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【キャリアコンサルタントの傾向とクセ】第18回2級試験ケース4口頭試問まとめ編

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ここから、口頭試問です。

口頭試問

ここから口頭試問のロールプレイです。

 

 

試験官(以下SIKと表記)

キャリアコンサルタント(以下CCと表記)

敬天愛人(以下KA)

 

SIK1 

この相談者の相談したい問題点とは何でしたか。

 

CC1 

はい、相談者が相談したいこと、問題点は、まず転勤のことと、

ご両親の介護のこと、と後はご結婚を考えている方が居るということで

合わせての将来設計についてどうしたらいいかということでご相談にこられました。

 

KA

ここは主訴ですね、論述試験でいうと(1)に該当します。

私は冒頭でCLが言う主訴(初期設定)を要約して、

CLに必ず伝え返して下さいと教えます。

CLが何の相談に来たのか自己理解できるように要約して伝え返す意味と、

自分が覚えておいて最後の口頭試問できちんと言えるようにする意味があります。

※答え方はキャリコン義塾テキストⅠのp.2と16、Ⅱのp.6を参照

 

 

SIK2

では、キャリアコンサルタントとして考える相談者の問題点は何ですか。

 

CC2

キャリアコンサルタントとして考える問題は、まず、そうですね、

先ほどのクライエントの問題点のところで述べたんですけれども

突然の転勤のお話、両親の介護、将来設計について3つのことを

考えなきゃいけないってことからとても混乱されていると思いました。

また、転勤、いつまで転勤の話をしたらいいのかとか

両親の介護のことについて会社が考える福利厚生について

まだ聞いていないということについて情報収集不足と感じました。

あとは最後に両親に転勤のことをお話ししていないっていうことで

ちょっとコミュニケーションが不足しているのかなと。

 

KA

ここは我々CCの見立て、問題把握力、論述試験(2)に該当します。

どうしてCLは相談に来たのか、何を一番不安に感じていて、

何を一番やりたいのか、いわゆる4S点検(リソース)

整理出来ない状態にあり、行動を起こせないことが問題です。

※答え方はキャリコン義塾テキストⅠのp.3と16、Ⅱのp.6を参照

 

 

SIK3

では、相談者とのリレーション、関係構築は出来たと思いますか。

 

CC3

はい、ほぼ出来たと思います。

その根拠は両親の介護について自分ができないことに対しての

自分の気持ちをおっしゃられたので、

言いづらいこと、えーと、初めての相談の時におっしゃって頂いたことは

関係構築が出来たのではないかと思っています。

 

KA

ここでは自分の関係構築力についての評価を客観的に分析します。

もちろん、出来たと言ってください、出来なくとも!(笑)

そして、自分との関係構築が出来ていく過程で、

CLがどのように変わったのか・・・変容させることができたかですね。

それを具体的な言葉を引用して答えます・・・何を言わせたかですね。

これを客観的に評価して、

俯瞰的に観れてまっせ!試験官」とアピールします。

※キャリコン義塾テキストⅠのp.12と17、テキストⅡのp.12を参照

 

 

SIK4

悪かったところはどうですか。

 

CC4

悪かったところは・・・そうですね。

問題点が3つあったのでどれも大事に感じたので

一つのことに焦点を当ててあまり聞くことが出来なかったことです。

ただどうしても仕事に関しては、

中田さんにとって大事なことだと思ったのでそれを中心に聞きました。

ですので、その~、介護のことと、今後の将来設計については聞けなかったんで、

それを今後丁寧に聞いて行きたいと思います。

 

KA

どれも大事に感じたということは、

「問題把握力」に課題があるということです。

CLは同時に3つの課題があって動けない状態だから相談に来ています。

 

焦点を当ててあまり聞くことが出来なかったのは、感情を深堀する質問、

「問題の核心に迫るスキルが不足している」ためと考えられます。

その行動出来ない状況を整理し、評価して、コミットメントして

主体的なアクションを起こさせるのがキャリアコンサルティングです。

  

「中田さんにとって大事なことだと思ったので」は、

CCの解釈であり、思い込みの可能性もありますし、

結果的に問題の先読みをして解決志向に陥っているのがことが問題です。

 

これがCCが抱える本当の問題であり、評価して改善すべき

「傾向とクセ」です。

 

傾向というのは傾き・・・偏向・・・「偏り」とも言えます。

例えば仏教には、これは正しい、あれは間違っていると区分けせずに

「どんな行為も偏ったらダメ」という教えがあります。

 

そういった偏りを自己点検しないと、

どんどん違う方向に針がふれて行ってしまいます。

 

この偏りを客観的に評価・自己点検して、

自分の口から俯瞰的に言いましょう。

 

次回の面接試験ではこの傾向(クセ)があることを答えられると、

的を射て良いと思います。

 

もちろん、出来るだけ改善することが肝要です。

※キャリコン義塾テキストⅠのp.17、Ⅱのp.7を参照

 

 

1級試験で求められる指導スキル

ちなみに1級試験では、この「傾向とクセ」の概念を

一般化してから指摘・指導するスキルが求められると思ってます。

 

 

SIK5

では、悪かったところについてなんですけれども、

出来なかったところについて今後どのような勉強をしていきたいと思いますか。

 

CC5

出来なかったことに対して今後勉強して行きたいことは、

やはり介護のことと将来設計については、

中田自身はとても考えていることがあると思いますので、

そこを丁寧に聞いて行きたいというところと、

あとはこれに対して何か支援が出来ることがあるんじゃないか、

もしくはそれに対して何かしら戦略というか方法があるんじゃないか

というのを感じましたので、それを合わせて聞きながら

私自身も何か支援出来ることがないかを調べつつ支援して行きたいと思います。

 

KA

相談支援で出来なかったところ、CCが今後勉強すべき課題、

自己研鑽について聞かれているわけですが答えがズレてしまっていますね。 

※キャリコン義塾テキストⅠのp.17、Ⅱのp.7を参照

 

 

SIK6

ではですね、次回の相談機会があったらどういった支援をしていきたいですか。

 

CC6

さきほど、あのー、急な転勤のお話があったので、

転勤に伴って介護、ご両親の介護をするにあたって

会社の福利厚生が無いかってことを聞いてくださいということを

お願いしたのが一つと、 もう一つは転勤をしなかった場合とした時の

状況についても聞いてくださいとお願いをしていて

近日中に聞けるということで、

その結果について次回お話が聞けるということでした。

そのお話を聞いた上で、再度その中田さんのお気持ちを確認し、

どういう風にやって行きたいか聞いた上で、

転勤・介護・将来設計についてもう一度どこからお話をしていくか

優先順位を決めていくか、

お話をした上でお話を進めて行きたいと思っています。

 

KA

口頭試問では、自分を客観的に評価できるかどうかが試されます。

もう少し簡潔に分かりやすい応答を心がけて要約して伝えないと、

良い印象を与えることができないと思います。

※キャリコン義塾テキストⅠのp.17、Ⅱのp.27を参照

 

 

SIK7

はい、お疲れ様でした。

 

CC7

ありがとうございました。 

 

 

おわりに

さて、

「【キャリアコンサルティング理論と実際】

第18回2級試験ロープレ口頭試問ケース4」は如何でしたか。

 

実際のロールプレイを基に、

キャリアカウンセリングのスキルをご紹介しました。

 

このロールプレイの逐語録は当然、ご本人了承のもと公開していますが、

この方は2回目の個別指導で、この逐語録の要点を繰り返し確認し、

再度ロールプレイを行ったところ、

劇的に「リレーション」が良くなりました。

 

下記に痛いところを指摘した内容がありますが、

素直に聞き入れて納得して自己理解して下さったこと、

私を信頼して真摯に取り組んで頂いた成果だと思います。

 

今までと違うやり方を実践する「矛盾」と、

違うやり方を受け入れる勇気の「葛藤」の先に、

自己一致という素晴らしいGIFTが待っています。 

 

この方には有難いことに継続的な指導のご依頼を頂いて、

すでに予約も複数回頂いておりますので、

自信を持って試験に臨める

合格レベルまで成長して頂けるように

お役に立てるように一生懸命、一緒に頑張らせて頂こうと思います。

 この方の今後の成長と試験が非常に楽しみになってきました。

これは指導する側の醍醐味です、とても幸せに感じます。

 

私が信じている言葉の一つに、 

学問は裏切らないという言葉があります。

 

学問を極める『王道』という近道はありませんが、

資格を取得する近道、『覇道』はあるのではと思います。

 

さて、一言でこのCC役の方の問題点をいうなれば、

先読み傾向があり、情報提供優先になっているところです。

 

一見、基本的態度が素晴らしいので傾聴も上手そうなのですが、

問題の核心を掴むためのリレーション(関係構築)スキルと

問題把握力、構成的な展開力も不十分に感じます。

 

自分の発言をうまくまとめられていないので、

話が間延びして伝わりづらい点も修正しないといけませんね。

 

問題の本質に迫るスキル
  1. 「他には?」と思考の拡大を図る質問
  2. 「重要なのは?」と思考の収斂(引き締め)を図る質問
  3. 「具体的には?」と塊をほぐす(チャンクダウン)質問

この3つを組み合わせることによって、

より本質に近づいていくでしょう。 

 

他にも、

関係優先で傾聴は得意(なつもり)だが問題把握が苦手

指示優先、関係優先どちらも苦手 

など「クセや傾向」が染みついている可能性があります。

実務で相談業務をしていることも影響しているのかもしれません。

 

こういったクセは、自分では理解できていない方も多いので

俯瞰的かつ客観的に分析して頂きながら指導しています。 

 

見えないものを見るスキル

それと、大切なことがもう一点・・・、

このCLがどうしたいのか意思決定が非常に曖昧だと思いませんか?

 

これはなぜかというとCLの一番の気持ち、やりたいこと、

いわゆる「真意」に辿り着けていないからです。

 

人は生まれながらに「制約」や「限界」を「思いこむ」ことで、

環境や阻害要因のせいにするのです、意識・無意識に関わらず・・・。

 

今回のCLには「本社へ転勤」「両親の介護」「将来の生活設計」

という環境要因や本人の理想を邪魔する阻害要因というものが存在します。

 

それを取り除いてあげなければCLが本当は何をしたいのか、

どうしたいのか・・・それを把握することは出来ないと考えます。

 

例えば、

「本社へ転勤しなくていいとしたら、貴方は何をしたいですか?」

「介護の心配がないとしたら、貴方が一番したいことは何ですか」と。

言語的に聴いて確認して自分の口で主体的に言わせてあげることです。

 

本人が悩んでいる「阻害要因」、「環境要因」という

見ているものを見えないように取り除くことで、

本人にすら見えないものが見えてきます。

 

多くの人はこのような目の前の環境要因に捕らわれ

本当にやりたいことの意思決定が出来ていないのですから。

 

今回のロールプレイでは正直、これが出来ていません。

これが、CLがどうしたいのかが見えない曖昧さだと私は感じます。

 

これではCLは元気になってくれませんし、モヤモヤしたままです。

 

正直、これらも含めて逐語録でないと見過ごす可能性も高いですね。

 

だから試験では録音しているのでしょう。

一見、良さそうなキャリアコンサルティングでも

実践的な理論や体系は出来ているのか見極める必要がある・・・と。

 

キャリアコンサルティング・カウンセリング方法は無限にあるので、

正しいか正しくないかではありませんが、

少なくとも私はこういった点に注意しながら、

カウンセリングステップを進めて合格しました。

 

今回はちょっと細かい専門的な話が多くなりましたが、

試験やコミュニケーションに必要なノウハウと

アドバイスを簡単にご説明しました。

 

たぶんキャリアコンサルティングを知らない方も、ああ~なるほど、

確かにそうかも!と感じた方もいるかもしれません。

 

そういう方は、とてもセンスあると思います( ゚Д゚)!!

 

マネージメントされている方々も一つでもスキルを覚えておくと、

部下の相談、人事面談や目標管理シート作成等で役立つと思います。

本当にやりたいことが出来れば仕事の成果やモチベーションは上がり、

長期的なキャリアパスが描けますから、段階的な目標も設定しやすいです。

 

相手の真意を引き出して心をスッキリさせることが出来れば、

非指示的に導くという高度なコミュニケーションが可能となります。

 

「そんなの難しいよ!」

「うちの会社ではそんなの無理!」

これも思い込みや環境要因の一つかもしれません、気を付けましょう。

 

こういうスキルを身に着けたい人事・採用担当者

管理者の方からの応募や研修依頼もお待ちしています。

 

あ、単純に、

聞き上手になりたい方には役立つので、

良いかもしれません!

 

それにしても文章に起こして逐語録としてまとめると面白いですね。

どこがどのように出来ていないのか、

物凄く分かりやすくて私自身も勉強になりました。  

 

こういったきめ細かい指導を受けてみたい方は下記の応募フォームへ!

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もちろん、自分が本当はどうしたいのか分からない方、客観的に知りたい方、

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お忙しいところ、お読みいただきありがとうございました。

 

試験対策講座関連の過去記事はこちらです、

合わせてお読み頂けると大変嬉しいです。  

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