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【ドラゴンボール超】ベジータが孫悟空の戦闘力を超えるキャリア理論

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【ドラゴンボール超】ベジータが孫悟空の戦闘力を超えるキャリア理論

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名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

アイキャッチをご覧の通り、

今日は私の好きなドラゴンボールとキャリア理論のネタです。

 

というのも過去記事の孫悟飯のキャリア理論が、

有り難いことに少しずつ検索流入が増えてきました。

これは期待に応えるしかない!(笑)

 

ちなみにこの記事はキャリア理論と漫画の融合が高次元でまとまった、

自画自賛の記事だと思っています(笑) 

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キャリアコンサルティングを世の中に普及させるには、

広く世の中に受け入れて頂ける発信力や認知度アップの

取り組みも大切ではないかと考えています。

 

偉大な先人からは邪道と言われるかもしれませんが・・・。

私のような何もない人間にはこういうプライドはないです。

 

例えばフロー理論で有名な辻先生の本ですが、

スラムダンクを題材にしたコーチングに近い内容です。

面白く読みやすくて知識も吸収しやすかったことを覚えています。

 

 

とにかく、

今までのやり方ではキャリア理論が普及しない現実を受けとめ、

私は色々なチャレンジをして、時代に適応しながら

新しいマーケットを創造していく必要もあると思ってます。

 

その小さな一歩が、

後に続くキャリアコンサルタントの道標になるかもしれない・・・と。

 

ジャッキー・ロビンソン

先駆者の例としてこんな話があります。

 

アメリカ初の黒人メジャーリーガーも当初、

バッシングや奥さんが犯罪に巻き込まれるなど酷い差別を受けました。

 

彼は当時の監督に、

「こんな思いをするならもう野球をやりたくない」

と言ったそうです。

 

監督は彼にこう言いました。

 

「やめるのは構わないが、私は今後も実力のある黒人メジャーリーガーを使い続けるだろう。これは時代の流れでもある、君が道を切り開かなければ次の黒人選手が同じ運命を辿るだけだ」

 

ご存知の通り、この後、彼は人種の壁を乗り越えて、メジャーリーグ史上、

最も偉大な選手の一人として語り継がれる「背番号42」の男になるのです。

 

 

私は組織開発を必要とする企業の方によくこの話をします。

 

自分たちで新しい改革やチャレンジをしなければ、

今後、この会社に入社する次の世代の人間が

そのツケを払わなくてはならなくなると。

 

繁栄衰退  挑戦保守

 

これはどんな環境、分野、組織においても、

企業が存続する限り続いていく命題なのです。

 

こういう思いもあり、

超メジャーな漫画や面白いアニメとの融合によって、

超マイナーなキャリアコンサルティング、

キャリアコンサルタント、

キャリアカウンセリングという分野に、

少しでも興味を持って頂くキッカケになってほしいと思い、

メジャー漫画とのフュージョン記事を思いついたのでした。

 

だって、難しい理論だけでは興味持てませんよね。

 

分けわからんし。

 

私も逆の読んでいる立場だったらそう思いますし、

一方で、自分が好きな漫画やアニメと関連付けて

役に立ちそうな知識が学べればこんないいことはないかなと。 

  

 

では、

今回はキャラクターとしても大好きな尊敬できる誇り高き戦士、

ドラゴンボール超のベジータの強さをキャリア理論で解明します。

 

 

ドラゴンボール超を見て思うこと

TVアニメでは「力の大会」が中盤に差し掛かるところですが、

私が気になったのは悟空達10人が「無の界」へ移動する時です。

 

その瞬間ブルマがいつものようにみんなにハッパをかけるのですが、

ベジータだけがブルマをチラ見するシーンがあります。

 

ベジータは人間味が出て、良き父親に自己変容し、

ブルマを本当に愛しているのだなと感じました。

 

私はあえてこういうシーンを挿入する辺り、

鳥山明先生の意図も含めて、ベジータの強さの秘密と

キャラクター構成を引き立てる要素になっていると思っています。

 

悟空は息子の孫悟天に振り向きもしませんからね(笑)

 

 

愛という強さの獲得

さて、ジョイマン高木さんのキャリア理論の過去記事で、

成人前期における親密性孤立の発達段階で獲得できるのは

「愛という強さの獲得」とご説明しました。 

www.careerlife.jp

ベジータはおおよそ30歳の時、

ブルマと出会ったことが「転機」となり、

32歳で超サイヤ人になるための特訓を重力室で開始します。

 

このころブルマは彼に恋心を抱き、

ベジータは親密さの発達を選択して結婚を可能にしました。

 

そして愛という強さの獲得をするのです。

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引用元:週刊少年ジャンプ/ドラゴンボール/鳥山明

 

 

誇り高き戦闘民族

いやいや、

ベジータは戦闘民族サイヤ人の王子で誇り高き戦士であり、

立派なアイデンティティを確立していて元々強く

そんなの関係ないだろうと思われる方も居ると思います。

 

そうなんですよ、

だから問題なんです。

 

「戦闘民族サイヤ人の王子として誇り高き戦士であるべき」

 

という概念自体が、既に他者志向的で、

アイデンティティ(自我同一性)を

確立出来ていないと思いませんか?

 

惑星ベジータはあっさりフリーザに滅ぼされ、

サイヤ人は数人しか残っていません。

 

ここまでこの価値感にこだわるというのは、

自分のアイデンティティにかなりの葛藤と

コンプレックスがあったとも推察できます。

 

親密性対孤立

実は、親密性孤立の発達段階で

対をなす孤立の概念は、

その人にとって危険と感じられる力や人物の存在を、

拒絶し、孤立させ、必要とあれば破壊しようとする心構えのことを言います。

 

ちょっと怖い心ですよね。

 

思い当たりませんか?

ベジータがナッパと地球に来た時、

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引用元:週刊少年ジャンプ/ドラゴンボール/鳥山明

手当たり次第に破壊します。

 

ブルマに会う以前の人間性やアイデンティティがこの状態です。

 

ナメック星編のあたりまで彼の破壊心に満ちた描写が続きますね。

 

ナメック星でのフリーザとの闘いでは、

顕著にこの不安と混乱状態が表出し、

自分の限界を知ることになりました。

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引用元:週刊少年ジャンプ/ドラゴンボール/鳥山明

 

 

ブルマが恋した理由

でも、肝心のブルマにとって、

サイヤ人の王子だとかそんなことはどうでもよかったわけですね。

 

限界を知ったベジータの悲哀に満ちた修行を見て、

ただただ、一心不乱に強くなろうとする

純粋さプライド恋心を抱いたのだと思います。

 

強くなろうという純粋さとプライドの高さは、

他のサイヤ人よりも群を抜いた能力と価値観に基づいており、

ベジータの人間性そのものです。

 

だから根っこは悟空と変わりません。

 

悟空も強くなりたいという純粋さはとてつもないですし、

負けたくない、諦めないというプライドも凄まじいですよね。

 

ただ、外部環境や環境要因が違いすぎただけなのでしょう。

 

人格や思考性が真逆なだけで、似たもの同士なのです。

 

 

超ベジータへ

そして、実際にベジータはこの段階で、

先に悟空がチチとの結婚で得ていた

愛という強さのアイデンティティを獲得します。

 

直後の人造人間20号達との闘いで、

ついに超サイヤ人となり、この時は悟空の最大戦闘力を上回ります。

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引用元:週刊少年ジャンプ/ドラゴンボール/鳥山明

同時にこの頃から

ベジータは相手の命を取ること、

いわゆる破壊をするような

こだわり・描写は無くなっていきます。

※バビディに操られていた時を除く

(悟空と戦うため仕方なくという感じ)

 

最近ではビルスがブルマを殴ったとき、

ベジータの戦闘力は悟空を上回りましたね。

 

しかも、彼は誰の力も借りずに超サイヤ人ブルーにもなっています。

 

では、これほどのアイデンティティを、

愛という強さだけで獲得できたのか?

 

少し前のザマスとの闘いでのトランクスとの親子関係や、

最近生まれた娘のブラちゃんのオムツ交換など、

地球人を上回る育児戦闘力も見せていますよね(笑)

  

これは、トランクスの存在も

大きな転機となっていると思うのです。

 

 

心理社会的発達理論

エリクソン氏の心理社会的発達理論の壮年期(7段階)をご覧下さい。

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世話(ケア)する心の獲得

7段階目は、

成人期(壮年期)の世代性停滞性という発達段階になります。

 

世代性とは次の世代の確立と、

指導に対する興味や関心のことです。

 

この段階では親であることが重要な意味を持ち、

自らのエネルギーを注入し、子供を次世代の担い手として

育成することが中心的な発達課題となります。

 

この時期、人は、仕事と家族関係を通して、

世話をするという努めに直面させられるだけでなく、

様々な義務と責任、様々な関心、儀式等に直面します。

 

最近のベジータに多かった描写です。

 

ブルマの仕事における研究者の表彰式への出席や、

娘の誕生会などがこれにあたります。

 

職業面(戦闘民族?)においては、

後輩や若手を育成し、指導することも大きな役割です。

 

悟空と違い、トランクスの修行をよく見てあげている、

ちょっと親バカな様子もあるくらいです。

 

一方で、

闘いの最前線から身を引くということは

役割喪失の悲哀感を伴うので、

壮年期の同一性の失敗という危機にも遭遇します。

 

いわゆる停滞性です。

 

しかし、サイヤ人は戦闘民族で若い時代が長い設定なので、

この辺は問題ないかもしれません。

 

そして、この課題を克服することによって得られるのは

世話(ケア)する心の獲得」です。

 

これが、次の発達段階を克服することにより、

成熟して再定義されたアイデンティティの確立で、

大人になったトランクスが心から父親を尊敬し、

第六宇宙のサイヤ人キャベ師匠と慕う理由であり、

ベジータをより人間味溢れた魅力を持った

キャラクターに成長させてくれているのではないかと思います。

 

 

まとめ

今回は真面目に漫画を分析してみましたが、

キャラクターのキャリアビジョンを含めて

本当によく設定されていて凄いなと感心しました。

 

こういう視点でキャラクターの成長を見守るのも面白いものでしょう。

 

時間があれば他の理論を使って、

違うアニメやキャラクターも紹介したいと思います。

 

機動戦士ガンダムシリーズのキャリア理論とか面白そう(*´ω`*)

 

では、これからもベジータのキャリアと活躍に注目しながら、

家族みんなでドラゴンボールを楽しみたいと思います。

 

10月のアニメスペシャル、灰色のジレンとの決闘も楽しみですね~♪

 

お忙しいところ、

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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