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【コミュニケーションスキル】意見の使い方と事実関係の違いを区別する方法

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はじめに 

名もなきキャリコンこと敬天愛人です。 

 

さて、いきなりですが、

「この上にある写真、どう思いますか?」と聞かれた答えを、

意見と事実で分けるとこうなります。

 

意見:可愛らしい女性だと思います。

事実:窓の外を見ている人がいます。 

 

こんな感じで、今回はコミュニケーションに役立つ、

事実と意見の違いについて紹介したいと思います。

 

事実と意見の定義

みなさんは事実と意見の違いを説明できますか?

 

事実(じじつ)とは

「事実」とは、誰でも経験できる

(見たり、聞いたり、触ったり、知ったりできる)物事です。

 

事実は、(科学的な・厳密な)調査や実験によって確認できます。

 

そのため、事実は、正しい(本当)か間違い(ウソ)かのどちらか、

「この人参は50円です」は事実ですよね。

 

人参が50円だというのは、誰でも経験できることなので。 

 

 

事実を記述する文の基本的な形は、『……である。』という形になるのですが、

詳しくはこちらに掲載されていますのでご確認下さい。

リンク先:事実と意見

 

意見(いけん)とは

「意見」とは、自分の判断や自分の考えのことです。

 

意見は、個人的なものであり、

調査や実験によって確認できないものもあります。

 

そのため、意見は、正しいか正しくないか

決められないこともあるわけです。

 

「この人参は安いです。」は、意見を記した文です。 

 

 

意見を記す文の基本的な形は、『……と考える。』という形になります。

 

つまり、「この人参は安いです。」という文は、

「『この人参は安いです』と考える。」という形になるのですが、

詳しくはこちらに掲載されていますので見て下さい。

リンク先:事実と意見

 

事実と意見の区別は無意味なの?

情報を検索している時に、事実と意見の区別について

興味深い意見がありましたのでサイトをご紹介します。

masudanoriko.hatenablog.com

ちょっと学術的な専門分野の話なので難しいのですが、面白かったです。

※サイトの管理者様、リンクがご迷惑でしたら削除しますのでご連絡下さい。

 

倫理的な文章を書く時という視点で、

事実と意見の区別する重要性について教えてくれています。 

「事実」を表す文かどうかは、内容ではなく確かめられる形で書いてあるかどうかで判断します。この、確かめられる形で記録することが、論理的な文章を書くために重要なことなのです。間違っていることが確かめられれば、正確に書き直すことができるからです。

引用元:事実と意見の区別は無意味なのか - 文章表現の授業です

  

まとめ

意見と事実の違いを知ることはビジネスでも大きな違いとなります。

 

例えば、

「この目標は誰が見ても明らかに低すぎる数値目標です、

数字に根拠がありません。別のシミュレーションで再検討してみて下さい」f:id:career-life:20170720182937j:plain

と言われたとします。

 

なんかもっともな気がします。

 

が、その方の個人的な判断と主観に過ぎないただの意見で、

この発言自体に何の根拠もありません。

 

よくよく考えると、誰からどう見たら低すぎるのか、

別のシミュレーションでやればどのように正解が出るのか、

わけわからないですし、そもそも根拠がないですよね。

 

仕事ができると言われてる人にこういうことを言われると、

信じてしまうと思いませんか?

 

これって結構怖いことだと思いますよ。

 

「サービス残業なんて当たり前だ、

みんな昔からそうやって仕事を覚えてきたんだ」f:id:career-life:20170720182559j:plain

とかも危ないかもしれません。

 

私の会社員時代に実際にあった話ですが、

非常に優秀で頭の切れると思われている社員がいました。

 

これがいかにも事実な感じで意見を言うものですから、

みんなその方が言っていることが正しいと思い込んでいました。

 

その方は完璧主義で仕事ができると誰もが知っているので、

それを逆手にとって、実は自分に都合の悪いことから

逃げていたという背景があるのです。

 

相手に根拠あるの?と先に投げかけて、

いかにも自分には根拠があるかのように装い、

自分の無根拠には立ち入れないように防御します。

 

そりゃ~余計に完璧そうに見えますよね。

まあ、それ自体がそういう方の生きる道でもあるわけですけど。

 

ただこれを冷静に受け流して言い返せる人は、

そうは居ませんので有効な手段とも言えます。

 

しかし、組織の意思決定を個人の意見で決めるなど

リスクが大きすぎると思いませんか?

 

リスクマネジメントの観点からも危険な思想ですし、

公平無私のコミュニケーションとは言えません。

 

そこで、

この話を基に、意見と事実の違いをみんなの前で説明したところ、

今までその方の言いなりだった社員が意見と事実を区別できるようになり、

事実と違うと思うことに違うと言えるようになったのです。

 

「あの人が間違ったことを言うという考え方もあるんですね」

と、真顔で言っていました(苦笑)

 

この発言した社員も、とても優秀なのですが・・・。

思い込みというか、認知の歪みとは恐ろしいものだなと実感します。

 

このように、

いかにも事実に聞こえるような話も、根拠や背景要因、

相手の本当の意図することを掴まないと踊らされることになりかねません。

 

あなた自身が正しい意思決定をするためにも、

事実と意見をしっかり見極めて

良い選択をして頂きたいと思います。 

ネット上には不必要に不安や恐怖を煽ったり、論理的には有り得ないことをもっともらしく述べたりする酷い文章が溢れています。こういった文章を見ても、「事実」と「意見」の区別を学ぶことがいかに重要なのかがわかります。

引用元:事実と意見の区別は無意味なのか - 文章表現の授業です

この先生の仰る通りだと思います。 

 

本日もお忙しいところ、

お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

 

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