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孔子の教え、リーダーの五徳 易経編❹

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7月も中盤に差し掛かりますね、

名もなきキャリコンこと敬天愛人です。

 

今回は易経編の第四回「君子、終日乾乾す」です。

 

いよいよ、こちらも中盤に差し掛かってきました。

6つのヒント(龍)の潜龍、見龍の次、第三段階になります。

大人に見習って繰り返し基本をまねていくうちに、やがて「基と型」を習得します。

ここではマスターした基・型に動きが加わっていくのです。

基本から、応用へと変化し、重ねてきた練習の量が質に転換していく時です。

今までの積み重ねてがオリジナリティや技術として、現れてくる段階です。

 

 

あれ?龍はどこ?

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 うーん・・・、何々龍が無いじゃない・・・・。

そうなんです、ここでいう君子とは=龍のことを指します。

君子論って聞いたことありませんか?一般的な君子論はここから紐解かれたと言われているんです。

 

 

反省が質を磨く

「君子終日乾乾し、夕べに惕若(できじゃく)たり。あやうけれども咎なし」

要約すると、朝から晩まで繰り返し邁進して努力する。夜、独りになったときに、一日を恐懼して省みる。そのようであれば、危うい時ではあるが、咎めは無い。

 

「終日乾乾す」とは、前に進む意志力と、日々の実践をしていくこと、努力邁進して同じことを繰り返すことです。「継続は力なり」とはこのこと。

 

「夕べに惕若たり」の惕若とは、恐れる如く恐懼することです。人の目から離れたところで、自分で自分を省みて、律することを覚える時です。

これを中庸では「慎独」、独りを慎むと説いています。

誰にも見えず、知られることのない、独りの時の行動や、心の中の在りようを慎むのです。

独りの時、周りに誰もいないときに、人の本質は現れやすく、慎独の時にどんな振る舞いをするかで人間性に大きな差が出るのではないでしょうか。

誰も見ていないからとゴミをポイ捨てしたり、行儀の悪い姿勢で鼻くそをほじほじしながらテレビを観て、ゲームしながら汚い手でお菓子を食べたり。

 

周りからジーっと見られていても恥ずかしくないような行動や思考性が、素晴らしい人格形成や人間性を育むと思います。

 

見られている という意識

なんか難しいと思われるかもしれませんが、家の中で例えるなら、ゴミが落ちていたら拾いますし、汚れていたら掃除もします。散らかっていれば片づけますし、食器が流しにあれば洗います。洗濯が終われば干して、乾いたら取り込んでたたみます。

まずはそういう当たり前のやるべきことを繰り返し何度もやって、無心でオートマチックに動けるようになれば、自然といつなんどき誰に見られても恥ずかしくないような振る舞いになるのではないでしょうか。「なんで俺がやるの」とか「面倒くさい」と思う心を毎日省みて、少しずつ自分を律することで君子と呼ぶにふさわしい人間になっていく気がします。

日中は思い切り積極的に行動して、1日の仕事をやり終えて、夜、独りになったときにその日を振り返り、

「自分のとった行動は本当に良かったのか、もっといい方法はなかったか」

と細心に反省するのです。

 

省みることの効用

龍の第三段階で最も大切なことは、一日を省みる、反省を習慣化することです。

とはいえ、あまり長い時間、細かいことを考えすぎると意気消沈して凹んでしまいますから、短い時間でも客観的に省みましょう。

15~30分程でいいのです。

手帳でも見ながら、今日あったこと思い返すだけでも他の従業員との差別化が図れると思います。

 

「あやうけれど咎なし」

とあるように 、省みることを怠らなければ、危うい立場ではあるが、大きな失敗はしません。

なぜ、ここまで省みることが大切かと言うと、第三段階では自分で考え行動し始める時期だからなのです。

 

マンネリ化 

基本的なことは出来ても、ちょっとしたトラブルや変化で出来ていたことが出来なくなったり、基本が出来るようになるとマンネリ化に陥るものです。

 

興味や新鮮さが薄れ、注意力や向上心もなくなってきます。

多少の工夫を覚えて基本から離れていくのもこの時期です。

いずれにしてもマスターした「基と型」型くずれが起きてきます。

そうすると、ミスや失敗が起きていきますよね・・・。

 

どうしたらいいと思います?

 

実はこのままでいいんです。

このミスや失敗がオリジナリティを育むんですね。

「失敗に学ぶ」ことを通して、ミスと改善、原因究明や試行錯誤をしていくうちに、対処法を一つ一つ覚えて問題に対応する力がついていきます。

しかも、今まで意味も分からず真似ていたことも腑に落ちて理解できるようになります。

 

「乾乾す」

高揚感、充実感を持って進むという意味です。

一見、毎日が変化のない日々に感じても、一日を省みることができれば、違いや工夫を発見することもできて力の付き方も変わってくることでしょう。

 

ただ、気を付けて下さい。

この時期は多少の応用を覚えて、些細なミスをごまかすことが可能になってきます。

こういう小さなミス程度の「型くずれ」が積み重なり、大企業でさえ破綻します。

これはwikipedia:ハインリッヒの法則でも言っていますよね。

惕若とは恐れる如く、失敗した時だけなく、順調にことが進んでも、もっと良い方法はないか・もっといい仕事ができたのではないかと省みて、自分の仕事を研磨して質を磨き上げていきましょう。

 

易経編❹の2へ続く

 

 

 

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