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メンタルヘルスマネジメント検定の知識を必要とされる方へ捧げる6つのポイント

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【この記事は平成29年9月6日に更新しました。】

皆さんお元気ですか、名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

 

先日、ニューストピックスを見ていると、

こんな記事が目に留まりました。

 

病院職員の過労自殺、労災認定 時間外が月188時間 

北海道小樽市の臨床検査技師の男性(当時34)が、

2015年12月に自殺し、

小樽労働基準監督署が長時間労働によるうつ病が原因として

労災認定していたことがわかった。

自殺直前の1カ月間の時間外労働は188時間だったという。

出典元:朝日新聞デジタル

 

タイトルにもありますメンタルヘルス関連の社会問題、

いわゆる労働災害ですね。

 

こういう問題を見るたびに、

自分が働いてきた職場は恵まれていたという複雑な気持ちと、

こういう方をなんとか助けられないのだろうか・・・

そんな気持ちに苛まれます。

 

組織というのは理念を基に複雑な集団文化を形成しており、

やってはいけないこと、当たり前のことが、

常態化して風土として根付いた企業も存在します。

 

約2年前に起きた事件ですからメンタルヘルスチェック制度は無く、

残念ながら法的な強制力もまだ存在しませんでした。

 

メンタルヘルスチェック制度が去年導入された企業の話ですが、

やはり、ただやって終わりというのが実態のようです。

 

単純に問題なかっただけかもしれませんが・・・、

やりっぱなしはよくありません。

 

 

また、50人未満の職場では義務化されておりませんから、

中小零細企業では、

今後もこういった悲しい事件が起きる可能性があります。

 

そういったことを考えると、

今の自分が出来ることで、いつか誰かの役に立つかもしれないことを、

こうやって発信しておきたい、そういう思いをのせて記事を書きます。

 

私は、働く人の福祉の充実、

働きがいと生きがいに貢献するために

ここにいるのですから。

 

 

メンタルヘルスマネジメント検定

初めに、私が知識を有するメンタルヘルスマネジメント検定ですが、

ざっくりいいますと1種~3種まであります。

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1種は経営層・人事・労務、2種は管理者層

3種は自分自身(一般社員)のメンタルヘルス向け

というコース形成になっていると思ってください。

 

今回から何回かに分けて、

まずは3種のセルフケアコースから、

出来る限り皆さんが理解しやすい説明と、

実践できる知識を選んで紹介して行きたいと思います。

 

 

メンタルヘルスケアの意義

まずは、メンタルヘルスといえば、ストレスと大きな関連があります。

 

たとえば、ご存知のとおり、皆さんが活きる現代は

グローバル化が著しい激変する世の中です。

 

労働環境も日々変化し、情報量や仕事量増加、

欧米からの成果主義の導入など色々な要因が複雑に混じりあった

ストレス社会と言えます。

 

心の健康問題という表現をしますが、

働く皆さん自身が心の健康管理をしなくてはいけない時代です。

 

 

ストレスの現状

働く人の一番のストレス原因は何だと思いますか?

 

平成24年労働者健康状況調査(厚労省発表)によると、

 

男女合計した1位は「職場の人間関係」

であることが分かります。

 

2位は仕事の質の問題です

 

男性の解答は1位が「仕事の質の問題」であり、

平成19年の解答と同じです。

 

前回は36.3%でしたから、1.4%減になっています。

 

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5年おきに調査しているため、平成24年版が最新のデータです。

 

ストレスを感じている労働者は全体の6割で、

平成19年より約3%増加しています。

 

働いている6割の人が感じているストレスですが、

ストレス過多の状態が続くと・・・、

 

の健康問題が生まれやすくなります。

 

心だけでなく、身体も蝕まれるということなんです。

 

五大疾病

心の健康問題がこれまで以上に、

国や地域全体で取り組むべき課題になったことを受けて、

がん脳卒中急性心筋梗塞糖尿病精神疾患を加えた

5つの病を2011年に厚労省が「五大疾病」に位置づけました。

 

自殺者数の推移

では精神疾患と密接に関連する自殺者数はどうなんでしょう。

下の厚労省の資料を見て下さい。

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出典元:厚生労働省自殺対策推進室

厚生労働省の資料を抜粋したものですが、

自殺者数は2010年以降右肩下がりとなっています。

 

そうなんです。

 

自殺者は着実に減っているのです。

 

メンタルヘルスの問題が社会問題と捉えられ、

地域福祉との連携や行政の包括的なサービスが

推進されている成果が出ているとも言えます。

 

そう、精神疾患で悩む人を支援する仕組みが

充実してきました!

 

◆政府による対策          

「自殺対策基本法」2006年制定

「自殺総合対策大綱」2007年制定

この辺の政策も功を奏したのではないでしょうか。

 

その証拠に、2007年の労働者健康状況調査で

メンタルヘルス対策を講じている事業場は36.3%でしたが、

平成24年の調査では47.2%まで上昇しています。

 

精神障害の方の社会復帰施設や就労支援施設なども増えましたよね。

 

一方で、世界的に見ると先進国の中では若者の自殺率が高かったり、

変死者数を自殺にカウントするのかしないのか的な議論もあるようです。

 

しかし、統計調査は一貫してきているはずですから、

自殺者は減ってきているという認識での理解を深めておくとよいでしょう。

 

心の健康保持増進4つのポイント

2006年に厚労省が発表した具体的な取り組みとして、

4つの具体的な対策、ポイントが挙げられています。

 

1、「セルフケア」

(自分で自分の健康管理を行う)

 

2、「ラインによるケア」

(管理監督者、つまり上司など)

 

3、「事業場内産業保健スタッフによるケア」

(職場の産業医、人事労務担当など)

 

4、「事業場外資源によるケア」

(会社外の専門機関、行政・自治体・電話相談・カウンセリング等)

 

4つのケアを掲げています。

 

皆さんも精神が不調気味で困ったときに、

この4つの具体策があることを思い出して実行しましょう。

 

キャリアコンサルタントとしてお役に立てること

我々キャリコンはメンタルヘルスが専門分野ではないのですが、

キャリア形成支援と心の問題は密接に関係しています。

 

キャリアコンサルティング技能士は、

キャリアカウンセリングという技法を使うことで相談援助し、

専門家を紹介するリファーという繋ぎ役も担っているのです。

 

国家資格保有者としてのネットワーク(関係機関含む)もありますので、

周りにキャリアコンサルタントがいれば相談するのもいいでしょう。

※国家資格保有のキャリアコンサルタントには守秘義務があります。

 

私は、国家検定キャリアコンサルティング技能士試験にも携わっていますが、

受験される方のほとんどの人たちは、

キャリアや人生で悩む人たちのために本気で働きたいという思い、

貢献心と優しさを兼備した素晴らしい人が多いです。

 

実際に肌で感じています。

 

ですから、

 

安心して、ご相談下さい。

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まずは自分一人で悩まず、自己資源(4S点検など)の点検をして、

支援してくれる方や居場所を探しましょう。

我々も一緒に探すことをお手伝いできるはずです。

 

※ 4S点検はこちらの過去記事が参考になります。

自己資源とは?誰にどのように相談すればよいのか?を、

キャリアカウンセリング理論でまとめています。

www.careerlife.jp

 

うつ病と気分障害

さて、実際にうつ病になったことが無い方、

周りにそういう方がいないという方も、

いらっしゃると思いますので参考までに説明します 。

 

まず、うつ病」というのは気分障害

というカテゴリーに分類されています。

 

2週間以上続く、憂うつな気分・不安・おっくうな感じ等が

混在している状態で、気分的な落ち込みが大きな特徴と言えます。

 

厄介なのは一度だけの発作、反復性のものなど数種類ある点です。

 

ちょっと気分が落ち込んだり、

仕事に行くのがなんとなくおっくうだ・・・。

そんな感覚なんて、仕事をしていると良くありますからね。

 

自分でも気づかないうちに重症化していくケースもあるわけです。

だからこそ、周りが気付いて支援してあげなければいけません。

 

また、気分障害には、

うつ病のほかにも「双極性障害」というのがあります。

 

うつ病とは対照的な躁状態という症状がでます。

 

うつ病って気分が落ち込むのですが、

躁状態は逆にハイテンションになってしまうのですよ。

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気分が著しく高揚して陽気で開放的 、

だから興奮したり怒りっぽくなるなど、普段とちょっと違う状態です。

 

自信に満ちあふれて、いつもよりよくしゃべるけど、

話題がドンドン変わって何を言っているのかわからず、

他人の意見にも耳を貸さない傾向がありますね。

 

でも、会社から帰るといきなり

「疲れた死にたい」

という感じで落ち込んでしまったりします。

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これが「双極性障害」です。

 

いわゆる躁うつ病と同じ病ですが、うつ病とは別の気分障害ですね。

これを見分けるのは専門家でも難しいので、

やはり早期発見で適切な治療を受けるしかありません。

 

ご家族・友人・職場同僚や上司のみなさんも

周りの方は大丈夫だろうかという視点を持って頂ければと思います。

 

まとめ

今回はメンタルヘルスケアの意義についてご紹介しました。

 

なるべく分かりやすい表現を心掛けたつもりですが、

ご不明な点等ありましたら申し訳ありません。

 

これを機にメンタルヘルスマネジメント、

またメンタルヘルスに悩む方のケアや状況について、

ご理解頂ければ幸いです。

 

次回は、ストレスの基礎知識を伝えながら、

メンタルヘルスケアの必要性についてお話しします。

 

本日もお忙しいところ、貴重なお時間を使って

お読みいただきましてありがとうございました。

メンタルヘルスマネジメント検定の公式ホームページはこちら

https://www.mental-health.ne.jp/

 

 

参考にしている関連書籍はこちらです。 

 

興味があれば読んでみて下さいね。

 

メンタルヘルスマネジメント検定3種を取得したい方は、

上の2冊と下記の過去問題集を20~30時間ほど、

3回転くらい短期間で勉強すれば合格できると思います。

 

合格率は70~80%程度の比較的難易度の低い試験です。

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