はじめに
名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
以前、トヨタの「働き方改革」について記事にしたところ、
関心度も高いのか、たくさんの反響を頂きました↓
日本の働き方改革を担う先方はトヨタ自動車と思っていましたが、
リサーチしたところ・・・、
まだまだ働き方改革を推進している素晴らしい企業・取り組みがあります!
そんな日本の働き方を変えようとしている、働き方改革推進企業を厳選し、
お届けしますので、是非、ご覧頂きたいと思います。
さて、今回は「ソフトバンク」の働き方改革です。
特徴や取り組み内容だけでなく、
自分の働く企業に照らし合わせながら見て頂けると、
有意義な時間が過ごしてもらえると思います。
では、
スーパーフレックス&プレミアムフライデー
【働き方改革ソフトバンク編】
行ってみましょ~う!!
「ソフトバンクの働き方改革」
さすが、ソフトバンクというか、
今年の4月からトヨタと同じく人事制度にテコ入れをしています。
過去記事ではトヨタの裁量労働制導入を軸にお話ししましたが、
ソフトバンクはなんと4本柱で人事制度を導入しています。
1万人規模でスーパーフレックスタイム制を導入
スーパーフレックスタイム制はご存知ですか?
普通のフレックス制は、コアタイム(絶対勤務する時間)と、
フレキシブルタイム(帰ってもいい時間)に分かれているのですが、
ソフトバンクが推進するスーパーフレックスにはコアタイムがありません。
週所定労働時間を何時間に設定しているか分かりませんが、
仮に40時間とすると、月曜から木曜まで1日9時間働くと、
金曜日は何時出社でも4時間働けば帰っていいことになります。
※残業については細かい言及になるので触れませんが、
当然、労働基準法に準じていると思います。
スーパーフレックスの導入だけでも凄いのですが、
これを1万人に実施する制度を導入したというわけですね。
在宅勤務制度を拡充・拡大
これもテレワーク - Wikipediaなどの働き方改革で注目されていますが、
在宅で通信機器などを用いて、
前項のスーパーフレックスのような時間軸だけでなく、
「場所に縛られない働き方」の空間軸の制限を無くして、
働きやすさを追求している制度と言えるでしょう。
少子高齢化の日本社会では理想的な働き方です。
親の介護や子供の育児を充実するための制度としても注目です。
ソフトバンクではこの制度の対象社員を拡大して、
将来的には全社への拡大を目指しているそうです。
「Smart & Fun!支援金」
いや~、さすが過ぎて抜け目なさすぎるソフトバンクさん。
働き方改革への取り組みで生産効率が上がったら、
「その時間を有効に使いなさいよ」と言わんばかりに
全社員へ1万円給付している制度です。
めっちゃスマート!&ファンになりそう!です。
こういうウィットに富んだ粋な計らいは、
日本の企業は少ないかもしれませんね。
2017年2月24日からプレミアムフライデーを全社で実施
経済産業省が導入した噂のアレですね。
私は知りませんでしたけど、
ソフトバンクはPR企画に協賛してたのですね~。
しかもCEOの宮内氏が登壇してキックオフまでやっていたとは・・・。
この取り組みで2月24日から毎月末最終金曜日の午後3時を
退社奨励時間とする取り組みを開始しているそうです。
キャリアコンサルタントの視点
ソフトバンクは人材開発にも余念がありません。
キャリア開発の分野では自律的なキャリア形成を支援する企業として
2016年に厚生労働省から表彰されています。
引用元:厚生労働省HP
その他の働き方改革
上記の他にも、
- 定時退社Day
- アニバーサリー休暇
- リフレッシュ休暇
- 育児と介護に関する時短勤務制度
など、積極的な働き方改革への取り組みが見られました。
おわりに
さて、
スーパーフレックス&プレミアムフライデー【働き方改革ソフトバンク編】
は如何でしたか。
凄いですよね~、大企業で働いたことのない私には想像も出来ませんが、
労働者保護の観点からの素晴らしい取り組みは
これから広がりを見せていくと思います。
働く人みんなが、「働きがい」「生きがい」持てる組織、
企業として繁栄していきたいものです。
先進事例、決定版!!
本日もお忙しいところ、お読み頂きましてありがとうございました。
働き方改革の過去記事です、宜しければお役立て下さい。