【この記事は平成31年5月27日に更新しました】
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「他の人に一生懸命サービスする人が、最も利益を得る人間である」
by カーネル・サンダース
第19回キャリアコンサルティング技能検定へ向けて
名もなきキャリコンこと敬天愛人です。
前回告知させて頂きました、
第19回キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座ですが、
↓
実際にどんなことやるんだい?
受けるメリットってある?
と、思われる方も多いと思います。
現在、数名の方にお申込み頂いておりますので、具体的にどのようなプログラムとスケジュールでやっていくのかご紹介して行きたいと思います。
私も受験前にいくつか講座を受けましたが、同じことを繰り返す集合型の研修や、
ロープレ練習ばかりで高額料金をとられるなど、少しだけ不毛な経験もしています。
もちろん、そういった場所に出向く経験は悪くないのですが。
しかし、集合型の研修では、マンツーマンでの丁寧な指導はほとんどしてもらえませんし、キャリア理論や構造的な理解が習得できていない受講者同士のロープレ練習ばかりではなかなか上達しません。
どうやってロープレの相談者役をやったらいいかすら分からない、昔の私みたいな人もいますし・・・
これはこれで面白いし意味もあるのですが(笑)
(ただ、キャリア理論や試験の構造を理解したい方向けに開催する集合型研修はOKだし必要だと思います。)
マンツーマン指導の必要性
あまり、こういうことは言いたくありませんが、試験結果を分析したり、国家検定に深く関わってみると、持って生まれた資質やキャリア形成してきた環境、年齢的なハンディキャップがあると言わざるを得ません。
その差異を埋めるためには個別指導で徹底的に分析し、弱点を克服し、どうすれば合格出来るのか、自分で突き詰める時間を作って頂くしかないのです。
対策するなら少しでも早い方が有利なんです!!
現状であれば個別指導が可能ですので、上記を踏まえながら、論述と実技面接試験対策でどんなことをやっていけばいいか、ご案内しながら進めて行きたいと思います。
パクる人は居ないと思いますけど、あらすじは全部書いていきます。
お金にはなりませんが、これを見て少しでも次回の試験に役立てて頂けたら、それだけでも私のやったことに意義はあると信じて掲載します。
平成29年度後期試験 第1回試験対策講座
まず、個別指導は月2回、もしくは2週間に1回程度の頻度で企画します。
これはインプットとアウトプットを定期的に繰り返して、記憶力の醸成と実力が上がるための成長曲線を意識して行います。
1日8時間講義を受けたり、4日間集中でやって忘れてしまうよりもキャリアコンサルティングに日常的に触れて、自分がキャリアコンサルティング技能士であることを当たり前にするのです。
第18回試験のフィードバック
複数回受験されている方には過去の合格通知を持参して頂き、評価区分ごとの分析と、論述・実技試験の相談者のタイプを加味した傾向と対策を検討します。
※相談者の傾向にはパターンがあります。
評価項目の確認は、弊社のキャリコン義塾テキスト「1」を参考にして確認し、改めて評価項目において自分に何が足りないのかという弱点をご本人の目で分析しながら振り返って頂きます。
論述試験フィードバック
論述試験の振り返りを実施、実際に第18回試験をやって頂きます。
仮試験後に、添削しながら私の模範解答と比較して分析します。
※チェックポイントはテキストにあります。
面接試験フィードバック
過去の受験において遭遇した相談者役ケースをもとに振り返ります。
第18回試験当日のロールプレイを弊社のテキストとシステマティックアプローチをもとに構造的に振り返ります。
※チェックポイントはテキストにあります。
キャリア理論の復習
これは実技試験全般に言えることですが、我々2級キャリアコンサルティング技能士は熟練レベルであり、標準レベルの国家資格キャリアコンサルタントに指導できる立場とレベルでなければいけません。
2級技能検定に合格するということは、その時点で、国家資格を持つキャリアコンサルタントを指導できるレベルにあるということです。
では、指導するには何が必要でしょうか?
そう、指導できるだけのキャリア理論の知識と経験がなければいけないということになります。
例えば、過去記事で1級試験の分析をご紹介した中に、
キャリアコンサルティング研究会の報告書があります。
引用元:
厚生労働省HP/平成27年度「キャリア・コンサルティング」研究会報告書
この報告書には、キャリアコンサルティングの課題認識や体系、あるべき姿、キャリアコンサルタントの今後の展望や必要とされるレベル・知識・技能など研究報告が載っています。
基本的にはこういった公の文書に、合格に必要とされるスキルや人材像が試験官の判定基準として反映されているものです。
ですから、こういう資料と自身の能力を評価区分で照合した上で、専門的なキャリア理論の習得をすることが不可欠なのです。
よって、試験の振り返りでは、
- システマティックアプローチ
- キャリアガイダンスの6分野
- シュロスバーグ氏の4S点検
この3つの理論を最後に復習して、終了したいと考えています。
※テキストを使いながら理論的に分かりやすく説明します
第2回試験対策講座
第2回の試験対策講座からは実践あるのみです。
論述試験対策
論述試験の過去問題を毎回実施させて頂きながら、添削と模範解答との比較、より良い解答を導くためにどうするか試験に近い環境下でトレーニングをしていきます。
実技面接試験対策
面接試験では過去のロールプレイケースから、前回の対策講座で露呈した弱点のケースを抽出し、私が相談者役としてロープレして頂きます。
そして、録音した内容をその場で聞いて頂き、試験官や相談者の立場から客観的な評価を私と一緒にしていきます。
家に帰っても結局聞かなかったり、一人で聞いても客観的に評価できなければ、良いのか悪いのかすら、よく分からないと思います。
私も相談者役に成りきってロールプレイをしているので、録音した方が正しい評価もしやすいと思っています。
とにかく、自分を俯瞰的に見る癖をつけないと、キャリアカウンセリングとして相談者を客観的に観ることができず、適切なキャリア形成支援ができません。
自分のキャリアコンサルティングは問題解決思考過ぎないか、傾聴に偏り過ぎて問題把握と具体的方策が疎かになっていないか・・・、
不思議なことに、両方得意な人、あまりいらっしゃいません。
そういったご自身のカウンセリングのクセを確認しましょう。
これ、大事です。
もう一度言います。
自分のクセと傾向を知りましょう。
第2回はこの内容で終了予定です。
まとめ
さて、試験対策の内容についてご紹介してきましたが如何でしたでしょうか。
この記事は平成29年9月8日に更新したのですが、お蔭様で早速ご応募頂いております!
これもサイトをご覧いただいている皆様のおかげです。
ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします。
さて、第3回以降の試験対策講座では、第2回試験対策講座の流れを汲みながら、質疑応答で知識と理解を深めて頂き、口頭試問対策に入っていこうと思います。
多少の変更点はあるかもしれませんが、上記のプログラム内容とスケジュールを予定しています。
集合型研修は需要を確認しているところですが、マンツーマンや少人数での試験対策講座も合わせてお待ちしています!
ご興味のある方はこちらのお問い合わせフォームまで!
お忙しいところ、お読みいただきありがとうございました。
学科試験の勉強方法を紹介した記事です。
ロールプレイを間単に開設した過去記事です。
勉強方法などはこちらの過去記事が参考になります。
試験結果を客観的に分析してみたい方はこちらをご覧下さい。