はじめに
名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
以前、トヨタの「働き方改革」について記事にしたところ、
関心度も高いのか、たくさんの反響を頂きました↓
日本の働き方改革を担う先方はトヨタ自動車と思っていましたが、
リサーチしたところ・・・、
まだまだ働き方改革を推進している素晴らしい企業・取り組みがあります!
そんな日本の働き方を変えようとしている、働き方改革推進企業を厳選し、
お届けしますので、是非、ご覧頂きたいと思います。
さて、今回は「日本マイクロソフト」の働き方改革です。
特徴や取り組み内容だけでなく、
自分の働く企業に照らし合わせながら見て頂けると、
有意義な時間が過ごしてもらえると思います。
では、
我が社も見習いたい働き方改革5つのムーブメント
【日本マイクロソフト編】
行ってみましょ~う!!
「日本マイクロソフトの働き方改革」
日本マイクロソフトでは働き方改革ムーブメントと銘打って、
自社の取り組みだけでなく、様々な企業・団体とも協力し、
継続的に「働き方改革」の活性化を図っています。
働き方改革 ムーブメント - Microsoft for business
うーむ、こういう周りを巻き込んだ、
しかも企業の垣根を超えた取り組みは凄いですね。
起業だけでなく、政府や役人とも意見交換しながら推進しており、
かなり理想的な組織開発、改革の進め方なのではないでしょうか。
正直、内容も幅広く深いためどう伝えようか迷ったのですが、
キャリアコンサルタントとしては人事を主眼においた取り組み、
社員制度と環境についてご紹介したいと思います。
まず、最初に素晴らしいと思ったのはコンセプトが明確なことです。
「すべての垣根を取り払い、
一人ひとりがいきいきと働ける環境を」
マイクロソフトのダイバーシティにおいて社員制度と環境に目をやると
この言葉がすぐに飛び込んできます。
私はこういったアイ・キャッチ・コピー、
表現方法がいかにもダイバーシティらしくて好きです(笑)
続いて、すべての人が生き生きと働けるように、
将来のキャリアビジョンに向かって、
自己実現と成長のために活用して欲しいと記載されています。
自分にあった働き方を選ぶ
- テレワーク制度
- 短時間勤務制度
- 快適なインフラ
テレワークでは最大週5日の利用、
フレックス制度のコアタイム廃止を実施しています。
短時間勤務制度では1日3時間まで勤務時間を削減できるそうですから、
超驚きです!
どうやって業務分担やタスク管理をしているのでしょうか。
普通に知りたいです。
健康に働き続ける
- 超過勤務の削減
- 健康セミナー
- 健康イベント
- ヘルスケアルーム
- メディカルルーム
- カウンセリング
働く上で一番大切なのは心と体です。
充実した健康増進の取り組みがなされており、
月一回、なんと、業務時間内に
無料でマッサージが受けられるそうです(笑)
※カウンセリングも匿名で無料相談可能。
働きがいを実感する
- 大きな裁量
- シンプルな評価制度
- 社員意識度調査
キャリアコンサルティングも一緒ですが、
働きがいを尊重した取り組みですね。
仕事の裁量範囲や権限委譲の効果というのは、
戦争時(非常時)の人材活用やメンタルヘルスの分野でも実証されている通り、
人間のポテンシャルを最大限発揮させる合理的な手法です。
そこにシンプルで透過性の高い人事制度を整え、
社員意識度調査、いわゆる人事アンケートは目安箱の役割を果たし、
経営陣と社員が一体となった環境作りを行っているようです。
みんなで楽しみ、考える
- 多様性の推進
- コミュニティー
- 社内クラブ活動
- 社会とのつながり
もう十分すぎるほどマイクロソフトさんは考えているのですが、
まだまだ取り組みがあります。
コミュニティーの、
「ワーキング ペアレンツ コミュニティ」制度は面白いですね。
こういうデメリットのありそうな仕組みを、意見を吸い上げるだけでなく、
会社側が率先して実現するのが更に素晴らしいと思います。
マイクロソフトで成長する
- 社内公募制度
- メンター制度
- グローバルタレントプログラム
- 英語・スキル
もう企業体ではなく、一つの社会を形成してますね(笑)
社内公募はありがちなんですが、
常時webで空いているポジションが表示されていて
いつでも応募できるというのがスゴイ( ゚Д゚)!
例えば役職者がいきなり異動して大丈夫なんでしょうか ・・・。
メンター制度も自ら直接依頼できるなど自由ですね~。
グローバルタレントプログラムは部門長からの推薦があれば
他国で学べる仕組みのようですが、
一般の中小企業で取り組むのはちょっと無理かもしれません。
やっぱり、「人」でしょ!!
おわりに
今回の
我が社も見習いたい働き方改革5つのムーブメント【日本マイクロソフト編】
は如何でしたでしょうか。
正直、ここまで素晴らしい取り組みをしているとは、
嬉しい驚きと自分の無知さにショックを隠せません。
今の自分が組織にいたら、この情報をどうやって役立てるか、
会社に提案するか、真剣に考えてしまいました。
みなさんは、みなさんの働く組織ではどうですか?
こういうのあったらいいな~、出来たらいいな~
という取り組みはありましたでしょうか?
この記事が少しでも、こういった創造や革新に貢献して、
皆さんの「働きがい」や「生きがい」に寄与したら嬉しいです!
それにしても、
企画だけでなく実践している企業、本当に凄いと思います。
そこで働く社員の方の幸福度も高そうです。
我々も負けてられませんね!!
では、今回の記事が皆さんのキャリアや職場において、
少しでも役立てば幸いです。
お忙しいところ、お読みいただきありがとうございました。
働き方改革の過去記事です、宜しければお役立て下さい。