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採用・人事担当のリーダーとして、退職者へ贈った言葉

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皆様こんにちは、名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

皆さんは手帳とか使っていますか?

 

ビジネス用やプライベート用でも持っていますか?

 

私はビジネス用の手帳に何でも書きこんでしまう使い方をしています。

会社員時代は支給されていたので、その手帳を使っていました。

 

自己実現への信念や心に残ったこと、自分を奮い立たせる言葉、スケジュールはもちろんですが、「去年のこの時期は忙しかったから業務を前倒しするんだぞ」という自分へのアドバイスまでたくさんのことが書かれています。

たまに4年分くらいはキャリアの棚卸、いわゆる、自分がどんなことをしてきて何が出来るのかを自己理解するための作業を行っています。

 

将来のキャリアというのは今までやってきた延長線上にあるものですから、キャリアビジョンを描くには過去を振り返ることは大切なことなんですね。

もしも会社を退職しようか迷っている方は、自分が今、在籍している会社で何をしてきて何を得たのか、強みや弱みは何か、その培ったスキルをどのように生かして働き、今後生きていきたいのかを書き出してみることをお勧めします。

客観的な視点で自分を見つめることが大切なのは、聡明なみなさんならご理解いただけると思います。

キャリアシートや自己啓発シートというものもありますから、興味があればググってみて下さい。

本当に自分のことが知りたい方は、キャリアの専門家として、いつでも相談に乗りますのでお声がけください。

 

さて、そんな振り返りをしていたら、私が採用・人事リーダーをしていた時に退職者へ贈っていた手紙の元ネタが出てきました。

私は採用担当として、応募してくれる方すべての人に敬意を持ち、入社してくれる方へは常に支えとなるべく声と目を掛け、辞めていく人には感謝と御礼の心で接し、そして希望をもって次のステージに行けるように応援してきました。

 

採用・人事担当になったばかりの方や、もう長くやっているが面白くないと感じている方、どのように退職者に接していいのか分からない方に参考にして頂ければ幸いです。

我々は見る立場ですが、見られてもいるのですよ。

 

こういう対応は目に見えませんから、評価はしてもらえないことが多いかもしれませんが、私が人事担当も兼務することになった年の退職者は過去3年間の平均退職者数の約三分の一になりました。

これは事実ですよね。

もちろん、私だけの力ではありませんが、企業で働く人を大切にするという積み重ねが、こういう結果を招くのだと勝手に思っています(笑)

 

え?

私が居なくなった後のその会社はどうなったかと?

 

それは最後にお話したいと思います。

 

それでは手紙の内容です。

その方は職場にやりがいを見出せずに悩んでおり、管理栄養士として学校の先生になることを志して退職していきました。

私は心から応援する気持ちを込めて、下記の手紙を送ったのです。

 

 

●●さんへ

 

先日、君の将来の夢について伺いました。

多少、長く人生を生きている者として、期待を込めて何か伝えたいと思い、 手紙を送ります。

まずは、今の心持ちをいつまでも忘れずにいてほしいと思います。

恐らく君の夢に対して疑問を投げかける人もいるでしょう。

だからこそ挑戦して下さい。

それは一番困難な道を示唆しているが故に、近道でもあるからです。

君の信念が夢や自己実現として利己的に発生したものであっても、その中に少しでも 世の中や他人の役に立ちたいという利他的な要素があれば必ず成功を掴めるでしょう。

力というものは、世の中に貢献したいという思いの強さに正比例して与えられるからです。

そして、君自身が先生として世の中から必要とされるような人間になって下さい。

人は、何かを習得するために10,000時間の鍛練を必要とします。

一年間仕事をすると約2,000時間ですから、5年間という時間が必要になるわけです。

本来であれば、このような訓練期間と守・破・離の成長原則を経てから、転職や新しい 物事を始める方が成功確率は高いと考えられます。

しかし、若い時はそれ以上に志や熱意が重要だと私は思います。

そう、鉄は熱いうちに打った方が良いのです。

ただ、人は目の前にある事に手抜かりが多いのにむやみに将来の事を考えめぐらすものです。

「若人は今ではなく、未来を生きる」という言葉があるくらいですから。

だから、次のステップでは夢の期限をしっかり決め、後悔をしないように頑張って下さい。

また、挑戦する際は物心両面に配慮する事です。

実家に居るならば今から節約し、数年、心おきなく勉強できる体制を整備しておくことも大人としての配慮です。

それは後々、自分の自信となり、周りからの助けを引き出すことにも繋がることでしょう。

最後になりますが、今この瞬間をどう生きるかで意識が変わり、行動が変わり、習慣が変わり、人生が変わります。

人間の細胞は2~3年程で新しく入れ替わると言われていますから、全ては信念次第です。

いつの日か、君が先生となり、その教え子たちが君の生き方に習って、同じように先生を志すような教育をしてほしいと切に願っています。

若い種子を世の中にたくさん残し、たくさんのきれいな花を咲かせて頂ければ幸いです。

 

●●より

 

 

なんかとてもクサすぎてアホみたいですが、真剣にこういうことをやってしまうのが、私の長所短所なのでしょう。

 

しかし、人材活用の要諦の格言にこんなものがあります。

 

武田信玄公「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」f:id:career-life:20170719125244j:plain

 

山本五十六元帥「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、 ほめてやらねば、人は動かず。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」f:id:career-life:20170719125649j:plain

どちらも心に響く言葉です。

こういう大先輩の言葉を採用・人事担当としては大切にしていました。

 

そのあと、この手紙を読んだその社員がどういう反応をしたのか私は知りませんが、風の噂で、学校の臨時職員として市の広報に取り上げられたという話を聞いたときは、とても嬉しかったのを覚えています。

 

現世ではもう会うことは無いかもしれませんが、これからも元気で頑張ってほしいと今も願っています。

 

押し付けるつもりはないのですが、こういう気持ちで人を迎える、送り出すことが採用と人事を担う者の務めの一つだと私は思います。

 

我々は、会社員である前に、一人の人間なのだから。f:id:career-life:20170719121602j:plain

 

最後に、私が退職した会社がどうなったか。

 

あまり知りたい人も居ないと思いますし、これを書いていて、とても前向きで優しい気持ちになれたので、申し訳ないのですが今回はこれで終わります。

 

 

また、良かったら読んで下さい。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

写真の名言はMAJOR38巻から抜粋しました。 

とても面白くて、感動する漫画です。

 

 

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