせることが出来れば、

非指示的に導くという高度なコミュニケーションが可能となります。

 

「そんなの難しいよ!」

「うちの会社ではそんなの無理!」

これも思い込みや環境要因の一つかもしれません、気を付けましょう。

 

こういうスキルを身に着けたい人事・採用担当者、管理者の方からの

応募や、資格取得に向けた研修依頼もお待ちしています。

※依頼がございましたら御見積作ります。

 

きちんとしたテキストがありますので、

パワーポイントなど無くてもすぐに出来ますよ

 

単純に聞き上手になりたい方には役立つので、

良いかもしれません(`・ω・´)ゞ

 

それにしても文章に起こして逐語録としてまとめると面白いですね。

どこがどのように出来ていないのか、

物凄く分かりやすくて私自身も勉強になりました。

 

こういう知識やスキルを世の中に役立てるチャンスが欲しいものです。

よーし!まずはそういった未来に向けて頑張ります!!

 

こういったきめ細かい指導を受けてみたい方は下記の応募フォームへ!

お問い合わせお待ちしております!

もちろん、自分が本当はどうしたいのか分からない方、客観的に知りたい方、

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本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると大変嬉しいです。  

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