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ハインリッヒの法則を逆思考!徳望が高いリーダーに必要な孔子の5つの言葉

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。

 

前回は見龍の続編のお話をさせて頂きまして、

  1. 誰から何を学ぶのか?
  2. ものごとの「基と型」は「世阿弥の奥義」
  3. 人生は何度だってやり直せる
  4. 「当たり前」が出来る大人を見習う
  5. モデリング心理学に学び実践する 

www.careerlife.jp

この5つについて実際の経験談と、

冗談を交えながらポイントをお話しました。  

 

今回は「君子、終日乾乾す」というお話です。

 

実は易経の龍の物語は6段階(六龍になってまして、

現在、第三段階で中盤に差し掛かってきたところです。

 

潜龍見龍の次の第三段階になります。

 

ちなみに今回は〇龍という呼称ではなく、

ここでは龍を「君子」に置き換えて龍=君子で説明して行きます。

皆さんは君子論って聞いたことありませんか?

 

一般的な君子論はここから紐解かれたと言われています。

 

さて、見龍として大人に見習い、繰り返し基本をまねていくうちに、

やがて「基と型」を習得しましたね。

 

ここでは遂に、マスターした基本と型に動きが加わっていきます

 

基本から、応用へと変化し、

重ねてきた練習の量が質に転換していく時です。

 

今までの積み重ねが貴方のオリジナリティや技術として、

現れてくる段階です。   

 

日々の反省が仕事や人間の質を高めていく

「君子終日乾乾し、夕べに惕若(できじゃく)たり。あやうけれども咎なし」

 

簡単に要約しますと、朝から晩まで繰り返し努力して、

夜、独りになったときに、一日をおそるおそる省みる・・・、

そうすれば、危うい時だけど、ミスはあんまり無いよと言っています。

 

「終日乾乾す」とは、一生懸命汗をかきながら、

日々の実践をしていくこと、努力して同じことを繰り返すことです。

 

「夕べに惕若たり」の惕若とは「恐れるよう」にという意味です。

 

人の目から離れたところで、自分で自分を省みて、

律することを覚えるように諭しています。

 

中庸にも「慎独」という言葉がありますが、

易経でも独りを慎む時であると説いています。

中国の古典『大学』『中庸』などにみえる儒家の実践命題。人のいないところでも身を慎み,人倫の道を守っていくことをいう。宋学の「居敬」にもつながるものであるが,特に明末の陽明学者劉宗周は,当時の士大夫層に必要な個人修養の徳目として強調した。

引用元:慎独(しんどく)とは - コトバンク

 

誰にも見えず、知られることのない、独りの時の行動や、

心の中の在りようを慎むのが大切というわけですね。

 

人間というのは、独りの時、周りに誰もいないときに、

本質が現れやすく、慎独の時にどんな振る舞いをするかで

人間性に大きな差が出るのではないでしょうか。

 

誰も見ていないからとゴミをポイ捨てしたり、

行儀の悪い姿勢で鼻くそをホジホジしながらテレビを観たり、 

周りからジーっと見られていても恥ずかしくないような行動や思考性が、

素晴らしい人格形成や人間性を育むのかもしれません。

 

誰かに見られているという意識

なんか難しいと思われるかもしれませんが、

家の中で例えるなら、ゴミが落ちていたら拾いますし、

汚れていたら掃除もします。

 

散らかっていれば片づけますし、食器が流しにあれば洗います。

 

洗濯が終われば干して、乾いたら取り込んでたたみます。

 

まずはそういう当たり前のやるべきことを繰り返し何度もやって、

無心でオートマチックに動けるようになれば、

自然といつなんどき誰に見られても恥ずかしくないような

振る舞いになるのではないでしょうか。

 

「なんで俺がやるの」とか「面倒くさい」と思う心を毎日省みて、

少しずつコツコツと自分を律することで、

君子と呼ぶにふさわしい人間になっていく気がします。

 

そして、日中は思い切り積極的に行動して、

1日の仕事をやり終えて、夜、独りになったときにその日を振り返り、

「自分のとった行動は本当に良かったのか、

もっといい方法はなかったか」

と細心に反省するのです。

 

省みることを習慣化すると失敗が減る

龍の第三段階で最も大切なことは、一日を省みる、

反省を習慣化することです。

 

とはいえ、あまり長い時間、細かいことを考えすぎると

意気消沈して凹んでしまいますから(笑)

短い時間でもいいので客観的に省みましょう。

 

15~30分程でいいと思います。

 

手帳を見ながら、今日あったこと思い返すだけでも

他の従業員との差別化が図れると思います。

 

「あやうけれど咎なし」

 

とあるように 、省みることを怠らなければ、

危うい立場ではあるが、大きな失敗はしません。

 

なぜ、ここまで省みることが大切かと言うと、

第三段階では自分で考え行動し始める時期だからなのです。

 

マンネリ化と失敗することの意義

基本的なことは出来ても、ちょっとしたトラブルや変化で

出来ていたことが出来なくなったり、

基本が出来るようになるとマンネリ化に陥ります。

 

興味や新鮮さが薄れ、注意力や向上心もなくなってきます。

 

多少の工夫を覚えて基本から離れていくのもこの時期です。

 

いずれにしてもマスターした「基と型」型くずれが起きますので、

そうすると、ミスや失敗が起きていきますよね・・・。

 

どうしたらいいと思います?

 

・・・・・、

 

実はこのままでいいんです(*´▽`*)

 

このミスや失敗がオリジナリティを育むんですね~。

 

「失敗に学ぶ」ことを通して、ミスと改善、

原因究明や試行錯誤をしていくうちに、

対処法を一つ一つ覚えて問題に対応する力がついていきます。 

トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術

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しかも、今まで意味も分からず真似ていたことも

腑に落ちて理解できるようになります。

 

「乾乾す」は高揚感、充実感を持って進むという意味です。

 

一見、毎日が変化のない日々に感じても、一日を省みることができれば、

違いや工夫を発見することもできて力の付き方も変わってくることでしょう。

 

ただ、気を付けて下さい。

 

この時期は多少の応用を覚えて、

些細なミスをごまかすことが可能になってきます。

 

こういう小さなミス程度の「型くずれ」が積み重なると、

恐ろしいことに大企業でさえ破綻します。

 

ハインリッヒの法則を逆に利用する

これはハインリッヒの法則 - Wikipediaでも言ってますよね。

工場で発生した1件の重大な災害が起こる背後には、

29件のヒヤッとした軽い事故があり、更にその背後には、

300件の小さなミスがあるという有名な事故の統計ですね。

 

ということは、型くずれを逆に応用するというか逆算すれば・・・、

 

300個小さな努力を積み重ねた先には、

29個中位の目標や成果があり、

1個大きな夢を実現できるということでもあると思うのです。 

爆笑問題のハインリッヒの法則―世の中すべて300対29対1の法則で動いている (祥伝社黄金文庫)

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惕若とは恐れるが如く、失敗した時だけなく、順調にことが進んでも、

もっと良い方法はないか、もっといい仕事ができたのではないかと省みて、

自分の仕事を研磨して質を磨き上げていきたいものです。  

 

さて、第3段階の「君子終日乾乾す」は、

色々な意味で節目にあたります。

 

武芸やスポーツでいえば初級から中級、技術で言えばアマチュアからプロ、

専門家へと成長していく変わり目です。

 

よってプロの厳しさを身をもって知る時でしょう。

 

プロとアマチュアの違いが分かりますか? 

 

プロの本質は、お金が取れるか否かではなく、

質の持続と向上が出来るか否かであると

易経で有名な竹村先生はおっしゃっています。 

リーダーのための「易経」の読み方

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プロは一定の成果を上げ、社会に役立つ仕事を継続すること、

また、質の高い技術を提供し続けることです。

 

我々も5段階目の龍「飛龍」になった時、悠々と空を飛び、

ものごとを俯瞰して適切な判断ができるように、

しかも空を翔け続ける持久力がなければ、ほんの短い跳躍で終わるか、

あるとき急激に失速してしまいます。

 

日々、志した「質」の向上を目指して、

自分がなし得る限りを尽くした仕事をしたいものです。

 

また、「偽りない心と言葉」という一節があるのですが、

上司やマネジメントする立場の人間は心得ておくべきことです。

 

自分の感じたことを、生きた言葉で、

どう適切に表すか、伝えるかという工夫について書かれています。

 

言葉を修めることで、

仕事の経験や信頼を蓄えていくことが出来ます。

 

特に国のリーダーである政治家の演説は、大衆に分かりやすく、

政策の目的や自分の真意を簡明、平明に語れなくてはなりませんよね。

 

内容が無く熱意を表す言葉だけが巧みな演説では、

言葉を修めたとは言えません。

 

そういう視点で、政治家を見て、 

どのに政治を託すか、考えてみても面白いかもしれません。

 

不祥事続きの政治の責任は我々にもあり、ツケを払うのも我々です。

政治に携わる人間が、君子終日乾乾のリーダーかどうか見龍しましょう。

 

孔子の政治論「五徳」をリーダー論に生かす!

弟子の子張が孔子に、

どのような行為が仁なのでしょうかと尋ねました。

 

孔子 「5つの徳を政治に生かすことが出来れば、まず仁と言っていい」

子張 「その5つの徳と言われますのは?」

 

孔子

慎重寛大誠実勤勉5つだ。

  1. 慎重であれば人から軽視されることは無い。
  2. 寛大な者には人望が集まる。
  3. 誠実な者はきっと信頼される。
  4. 勤勉ならば実績は当然上がる。
  5. 慈愛を持って接すれば人は喜んでついてくる。

 

リーダーを志す者は、

この五つの徳を胸に刻んで頂きたいと思います。 

超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ (知的生きかた文庫 た 66-4)

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おわりに

ハインリッヒの法則を逆行!

徳望が高いリーダーに必要な孔子の5つの言葉!のまとめです。

  1. 日々の反省が仕事や人間の質を高めていく
  2. 孔子の政治論「五徳」をリーダー論に生かす!

三段階目の龍は未だトップではありませんが、上司と部下に挟まれ、

経営側と現場の均衡を取りながら、業務の進行の責任を担う、

中間管理職のような立場と言えます。

 

とても大変で辛い立場かもしれません。

 

そんな日々だからこそ「君子、終日乾乾す」

日々業務に励み、自分の出来る限りの言葉と行動で応対をして、

その道のプロフェッショナルとしてベストを尽くしましょう。

 

必ず、あなたのライフキャリアは輝きます。

 

さて、次回は「君子、終日乾乾す」 を実践したことで、

どんなトラブルにも対応できる創意工夫や独自の技術、

オリジナリティが現れてくる躍龍の時代です。

 

十分な実力を備えてはいますが、

誰しもが志を達成できるかどうかは実力だけではありません。

 

易経でいう躍龍は、最後の仕上げの一歩手前であり、

次の飛龍で自由自在に空を翔けるために、

実力や才能に加えて「時」を、つまり好機を捉える方法を学べます。

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

易経に関する過去記事です、良かったら読んでみて下さい。   

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