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コミュニケーションスキル 意見と事実の見分け方

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皆さんこんにちは、名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

今回はコミュニケーションに役立つ、

事実と意見の違いf:id:career-life:20170720173507j:plainについて紹介したいと思います。

 

 

事実と意見の定義

【事実と意見の区別】

みなさんは事実と意見の違いを説明できるでしょうか。

 

■事実(じじつ)とは

「事実」とは、誰でも経験できる(見たり、聞いたり、触ったり、知ったりできる)物事です。

事実は、(科学的な・厳密な)調査や実験によって確認できます。

そのため、事実は、正しい(本当)か間違い(ウソ)かのどちらかになります。

「この人参は50円です。」は事実ですよね。

人参が50円だというのは、誰でも経験できることなので。

また、「この人参」が「50円」であるかどうかは、調査によって確認することができます。

そのとき、「この人参」が《50円》であれば、「この人参は50円です。」という文は正しい文です。

「この人参」が《80円》であれば、「この人参は50円です。」という文は間違った文になります。

いずれにしても、「この人参は50円です。」という文は、正しいのか間違っているのか決めることができるという点が重要なのです。

 

なお、事実を記す文が、常に正しい事実を記述しているというわけではありません。

 

たとえば、50円の人参を見て「この人参は83円です。」といっても、それも事実を記す文だといえます。

ただし、その人参が50円であれば、この文は間違った事実を記しています。

つまり、この場合も、正しいのか間違っているのかを簡単に決めることができるという点が重要ということです。

事実を記述する文の基本的な形は、『……である。』という形です。

 

■意見(いけん)とは

「意見」とは、自分の判断や自分の考えのことです。

意見は、個人的なものであり、調査や実験によって確認できないものもあります。

そのため、意見は、正しいか正しくないか決められないこともあるわけです。

「この人参は安いです。」は、意見を記した文です。

人参が安いかどうかは、個人的な判断であり、それを安いと感じる人もいるだろうが、高いと感じる人もいるかもしれない。

人参が高いか安いかを決める基準は個人的なものなので、「この人参は安いです。」が正しいかどうかを簡単に決めることはできません。

したがって、正しい事実には誰もが同意するはずだが、意見には同意しない者もいるわけです。

たとえば、「この人参は50円です。」が正しく事実を記しているならば、すべての人が同意するはずですから。

一方、「この人参は安いです。」がいくら正しそうに思えても、誰もが同意するとは限らないわけです。

意見を記す文の基本的な形は、『……と考える。』という形になります。

つまり、「この人参は安いです。」という文は、「『この人参は安いです』と考える。」という形だと見なすことができます。

 

まとめ

意見と事実の違いはビジネスでも大きな違いとなります。

例えば、

「この目標は誰が見ても明らかに低すぎる数値目標です、数字に根拠がありません。別のシミュレーションで再検討してみて下さい」f:id:career-life:20170720182937j:plainと言われたとします。

 

なんかもっともな気がします。

が、その方の個人的な判断と主観に過ぎないただの意見で、この発言自体に何の根拠もありません。

よくよく考えると、誰からどう見たら低すぎるのか、別のシミュレーションでやればどのように正解が出るのか、わけわからないですし、そもそも根拠がないですよね。

 

仕事ができると言われてる人にこういうことを言われると、信じてしまうと思いませんか?

これって結構怖いことだと思いますよ。

 

「サービス残業なんて当たり前だ、みんな昔からそうやって仕事を覚えてきたんだ」f:id:career-life:20170720182559j:plainとかも危ないかもしれません。

 

私の会社員時代に実際にあった話ですが、非常に優秀で頭の切れると思われている社員がいました。

これがいかにも事実な感じで意見を言うものですから、みんなその方が言っていることが正しいと思い込んでいました。

その方は完璧主義で仕事ができると誰もが知っているので、それを逆手にとってこの技法を使い、実は自分に都合の悪いことから逃げていたのが背景にあるのです。

 

相手に根拠あるの?と先に投げかけて、いかにも自分には根拠があるかのように装い、自分の無根拠には立ち入れないように防御します。

そりゃ~余計に完璧そうに見えますよね。

まあ、それ自体がそういう方の生きる道でもあるわけですけど。

 

ただこれを冷静に受け流して言い返せる人は、そうは居ませんので有効な手段とも言えます。

 

しかし、組織の意思決定を個人の意見で決めるなどリスクが大きすぎると思いませんか?

リスクマネジメントの観点からも危険な思想ですし、

公平無私のコミュニケーションとは言えません。

 

そこで、

この話を基に、意見と事実の違いをみんなの前で説明したところ、今までその方の言いなりだった社員が意見と事実を区別できるようになり、事実と違うと思うことに違うと言えるようになったのです。

 

「あの人が間違ったことを言うという考え方もあるんですね」

と、真顔で言っていました(苦笑)

 

この発言した社員も、とても優秀なのですよ・・・。

 

このように、

いかにも事実に聞こえるような話も、根拠や背景要因、相手の本当の意図することを掴まないと踊らされることになりかねません。

あなた自身が正しい意思決定をするためにも、事実と意見をしっかり見極めて、良い選択をして頂きたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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