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【第19回キャリコン2級実技面接/仮想ロールプレイケース3】中編

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はじめに

名もなきキャリアコンサルタントこと敬天愛人です。

 

今回は前回の記事、

「【第19回キャリコン2級技能検定/仮想ロールプレイケース3】前編  

www.careerlife.jp

の中編です。ご覧ください。  

 

CL6 

まあそんなに仲が良いってわけじゃなかったですけど、

5年くらいやってましたけど、しょうがないんであきらめてやってましたね。 

CC6 

前の上司の方とは、なんとかやっていけたのかなというところなんですね。

 

「3つの同じ意味」チャンクダウン

KA

「もう少し詳しく」は思考をほぐす良い質問の仕方なのですが、

更に上を目指す表現として「今お感じになっている気持ちなど」などの、

CLの話す流れを「うながす」ことが出来るといいのではないでしょうか。

同じ意味でも、表現の仕方次第で相手からの印象を良くも悪くも出来ますからね。

質問をかぶせる時は相手に答えて頂くわけですから、出来るだけ丁寧に、

分かりやすく、説明して促す、場合によっては承認して勇気づけて

発言を促すなども、実技試験の舞台や普段の相談ケースにおいても

コミュニケーションを円滑にしてくれるはずです。

例えば、

  1. 「もう少しどんなご状況か教えて頂いても宜しいですか。」
  2. 「もう少し詳しく今お感じになっている気持ちなどを聞かせて頂けますか。」
  3. 「とても悩まれて本日はご相談にいらして頂いたのですね、ありがとうございます。シミズさんのそのお気持ちを一つ一つ整理しながら、お話を伺いたいと思いますので、詳細や気になる点をもう少し詳しくお聞かせ願えますか」

実は1~3は全部同じ意味のことを言ってます。

 

どの言語表現が相手に受け入れやすい印象になるでしょうか・・・。

 

3までいくと、ちょっとくどいかもしれませんが、

本気で悩んでいる方や国家検定という視点で考えると、

大げさというより、CLは救われたような気持ちになるのではないでしょうか。

私自身は第一印象で3のように言われたら、発言を促されたら、

この人なら安心して話せそうな気がして、少し心を許してしまうと思います。

こういった表現もテクニックですし、「開かれた質問」を際立たせてくれます。 

我々CCが問題把握するためにも真に迫る有効な技法ですね。 

 

 CL7

たまには衝突したりもありましたけど、

まあなんとか、かんとかやって来れた感じですかね。 

CC7 

うんうん、以前の上司の方とは最初から上手くいってらっしゃったんですか。

 

「感情への応答」

KA

もう少し感情への応答を丁寧にして「いいかえ」で整理してもいいですね。

「それほど合わないながらも、やってこれたと感じているのですねとか。

そして、

CC7の応答でも深掘りは出来そうなのですが、

ちょっと「最初から上手く・・・」と限定的な問いかけになっていますので、

感情に焦点を当てた応答をするなら、

「シミズさんはなんとかやってこれたことについてどのように思いますか」

と、続けると肯定的な要素に気付きを促す問いかけとなり、、

関連性&一貫性があって話がスムーズかもしれませんね。

シミズさんが抱える問題の核心は何か、

感情の応答と開かれた質問で問題把握していきます。 

問題把握するための「問いかけ」も大切です。

 

CL8 

あ~、まあ、ずっとそんな感じでしたかね。

特別何か合わないとかではなく、たまに文句言ったりなんだりで、

そんな感じでしたけど。

CC8 

そうだったんですね、わかりました。 

その他に事務作業も増えてしまって辛いとおっしゃっていたんですけど、

その辺はどんな状況なんですか。

 

CL9 

私もこう看護師とか保健師とか色々な資格を取ってきて、転職もして、

以前は医療現場にもいたりもしたんですけど、

まあやっぱり現場向きなのかとは思ってまして。

実際に医療に携わっていると本当にやりがいがあってね、

感謝もされるんですけどね。

産業保健師なんかは分析やデータ処理など予防医療がほとんどなんで、

情報収集や統計データなんかの仕事もこの年になってくると疲れますし。

CC9 

あ~、現場のご状況ですと良かったんですけれども、

事務作業が増えてきて年齢的な負担もあって、お辛いということですね。 

以前のご状況ですと、どうだったんですか。

 

「要約」からの「いいかえ」

KA

CLからの少し長い応答を丁寧に要約してくれています。

一方で、産業保健師としてネガティブ(否定的な葛藤)な面が出てますから、

問題把握していくために肯定的な気付きも促しておきたいところです。

産業保健師としてのやりがいや、メリットデメリットなどを再評価すると

冷静に判断できる状態に近づいていくのではないでしょうか。

「産業保健師として予防医療以外の仕事ではやりがいを感じてますか」

などと、別の表現でいいかえて、気付きや洞察を促す問いかけをすると、

CLの産業保健師としての仕事へ向き合う認知の歪みを確認できます。

 

まずは大枠で「繰り返し」(安心感・問題点の確認作業)を覚えてから、

「いいかえ」でバリエーションを増やすと相談スキルの厚みが増すと思います。 

 

CL10 

といいますと。 

CC10 

事務作業が現在のように増えていない状況だった場合、以前ですね。

以前の方がご状況は宜しかったですか。

 

「トランジションの前後」

KA

ここはトランジションの前後に関わりそうなところですね、

事務作業が増えたことによりCLが転機に直面しているのかを

時間軸で確認しています。

 

この転機をどのように乗り越えるかという前向きさを引出すために、

このトランジションをCLがどのように捉えているかという

自己・状況を点検するのが、みなさんご存知4S点検です! www.careerlife.jp

シュロスバーグ氏も提唱していますが、キャリアの転換とは、

社会的・組織的要因によってもたらされるものですから、

自らこれを上手にキャリアマネジメントする工夫が必要になります。

いわゆる自己資源(リソース)の整理ですね。

そのためにもトランジション前後の自己と状況に気付きを促すということは、

自己変容を支援するような関わり方で大切だと私は思っています。 

日本式?(論述試験)のキャリアコンサルティングプロセスに当てはめると、

自己理解と職業理解を促すのと同じような考え方でいいと思います。

認知の歪みに気付きを促すとも言えますね。

 

CL11 

今より事務作業は少なかったですし、

看護師なんかも人数が居て分担でやってますし、

交代制なので終わったら終わりみたいな感じです。 

入院患者を看る方がやりがいも感じてましたかね。

CC11 

シミズさんとしては直接患者さんに接したりですとか、

そういった環境の方がやりがいがあったということでしょうかね。

 

「意図的な問いかけ」

KA

この辺りの応答は表面的な応答になってしまいましたね。

クライエントは現在の職務への不満にとらわれていて、

不一致や矛盾を認めることが出来ない状況のままと言えるでしょう。

こういったケースでは、マイクロカウンセリングの特徴である

肯定的資質の探求(CLの潜在的な自己解決能力)に気付いてもらうため、

「意図した質問」と「要約」技法が有効なのですが、

あまり使いこなせていないことが分かります。

表面的な応答をしていては、新たな視点を持つための焦点の当て方なども

CC視点で出来ないため、CLに気付きを促すことも難しくなってしまいます。

 

 

CL12  

そうですね、色々な人と話するのも面白いですしね、

今は感謝されるというよりは普段目に見えないところで働くというか。

病気にならなくて当たり前というか、なってから治療するのとは違いますね。 

CC12 

なるほど、最初に経済的にお仕事を続けなければならないと、

おっしゃっていたんですけれども、その状況、

お気持ちについてお聞かせ願えますか。 

 

「展開できず主訴に戻る」

KA

基本的な面談の流れとして、言語追跡をしながら感情への応答を中心に

繰り返し・要約・質問技法等で深堀して展開していくようにに指導していますが、

どうしても展開が行き詰まった時や、頭が真っ白になった時は、

構成的に一つ前の応答に戻るか、ここまでの話をひとまず要約して整理するか、

最悪、主訴に戻って継続できるようにと指導しています。

これはロールプレイ全体の一貫性を保持する為ですね。

CC12は展開で行き詰って主訴に戻ったケースです。

主訴に戻って感情への深堀は出来ている点は良いのですが、

今までの話の流れはここで切れてしまったような印象になります。

ここまでで問題把握や自己一致を促すことが出来ていれば、

要約してから主訴に戻るのは視点を切り替える意味では有効ですが・・・

この流れでシステマティックに出来ているのでしょうか。

例えば経済的な状況を聞き出すのであれば、

CC12では感情への応答をした後に、

「そのお気持ちをご家族に相談されたのですか」と、

心理的支援に気付きを促してから、家族の話題を展開し、

「初めに経済的にお子さんの教育費も必要で働かないといけないとも

おっしゃっていましたが、その点はどのようにお考えですか」と、

関連付けて展開すると一貫性を保ち、自然な流れに聞こえます。

 

CL13 

家は夫がいまして子供が2人いるんですけど、高2と中3ですか、

これから大学とか高校進学とかまだまだお金なんかもかかりますし・・・、

夫が契約社員なんですけど・・・、リストラにあっちゃって。

そんなこともあって収入なんかも激減してしまいまして

夫もうまく会社で立ち回れなかったみたいでね。

夫は54ですし、今後収入が増えていく見込みもないので、

まだまだ私が頑張らなきゃなのかなと思います。

CC13 

そうだったんですね、旦那さんの方に大変なご状況があって

ご自分で働いて行かないといけないのかなと。

お子さんのためにも、そういうお気持ちが強いということですかね。 

 

おわりに 

次回は、

【第19回キャリコン2級実技面接/仮想ロールプレイケース3】後編  

へ続きます。 

 

本日もお忙しいところ、

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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