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飛龍天に在り、雲を従え時を保つ時 易経編❻

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皆様こんにちは、名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

今回は、 

「飛龍天に在り、大人を見るに利ろし」です。

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ついに5段階目、天を自在に翔けめぐり、慈雨を降らすことのできる

飛龍の段階です。

 

ここで易経は「飛龍は天に在り、大人を見るがよい」と言っています。

飛龍は空を翔け、雲を呼び、万物を育む雨を降らします。

龍の掛け軸や絵画を見ると必ずといっていいほど、雲と共に描かれています。

龍は水の物、水を司るといわれ、雲がつきものです。

 

飛龍となったあなたは、どこにでも目が行き届く洞察眼を持って、時を司り、社会の循環を促す働きをする君子の象徴となります。

 

潜龍の志を達成し、これまでのキャリアで培った個性や能力で、君子、リーダーとして社会に貢献するときがきたのです。

この段階から、時は成長期から熟成期に変わります。

 

皆さんの会社組織、企業で言えば「守成」の時代です。

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私が熟成期の在り方として参考にしているのが、唐王朝の二代目にまつわる話をまとめた貞観政要です。

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名を李世民、太宗(たいそう)と呼ばれ、唐朝の第2代皇帝です。

高祖李淵の次男で、李淵と共に唐朝の創建者とされ、隋末の混乱期に李淵と共に太原で挙兵し、長安を都と定めて唐を建国しました。

太宗は主に軍を率いて各地を転戦して群雄を平定し、626年にクーデターの玄武門の変にて皇太子の李建成を打倒して皇帝に即位し、群雄勢力を平定して天下を統一。

広い人材登用で官制を整えるなど諸制度を整えて唐朝の基盤を確立し、貞観の治と呼ばれる太平の世を築いた名君です。

騎兵戦術を使った武力において卓越し、文治にも力を入れるなど文武の徳を備え、中国史上有数の名君の一人と称えられています。

 

帝王学の原典と呼ばれる書でもあります。

 

日本でも、江戸幕府300年の礎を築いた徳川家康公が愛読者として知られています。

貞観政要では守成の難しさを太宗とのやり取りで明らかにしており、リーダーとしてどうあるべきか、また広く人材を登用した太宗だから語れる君子論を学ぶことが出来ます。

 

飛龍の働き

天に在る飛龍は、地上に雨を降らせて万物を生成し、還元する循環をもたらします。

人間社会にも様々な組織や集団、分野があり、地位や立場、役割があります。

それぞれが持ち場で役割を果たすことで社会の営みが行われているのです。

飛龍のもたらす雨は、そういうあらゆるものの個々の力、性質、持ち味、特性を養い、生かすというのです。

どんな職種、分野、組織であれ、リーダーの本来の役目は、あらゆる人や物事のそれぞれの特性や個性を生かし、育てることだと思います。

ですから、飛龍になったリーダーはその時々に従って自在に六龍の力を用いて社会を循環させる力が試されることにもなります。

こういった時の体験の積み重ねを自由自在に使いこなせるのが飛龍の力と言えるでしょう。

そのために、各段階で「時」をどれだけ意識できたかが大切になるのです。

 

雲を従える飛龍

飛龍の章には「大人を見るに利ろし」という見龍と同じ言葉が出てきます。

この解釈は二つあって、

  1. 飛龍を大人として皆がこれを仰ぎ見るという意味
  2. 人の意見を聞きなさいということ

たとえば、飛龍になると意志に共鳴する人が集まってきます。

こういう人材が採用したいと思えば、それに応じた人が集まります。

企業で言えば、伝統のある超大手企業や楽天などの世界的に成長を続ける企業です。

Google、マイクロソフトなどは採用手法から普通ではありません。

能力のある多くの力が集まると、世の中を大きく変えるような力を発揮するわけですで、思った以上の成果が上がります。

 

このように龍とそれに従う雲という関係が組織を形成し、大きな働きを成すのです。

 

どんなものごとでも、成り立つためには、人が求めあう、応じあうというマッチングが必要です。

 

飛龍は、雲と共にいなければならないのであり、雲というみんなが存在しなければ、飛龍としての役割を果たすことはできません。

 

孟子は、天の時、地の利、人の和と説きましたが、天のもたらす運も地勢の有利さも人心の一致和合には及びません。

なによりも人の和なのです。

 

飛龍の時は、天地人の相乗効果が大きな働きをもたらします。

 

 

次回、易経編❻の2へ続く 

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