はじめに
皆様お元気ですか、名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。
国家資格キャリアコンサルティング技能士2級検定論述試験の解答例シリーズ!!
今回は・・・、平成26年度後期12月実施の第13回試験です!
ここでは一般的な解答例ではなく、キャリア理論を駆使した、キャリアコンサルティングの現場で実践できるスキル習得と、合格基準の60点ではなく、70点を超える解答が書けるようになることをモットーに情報提供していきたいと考えています。
どのように書けばいいのか分からない初受験の方を含め、何回か受けてみたものの、あと5点足りない方などにおすすめのメソッドをご紹介していければと思います。
是非、参考にして下さい。
問題「逐語録」を読み、以下の問いに答えなさい。
リンク先:キャリアコンサルティング技能検定HP
第13回キャリアコンサルティング技能検定2級論述試験
解答用紙の設問ごとに記述すること。
【解答】
問1
相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。(20点)
ここでは問題文の中からCLの相談したい内容をどのように抜粋していくかがポイントになります。
※下の記事が参考になります。
解答例
CLは4月の人事異動で総務部門に移ったことで、
あらためて経理という分野が好きなんだと自覚し、
総務の仕事は自分には向いていないのではないかと不安に感じている。
この続きは2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座のテキストで!
問2
キャリアコンサルタントとしてあなたが考える、相談者の「問題」は何かを記述せよ。(20点)
ここではCCとしてクライエントの「問題」を見立てなくてはなりません。
見立てるということはCLの主訴(問1の答え)から推測した裏の主訴(問2の答え)を
いかに導き出すかがポイントであり、我々プロのCCは学科で鍛えたキャリア理論をきちんと駆使して答えを出す必要があります。
※下の過去記事が参考になります。
解答例
CLは4月の人事異動で総務部門に移ったことがトランジションとなり、
総務の仕事は自分には向いていないのでは、
この続きは2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座のテキストで!
問3
あなたは、上記2つの「問題」を合わせ、相談者を援助するために、
①どこに目標をおいて、
②どういうことを実施したいか、
あなたの具体的な方策を記述せよ。(60点)
(1) 目標
無理がなく、行動可能な設定をしましょう。
高すぎる目標は現実的でなくなってしまいます。
CLが主体的な意思決定ができるように、気づきを与える状況を一緒に作っていくことがポイントです。
※下の過去記事が参考になります。
解答例
転職してしまっていいのか、転職できるのだろうか悩んでいるため、
主体的に意思決定できるように転職のメリット・デメリットを比較し・・・
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(2) 実施(方策・戦略)
※(2)の実施では、問題文の言葉を引用し、事例に即して記述することでCLに迫った内容にします。
下の過去記事を参考にして下さい。
解答例
- 経理部での実績を褒め、経理が好きな気持ちを受容・共感しラポールを形成
- 経理としてどうなりたいのか長期的なキャリアプランを聞き自己理解を促す
- 「総務の仕事は向いていない」認知の歪みを確認し気付きを与える
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第13回論述試験の解答例まとめ
論述試験の模範解答はいかがでしたか?
押さえなくてはいけないポイントは決まっています。
キャリアの専門家のプロとして、キャリア理論と専門用語でアピール
しましょう。
論述試験は誤字脱字という基本的な部分も見直してください、ケース記録を書くつもりで内容だけでなく見栄えも意識しましょう。
※普通に減点されると思ってください、59点とかの方は要注意。
方策は端的に箇条書きで数を書いて勝負しましょう。
自分が答案の記入欄に何文字書けるのか試して、どのようにすれば10個くらい書けるのかイメージすることも大切です。
実際に、私は第17回試験で10個以上方策を書きました。
こちらの過去記事を参考にして下さい。
また、実際のキャリアコンサルティングでも60分という時間があれば、このくらいの方策を提案・実行へのサポートをしなければお金を頂いてはいけないような気がします。
論述試験であろうとキャリアコンサルティングです、CLのために尽くす気持ちで、アクションプランを起こせるように、たくさんの方策を提案しましょう。
以上でまとめを終わります。
これはあくまで私のノウハウに基づいた主観的な解答です(*´ω`*)
更に良い答案が書けるように、この解答を疑ってかかってもらって、今よりもっと素晴らしいキャリアコンサルティング技能士になるための糧になれば幸いです。
本日もお忙しいところ、お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
こちらの過去記事で試験対策と、結果の振り返りを行っています。
受験資格は実務経験だけの私がどのように合格したのかという方法論と、
総勉強時間、使った参考書などの勉強方法をまとめて紹介していますし、問題集を何回転勉強したのかまで詳細に分析していますので、リアルな生の声というか、面白く読み応えのある内容になっており、参考になるかもしれません。
宜しければ読んで役立てて下さい。